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FLEXTAILのタイニーポンプと2Xの違いを比較レビュー!

TINY PUMP 2X 違い 比較

FLEXTAILGEARの電動式小型空気入れがあれば、キャンプで使うインフレーターマットの空気入れy空気抜きも苦になりません。
クラウドファンディングMakuakeで話題をかっさらったFLEXTAILGEARのポンプですが、種類が豊富でどれが使いやすいのか、それぞれどんな特徴があるのか整理できなくなりませんか?今回はそんな方々に分かりやすく定番のタイニーポンプと進化した2Xの違いを徹底比較していきます。
もちろん、電動式空気入れの購入を迷っている方もFLEXTAILGEARのポンプの性能の高さをぜひ、知ってくださいね。

FLEXTAILGEARとは

FLEXTAILGEARとは

FLEXTAILGEARは2015年に誕生した、中国の常州市に本社を構えるアウトドア用家電メーカーです。
創業者たちの「もっとアウトドアを楽に楽しめないか」「必要な道具をコンパクトにできないか」という考えと熱意をもとに革新的なアウトドア製品の開発を続け、今では世界100か国以上で商品が販売されています。今回紹介するエアポンプの他にも軽量さを重視したアイテムが多数あるので気になる方は公式サイトを覗いてみてくださいね。

中国製というと敬遠してしまう方もいるかもしれませんが、FLEXTAILGEARは自社工場を所有していて輸送や管理を徹底しているだけでなく、1年の長期メーカー保証が付いて信頼性が高いメーカーです。不具合が起きた際には日本人のスタッフが日本語で応対してくれるのも安心して購入できる理由のひとつです。

FLEXTAILGEARのTINY PUMP(タイニーポンプ)の種類

商品名 TINY PUMP TINY PUMP X TINY PUMP 2X MAX PUMP2 PRO Max Pump2 PLUS
商品
サイズ 43×43×53mm 43×43×53mm 46×45×59mm 77×57.5×51.5mm 56×48.8×89mm
重さ 65g 80g 96g 160g 190g
圧力 3.5kPa 3.5kPa 4kPa 4.5-2.5kPa 4.5-2.5kPa
ライト ×
防水性 × × IP44 IP55 IPX44
電池容量 1300mAh 1300mAh 1300mAh 3600mAh 4800mAh
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参考価格 ¥2,890 ¥3,290 ¥5,699 ¥4,799 ¥5,120

※参考価格は2023年5月のamazonの価格を参照

FLEXTAILGEARの電動式空気入れ「TINY PUMP(タイニーポンプ)」には

  • TINY PUMP
  • TINY PUMP X
  • TINY PUMP 2X
  • MAX PUMP2 PRO
  • Max Pump2 PLUS

の5種類あります。比較がしやすいようここではそれぞれのポンプの特徴を解説するので、ご自身の使い勝手の良いモデルを選んでみてください。

TINY PUMP

サイズ 43×43×53mm
重さ 65g
圧力 3.5kPa
ライト ×
防水性 ×
電池容量 1300mAh

タイニーポンプシリーズの人気に火をつけたこちらの初期モデルのTINY PUMPは、直径が約4cm、高さが約5cmと手のひらに乗るサイズで、重量もたったの65gと非常に軽量です。給気だけでなく排気もしっかりできるのでインフレーターマットの撤収作業も楽にでき、ダブルサイズのエアベットはわずか10分で膨らませられるパワフルさがあります。
余計な機能はいらない、とにかく軽くて持ち運びのしやすさを重視したい方におすすめです。

TINY PUMP X

サイズ 43×43×53mm
重さ 80g
圧力 3.5kPa
ライト
防水性 ×
電池容量 1300mAh

TINY PUMP Xは、初期モデルとほぼ同じサイズを維持しながら、キャンプにあると便利なランタン機能が搭載され、明るさは40・160・400lmの3段階で調節できます。

TINY PUMP 2X

サイズ 46×45×59mm
重さ 96g
圧力 4kPa
ライト
防水性 IP44
電池容量 1300mAh

初期モデルのTINY PUMPに比べてもほぼサイズや重量は変わらず、空気圧がさらにパワーアップしているので、より早くエアマットの空気入れや空気抜きができます。ランタン機能に加え、ポールや車のフレームに取り付けられるようマグネット機能も搭載しており、急な天候の変化にも対応できるよう防水機能もあるので、よりアウトドアでの使用に特化したモデルです。

MAX PUMP2 PRO

サイズ 77×57.5×51.5mm
重さ 160g
圧力 4.5-2.5kPa
ライト
防水性 IP55
電池容量 3600mAh

エアポンプとランタン機能に加え、モバイルバッテリーとしても使えようになったのがPROモデルになります。ランタンは50lm~500lmまで無段階調節ができるようになり、より使い勝手がよくなりました。
シリーズの中では一番耐水性のあるIP55となっているので、天気関係なくアウトドアを楽しみたい方や砂地や海、川の近くでキャンプをする予定の方におすすめのモデルです。

Max Pump2 PLUS

サイズ 56×48.8×89mm
重さ 190g
圧力 4.5-2.5kPa
ライト
防水性 IPX44
電池容量 4800mAh

PROと同じく4-IN-1(給気・排気・ランタン・モバイルバッテリー)のモデルです。PROよりもバッテリーの容量が増え、50lmの明るさでは最大90時間も使えるタフさがあります。モバイルバッテリーとしては携帯電話が1~2回充電できるので万が一の備えとしてもおすすめです。
充電する手間が少ない方が良いという方は、長時間使えるPLUSだとストレスがありませんよ。

TINY PUMPとTINY PUMP 2Xの違いは?比較してみた

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

FLEXTAILGEARで定番のTINY PUMPTINY PUMP 2Xですが、数値だけ見ても違いがわかりにくいと思いますので、実際の使用感を下記の6つの項目に分けて比較してみました。

6つの比較ポイント
  1. 外観やサイズ感
  2. アタッチメント
  3. 空気入れと空気抜き
  4. 充電時間と連続使用時間
  5. 音の大きさ
  6. 防水性

TINY PUMPとTINY PUMP Xはライト機能と重量の違いだけなので、TINY PUMP XTINY PUMP X2で悩まれてる方も参考にしてみて下さい。

外観やサイズ感

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較
TINY PUMP TINY PUMP X TINY PUMP2X
サイズ 43×43×53mm 43×43×53mm 46×45×59mm
重さ 65g 80g 96g
TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

サイズは少しTINY PUMP 2Xの方が大きいですが、重量の差もほとんどなく、どちらも手のひらサイズなので収納や持ち運びに便利です。

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

TINY PUMP 2Xは吹き出し口が本体の上下にあるので突起がなく円柱に近い形状ですが、TINY PUMPは吹き出し口の突起があるので、落としたり強い衝撃を受けると破損する恐れがあるので注意が必要です。

アタッチメント

TINY PUMP アタッチメント

どちらの電動ポンプにも、5つのサイズのアタッチメントとゴムのノズルが付属しています。アタッチメントの形状に多少の違いはありますが、使い方はどちらも適切なサイズのアタッチメントを空気口に接続して、電源を押すだけで空気入れと空気抜きができますよ

TINY PUMP アタッチメント

アタッチメントにゴムのノズルを装着することで、WAQのインフレータブルマットのようなバルブの形状でも空気を入れたり抜いたりすることが可能です。

TINY PUMP アタッチメント

TINY PUMP 2Xのアタッチメントは重ねて組み合わせることができるので、収納時にバラバラになりにくいのは少しうれしいポイントです。

空気入れと空気抜き

TINY PUMP インフレータブルマット 空気入れ 空気抜き
TINY PUMP TINYPUMP2X
空気入れ圧力 3.5kPa 4kPa
空気抜き圧力 3kPa 3.5kPa
空気入れ時間 1:30 1:10
空気抜き時間 4:00 1:30

インフレータブルマットに空気を入れる時間の差は20秒程度ありますが、バルブを開いて自然に空気を入れて膨張するのにかかる時間は5分程度かかるので、どちらの電動ポンプでも大幅な時間短縮ができますよ。

TINY PUMP インフレータブルマット

長年インフレータブルマットを使用すると自然膨張では膨らみきらないことがあり、口で空気を送り込む必要がありますが、TINY PUMPを使用することでしっかりと空気を送り込み、膨らますことができます。膨らんだインフレータブルマットは冷気や地熱の遮断ができるので、購入当初と変わらない寝心地になりますよ。

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

TINY PUMP 2X1分30秒程度でインフレータブルマットの空気を抜くことができますが、TINY PUMPでは空気を抜く圧力が少ないせいで、4分たってもしっかりと空気を拭くことができません。

TINY PUMP X インフレータブルマット

最後はどちらのポンプも最終的に自力で空気を抜く必要がありますが、TINY PUMP 2Xは簡単に収納袋に収納できるサイズになり、TINY PUMPの方は電動ポンプを使わないより少しだけ楽かなという印象です。

充電時間と連続使用時間

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較
TINY PUMP TINYPUMP2X
充電時間 2時間33分 2時間27分
使用時間 22分20秒 27分23秒

充電口はどちらもtype-Cなので、インフレータブルマットの枚数が多い時でも携帯充電器でも充電することができますよ。

使用時間に違いがありますが、電池容量は同じ1300mAhなので、インフレータブルマットの空気入れと空気抜きに十分使用できる容量があります。

TINY PUMPは10分以上の連続使用は故障の原因になります。

音の大きさ

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 騒音

日中のキャンプ場で計測した騒音測定器の数値は48dBです。

1m離れた場所でTINY PUMP63dBTINY PUMP 2X65dBを計測したので、使用時の音の大きさの違いはほとんどありません。音の大きさも、50m程離れた場所の道路を車が通ると64dB程度あるので、日中での使用は音が大きくて周りに迷惑をかける心配もなさそうです。

日中の使用はそこまで気になりませんが、小型のドライヤーぐらいの音がするので、周りの方への配慮として夜間での使用は控えた方がよさそうです。

防水性と磁器リング

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

その他の違いですが、TINY PUMPの充電口はむき出しで防水機能がありません。

TINY PUMP 2X 防水

TINY PUMP 2XIP44防水機能があるのでよりアウトドアの使用に適しています。

IP44とは?
いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない

TINY PUMP X TINY PUMP 2X 違い 比較

また、TINY PUMP 2Xには磁器リングが装備されているので、車のトランクを開けた時の明かりとしても使用できますよ。

まとめ

商品名 TINY PUMP TINY PUMP X TINY PUMP 2X MAX PUMP2 PRO Max Pump2 PLUS
商品
サイズ 43×43×53mm 43×43×53mm 46×45×59mm 77×57.5×51.5mm 56×48.8×89mm
重さ 65g 80g 96g 160g 190g
圧力 3.5kPa 3.5kPa 4kPa 4.5-2.5kPa 4.5-2.5kPa
ライト ×
防水性 × × IP44 IP55 IPX44
電池容量 1300mAh 1300mAh 1300mAh 3600mAh 4800mAh
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参考価格 ¥2,890 ¥3,290 ¥5,699 ¥4,799 ¥5,120

※参考価格は2023年5月のamazonの価格を参照

高品質で低価格なFLEXTAILGEARのタイニーポンプ。中国製ではありますが説明書や不具合対応は日本語なので気軽に購入できるのもポイントが高いです。
想像以上にコンパクトで軽量、そしてパワフルな給排気なのでキャンプの準備や撤収の時短になることは間違いありません!ラインナップも豊富なので性能と携行性のバランスが自分好みで選べるので、ぜひ気になったモデルをチェックしてみてくださいね。

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Yamaico運営&記事編集担当のマッキーです。               ●編集者の資格                               ①NCAJ公認キャンプインストラクター                   (公益社団法人 日本キャンプ協会https://camping.or.jp/leader)                   ②JAC公認キャンプインストラクター                    (一般社団法人 日本オートキャンプ協会 https://www.autocamp.or.jp/)                    ③JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー                  (Japan Bushcraft School https://bushcraft.jp/)
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