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キャンプマットのおすすめ8選を比較してご紹介!選び方のポイントも解説!

キャンプマットのおすすめをわかりやすく比較して紹介します。キャンプでバーベキューをしたり自然の中で遊んだりしたあとはぐっすり寝たいですよね。テントでの睡眠に不安や不満を抱いている方もいます。キャンプマットの種類や選び方のポイントも紹介します。

キャンプマットでキャンプの夜は快眠

快適な睡眠はキャンプマットで決まるといってもいいくらい、キャンプマットの役目は大きいです。キャンプマットは主にテントの中で寝る時に使います。シュラフが掛け布団でキャンプマットが敷布団といった感じです。凸凹の地面でも寝心地をよくし、地面からの冷気を防いでくれます。

キャンプマットの種類

キャンプマットには大きく3つのタイプに分けられることができます。ウレタンなどを使い広げるだけで使用できる「クローズドセルマット」、バルブを開けると空気が入り、膨張して弾力がある「インフレーターマット」、風船のように空気で膨らませる「エアマット」です。それぞれの特徴を見てみましょう。

安価で軽量なクローズドセルマット

代表的なものはホームセンターなどでも販売されている「銀マット」と呼ばれるものです。発泡材であらかじめ厚みがあり、広げるだけで使用できます。高価なものもありますが、比較的安価で、耐久性もありますのでハードに使用できます。軽量ですので、大きなサイズでも軽々持つことができます。また好みの大きさや形に切って使用することもできます。
デメリットは、3種類の中で一番薄く、その分寝心地と断熱効果が低いです。また、折りたたんだり丸めたりできますが、収納はかさばります。

コンパクト収納で簡単設置のインフレーターマット

簡単に設置することができます。バルブを開けるとウレタンなどのフォーム材が自然に空気を取り込み膨らみます。バルブを閉めて空気を閉じ込めて使用します。さらに空気を吹き込んだり、空気を抜くことで好みの寝心地の硬さにできます。空気を抜けばコンパクトになり、バックパックに入れることもでき、持ち運びに便利です。
デメリットは穴が開いてしまうと使えなくなるところです。リペアキットやテープなど修繕対策が必要となります。

断熱効果と快適な寝心地のエアマット

空気を入れて膨らませます。3種類の中では一番厚みがあり、断熱効果も快適な寝心地も得られます。大きさもさまざまあり、小さなものでは軽量・コンパクトになり持ち運びにも便利です。大きく分厚いものはベッドのような寝心地が得られます。
デメリットは、インフレーターマットと同様で穴が開いたら使えなくなる点です。また大きなものは重量が重くなり、持ち運びにも不便です。

キャンプマットの選び方のポイント

キャンプと言ってもグループキャンプやソロキャンプ、登山でのキャンプなど、さまざまなスタイルがあります。用途や好みに合わせて、キャンプマットの選び方のポイントを紹介します。

選び方のポイント①大きさ

一人用か複数人用かを選びましょう。一人用が一般的ですが、家族キャンプで複数用を使うのも楽しいものです。また、ソロキャンプで荷物を少なくしたい方は上半身だけのものもあります。

選び方のポイント②寝心地と厚み

厚みがある方が寝心地や断熱性があります。冬などは地面からの冷気をシャットアウトするためにも厚みのあるものを選びましょう。厚みがあるものは重くて収納も大きくなってしまいます。寝心地と使い勝手のバランスが大切です。断熱性はR値で表されます。R値が高いものほど断熱性が高いことになります。
選び方のポイント③軽量・コンパクト
収納時の大きさや重量もポイントです。登山で使うのであれば軽量・コンパクトなものを選びますが、オートキャンプなら大きく重いものでもいいでしょう。こちらも重さ・大きさと寝心地のバランスを考えて選びましょう。

おすすめキャンプマット①クローズドセルマット

軽量で素早く設置できるクローズドセルマットのおすすめを紹介します。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ジャバラマット【Sサイズ】

「銀マット」といわれるものです。片方の面にアルミシートが張ってあり、熱を逃がしにくなっています。丸めて収納するタイプより使いやすい。安価ですのでテントの床のベースマットとして利用してもいいです。

メリット:安価であり軽く耐久性がある
デメリット:薄く寝心地が良くない
サイズ:200cm×80cm×厚さ8mm
材質:ポリエステル(アルミ蒸着)、発泡ポリエチレン

THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル レギュラー

銀マット入りも高価で高機能なクローズドセルマットです。表面にはアルミを蒸着していますので保温性、断熱性があります。さらに表面が凸凹になっていて、その隙間の空気で保温性、断熱性を高めます。折りたたんで収納しますので、収納時は四角柱となりパッキングや積み込みしやすい形となります。

メリット:クローズドセルマットの中では保温性、断熱性が高い
デメリット:収納が大きい
サイズ:183cm×51cm×厚さ2cm
収納サイズ:51cm×13cm×14cm
重量:410g
R値(断熱性):2.6
材質:架橋ポリウレタン

おすすめキャンプマット②インフレーターマット

コンパクトで設置も簡単なインフレーターマットのおすすめを紹介します。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)インフレーティングマット

方面をPVC(塩化ビニール)加工していますので柔軟性があり防水性に優れています。幅が少し狭い印象ですが、その分、コンパクトで軽量となっています。インフレーターマットとしては比較的安価で購入できるのも魅力で、キャンプ初心者の方にもおすすめです。

メリット:安価で防水性に優れている。
デメリット:幅が狭い
サイズ:約188cm×58cm×厚さ2.5cm
収納サイズ:約直径12cm×59cm
重量:約900g
材質:ポリエステル(PVC加工)、ポリウレタンフォーム
付属品:収納ケース

THERMAREST(サーマレスト)プロライトプラス(R)

断熱性が高く、冬でも使えるオールシーズンモデルです。丸みのあるフォルムは軽量のためです。軽量でコンパクトに収納できるのでツーリングキャンプや登山などにおすすめです。万が一穴が開いた場合にも最低限のクッション性が維持できる設計となっています。

メリット:断熱性が高く、軽量・コンパクト
デメリット:高価
サイズ:183cm×51cm×厚さ3.8cm
収納サイズ:直径12cm×28cm
重量:650g
R値(断熱性):3.4
材質:表面50Dミニヘックスポリエステル 裏面50Dポリエステル
付属品:スタッフサック

コールマン(Coleman)キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ

バルブを開けるだけで厚さ5cmまで膨らんでくれます。よほど凸凹の地面でない限り寝心地もいいですし、断熱性もあります。小石くらいならまったく気にならないほどです。また、複数で連結が簡単にでき、ファミリーやグループキャンプでも活躍します。

メリット:連結ができるのでグループキャンプにおすすめ
デメリット:インフレーターマットにしては収納サイズが大きく重量もある
サイズ:約195cm×63cm×厚さ5cm
収納サイズ:約直径15cm×70cm
重量:約1.8kg
材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
付属品:収納ケース

ロゴス(LOGOS)セルフインフレートマット・SOLO

クッション性に優れ、小石がごろごろとある地面でも心地よく寝ることができます。収縮、膨張を2回ほど繰り返すと、よく空気が入り膨らみます。ダブルサイズもあり、組み合わせることで、大型テント内に敷きつめることもできます。

メリット:クッション性に優れている
デメリット:重量があるので車でのキャンプ向き
サイズ:約190cm×65cm×厚さ5cm
収納サイズ:約16cm×16cm×61cm
重量:約1.8kg
材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
付属品:収納バック

おすすめキャンプマット③エアマット

断熱性が高く快適な寝心地のエアマットのおすすめを紹介します。

THERMAREST(サーマレスト)ネオモアXサーモ(R)

保温性、断熱性に優れたエアマットです。空気を入れるチューブは2層構造で地面からの冷気を防いでいます。内部に熱反射板を挟み込んでいますので、体から出る熱を反射させ逃がしません。もしものときのリペアキットが付属しているのも安心できます。ツーリングキャンプや、登山におすすめです。

メリット:保温性、断熱性が高い
デメリット:高価
サイズ:183cm×51cm×厚さ6.3cm
収納サイズ:直径12cm×23cm
重量:430g
R値(断熱性):5.7
材質:表面30D高強度ナイロン 裏面70Dナイロン
付属品:スタッフサック、ミディアムポンプサック、リペアキット

コールマン(Coleman)アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド

ダブルレイヤー構造によりパンクに強く、断熱性も高いエアマットです。横幅もたっぷりあり、20cmという厚さで地面の凸凹が気にならない快適な寝心地です。表面は伸びにくく破れにくい生地で、安心して使えます。重量がありますので、オートキャンプなど、車でのキャンプにおすすめです。

メリット:大型で厚みがある
デメリット:重く、膨らますのにエアポンプがあったほうがいい
サイズ:約185cm×135cm×厚さ20cm
収納サイズ:約36cm×30cm×9cm
重量:約2.5kg
材質:70Dポリエステル、PVC

キャンプマット8選の比較表

クローズドセルマットの比較

キャプテンスタッグ サーマレスト
ジャバラマット Zライトソル
サイズ 200cm×80cm 183cm×51cm
収納サイズ 80cm×32cm×厚さ5cm 83cm×51cm×厚さ14cm
厚さ 8mm 2cm
重量 220g 410g

インフレーターマットの比較

キャプテンスタッグ サーマレスト コールマン ロゴス
インフレーティング
マット
プロライトプラス(R) キャンパーインフレーター
マット
セルフインフレート
マット
サイズ 約188cm×58cm 183cm×51cm 約195cm×63cm 183cm×51cm
収納サイズ 約直径12cm×59cm 直径12cm×28cm 約直径15cm×70cm 約16cm×16cm×61cm
厚さ 約2.5cm 3.8cm 5cm 5cm
重量 約900g 650g 約1.8kg 約1.8kg

エアマットの比較

サーマレスト コールマン
ネオモアXサーモ(R) アドベンチャー
エキストラデュラブル
エアーベッド
サイズ 183cm×51cm 約185cm×135cm
収納サイズ 直径12cm×23cm 約36cm×30cm×9cm
厚さ 6.3cm 20cm
重量 430g 約2.5kg

キャンプマットで楽しいキャンプを

キャンプでテント泊をした日の朝、体がだるい、痛いなど、睡眠がきちんとできてないと、せっかくのキャンプも楽しくありません。自身にあったキャンプマットを探して、快適な睡眠、楽しいキャンプをしましょう。

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