SnowPeek(スノーピーク)「和武器」の使用レビューやM・Lサイズ選び方に知りたい方に向けて、当記事では詳細を解説しています。
シルバーカラーにワンポイントロゴが刻まれたSnowPeekらしいお洒落なデザインの箸、「和武器」の購入を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。
SnowPeek(スノーピーク)の箸「和武器」とは?
SnowPeek(スノーピーク)から販売される「和武器」。商品の名称に武器という名前が付くので何のアイテムかが非常に分かり辛いですが、結論から言うと折りたたみ式の箸となっています。
使用される素材は口当たり部分となる先端が竹、ハンドル部分がステンレス素材で構成。ネジ式で使用しない間は半分の大きさに折り畳めて、使用する時には使用しやすい大きさの箸を展開する事ができます。
弁当用の使い辛い小さな箸と違い、使用しやすい大きさの箸を何処でも展開できるのでアウトドアだけに限らず普段のお昼の利用にもうってつけな商品となっております。またアウトドアで使用する食器をSnowPeekで統一したい方にとっても、SnowPeekらしいシルバーのカラーデザインでスキのない統一感を出す事が可能です。
SnowPeek(スノーピーク)の和武器Mのスペック
和武器Mサイズのスペックから見ていきましょう。
箸の長さは20.5cm
一番太い所の幅は8mm
ここから箸先にかけて滑らかに細くなっていきます。
重さは28g
普通の箸に比べて重量感はありますが、グリップ部分のステンレスの重みで箸が安定して使用することができます。
収納袋の長さは14cm
収納袋の幅は3.8cm
コンパクトに収納することができます。
使用してませんが、収納袋には首から下げれる紐もついています。
SnowPeek(スノーピーク)の和武器の組み立て方
コンパクトに収納できる和武器の組み立て方を見ていきましょう。
和武器のグリップ上部の金色のキャップを引っ張って、はしの先端部分を取り出す。
グリップ部分から取りだした箸の先端
はしの先端部分のキャップを外す。
先端部分にキャップをネジで止めなくても収納できますが、ネジで止めることでキャップ本体が無くなりにくいです。
グリップ部分と箸の先端をネジで止める。
最初は組み立てが少し面倒だなと思う事があっても、使っていくうちに組み立てもキャンプの楽しみの一つになりますよ。
和武器のメリット
SnowPeek(スノーピーク)が販売する「和武器」の概要を解説したところで、使用してみたメリットやデメリットの詳細について解説していきましょう。
SnowPeekのらしいカラーリングと、ロゴが堪らない
「和武器」の1番の魅力はSnowPeekらしい、淡いシルバーカラーとワンポイントで刻まれたロゴというデザイン性。マグカップや食器などをSnowPeek製品で全て揃えた時の統一感は、誰が見てもアウトドア界の最高峰を取り揃えたベテランキャンパーだと分かるブランド力を纏う事ができます。
手に取った質感もステンレス製の重心とひんやりとした冷たさがなんとも言えず、普通の箸ではないと誰が見てもわかる高級感も「和武器」を使用する魅力です。
転がり落ちないように計算された形状
「和武器」の新モデルは食事中に一旦箸を置いた時に、コロコロと何処かへ転がり落ちてしまわないよう四角形上の形が採用されています。アウトドアで落下しやすい箸は場合によっては死活問題になるので嬉しい配慮と言えるでしょう。
折りたたみ形状で口が当たる部分も、周囲に触れない形状で仕舞えるので衛生的な上、普段利用にも便利。キャンプだけではなく、仕事のお昼にもSnowPeekのロゴを見ながら昼食が楽しめるのも、ファンには堪らない仕様です。
高い耐久度
「和武器」のグリップ部分は、サビに強く汚れを落としやすいステンレス製を採用。そのため長期間使用できるような頑丈な作りも「和武器」を使用する魅力です。
割り箸のように使い捨てではないので、エコ活動にも貢献。付属されるケースもSnowPeekのロゴがしっかり刻まれており、食事のたびに最高峰のアウトドアブランドを使用している所有感に満たされるのも「和武器」の誇る魅力です。
和武器のデメリット
「和武器」のメリットを解説したところで、次に実際に使用して見えてきたデメリットについて解説していきましょう。
箸としては勇気が必要な価格帯
やはり「和武器」の最大のデメリットは、箸としては非常に高価な価格帯。いくらアウトドア界の最高峰ブランドであるSnowPeekの箸といえど、4000円近くの価格帯を出すには勇気が必要な値段帯ではないでしょうか。
折りたたみ式の展開が、ちょっと面倒
「和武器」の特徴とも言える折りたたみ式のギミックですが、使用するまでにネジを止めるのに若干時間がかかり手間となるのも大きなデメリット。そのため結果として、折り畳まずに通常の箸として利用してしまう事が多くなる事も。
そのため折り畳んで使用する事前提で考えて購入する方は、「和武器」の展開時に掛かる手間を毎度考慮する必要があることを理解して購入することをオススメ致します。
洗いにくい
和武器の口当たり部分の収納には、グリップ部分の中に仕舞うギミックが採用されているため中が汚れてしまうと非常に洗い辛いのも大きなデメリット。元々は収納時に周囲に触れないような構造が採用されているものの、何度も収納するとどうしても何処かに汚れが付着してしまうもの。
一度内部についた汚れは特殊な清掃道具がないと落とす事が非常に困難になるので、折りたたむ際には口当たり部分の先端を考慮して使用する必要があります。
付属の収納ケースが旧式と新型で大幅に変更
「和武器」を購入すると付属される収納ケースは、旧式と新型で大きく異なります。人それぞれ好みが分かれるところですが、シンプルなブラウン色の収納ケースは旧式でのみ取り扱っており現在では入手できない点も注意が必要でしょう。
和武器のMサイズとLサイズの選び方
和武器にはMサイズとLサイズの2種類が存在します。大きさはそれぞれ以下の通り。
- Mサイズ:205(h)mm(収納時113mm) 約20cm
- Lサイズ:225(h)mm(収納時122mm) 約22.5cm
おおよそ長さの違いは20cmほどで、選ぶ目安としては「女性は21cm」「男性は23cm」がオススメ。そのため「和武器」は性別によるベストサイズの長さから若干小さめな仕上がりとなっています。
そのためネットで注文する際には、自分の手に馴染むか不安な方も多いのではないでしょうか。そこで自分にベストな箸のサイズを、画像を交えながら解説していきましょう。
①自分の一咫(ひとあた)の長さを調べる
結論から言うと最も自分の手に適した箸の長さは、一咫半(ひとあたはん)と呼ばれる長さです。一咫半(ひとあたはん)とは、親指と人差し指を直角に開き指先同士の距離に「×1,5倍」を行なったもの。
まずは親指と人差し指の先端を直角に開いて、定規などで先端同士を結んだ距離を測ってみましょう。
②一咫半(ひとあた)の長さに1.5倍を掛ける
自分の一咫(ひとあた)の長さが導き出せたら、数値に1.5倍を掛けます。
私の場合、一咫の長さは14cmなので、1.5倍の数値をかけると21cmとなります。
③自分の一咫半(ひとあたはん)の長さに近いサイズを選択
ここで導き出された自分の一咫半(ひとあたはん)の長さに、最も近い「和武器」のサイズが最も自分に適しているサイズ選びとなります。
- Mサイズ:約20cm
- Lサイズ:約22.5cm
私の場合は一咫半の長さが21cmなので、最も適した和武器のサイズは「Mサイズ」という結果が導き出せました。
和武器をマイ箸にするメリット
マイ箸を使用する大きなメリットとして、環境保護活動への貢献が挙げられます。日本人が1年間に使用する割り箸の数は、およそ200膳。日本全体で消費される木材は2階建木造建築に換算すると2万棟に及ぶ量に計算にも。
特に職場が箸をすぐに洗える環境であれば、自然を愛するキャンパー達にエコ活動は心がけたい取り組みではないでしょうか。
今後値上がりが予想される消耗品対策にも
コンビニでもビニール袋の有料化が導入されるなど、環境保護活動が著しい現代社会。実は普段何気なく使用している割り箸も無関係ではありません。経済成長が著しい中国では、人件費の高騰や自国の資源保護活動から徐々に割り箸の値上げを要求する動きが見られます。
結果として、今後ビニール袋のような有料化などのコストが予想されます。今後の未来を見越して、マイ箸を利用する習慣を付けておくのもオススメですよ。
和武器のレビューとサイズ選び方のまとめ
最後に和武器の選び方について、詳細をまとめていきましょう。
メリット
- 使用中は視界に入るSnowPeekらしいデザインが堪らない製品
- 転がり落ちないように配慮した、四角いフォルム
- グリップ部分には、耐久度とサビ耐性に強いステンレス製を採用
デメリット
- 製品自体が高額
- 折りたたみ式の展開がちょっと面倒
- グリップ部分が洗いにくい
キャンプだけではなく、普段の使用アイテムとしても優秀な和武器。割り箸を使用し続けるよりもエコなので、自然を愛するキャンパーのポリシーにも配慮されたアイテムです。
更にアウトドアアイテムをSnowPeek製品で揃えている方は、和武器を導入するだけでも一気に統一感が出てベテラン感が演出されます。SnowPeekならではの永久保証も付いているため、ファンには抑えておきたいアイテムの一つですね。細かいアイテムまで最高峰ブランドに拘った、お気に入りのアイテムで統一したい方は是非「和武器」の導入を検討してみては如何でしょうか。