筑波山

筑波山 登山ハイキング|駐車場とアクセス方法、ケーブルカーとロープウェイ比較まとめ

筑波山で登山やハイキングを楽しむのに、車で行く場合の駐車場についての情報と公共機関を利用してのアクセス方法とロープウェイとケーブルカーを比較したので、ご参考にしてください。

麓の宮脇駅からケーブルカーに乗ると、山頂連絡路にある筑波山頂駅まで行くことができます。

つつじヶ丘駅から女体山駅までロープウェイが結ばれており、麓から山頂まで楽に行くことができます。

筑波山で登山やハイキング

筑波山を登山ハイキングするのに、気になるのがアクセス方法ですよね。

茨木県のつくば市にある筑波山は、百名山として知られています。

百名山のなかでも最も標高は低く、登山ハイキング初心者の方にも人気の山となっています。

人気の秘密は、登山コースが豊富で見どころ満載な箇所が多いということ、足腰に自信がない人は、ロープウェイやケーブルカーなどを利用して楽に山頂付近まで行けること。

また、筑波山は山全体がパワースポットということもあり、ハイキングすると気持ちのなかで何らかの変化が起るという人もいることも筑波山が人気のようです。

このように、筑波山はさまざまな要素があります。

では、筑波山へのアクセス方法をチェックしていきましょう。

 

筑波山駐車場情報

駐車場は、コインパーキングなどを含めると結構ありますが、シーズンになる駐車場待ちの車が多くなります。

市営駐車場は全部で5か所用意されています。

登山口までのアクセスも良く、市営駐車場は朝5時から利用できるのでわりと早くから登山ハイキングを楽しむことが可能にしてくれるのも、人気の秘密ですね。

ただし、午後8時には閉まってしまうので、時間には充分気をつける必要があります。

市営駐車場情報

■市営第1駐車場 普通車:210台、大型車:5台、 身障者用:6台

■市営第2駐車場 普通車: 8台、大型車:4台、二輪車:8台程度

■市営第3駐車場 普通車:138台、大型車:10台、身障者用:2台

■市営第4駐車場 普通車:97台

■筑波山つつじヶ丘駐車場:普通車:388台、大型車、マイクロバス:12台、二輪車:一定区画内へ駐車

※市営駐車場は、5:00~20:00の営業ですが、つつじヶ丘駐車場は、営業時間が異なるので、注意してください。

営業時間

■4月1日~11月30日

【平日】:午前9時~午後6時、【土日祝日】午前9時~午後7時

■12月1日~3月31日

【全日】:午前9時~午後5時

 

料金

料金は1回の値段となっているので、お財布に優しい価格となっています。

普通車:500円

大型車、マイクロバス:2000円

二輪車:250円

 

無料の駐車場

筑波山の周辺には、台数に限りますが無料の駐車場もあります。

そこで無料の駐車場をまとめたので、チェックしてくださいね。

筑波山麓筑波駐車場

住所:茨城県つくば市筑波568番地

台数:7台

筑波山の中腹にある駐車場です。

筑波山神社まで徒歩15分程度でアクセスでき、つくば道を散策することもできます。

 

筑波山麓六所駐車場

住所:茨城県つくば市神郡2395-1

台数:15台

駐車場からは六所大仏が見えます。

六所大仏と六所皇大神宮靈跡をぐるりと回って六所の滝まで徒歩8分程で行くこともできます。

 

筑波山麓平沢駐車場

住所:茨城県つくば市平沢754-1

台数:70台

 

無料の駐車場の中で最も台数を停めることができ、国の史跡に指定されている平沢官衙遺跡まで、徒歩で5分の駐車場です。

また、お土産屋さんなどで少し割高にはなりますが、駐車場を貸出ししているところも多く、目の前を通ると、年配の方が駐車場の誘導をしていることがあります。

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アクセス方法

公共機関を利用

つくば駅の改札を出て、出口A4の駅前広場西方面へと進みます。

階段を上がるとすぐ左手に筑波山行き(1番乗り場)のバス乗り場があります。

登山ウエアを着たハイカーが並んでいるのですぐに分かると思います。

下車は「筑波山入口」か「つつじヶ丘駅」となります。

登山コースによって、バスで下車する場所が異なります。

※御幸ヶ原コースか、ケーブルカーコースで行くかたは筑波山入口で下車しましょう。

※おたつ石コースか、ロープウェイコースで行くかたはつつじヶ丘で下車しましょう。

■つくば駅から筑波山入口まで、約40分 料金大人720円 小人360円

■つくば駅からつつじヶ丘まで、約50分 料金大人870円 小人440円

 

バスは1時間に2本走っているので、バスの待ち時間を減らしたい人は、下山時にバスの乗車時間に併せると良いでしょう。

 

車を利用

カーナビで設定する方法は、ケーブルカーで山頂を行く場合は「筑波山神社」、ロープウェイで山頂へ行く場合は「筑波山京成ホテル」で検索すると、駐車場へ到着します。

筑波山は、百名山でありながら、ロープウェイやケーブルカーを利用してのアクセスもできるので、多くの観光客が訪れる山でもあります。

その為、8:00には満車になっている駐車場も多いのが現実です。

当然入れ替わりはありますが、駐車場待ちしている車もいるので、訪れる時期や、時間によって駐車場が登山口から距離があるか、駐車待ちをすることになるかは、ある程度予測しておくと良いでしょう。

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ロープウェイとケーブルカー比較してみた

出典:筑波山ケーブルカー&ロープウェイ

ロープウェイを利用するには?

筑波山の山頂付近まで、ロープウェイで行くことができ山頂連絡路から女体山頂まで約15分でのアクセス。

ロープウェイは、山を見下ろしながら移動することができるので、空中を進みながら山間を見たり、関東平野を一望することができます。

ロープウェイ側の景色では、近隣の山々が連なっている景色を見ることができ、その日の天候や季節で見え方も変わってきます。

秋から冬にかけて空気が澄んでいることもあり、晴れていれば、遠くの景色を堪能することもできます。

麓にあるつつじヶ丘駅から、毎秒5mのスピードで進み、女体山駅まで約6分で到着することができます。

また、筑波山のロープウェイは、バリアフリーとなっているので、車椅子での乗車も可能です。

 

ロープウェイ料金

大人片道:620円 大人往復:1100円

小人片道:310円 小人往復:550円

 

割引

■障害者手帳持参

大人片道:310円 大人往復:550円

小人片道:160円 小人往復:280円

■30名以上の団体割引

大人片道:550円 大人往復:970円

小人片道:280円 小人往復:490円

学生団体大人片道:450円 大人往復:820円

学生団体小人片道:250円 小人往復:440円

 

ケーブルカーを利用するには?

 

出典:筑波山ケーブルカー&ロープウェイ

全長1,634mのケーブルカーの線路は、日本で3番目に長いとされており、最高時速12km、毎秒3.6mのスピードで進むことができます。

ケーブルカーの一番の魅力は、麓の宮脇駅から、山頂まで筑波山頂駅まで約8分のルートでは、左へ90度曲がる箇所や、長峰トンネル(118m)でもカーブしているというところが、ケーブルカーの魅力でもあります。

また、ケーブルカーから見えてくる景色も、季節によって山の雰囲気や色合いも変わるので、それぞれの四季を楽しむのも斜面を進むケーブルカーの魅力となっています。

更に、筑波山頂駅からは徒歩で、約15分で男体山の頂上に到着します。

移動中の景色はもちろん、御幸ヶ原コースの登山道の横を通るので、登山客を見ることもでき、フレンドリーに手を振るのも、楽しみのひとつかもしれません。

 

ケーブルカー料金

大人片道580円   大人往復1050円

小人片道290円 小人往復530円

 

割引

■障害者手帳持参

大人片道:290円 大人往復:530円

小人片道:150円 小人往復:270円

 

■30名以上の団体割引

大人片道:520円 大人往復:950円

小人片道:260円 小人往復:480円

100人以上大人片道:460円 大人往復:840円

100人以上小人片道:230円 小人往復:420円

 

ケーブルカーとロープウェイの往復セット割引乗車券

◇往復セット割引乗車券◇

両方体験したい欲張りさんには嬉しい、ケーブルカーとロープウェイの往復をセットにした乗車券で、ケーブルカーとロープウェイをそれぞれ1往復ずつ利用できるお得な割引乗車券となっています。

大人:1500円

小人:750円

 

◇連絡片道乗車券◇

乗車駅と下車駅が異なっても、良いと思っている欲張りさんには嬉しい、ケーブルカーとロープウェイの片道をセットにした乗車券で、ケーブルカーとロープウェイをそれぞれ片道1回ずつ利用できるお得な割引乗車券となっています。

大人:1200円

小人:600円

 

ケーブルカーとロープウェイどっちが良い?

筑波山のケーブルカーとロープウェイは、どちらかに選択するのではなく、お得なチケットを利用して、両方楽しめるというのが最大の魅力かもしれません。

ロープウェイだけの場合は、つつじヶ丘駅から女体山側のルートを進むので、おたつ石コースの上空を通りますが、

ケーブルカーを利用する場合は、上空ではなく、傾斜を体験しながら、斜面を登るかたちで御幸ヶ原コースを進むことになるので、

それぞれの登山道の特徴や見どころは異なり、見えてくる景色や眺望を楽しむのもひとつの楽しみとなるでしょう。

信仰山として、大切にされてきた筑波山をより多くの人に楽しんでもらいたいと思った地元の方によって、

ケーブルカーやロープウェイが作られ、数万人が訪れる観光地となった筑波山は、無理のない登山計画には欠かせない乗り物です。

登山は基本、登ったら下山します。下山時は無理のないように、ケーブルカーやロープウェイで下山するという選択をすることができるのも、筑波山の魅力なのです。

山頂付近まで、ロープウェイやケーブルカーを利用し、男体山、女体山を目指すのも、無理ない登山計画ですよね。

更に、自然研究路をハイキングして、高地ならではのブナの木や筑波山に植生されている植物を観察するという楽しみ方もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

筑波山へ登山やハイキングをされた後は、結構体も疲れています。

そこで、車で行くよりは、公共機関を利用すると帰りのバスの中で仮眠することもできるので、事故の防止にも繋がります。

また、無理のない登山計画を可能にしてくれるケーブルカーやロープウェイを利用して、筑波山からの景色を堪能してください。

登山計画というのは、家を出てから家に帰るまでが登山計画となります。

あまり無理のない登山計画を立てて欲しいと思います。