今回は、最近私が購入したビクトリノックスのマルチツールナイフ、クライマーの使い方をご紹介したいと思います。
登山やキャンプの時にナイフやハサミとか、色んな道具を使いたい場面が出てくるのですが、全部を持っていくのは難しく、持って行かない時に限って必要な時が出てくるんですよね。
そんな時に、手のひらの中で全部解決できてしまうマルチツールはコスパ最強の便利グッズだったので実際に使ってみました!ちなみに今回私が購入したのは、ビクトリノックス製のクライマー(旧名:トラベラー)というモデルです。
「ビクトリノックス」クライマーの商品スペック
- 長さ9mm
- 高さ18mm
- 重さ82g
全14機能
- ラージブレード
- スモールブレード
- カン切り
- マイナスドライバー3mm
- せん抜き
- マイナスドライバー6mm
- ワイヤーストリッパー
- リーマー(穴あけ)、千枚通し
- コルクせん抜き
- はさみ
- マルチフック
- つまようじ
- ピンセット
- キーリング
この小ささ・軽さの中にこんなにも沢山の機能が詰まっているなんて、「手のひらサイズの工具箱」といわれるのもわかる気がします!
ちなみにパッケージはこんな感じで、私は日本の正規代理店で購入したので、保証書もしっかり入っていました。
しかもこのメーカー保証は永久保証となっており、なんだか一生モノの相棒になってくれそうで安心ですね。
「ビクトリノックス」クライマーの使い方
機能は14種類もありますが、その中でも特にキャンプや登山で便利だったのがこちらの機能です。
①ラージブレード
刃渡り6㎝の折り畳みナイフです。展開した状態だと16㎝くらいの大きさになるので、アウトドア中の簡単な料理や、果物を切ったりするのには調度良いサイズですね!
手のひらにフィットする大きさでとても扱いやすいですが、折り畳み式のためバトニングなどの木工作業には不向きかもしれません。あくまで簡単な工作や調理向けですね!
銃刀法や軽犯罪法に抵触する可能性があるため、持ち運びには十分注意し、不用意に取り出したりしないようにしましょう。また、飛行機内への持ち込み不可のためご注意ください。
②はさみ
料理の時に袋を開けたり、ケガをした時のテーピングをカットするときに使います。はさみって意外と必要な場面が多いんですよね。
サイズはちょっと小さいですが、簡単な作業だったら十分レベルで、切れ味も問題ありませんでした。
③カン切り
最近の缶詰はほとんどがプルタブ式で、わざわざカン切りを使う必要が無いタイプが多いので、私も実際に缶詰用として使ったことはありません。
でも、アウトドアでは必須アイテムと言ってもいいガス缶の処分の時に、自治体によっては使い切った後、穴を開けてゴミに出さなければいけない地域もあるんですよね。
カン切り単体が自宅に用意してある家庭も少なくなっている昨今、これは意外にも使ってよかった機能になります!
ガス缶の底の部分に引っ掛けて刃をぐっと押し当てると簡単に穴が開けられます。
穴を開けるときは必ず中身を使い切ってから、換気には十分注意して下さい!
④せん抜き
これもキャンプあるあるですが、キャンプで瓶ビールなどを買ったはいいものの、栓抜きを忘れて泣く泣く100円ショップに走る必要が無くなりました。私は常習犯で、家には栓抜きが3つくらい余っています。
こちらもガス缶同様に引っ掛けて引き起こすだけで簡単に開けられます。
⑤ピンセット
登山やキャンプ中に意外とある木のトゲが刺さったりしたときに応急処置として使います。おまけみたいな大きさなのでちょっと挟む力が弱いかもしれません。
「ビクトリノックス」クライマーを買ってよかった点
とにかく多機能!
これ1本で大抵のことはできてしまうから、これさえ持って出かければ忘れ物も無いし、荷物も少なくて済むのでアウトドアの時には必ず持って行けるようカラビナに付けてセットしています。
アウトドアだけじゃなく自宅でも活躍する!
今回はアウトドアでよく使うシーンを中心に紹介しましたが、意外と家の中でも使う頻度が高いです。特にマイナスドライバーは細かい作業をするときには、持ち手の角度を変えられるので普通のドライバーよりも力が入りやすかったりしました。
「ビクトリノックス」クライマーを使って残念な点
ツールの引き出しが固い
ツールの引き出し口に爪をひっかけて引き出すのですが、それがかなり固く頑丈にできています。爪が弱い方は爪のほうが負けてしまうかもしれないので、もし固くて動かなければ無理に力を入れず、コインなどの薄くて丈夫なものを使って引き起こしたほうが良いかもしれません。
ツール収納本体のほうまで汚れてしまうと手入れが大変
泥や食材などがツールの中の方まで行ってしまうと、取り出したり掃除するのが大変です。
ツール自体はステンレス製なので錆びにくい為、一度丸洗いしてきれいに拭き取れば大丈夫だとは思いますが、心配な方は数年に一度は分解してメンテナンスに出しても良いと思います。
「ビクトリノックス」クライマー使い方のまとめ
いかがだったでしょうか?こんなに小さな道具なのに色んなものに使用することができるので、私はとっても満足しています。
少し残念なところもありましたが、それを補って余りある応用性と携帯性がポイントですね!
実際はまだマルチフックやリーマーなど活用できていないツールもあるので、これからも積極的に使っていこうと思います。
以上、「ビクトリノックスのマルチツール、クライマーの使い方・レビュー」でした!