コットはキャンプでの寝心地を格段にアップさせてくれますが、使い勝手の良いものはどれも値段が高く、購入を迷っている方も多いはず。そんな方におすすめしたいのがWAQの2WAYフォールディングコットです。
2017年にブランドが誕生して以降、次々にコスパが高く品質も良い商品を生み出しているWAQですが、中でもこの2WAYコットは楽天のランキングで3部門で1位を獲得するほど大人気の商品!今回は寝心地を左右する気になるサイズ感や使用感まで、徹底レビューします!
waqのコットのコスパがヤバイ
とにかくコスパが高いと評判のWAQの2WAYコットですが、いまいちピンとこない方もいますよね。
参考までに同じく2WAYコットとして人気の高いヘリノックスのコットワン比較してみると、ヘリノックスのコットワンが39,050円(税込)に対しWAQの2WAYコットが15,800円と、その価格はなんと3分の1以下です。(2021年11月25日現在)
また、ヘリノックスのコットワンはローコットからハイコット仕様にする際別売りのコットレッグを購入する必要があり、このコットレッグが1万円程します。WAQの2WAYコットにはこのコットレッグが標準装備となっているので、購入の手間も含めこの差は大きいです。
さらに、ヘリノックスはあまり値引きされることがありませんが、WAQの2WAYコットはセール価格で購入できることも多いです。ただでさえコスパの高いコットを、さらに安い価格で手に入れることができますよ。
もちろん、細かな作りに関してはヘリノックスのように高価なコットに劣る部分もありますが、キャンパーにとって使いやすいよう考えられているWAQの2WAYコットは必要十分なコットをお探しの方にとっては非常にコスパに優れたコットになりますよ。
waq 2wayフォールディング コットの特徴
WAQの2WAYフォールディングコットの特徴といえばその使い勝手の良さ。キャンパーにとって痒い所に手が届くような工夫が詰まっています。まずはその特徴について簡単にご紹介します。
ハイ&ローの高さを選べる仕様
「2WAY」という名前の通り、WAQのコットはハイコットとしてもローコットとしても使うことができます。ハイコットとローコットどちらのメリットもかね備えた良いとこどりのコットで、気分や状況によって使い分けることができますよ。どちらを買おうか迷っている方にもおすすめです。また、ハイコット仕様にする際に必要なレッグポールも標準装備なので、買い足しの必要もありません。
ゆったり寝れるサイズ感
幅は67cm、長さは190cmとゆったりサイズ設計な上に、耐荷重は150kgとなっているので、大柄の方でも安心して使うことができます。幅の狭いコットだとフレームが腕や肩に当たってストレスを感じてしまいますが、WAQの2WAYコットは十分な大きさがあるのでストレスなく寝ることができますよ。
組み立てが簡単
簡単設計なので組み立てはサイドフレームに3本のレッグフレームを取り付けるだけととにかく簡単です。3本のレッグフレームはどこの位置に使っても大丈夫なので迷うこともありませんよ。低価格のコットによくある取り付け時の硬さなどもないので、力に自信のない方でも無理なく組み立てることができます。
コンパクトな収納
ゆったりサイズのコットですが、収納サイズは直径18cm、幅が60cmと無印良品の頑丈ボックスにスッポリ入るぐらいコンパクトなので、積載の場所や家での保管場所にも困りません。また、重量も3.2kgと持ち運びが簡単にできるので、オートサイトでなくても安心して持って行くことができますね。
収納袋はゆとりのある設計になっているので、上手くたたむ自信がない方でも楽に収納できますよ。
程よい張り具合
コットで何よりも重要なのが寝心地です。ベッドシートの張りが固すぎると腰が痛くなりやすく、柔らかすぎると身体が安定しないので絶妙な張り具合が必要になってきますが、WAQのコットは寝心地に関して試行錯誤が繰り返されているので、多くのキャンパーから寝心地が抜群だと高い評価を得ています。
束ねるマジックテープが良い
WAQの2WAYコットにはレッグフレーム部分に固定用のマジックテープが付いています。レッグフレームにマジックテープが付いていないコットも多いですが、そうすると収納時に脚がぶらぶらしてしまってとにかく袋に入れづらく、これがストレスに感じるキャンパーも多いです。細かいことですがこういった設営や収納時の煩わしさを解消する工夫が施されていると購買欲をそそられますね。
WAQの2Wayコットのメリット
コットはキャンプに絶対になくてはならないものではないので、購入を躊躇する方もいますよね。ですが、WAQの2WAYコットを使うことで得られるメリットはたくさんあります。ここではWAQのコットを使うメリットについて紹介します。
夏はコット下を風が通り涼しい
夏キャンプで地面に身体を付けて寝ていて寝苦しく感じたことのある方も多いはず。WAQのコットを使うだけで背中と地面の間に風の通り道ができるので、夏キャンプでも涼しく寝ることができますよ。寝汗をかいても通気性が良いので不快感が減りますね。
冬は地面の底冷え防止
冬キャンプでは就寝時にいかに底冷え対策を行うかで寝心地の良さが決まります。地面からの冷気は想像以上に冷たく、せっかく就寝前に焚き火などで暖まってもあっという間に体全体が冷えてしまいます。WAQのコットを活用すれば地面から距離が取れるので底冷え対策になりますよ。
コットの下に荷物が置ける
WAQのコットをハイコットとして使えば、コットの下に空間ができるので荷物を置くことができます。散らかりがちなキャンプサイトもコットの下に荷物を収納するだけでサイト内がすっきり見えますし、足元や動線にバッグなどが置いてないだけで安全性も高まりますよ。
ベンチとして使える
WAQのコットは耐荷重が約150kgなのでベッドとしてだけでなくベンチとしても使うことができます。グループキャンプでは簡易的な椅子としても使えるので便利です。ベンチとして使用する場合はローコットではなくハイコットの状態が使いやすいですよ。
地面が凸凹でも寝心地が良い
コットがないと寝心地がサイトの地面の状態に左右されがちですが、WAQのコットを使えば地面から距離が取れるので、サイトが砂利でも石で凸凹していても気にせず眠ることができますよ。特に雨キャンプでは地面から水気が上がってきてしまうのでWAQのコットを使って回避するのがおすすめです。
WAQのコットでハイ・ローどちらも使えるといろんなキャンプスタイルに対応できる!
家族とキャンプに行くこともあれば、ソロでこじんまりとキャンプを楽しむことがあるなど、気分や状況に応じてキャンプスタイルが変わったり、天井の高いテントを使う日もあれば、ソロ用の天井の低いテントを使うこともあるなど、複数枚のテントを使い分けることがある方には、ハイ・ローどちらも使えるWAQの2WAYコットは特におすすめです!
普段ハイコットで使っていても、ファミリーキャンプでお子さまに使わせるときには安定感のあるローコットにすることができますし、天井高に合わせてハイ・ローを使い分けることで、就寝時の圧迫感も変わってきますよ。高さの違うコットをわざわざ買い足す必要もなく、様々なキャンプスタイルに対応できるWAQの2WAYコットは1つ持っていればとても使い勝手がいいです。
waq 2way フォールディング コットの組み立て方法
WAQ 2way フォールディング コットの組み立て方法を紹介します。
- サイドフレームを組み立ててベッドシートのスリーブに通す
- レッグフレームを組み立ててサイドフレームに取り付ける
- レッグフレームにレッグポールを差し込む
大まかな手順は3ステップで組み立てができます。
ベッドシートのスリーブに通す
サイドフレーム2本を組み立てて、ベッドシートのスリーブに通します。
レッグフレームを組み立てサイドフレームに取り付ける
レッグフレームを組み立てて、サイドフレームに取り付けていきます。組み合わせる場所に溝があるので、凹凸を組み合わせてシートの張り具合を均一にするため、真ん中から取り付けます。
固定する時が少し硬めですが、手のひらでレバーを握りレッグフレームがしっかりと固定されるまで体重をかけて押し込みます。
ローコットの完成です。
レッグフレームにレッグポールを差し込む
レッグフレームにレッグポールを差し込みます。
ハイコットの完成です。
WAQとNaturehikeのコット比較
WAQと同じ2WAYコットのNaturehikeで悩んでる方も多いのではないでしょうか?WAQとNaturehikeのコットを比較してみました。
※Naturehikeは1年ほど使用してるので、劣化がある可能性もあります。
サイズ
幅はWAQが約2cm広いです。
ハイコット時の高さはNaturehikeの方が、約1cm高いですが、使用感としてはサイズにそこまでの違いはなさそうです。
左が173cm、右が164cmの男性がWAQコットに寝た時のサイズ感です。
素材や肌触りの違い
布のような肌触りのNaturehikeに比べ、WAQはツルツルとしたナイロン素材で水にも強そうな印象です。
寝心地や張りの違い
WAQの方が張りがあるので安心感があり、Naturehikeは沈んで少し包まれるような寝心地です。個人的には張りがある方が寝やすいですが、好みに分かれるとこです。
少し沈むNaturehikeよりWAQの方が立ち上がりがしやすい利点があります。
フレームの違い
WAQの方がレッグポールの太さがあるので、ハイコット時に安心感がありますが、その分重量が900gほど重たくなります。
WAQに比べ、Naturehikeはレッグポールの抜き差しがしにくいので、マイナスポイントです。
ギシギシ音の違い
コットの使用している素材や仕様上、どちらのコットもギシギシ音がします。感じ方にも個人差がありますが、そこまで気にすることではない印象です。
比較してみて
どちらのコットにもメリットデメリットがありますが、大きな違いがWAQはスペアシートが購入できる点です。シートは消耗品なので汚れたり破れたりする可能性があるので、万が一のことを考えたらスペアシート単体で購入できるWAQの方が安く購入できるので、安心ですね。
まとめ
コスパ最強と名高いWAQの2WAYコットについて紹介してきました。低価格ではあるものの、そのクオリティは非常に高く、初めてコットを使う方も、使い勝手の良いコットに買い替えようか考えている方も納得のコットになります。人気商品のため在庫切れ状態が続いていましたが、現在は各カラー在庫があり、購入するなら今がおすすめです!
キャンパーの「あったらいいな」が詰まった使い勝手の良いコットをぜひ、体感してみてくださいね。