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キャンプの薪割りにおすすめの斧10選!手斧の正しい使い方もご紹介!

キャンプ斧は重さを活かして簡単に薪割りをすることができる道具です。多くの方がキャンプでは焚き火も楽しんでいると思いますが、どのように薪を確保しているでしょうか? そして薪の大きさや量に満足しているでしょうか?

キャンプ斧があれば、大量の薪をスピーディーに手にに入れることが可能で、大きな薪で豪快な焚き火ができるようになります。今回はキャンプ斧のおすすめを10個ご紹介するとともに、キャンプ斧の使い方や鉈(ナタ)との違いを解説します。

キャンプ斧に興味がある方や、普段のキャンプでおこなっている焚き火をレベルアップしたい方はぜひご覧ください。

キャンプに斧は本当に必要?

「薪割りに苦労したくない!」とか、「もっと大きな薪を使って焚火をしたい。」という方には、キャンプ斧が必要であるといえます。細い枝であればキャンプ場で拾えますし、ナイフでバトニングをして薪を作っている方もいることでしょう。

しかし細い枝はすぐに燃え尽きてしまいますし、寒い時期のキャンプで暖をとるのには火力が足りません。ナイフを使用したバトニングで薪割りをするのも楽しいのですが、太さが10cmを超える薪を割ることは難しくなります。

いっぽうキャンプ斧であれば、たとえナイフでは歯が立たない大きな薪でも、難なく割ることができます。太さが3cmくらいの薪であれば、ナイフでも大丈夫。それ以上に太い薪を割るためには、キャンプ斧が必要です。

キャンプ斧と鉈の違いは?

斧は「割るもの」、鉈は「切るもの」という使い方においての違いがあります。斧は鉈より重さがあって頑丈なうえ、ハマグリ刃と呼ばれるカーブを描いた刃の形状により、薪を左右に引き裂く力がはたらきます。それらのことから、斧の方が圧倒的に薪割りに向いていると言えます。

一方で鉈が斧に勝る点は、邪魔な草を刈るのに使えたり、斧よりも繊細な作業ができることです。キャンプ場によってはテントサイトの管理が行き届いておらず、雑草が伸び放題になっている場所もあります。そんなときに鉈があれば、邪魔な雑草を切ってしまって、快適に過ごせる場所を自分で作ることができます。

キャンプ斧に興味がある方のなかには、鉈にも興味を持っている方も多いことでしょう。どちらにするかは、想定している使い方で選ぶべきです。

太めの薪を割るのに使用したいのであればキャンプ斧。
細い薪を作ったり、雑草を刈り払ったりしたいのであれば鉈を選ぶといいでしょう。

キャンプ斧の正しい使い方

キャンプ斧は太い薪を両断できる道具です。それだけのパワーを込めて振り下ろすのですから、使い方を間違えると大怪我をする恐れがあります。キャンプ斧の使い方を、注意すべきポイントとともに解説します。

キャンプ斧の正しい使い方①:薪を安定した場所に置く

キャンプ斧を安全に使用するためには、斧を振りおろす前にちゃんと準備ができていることが重要です。薪の置き方ももちろん大事。

薪はやわらかい土の上ではなく、切り株の上などの固い場所に置きましょう。薪を安定した状態で置けますし、力が地面に逃げないので、薪があらぬ方向に飛んでいくという危険を防止することができます。

キャンプ斧の正しい使い方②:グローブを着用してしっかり握る

キャンプ斧を使用するときは、かならずグローブを着用しましょう。下のような革製のキャンプグローブがおすすめです。

グローブを着用する理由は、①キャンプ斧のすっぽ抜けを防止するため、②力をしっかりと伝えるため、③手のケガを防止するための3つです。

振り下ろしたキャンプ斧がすっぽ抜けてどこかに飛んでいくなんて、考えるだけでゾッとします。自分の手の保護と周りの人の安全のため、キャンプ斧を購入する際には革製のキャンプグローブも一緒に購入しましょう。キャンプグローブは安いものでも大丈夫です。

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キャンプ斧の正しい使い方③:周囲に人がいないことを確認する

キャンプ斧を振りおろす前にかならず行わなければならないのが、周囲の確認です。これができないのであれば、キャンプ斧は使ってはいけません。

初心者の方であれば、上手に薪を割れないのは仕方ありません。しかし安全確認だけは、初めてキャンプ斧を使用する方であっても、ベテランの方であっても、おこたることは許されません。

キャンプ斧に限らず、怪我をする可能性があるシチュエーションでは、安全確認をするクセをつけておきましょう。

キャンプ斧の正しい使い方④:腰をしっかりとすえてまっすぐ振り下ろす

キャンプ斧を振る際には、体がふらつかないようにしなければなりません。足を肩幅くらいまで開き、腰を安定させ、腕だけでなく体全体を使って振り下ろします。

必要以上に大きく体を動かす必要はありませんが、体の各関節に負担がかからないように、無理のないモーションでおこないましょう。

どっしりと安定した姿勢で薪割りをすると、狙った場所にキャンプ斧を当てることができ、しっかりとパワーが伝わり、そして転倒による怪我を防ぐことができます。

正しい準備、万全の装備、徹底した安全確認、そして安定した姿勢で使用できてこそ、キャンプ斧は安全で便利な道具になるのです。

キャンプの薪割りに便利なおすすめの手斧をご紹介!

ここからはおすすめのキャンプ斧をご紹介します。使いやすいことはもちろん、見た目もカッコよくてキャンプシーンに似合うアイテムを選びました。

Hewflit ハンドアックス

<商品スペック>
全体サイズ:長さ26×幅8.5×厚さ0.4cm
刃のサイズ:長さ10×幅8.5cm
重量(全体):300g
刃:ステンレス
ハンドル:ウッド

1000円ちょっとで買うことができる、非常にリーズナブルな価格のキャンプ斧です。本当に自分のキャンプに斧が必要なのか迷っている方は、これで試してみるのもいいのではないでしょうか。

軽量で扱いやすく、力に自信がない方でも楽々扱うことができます。ただし軽いぶん、パワーが必要な薪割りにおいては力不足を感じるでしょう。

素材に使用されているステンレスも錆びにくいというメリットがありますが、やわらかい金属なのであまりにハードな使い方には向いていません。あまり力を必要としない使い方をするのであれば、コストパフォーマンスに優れているのでおすすめできます。

モーラ・ナイフ (Mora knife) キャンピングアックス

<商品スペック>
全体サイズ:長さ32.2cm
刃のサイズ:長さ11.5×厚さ0.6cm
重量(サイズ):510g
刃:ボロン鋼
ハンドル:プラスチック

キャンプ用のナイフとして定番の、モーラナイフが製作しているキャンプ斧です。ハンドルのカーブが絶妙で、パワーを乗せやすくなっています。

刃に使用している「ボロン鋼」は、なかなか目にすることのない特殊な素材です。熱処理にかかるコストを削減しつつも、十分な強度を持たせることができます。

ハンドルにはしっかりモーラナイフのロゴが刻まれているので、モーラナイフファンの方におすすめしたいアイテムです。

ガーバー(GERBER) ベア・グリルス サバイバルハチェット

<商品スペック>
全体サイズ:長さ24cm
刃のサイズ:長さ89×厚さ0.4cm
重量(全体):590g
刃:5Cr13ステンレス
ハンドル:ポリプロピレン

アメリカの大手ナイフメーカーであるガーバー社が手がける、見た目が男らしくてカッコいいキャンプ斧です。イギリスの有名な冒険家、「ベア・グリルス」の名を冠したシリーズの一つになります。

ベア・グリルスシリーズではナイフやファイヤースターターなど、彼が持つ数々のサバイバル経験を活かしたアイテムを展開しています。

そしてそのすべてに共通しているのがブラックとオレンジのカラーリング。男心をくすぐる力強いデザインが魅力的です。

ユニフレーム(UNIFLAME) TSURUBAMI 燕三条乃斧

<商品スペック>
全体サイズ:長さ27.5cm
刃のサイズ:長さ11.5×厚さ0.5cm
重量(全体):450g
刃:S50C 炭素鋼
ハンドル:ラバー

堅牢で高品質なキャンプ用品を製作しているユニフレームの、ほかのものにはない便利な機能がついているキャンプ斧です。その便利な機能とは、ギザギザのスリットに細い薪をはさみ、てこの原理を利用して折ることができるというものです。

このキャンプ斧があれば長すぎる薪を簡単に短くすることが可能なので、ソロキャンプ向けの小さな焚き火台を使用している方は重宝するはずです。

滑りにくいラバー製のハンドルには、指の形に合わせてチェッカリングが施されています。これによりしっかりと握ることができ、すっぽ抜けることもないので安心して使えます。

グレンスフォシュブルークス(Gransfors Bruk) アウトドアアックス

<商品スペック>
全体サイズ:長さ37.5cm
刃のサイズ:長さ6.3cm
重量(全体):590g
刃:380g
刃:スウェーデン鋼
ハンドル:ヒッコリー

グレンスフォシュブルークスは、1902年から斧の生産をしているスウェーデンの老舗。キャンプ斧で人気のハスクバーナやハルタホースより格上として認識され、多くの人から憧れのまなざしが向けられる斧のメーカーです。

こちらの「アウトドアアックス」は全体の長さ・重さ・重心がアウトドアでの使用に最適化されたキャンプ斧で、数人の職人が伝統的な製法を守って作りあげています。斧の一つ一つに制作した人のイニシャルが刻印されているところからも、品質への自信が感じられます。

自社で生産する斧に対して、異常なほどのこだわりを持っているグレンスフォシュブルークス。値は張りますが、これを手にしたらもうほかの斧には興味がなくなるほどの逸品です。

ファイヤーサイド(FIRESIDE) プランディ キャンプハチェット 狐

<商品スペック>
全体サイズ:長さ33cm
刃のサイズ:厚さ0.7cm
重量(全体):500g
刃:鉄
ハンドル:タモ

ファイヤーサイドは薪ストーブと、それに関連する商品を専門的に取り扱っているメーカーです。ファイヤーサイドの商品は、見た目が上品でオシャレなアイテムが多く、このキャンプ斧に関しても同じことが言えます。

このキャンプ斧は一見すると、これといって目立った特徴がないようにも見えます。しかしシンプルな中にも造形の美しさや絶妙な色づかいといった、センスのよさがうかがえる逸品です。

ハンドルの素材に使用されている「タモ」という木材は、適度なしなりと弾力を持っており、手に伝わる衝撃をやわらげてくれます。何年もの長い間、飽きることなく使い続けることができるキャンプ斧です。

ハルタホース(Hultafors) オールラウンド

<商品スペック>
全体サイズ:長さ44cm
重量(全体):1010g
刃:800g
刃:スウェーデン鋼
ハンドル:ヒッコリー

ハルタホースはスウェーデンでも特に有名な工具メーカー。そしてハルタホースの斧はスウェーデンの「フルツブルック」という斧工場で作られています。フルツブルックは1600年代から稼働し続けている、世界最古の斧工場です。

このフルツブルックで、純度が高くサビに強いスウェーデン鋼を、熟練の職人がひとつひとつ鍛えて作り上げています。

ハスクバーナとともにキャンプ斧として人気のハルタホースは、「ちょっと値段が高くても本当に良い斧が欲しい!」という方にこそおすすめしたいキャンプ斧です。

ハスクバーナ(Husqvarna) 手斧 38cm

<商品スペック>
全体サイズ:長さ38cm
刃のサイズ:長さ8cm
重量(全体):1000g
刃:600g
刃:スウェーデン鋼
ハンドル:ヒッコリー

キャンプ用の斧として高い人気を誇り、もはや「良いキャンプ斧」として定番となっているのがハスクバーナのこちらの商品。キャンプ場でも見かけることが多い斧です。

林業で使用する道具やバイクのメーカーとして有名なハスクバーナの商品は、極めて実用的でありながらデザイン性に優れているのが特徴。このキャンプ斧も、刃とハンドルに刻印された独特なロゴが印象的です。

高い品質とデザイン性を持ちながら、価格は意外とリーズナブル。初めて買うキャンプ斧としても買いやすく、満足感が高いアイテムです。

ハルタホース(Hultafors) オーゲルファン ミニ ハチェット

<商品スペック>
全体サイズ:長さ23.5cm
刃のサイズ:長さ7.5cm
重量(全体):775g
刃:500g
刃:スウェーデン鋼
ハンドル:ヒッコリー

ハルタホースの高級ライン、「オーゲルファン」シリーズの最小モデルです。300年以上も昔から変わらない製法で作り上げられています。

手によくなじむハンドルは、アマニ油を染み込ませることでしなやかさを増し、木目がさらに強調されて美しい仕上がり。重厚さを感じる刃には黒サビ加工を施すことで、金属の寿命を縮める赤サビの発生を防いでいます。

キャンプで使うのはもったいないと感じてしまうほどに完成されたデザインは、もはや芸術品と言って差し支えないレベルです。小さいので大きな薪を割るのには少々向きませんが、そのぶん携帯しやすいので活躍する場も多いことでしょう。

ハスクバーナ(Husqvarna) ハチェット H900

<商品スペック>
全体サイズ:長さ34cm
刃のサイズ:長さ7.9cm
重量(全体):900g
刃:700g
刃:ハイカーボンスチール
ハンドル:グラスファイバー

キャンプ斧で人気のハスクバーナが製作する、機能性に優れた現代風な見た目が特徴の斧です。全体の重量のうちののほとんどが刃の重さで、先端部分に重心が集中しているので小さい力で簡単に薪割りができます。

刃にテフロン加工が施されているのが、ほかのキャンプ斧にはない特徴です。これにより汚れの付着やサビを防ぐほか、摩擦が少ないので薪にくい込みやすくなっています。

見た目に関しては好き嫌いがありそうですが、性能や使い勝手の良さに関して言えば、昔ながらの斧に勝るとも劣らない優秀なアイテムです。

キャンプ斧を使う時は薪割り台が必要

キャンプ斧で薪割りをする際には、薪を固くて安定した場所に置く必要があることを、記事の前半で解説しました。しかし、どのキャンプ場にもそんな場所があるとも限りません。

薪を置くのに適した場所がないからといって、柔らかい土の上で薪割りをしようとしても、力が地面に逃げるのでうまく割ることができません。

かといってコンクリートの上に薪を置いて斧を使おうものなら、大事な斧の刃がかけてしまうと言ったことになりかねません。

ではどうすればいいのか? 薪を安定して置ける「薪割り台」を持ち運べばいいのです。そうすることで、どんな場所であっても安全で確実、そして斧を傷めることなく薪割りができます。

キャンプに使用するの薪割り台は、持ち手がついているものがおすすめ。そして必要以上に大きすぎず、持ち運びに困らないサイズのものを選びましょう。

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キャンプ斧で薪割りに挑戦!

今回はキャンプ斧と鉈のちがいやキャンプ斧の使い方、そしておすすめのキャンプ斧を10個ご紹介しました。キャンプ斧は無骨でカッコいいデザインのものが多いことを、わかっていただけたかと思います。

キャンプ斧があると簡単に薪割りができるというメリットが得られることはもちろん、キャンプ用品の中では存在感が大きいアイテムなので、所有感があります。

現在キャンプ場で頑張って小さな枝をひろっている方、ナイフでのバトニングのみで薪割りをしている方は、ぜひキャンプ斧を使用してみてください。間違いなく、よりハイレベルな焚き火ができるようになります。

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