メスティンはダイソーの固形燃料を使えば「自動炊飯」ができるので、その炊き方とコツをご紹介します。メスティンは、アウトドアギアとして軽くて使い勝手の良い、「万能クッカー」です。様々な調理方法に対応し、食べる時もそのまま皿代わりにもなる四角いデザインは、素朴なオシャレさも醸し出しています。

メスティンで自動炊飯する準備は2つ

25g×3セットのダイソー固形燃料で「自動炊飯」できるわけ

ダイソーの固形燃料は1つ25gの3個セットで売られています。それを使ってメスティンで炊飯です。バーナー不要は、荷物も減って嬉しいですね。アウトドアの固形燃料といえば、ドイツ製エスビットのポケットストーブが有名です。エスビットは4gごとに折って使う固形燃料ですが、今回使うダイソー製品は、よく旅館の食事で一人用簡易鍋に使われるようなタイプです。1個の燃焼は20分で、火力と炊飯時間のバランスがメスティン炊飯に合うようです。

メスティンを固形燃料で自動炊飯するには、五徳がわりが必要!

いきなり固形燃料でメスティン炊飯をしようとすると、バーナーに当たり前のようについていた五徳パーツがありません。ですので、メスティンを火にかける支えとなるものを用意しておきましょう。エスビットだと、五徳のようなポケットストーブありきですが、今回は100均で済ませてみるのも手です。ダイソーで固形燃料購入と同時にスタンド付きの網などを買ってみたりしましょう。

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メスティンの炊き方(固形燃料で自動炊飯)のコツ!

メスティンと固形燃料の距離は2センチ程度にできるよう”五徳”の高さを調整

スタンドは、高さの調節が必要です。固形燃料の火力はあまり強くないです。なので火とメスティンの距離はできるだけ近い方が良さそう。目安は2センチくらいかなと思います。それより距離があると、米は生煮えになっちゃいやすいんです。スタンドの高さを、固形燃料の下に何か置くなどして調整しましょう。

米は長めに浸水しておく方が安心!


自動炊飯=火力操作できないから、米はできるだけ火が通りやすい状態にする為に、浸水目安は1時間程度!
メスティン炊飯前の米の浸水は、普段以上に意識してやった方がいいと思います。なぜなら、火力がバーナーと違って操作できないので、できるだけ火の通りの良い状態に準備した方がいいように思うから。実際に「いけるっしょ」と浸水ちょっとで固形燃料で自動炊飯したら、半分生米という大惨事になったこともあります。山の上でそれやっちゃうと、かなり凹む。基本の浸水時間40分以上はやっときましょう。

固形燃料1つで米1合。水の量は、普段のメスティン炊飯と同量で

固形燃料25g1つ使ったメスティン炊飯に適しているのは、米1合です。それより米の量が多くなると、燃焼時間が足りません。シングルサイズのメスティンで米1合であれば、通常のメスティン炊飯同様、米を入れてリベット(持ち手を接続している穴が内側から見える、それのことです)の半分まで水を入れれば準備はOKです。

着火したら、あとは自動炊飯スタート!20分程度で自然消火するまで放置

フィルムでふたをしてある固形燃料には、ライターで火を近づければ簡単に着火します。すぐにメスティンの下に置きます。固形燃料の受け皿がアルミ箔になっていますが、意外と燃料が燃え始めるとはみ出して下に垂れますし、アルミ箔はむちゃくちゃ熱くなるので取り扱いに注意です。

真横から見ると、固形燃料って意外と火の勢いが派手な感じです。しかし、見た目を裏切って火力はそんなに強くありません。バーナー使用時にするパチパチという音も、比較的おとなしめです。なので見た目で「焦げる!?」とドキドキしなくてもいいんです。

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10分過ぎに一度メスティンを揺すって、中身を撹拌(かくはん)する

バーナーでのメスティン炊飯同様、ある程度の時間が過ぎれば内部は米と水の対流が発生しています。蓋の隙間から米の香りがする水滴が滴るようになったら、メスティンを揺すって攪拌を促しておきます。吹きこぼれをすることはほぼありません。固形燃料での炊飯は、音よりも見た目と米の香りが頼りと言って良いかもしれません。

固形燃料の火が消えたら、いつもの蒸らし工程20分

おおよそ25分超くらいで自然と消火します。消火にかかる時間は標高にも左右されます。次は、蒸らし工程です。分厚いタオルや布なのでメスティンを包みます。山に行くなら「それにしか使えない」というアイテムは極力減らしたいなので、包めればなんでもいいと思います。また通常、バーナー炊飯ではマスト作業なメスティンをひっくり返すことはしなくても、経験上、底にご飯はくっつきません。してもしなくてもいいのでは?という印象です。

蒸らし時間はバーナーでの炊飯と同様に20分くらいで十分です。しかし、火力がバーナーよりも弱いことで、感覚的にはじっくり熱を回したいという気持ちが働くのか、できればもう少しだけ時間を置いておく方が良いようにも思っています、これは個人的な感想ですけど。まあ、その間に固形燃料の燃えかすの始末、五徳などを片付けていればあっという間に待望の食事タイムですからね。

自動炊飯はひっくり返さないからお米が潰れない!

さあお待たせしました。ふたを開けてみましょう。メスティンをひっくり返さないので、お米が底から外れて、表面がペタっとなるようなことはなく、米の艶が特に際立つようにも見えます。味?それはメスティン炊飯なんですから、もちろん美味しさは保証できます。要所要所のコツさえ押さえておけば、100均アイテムでもメスティン炊飯はうまくいくのです。

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固形燃料で自動炊飯は簡単だけど時間がかかる

着火から「いただきます」まで約1時間弱。時間と気持ちのゆとりが必要

自動炊飯とか言われると、手軽に思うのと同時に、当初はなぜか時間もかからないという、おかしな早とちりをしていました。実際には約1時間弱かかります。一方でバーナーでのメスティン炊飯は35分程度。しかも火力調整とかもするから、バタバタしてあっという間に感じる。自動って、意外とやることがないとぼーっとするだけになって「遅い…」と感じがちなんですよね。ノーンビリ過ごしたい人向けかもしれません。

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のんびり自動炊飯で、そこで全部できちゃえばいい。蓋にレトルトを乗せ温めてみる

固形燃料での自動炊飯は、のんびり炊飯です。白米だけ作るのに1時間はちょっと、と思うなら、熱せられているメスティンを利用するのも手。レトルトカレーなどを蓋の上に乗せて温めておくのはとっても楽チンです。無印良品のカレーはバリエーションもあるし、量も多すぎないので出来上がってメスティンにかけてもちょうどよいです。

鯖やイワシなどの缶詰を使って炊き込みご飯にするのもオススメ

缶詰を使った炊き込みご飯にするのも、ちょっとした贅沢気分になれます。炊飯前に水なども同じ分量のままで、缶詰の中の具材を米の上に並べて、中の汁を注ぐだけ。炊飯方法も同じです。食べる前に刻みネギなどを散らすなど、薬味で見た目を演出するのも気分は上がります。ご飯一品でも十分に楽しめるなら、自動炊飯で出来上がりを待っている時間も、カトラリーを準備して気楽に風景を楽しめるかもしれないですね。

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まとめ!ダイソーの固形燃料でメスティン自動炊飯のコツは?

いかがでしたか?ダイソーの固形燃料を使った、メスティン自動炊飯に関して、コツは以下4つです。
1)固形燃料1つで米1合
2)メスティンの距離は2センチ程度で設置
3)途中の攪拌タイミングは音よりも見た目と香りで判断
4)浸水は1時間、炊飯と蒸らしで1時間。バーナーより時間はかかることは覚悟
この4つを肝に命じておけば、あとは楽な自動炊飯にお任せです。荷物も身も軽くして、心も軽く、メスティンで山ご飯の楽しみを増やしてみてくださいね!

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