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男前グリルプレートとヨコザワテッパンを比較レビュー!【B6君・ピコグリル・ST-310バーナー】

男前グリルプレートとヨコザワテッパンを比較レビュー!【B6君・ピコグリル・ST-310バーナー】

男心をくすぐるテンマクデザインの「男前グリルプレート」。お肉が美味しく焼けるとキャンパーから人気がありますね。
今回は男前グリルプレートについて、基本情報から使い始めとお手入れの方法、同じくキャンプ用鉄板プレートとして人気のヨコザワテッパンとの比較をレビューしていきます。

実際に男前グリルプレートを使用している方からの評価も紹介しますので、これから購入を考えているという人は特に要チェックですよ!

男前グリルプレートとは?

テンマクデザインの男前グリルプレート

男前グリルプレートは、アウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドであるテンマクデザインと、東京・水道橋にあるカフェ「BASE CAMP」とのコラボ企画で誕生した鉄板プレートです。

蓄熱性が非常に優れているため食材が美味しく調理できると話題で、発売からしばらく経った今でも在庫切れ状態が続くほど人気の商品です。

男前グリルプレートの特徴

テンマクデザインの男前グリルプレート

1~2人でのキャンプにはちょうどいいサイズ感で、ガスバーナーだけでなく、炭火でも焚き火でも調理できるのでどんなシーンでも燃料選ばずキャンプ飯を楽しめますよ。

テンマクデザインの男前グリルプレート

表面の鉄板部分が波型構造になっていて余分な脂などが落ちるので、網焼きと変わらず美味しいお肉が焼けます。お肉以外にも鮭やサバといったお魚、野菜やパンなども焼けるので夜のBBQだけでなく朝食や昼食の調理にもぴったりです。

テンマクデザインの男前グリルプレート

付属のハンドルは必要でないときは外しておけますので、収納時もとてもコンパクトになります。バックの隙間にスッと入れられるので、キャンプに行く時は男前グリルプレートを常に荷物に忍ばせておけば何かと便利ですよ。

パット見た目は「普通の鉄板?」と思ってしまいますが、キャンパーが使いやすいような工夫が凝らされた使い勝手の良い鉄板プレートなんです。

男前グリルプレート気になるみんなの評価?

男前グリルプレートの評価

どんなに評判が良くても、実際の使い心地は気になりますよね。そこでここでは、実際に男前グリルプレートを使用した方のレビューをまとめて紹介します!

良い点

  • 2,000円程度で手に入る、コスパが良い鉄板
  • シングルバーナーやカセットコンロにちょうどいいサイズ感
  • 表面の波型構造のおかげで油が落ちて食材がヘルシーに焼ける
  • 肉が美味しく焼ける
  • 裏面の凸凹が滑り止めになってくれて、ゴトクから滑り落ちない
  • ハンドルがしっかり穴にフィットするので、高温でも安心して鉄板を移動できる
  • 収納袋の大きさに余裕があるので、楽に鉄板が片付けられる

気になる点

  • 油慣らしを波型部分にもしっかりしないと焦げ付いてしまう
  • 野菜炒めなど、炒め物には不向き
  • 油を塗るときに波型部分にキッチンぺーパーが引っ掛かりボロボロになる

悪い点も見受けられますが、2,000円と低価格で買える鉄板としては、使い勝手の良さに満足しているキャンパーが多い印象ですね。

どんな商品にも悪い点やクセがどうしてもありますが、男前グリルプレートのような鋳造鉄製の鉄板は使えば使うほど、油慣らしを丁寧にすればするほど鉄板としての性能が高まっていきます。
しっかり育ててあげることで、ここで紹介した悪い点やクセが改善することもありますよ。

男前グリルプレートを使う前にはシーズニングが必要

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

男前グリルプレートを使い始める前には、サビ防止のために油を塗ってコーティングしてあげる「シーズニング」と呼ばれる儀式が必要です。男前グリルプレートに限らず、鋳造鉄製の調理器具ではこのシーズニングを怠ってしまうと使い勝手を大きく左右してしまいます。

キャンプでお馴染みのダッジオーブンやスキレットでも使用前には必要な作業なのでシーズニングの仕方を知っている方も多いかもしれませんが、改めて手順を一緒に確認してみましょう!

シーズニングのやり方

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

➀本体に付着しているサビ止め剤を洗剤で洗い落とす

男前グリルプレートには本体とハンドル部分がありますが、シーズニングをするのは本体だけになります。
新品時には鉄板には「サビ止め剤」と呼ばれる薬品が付いていますので、食器用洗剤を使って洗い落としてください。しっかりと薬品が落とせればスポンジでもたわしでもどちらでも大丈夫ですよ。

サビ止め剤を落とすと男前グリルプレートは完全無防備な状態になります。この状態で放置してしまうとサビてしまうのですぐに次の工程に移りましょう。

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

②軽く拭いて、鉄板全体をしっかり熱する

キッチンペーパーなどで軽く水分を拭いてから鉄板を火にかけます。
火力は強火で、時々付属のハンドルを使って位置をずらしながら鉄板全体をしっかり火にかけましょう
水分が飛んだ後も、男前グリルプレートが白っぽく変色するまで熱し続けるのがポイントです。

自宅でシーズニングをする場合、コンロによっては安全装置が作動することもあります。安全装置などが作動した場合はその時点で熱するのをやめましょう。

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

③少し冷ましてから油を薄く塗る

火を止めたら、鉄板が冷めるまで少し時間を置きましょう。

多少冷めたらサラダ油やオリーブオイルをキッチンペーパーなどを使って薄く塗り広げてください。形状が波型なので、ムラがないように丁寧に塗っていきます。油を塗った部分は黒光りするので、塗り残しが分かりやすいですよ。

油を塗るのは基本食材が触れる表面だけでも問題ありません。裏面はシーズニングしなくても錆びたことがないので、水分だけ取り除けば問題ないと思います。

鉄板が冷めないうちに油を塗ろうとキッチンペーパーをあてると、キッチンペーパーが焦げ付く恐れがあります。焦らず鉄板が冷めるのを待ってくださいね。

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

④もう一度鉄板を熱し、冷まして油を塗る

まんべんなく油を塗ったら、もう一度男前グリルプレートを火にかけます。
5分ほど熱したら再度冷まして、油を塗り広げて完成です。

熱し続けると白い煙が出てきますので、必ず換気扇を回したり部屋の空気の入れ換えを行ってください。

鉄板の臭いが気になる場合

男前グリルプレートのシーズニングのやり方

鉄板の臭いが気になる場合は、④の後に玉ねぎや人参の皮といったくず野菜を炒めると臭いが取れますよ。
野菜が少し焦げるまで炒めた後は鉄板を洗わずに油を塗ってあげてください。

インターネット上には上記手順とは少し違うシーズニング方法も紹介されていますが、基本的な流れは同じですので安心してくださいね。

男前グリルプレートとヨコザワテッパンのスペックや付属品の違い

男前グリルプレートとヨコザワテッパン

男前グリルプレート以外にも、コンパクトで食材が美味しく焼ける鉄板プレートは様々なブランドから出ています。その中で男前グリルプレート同様、キャンパーから人気があるのが冒険用品の「ヨコザワテッパン」です。
そこでここからは実際に、男前グリルプレートをヨコザワテッパンと比較していきます!
まずはそれぞれのスペックについて一覧表で見てみましょう。

ブランド tent-Mark DESIGNS 冒険用品
商品名 男前グリルプレート ヨコザワテッパン
サイズ 幅20.7 ×奥行14.3 ×厚さ0.9cm(本体)
幅18 ×奥行2.5 ×厚さ0.3cm(ハンドル)
A5サイズ、厚さ 0.5cm
重量 1.1kg(総重量) 1kg
素材 本体:鍛造鉄製
収納袋:コットン
本体:鋼鉄製
収納袋:コットン
付属品 収納袋、ハンドル 収納袋、金属コテ、やっとこ、油紙
価格(定価) 2,178円(税込・公式) 4,665円(税込・公式)

サイズや重量の違い

男前グリルプレートとヨコザワテッパン

<サイズ>

  • 男前グリルプレート:20.7 ×14.3cm
  • ヨコザワテッパン:21.0 ×14.8cm
男前グリルプレートとヨコザワテッパン

<重量>

  • 男前グリルプレート:885g
  • ヨコザワテッパン:1kg
男前グリルプレートとヨコザワテッパンの厚み

<鉄板の厚み>

  • 男前グリルプレート:0.9mm
  • ヨコザワテッパン:0.5mm

両者を見比べるとサイズは大差はなさそうですが、重量はヨコザワテッパン、厚みは男前グリルプレートの方があるのが分かります。

両者を調理した際に気づいたんですが、厚みがある男前グリルプレートは普通のフライパンに比べると蓄熱性がありますが、ヨコザワテッパンの方が蓄熱性があり、熱を溜め込む性能が高いので保温性があります。

テンマクデザインの男前グリルプレート

保温性では劣る男前グリルプレートにも使いやすさでヨコザワテッパンに優る点があります。
フラットなヨコザワテッパンに対し、男前グリルプレートには鉄板裏に滑り止めがついており、無茶な使い方をしない限り焚き火台から滑り落ちる心配もないです。

付属品の違い

男前グリルプレートとヨコザワテッパンの付属品

付属品がヨコザワテッパンの方が豊富なように見えますが、鉄板を収納、移動するのに必要な付属品は男前グリルプレートにも揃っています。

テンマクデザイン男前グリルプレートのハンドル

<ハンドル>

男前グリルプレートのハンドルは95gの鍛造製で、しっかりとした作りなので曲がる心配もなさそうです。
ハンドルの使い方は本体の右下と左上にハンドルを差し込む穴が開いており、てこの原理で持ち上げることができます。鉄板を持ち上げた感じもしっかりと固定されておりグラつくことがないので、肉が焼けて火床から移動する際にも安心ですね。

ヨコザワテッパンのやっとこ

<やっとこ>

ヨコザワテッパンの「やっとこ」はアルミ製で85gと軽量な作りになっています。
残念なことに付属の「やっとこ」では挟む力が弱く1kgあるヨコザワテッパン持つには少々不安です。挟むときに面ではなく点で挟む形状になってるので、気を付けて持たないと持ち上げた時クルっと回転することがあるので、しかっりとホールドできる「やっとこ」に変える方が安心できるかもしれません。

男前グリルプレートとヨコザワテッパンの収納袋

<収納袋>

両方ともコットン製の収納袋が付属してます。
ヨコザワテッパンの収納袋は薄めの生地で巾着のような作りで、男前グリルプレートの方が厚みがあり安っぽさを感じさせない作りになっていますが、両方とも使用した鉄板をそのまま収納袋にしまうと油で汚れてしまうので、ジップロックなどのナイロン製の袋に入れてから収納するほうが良いですね。

B6君でステーキを焼いてみた!

男前グリルプレートとB6君

B6君と男前グリルプレート

男前グリルプレートのステーキを焼いた時テンションが上がるポイントの一つが焼き目。

B6君と男前グリルプレートでステーキ

波型プレートの利点を生かして焼くと網目状の焼き色が付きます。
厚みがある鉄板なので、急激な温度変化もしにくいので一定の温度で表面から中までじっくりと火を通すことができるので、ジューシーな焼き上がりになります。

B6君と男前グリルプレートでステーキ

波型プレートのもう一つの利点が余分な脂を落とすので、ヘルシーに焼けることです。深型タイプの鉄板では肉から出た余分な脂と一緒に焼くことになりますが、波型の男前グリルプレート場合、溝に油が溜まり肉との隙間ができるようになることでヘルシーに焼くことができます。

また、油が多めのお肉でもふちがあるおかげで、B6君に油が垂れることがないのもうれしいポイントですね。

B6君と男前グリルプレートでステーキ

気になる点として、波型なので鉄板の上でステーキをナイフで切りにくいので溝に合わせて切る必要があり、鉄板の表面がザラザラしてることで、ナイフの切れ味が落ちやすくなります。

ヨコザワテッパンとB6君

B6君とヨコザワテッパン

二つで焼き比べてみた感じ、鋼鉄と鋳造鉄板の違いでしょうか、ヨコザワテッパンの方が早く焼け、熱の伝わりもよく中心部分とあまり変わらない温度で端でも焼くことができます。
またふちがないので、鉄板全体で焼くことが可能なので量を食べたい方に向いてる鉄板です。

B6君とヨコザワテッパン

ふちがないので油が多いお肉を焼くと端から油が垂れてB6君が汚れてしまうので、キッチンペーパーで油を取りながらお肉を焼く一手間が必要になります。

男前グリルプレートとヨコザワテッパン

ウインナーのような転がりやすい食材を調理する場合も、ヨコザワテッパンでは落とさないよう注意が必要なことも覚えておいた方がいいです。

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ピコグリルで使ってみた!

男前グリルプレートとヨコザワテッパンとピコグリル

男前グリルプレートとヨコザワテッパンをピコグリルで使うときの共通の注意点ですが、サイズが小さめなので火床の真ん中で鉄板を使用すると、横からの炎で食材が焦げることがあります。熾火(火が落ち着いた状態)になってから調理すると火力も安定するので鉄板で調理しやすくなります。

鉄板を移動して火力の調節をすることがある焚き火調理では、ヨコザワテッパンは裏面がフラットなので、ピコグリルのスピットの上では滑りやすく落ちやすいので、男前グリルプレートの方がピコグリルでは使いやすいです。

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バーナーで目玉焼きを焼いてみた!

男前グリルプレートとヨコザワテッパンとバーナー

男前グリルプレートとヨコザワテッパンを使ってバーナーで目玉焼きを作ってみました。男前グリルプレートとヨコザワテッパンの使用回数は同じでシーズニングも同じようにやってます。

男前グリルプレートとヨコザワテッパンとバーナー

玉子を鉄板に乗せてから温度調節をしないで検証したら、ヨコザワテッパンに比べ男前グリルプレートの方が温度が高温になりすぎた目玉焼きになってしまうので、バーナーの温度調節が必要です。

ヨコザワテッパンは均等に熱が伝わるのに対し、男前グリルプレートはバーナーの火があたる所から高温になり徐々に熱が伝わる感じです。

男前グリルプレートとヨコザワテッパンとバーナー

ヨコザワテッパンは綺麗に取れたのに対し、男前グリルプレートは波型の隙間に入ってしまい綺麗に取れません。箸で念入りに取り除くか、隙間に流れ込むような柔らかい食材には男前グリルプレートは不向きなことは覚えておいた方がいいです。

https://山行こ.com/archives/14423

男前グリルプレートの使用後の手入れ方法

男前グリルプレートは鉄板が波型形状なので、使用後はプレート上に汚れが付きやすいです。味付けされているものやお肉に醤油などを使うと頑丈に汚れがこびりつくこともしばしば…
使用後も手入れをしっかりしてあげることで清潔に保てるほか、プレート自体もいい感じに育っていきますよ。

男前グリルプレートの手入れ

①水やお湯でしっかり汚れを洗い流す

まずはしっかり汚れを洗い流します。洗剤などは使わず、水やお湯だけで洗い流してくださいね。

男前グリルプレートの手入れ

②軽く拭いて、鉄板全体をしっかり熱する

キッチンペーパーなどで軽く水気を拭き取ったら鉄板全体を熱してしっかり水分を飛ばします。
煙が出てきて鉄板の色が少し白っぽく変色したら火を止めましょう。

男前グリルプレートの手入れ

③鉄板が少し冷めたら油を塗る

少し時間を置いて、鉄板が冷めたら表面に油を塗り広げます。

男前グリルプレートの手入れ

④完全に鉄板が冷めたら収納袋にしまう

完全に鉄板が冷めたら、付属の収納袋に入れて完了です。
この時、収納袋に油が付着したり直接収納袋に入れることに抵抗がある方は、キッチンペーパーを巻いて適当な袋に入れてから収納してくださいね。

もちろん新聞紙で巻いても構いませんよ。

「お手入れ」といっても難しいことはありませんが、使用する度にこのお手入れをしてあげると男前グリルプレートにしっかり油が馴染み、万が一炊事場がなくて鉄板を洗えず持ち帰ってきてもすぐにサビるということもありません。
完全に鉄板が冷めるまで少し時間がかかりますので、撤収前にこの作業をして、冷めるまでの間に他のキャンプ道具を片づけるのがおすすめですよ。

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男前グリルプレートレビューまとめ

男前グリルプレートレビュー

男前グリルプレートは男心をくすぐる無骨な見た目だけでなく、性能面もキャンパーの心を掴む工夫の凝らされた鉄板プレートです。シーズニングやお手入れといった多少の手間もかかりますが、大事にすれば長年愛用できるキャンプ飯の相棒となってくれますよ。

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