ソロキャンプをする人にとってタープを選ぶポイントは、家族や大人数でキャンプする人とは違ってきます。

通常、タープを選ぶ大切なポイントは機能性と耐久性、そこにソロで楽しむ為に重要なポイントとなる携帯性、設営の手軽さが加わります。

1975年に設立し、世界じゅうで愛されている歴史ある「mont-bell」と1958年に設立、1980年代からキャンプ事業を始め、オートキャンプブームを牽引してきた「スノーピーク」。

どちらも日本生まれの人気アウトドアブランドですが、ここではソロキャンプに人気のmont-bellのミニタープHXと、スノーピークのペンタシールドを比較しながらご紹介致します。

タープとは

スノーピーク(snow peak) タープ/R ライトタープ

タープとは支柱の上部にシートが付いているのもで、その役割は雨風や日差しを防ぐ働きがあります。

自然の中で「居間的な空間」を作り出すタープは、キャンプの必需品と言う訳ではありませんが、自然の中での楽しみ方を豊かにし、アウトドアライフをより充実させるアイテムと言えるでしょう。

タープとテントの違い

分かりやすい違いは、作り出す空間の役割です。

タープが「居間」を作るのに対して、テントは「寝室」を作り出します。

そのため構造の部分で一番の違いはその耐水性です。

テントの方がタープより耐水性に優れており、床があります。

タープはある程度自然と一体になれるよう基本的に床はありません。

実際はテントとタープを組み合わせて快適な空間を作るのが良いでしょう。

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タープの種類

ウイングタープ

2本のポールとひし形のシートで設営されるこのタイプは、空間が狭いことが難点ですが、風に強く軽量でコンパクトに収納できる事からソロキャンプに向いているタープです。

ヘキサタープ

六角形のシートと二本のポールで出来るこのタイプは軽量でコンパクトに加え、ウイングタープ と比べ広い空間が確保できます。

レクタタープ

自立型のタープで2本のメインポールと4本のサブポールで作られているため、設営が他のタープと比べてやや面倒ですが、広い空間を確保できます。

ソロキャンプにはあまり使われていませんが、キャンパーが集まるベースキャンプとして使えるのは魅力です。

スクリーンタープ

4〜6本のポールで設営する自立式の家型タープです。

使うポールは多いですが、ワンタッチで簡単に設営できるものが多く、壁面があるためプライバシーを守れるのが魅力です。

最近はソロキャンプ向けに小型のものもありますが、通常のものだと重量もありソロキャンプ向けとは言えません。

ミニタープHXとペンタシールドのスペック比較!

携帯性で比較!

(収納)縦の長さ (収納)横の長さ 本体重量
ミニタープHX 12.5cm 23cm 670g
ペンタシールド 32cm 20cm 790g

ソロキャンプにおいて携帯性はタープ選びの重要なポイントでしょう。

荷物を一人で運ぶ以上、コンパクト&軽量なものを選びましょう。

ミニタープHXはソロキャンプ用の為、収納状態で12.5cm×23cm。

本体重量は670gとかなり軽量化され、コンパクトに持ち運びできます。

対してペンタシールドも収納状態で32cm×20cmで本体重量が790gとこちらも1kgを切っています。

本体重量はミニタープHXの方が軽いですがペンタシールドの利点はポールにあります。

ミニタープHXが最低でもポールを2本は使うのに対してペンタシールドはポール1本で設営できます。

そしてトレッキングポールやパドルで代用できるので、それらを使う人はペンタシールドの方が荷物を少なく出来るので携帯性を重視するのならペンタシールドに軍配が上がるでしょう。

機能性で比較!

(設営)縦の長さ (設営)横の長さ 特殊加工
ミニタープHX 280cm 340cm 難燃加工
ペンタシールド 320cm 400cm シールド加工

携帯性と同じく重要な要素が機能性です。

これはタープに限ったことではありませんね。

せっかくキャンプに来て、使い勝手が悪いようでは快適空間は作れません。

ミニタープHXの広さは280cm×340cm。

ペンタシールドは320cm×400cm。

単純な広さを比べればペンタシールドの方が広いですが、ウイングタイプのペンタシールドは高さが低いので、実際に使うとミニタープHXの方が広く感じるでしょう。

1人で座ってのんびりする空間があれば良いという方には、ペンタシールドで十分ですが、出来るだけ広く快適な空間にしたいと言う方にはミニタープHXがおすすめです。

ちなみにどちらも張り方を工夫することで、形を変えられるので自分好みの張り方を探すのも楽しいですね。

そして、ペンタシールドはシートにシールド加工がされているので、日差しの強い日にも快適に過ごせます。

暑い夏の昼間などはシールド加工されていないシートと比べ、2〜4度の温度差があります。

それに対し、ミニタープHXのシートは難燃加工がされているので、焚き火などの火がシートに当たっても自己消火し燃え広がるのを抑えてくれます。

アウトドアという特殊な環境で使うだけに、どちらも様々な特徴あります。

キャンプを行う場所や時期、そして何をするかによって選ぶタープも変わってきます。

まずはソロキャンプの目的を明確にし、そこから自分に合った機能を見つけ出してみてはいかがでしょうか。

 

 

耐久性で比較!

タープに限らず、アウトドア製品全般において、耐久性はとても重要です。

すぐに壊れてしまうようなタープでは、自然の中で安心して快適に過ごすことはできませんね。

屋内では気にしない雨、風、火もアウトドアでは重要なリスクファクターとなります。

タープで耐久性が1番心配なのはシートです。

ロープをしっかりと引っ張った方がタープを美しく晴れますが、その分コーナー部分は特に破れやすい所となります。

ペンタシールドはシートのコーナー部分を三角筋で補強しロープ接続用のリングを備えています。

最もテンションのかかるコーナーを補強する事で、安心してロープを張れるようになっています。

ミニタープHXもポールとの接合部は、ステンレス金具を使う事で生地に直接負担がかからないような作りになっています。

そしてそのステンレス金具をつなぐテープとシートの縫合部分は、テンションを分散させるため、上側と下側で縫合位置をずらしています。

どちらもアウトドアの環境を考慮した安心構造となっております。

こうした細かいひと手間が耐久性を高め、長く安心して使える作りとなりアウトドアライフを支えてくれています。

モンベル ミニタープHXの張り方と活用法 実用編【初心者必見】

設営の手軽さで比較!

ソロキャンプは当然、全て一人で行わなければなりません。

設営に時間がかかっていては他の作業が出来なくなるので、設営は一人で簡単にできるものに限ります。

これに関しては、ミニタープHXもペンタシールドもソロキャンプ用に作られている為、一人でも簡単に設営できるような設計がされているので、あまり差はないでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。家族や友達とわいわいキャンプを楽しむのも良いですが、たまには大自然の中、一人のんびり過ごすのも悪くありませんね。

そんな時、タープで作る自分だけの快適空間で過ごすなんて、とても贅沢な時間だと思いませんか。

向かう場所や時期によって持っていく物も変わりますが、タープ選びにおいてもっとも大切なのはソロキャンプでどう過ごしたいか、それによって選ぶタープも違ってきます。

1人でのんびり過ごしたい人や、テントとつなげて活用する方にはペンタシールド。

大自然の中で広々とした開放感のある空間を求める方や自然との一体感を求める人にはミニタープHX。

という感じで選んでみてはいかがでしょう。

アウトドア製品はアウトドアに特化した作りとなっています。

その中でタープがなくてもソロキャンプはできます。

ですが、アウトドアライフをより快適に過ごし、自然の中で楽しみ方の選択肢を増やすため、充実したキャンプにする為にはタープは必需品と言えるかもしれませんね。

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