みなさんはキャンプの際にランタンや小物の置き場所に困ったことはありませんか?また、焚き火の上に直接スキレットなどを置いてうまく火が大きくならないという経験をしたことがある方もいるでしょう。そんな時に便利なのがハンガーラックです。
別名ハンギングラックや焚き火ハンガーとも呼ばれ、最近キャンパーの間で人気のアイテムです。そこで、ハンガーラックについてメリット・デメリットや選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
ハンガーラックってどうして便利?メリットやデメリットを解説
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ハンガーラックは置き場に困るランタンや、行方不明になりがちな小物を吊るせば、キャンプサイトが雑然とせずにスッキリするという点がメリットです。
では、デメリットはあるのでしょうか?特に大きなデメリットはありませんが、唯一の難点は荷物が増えてしまうということと狭いサイトでは邪魔になるということです。
特にバックパックキャンプやツーリングキャンプなど荷物を最小限にしたい場合には必要かどうか悩ましいですが、軽量なものや収納性が高いものをあるため利便性を考えると持っていくのもおすすめです。持って行く際は、設置できるスペースがあるかを事前に確認しておきましょう。
ハンガーラックの活用方法は?焚き火ハンガーとしても便利
ハンガーラックには細かいものを吊るす以外にも、焚き火の近くに設置してダッチオーブンなどを吊るして調理するという活用方法があります。焚き火の上に直接鍋を置くよりも空気の通りがよくなるため効率的に安定して燃えるので、薪も少なくて済むのです。ただし、素材によっては火や熱に弱いものもあるため、選ぶ時には気をつけてください。
焚き火ハンガーとしての使い方以外にも、撤収前に湿った寝袋を干したり、濡れたタオルなどを乾かしたりするのにも便利です。そのため、キャンプ用ではなく自宅用に購入する方もいます。
ハンガーラックの選び方は?タイプや素材を比較
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ハンガーラックは用途などにより適切な商品が異なります。素材や形状によって特徴が変わりますので、あなたのスタイルに合った商品を選ぶようにしましょう。
形状は、杭状のメインポールを地面に打ち込むパイル型と、組み立てて置くブリッジタイプが主流です。素材は木製・アルミニウム製・アイアンやスチール製があり、それぞれ特徴が異なります。
パイル(打ち込み)型 | ブリッジ(自立)型 | |
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木製 | – | ・おしゃれで自作も可能 ・収納性が低い ・焚き火の近くには設置不可 |
アルミニウム製 | ・軽量で折りたたみ可能 ・耐荷重が小さい ・焚き火の近くには設置不可 |
・軽量で折りたたみ可能 ・耐荷重が大きめ ・焚き火の近くには設置不可 |
スチール・アイアン製 | ・焚き火近くに設置可能 ・耐荷重が大きめ ・収納性が高い ・サビなどに注意 |
・焚き火近くに設置可能 ・耐荷重が大きめ ・重量が大きくかさばる ・サビなどに注意 |
コンパクトで軽量なものが欲しい方にはアルミニウム製が断然おすすめで、調理時にも使いたい方はスチールやアイアン製を選びましょう。おしゃれキャンパーには木製とアイアン製がおすすめ!キャンプサイトが一気に男らしい&大人っぽい雰囲気になります。
ハンガーラックはDIYできる!?ポイントや注意点は?
DIY&キャンプ好きの方は、お好みに合わせてブリッジタイプを自作する方も多いです。また、DIY上級者になるとホームセンターで購入できる鉄筋を溶接してアイアンのラックを作る方もいます。
ここで気をつけたいのが耐荷重についてです。自作の場合には耐荷重計算をするのは難しいため、いきなり重いものを吊るしてしまうと破損や転倒してしまう恐れがあります。キャンプに持って行く前に必ずご自宅などでテストしてから使いましょう。
おしゃれなものから木製まで!Amazonで買える人気ハンガーラックを紹介!
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ハンガーラックの魅力についてはお分りいただけましたか?ここでは、おしゃれキャンパーにも人気が高くAmazonで手軽に買えるおすすめ商品を6つ紹介します。
Naturehike(ネイチャーハイク)ハンギングラック
使用時サイズ | W87.5×H74.5×D49cm |
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収納時サイズ | 43×5.5×7.5cm |
本体材質 | アルミニウム |
重量 | 500g |
耐荷重 | 8kg |
こちらは小ぶりなアルミ製ブリッジハンガーラックです。耐荷重は8kgなので、1〜2人分の洋服や調理器具などの小物は十分にかけられます。
また、コンパクトなのでバックパックキャンプやツーリングキャンプでも持っていきやすい!お値段もお手頃なので、初めて購入するハンガーラックにもおすすめのベーシックな商品です。
FIELDOOR(フィールドア)アウトドアハンガーラック
使用時サイズ | W114.5×H111.5×D93cm |
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収納時サイズ | 50×10×10cm |
本体材質 | 超々ジュラルミン |
重量 | 1.3kg |
耐荷重 | 20kg |
こちらは航空機用アルミニウム合金・超々ジュラルミン(7075とも呼ぶ)からできている耐久性の高い商品です。耐荷重はなんと20kg!一人分の一日に出る洗濯物の重さはだいたい1.5kg程度なので、家族全員の洋服をかけても十分耐えられます。
また、設置時の高さは1m以上あるため、寝袋をかけて湿気を取る時にも便利です。ポールにはショックコードが内蔵されているので、誰でもすぐに設置できます。ただし、焚き火用ではないので注意しましょう。
FLYFLYGO(フライフライゴー)ランタンスタンド
使用時サイズ | W97×H87×D60cm |
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収納時サイズ | 40×8×8cm |
本体材質 | アルミニウム |
重量 | 820g |
耐荷重 | 10kg |
こちらはオプションが充実しているアルミ製ハンガーラックです。アルミ製なので焚き火には近づけられませんが、別売りの小物整理用ケースや調理道具整理用ケースを合わせて購入すれば、小さいアイテムがキャンプサイトで行方不明になることもありません。
耐荷重は10kありますが、フックはプラスチック製なので、一つのフックに大きな荷重がかかると破損する可能性もあるので注意しましょう。
Hilander(ハイランダー)アルミハンガーラック
使用時サイズ | W66×H69×D60cm |
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収納時サイズ | 41.5×7.5×7.5cm |
本体材質 | アルミニウム |
重量 | 640g |
耐荷重 | 8kg |
軽量でシンプルな無駄のないデザインが特徴のアルミ製のブリッジハンガーラックです。ただし、こちらも焚き火の近くには設置できないので注意してください。耐荷重は8kgですが、ランタンなどのキャンプギアを吊るしたり、洋服を乾かしたりするのには十分です。
また、ポールは全て分割できるので、収納サイズが小さいのもメリットになります。ただし、高さが低いので大きなものは吊るせないので注意しましょう。
FLYFLYGO(フライフライゴー)ファイヤースタンド
使用時サイズ | W64×H123cm |
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収納時サイズ | 72×10×10cm |
本体材質 | スチール |
重量 | 3.2kg |
耐荷重 | – |
木製ハンドルが可愛らしいパイルタイプのハンガーラックです。スチール製なので焚き火の近くに設置できて軽いヤカンや鍋であれば吊るして調理ができます。
また、オプションパーツの専用網を合わせて購入すれば、ステーキや魚を焼いたりフライパンを乗せて調理したりと料理のバリエーションが広がります。ただし持ち手が火に当たると焦げるので注意してください。
37CAMP・ファイヤーラック「ハンギング」
使用時サイズ | W40×H100cm |
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収納時サイズ | 100×30×30cm |
本体材質 | スチール |
重量 | 3.75kg(梱包材含む) |
耐荷重 | -(12インチダッチオーブン吊り下げ可能) |
大人っぽいおしゃれなアイアン製のキャンプギアを販売している37CAMPのパイルハンガーラックです。全てアイアン製なので、焚き火の近くにできてダッチオーブンやスキレットを乗せて使えます。火から最も遠いアームには火ばさみなどの焚き火用ツールをかけておけば、すぐに使いやすいのも便利なポイント!
ただし、濡れた場合は速やかに乾燥させないとサビがでるので気をつけましょう。武骨な男前デザインが好きな方におすすめです。
おしゃれキャンパーに人気のハンガーラックがおすすめ!
便利なハンガーラックについてメリット・デメリットや選び方、おすすめ商品などを紹介してきました。ハンガーラックは素材や形状によって特徴が異なりますので、買ってから後悔することのないようにあなたのキャンプスタイルに合った商品を選ぶことが重要です。
ソロキャンプに便利なコンパクトタイプから、寝袋もかけられる大きなタイプまでサイズもいろいろ!キャンプサイトをすっきりおしゃれに見せられるハンガーラックをゲットしてみてください。