キャンプの時に活躍するアウトドア用のキャリーワゴン。手間のかかるキャンプギアの運搬には欠かせませんよね。
今回は種類豊富なキャリーワゴンの中でも高品質だと評価の高いDODのアウトドアワゴン「フォールディングキャリーワゴン」と「アルミキャリーワゴン」について、特徴や違いを比較してまとめてみました。
少しコツが必要な組み立て方や収納方法も詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
DODアウトドアワゴンがあれば荷物の運搬が楽ちん♪
参照元:dod公式
アウトドアワゴンといったら荷物の運搬に便利なアイテムですよね。
オートキャンプ場でない場合は駐車場からキャンプサイトまで荷物を運ぶ必要があります。台車などを貸してくれるキャンプ場もありますが、使い慣れない台車で重いキャンプギアを運ぶのは結構難しいです。
フォールディングキャリーワゴンとアルミキャリーワゴンのような安定感のあるアウトドアワゴンを使えば、キャンプギアを快適に運ぶことができますよ。
キャンプ場での使用だけでなく、マンションやアパートから駐車場までの荷物の運搬にも活躍しますし、持ち運びしやすいDODのアウトドアワゴンであればピクニックなどちょっとしたお出かけにも使えますね。
DODフォールディングキャリーワゴンの口コミや特徴
参照元:dod公式
DODのフォールディングキャリーワゴンは2013年に発売されてから何度も仕様変更がされている、人気のキャリーワゴンです。カラー展開はベージュとブラックの2色。
スチール製の丈夫なボディなので、テントや焚き火台といった重いキャンプギアも楽に運ぶことができますよ。悪路ですり減ったタイヤは交換することができたり、トップシートが付属していて多少の雨であれば荷物が濡れるのを防いでくれたりと、キャンプで思い切り使えるタフな仕様が特徴のキャリーワゴンです。
みんなの評価や口コミ
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DODアルミキャリーワゴンの口コミや特徴
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DODのアルミキャリーワゴンはより気軽に荷物運びができるようにと考えられたキャリーワゴンで、カラー展開はカーキとタンの2色。
フォールディングキャリーワゴンよりワゴン容量が増えたにも関わらず、サイズはコンパクトに、重量は軽く作られ、女性やお子さまでも荷物が運びやすいよう設計されています。コンパクトになったことで積載もしやすく、ちょっとしたお出かけにも気軽に持っていけるアウトドアワゴンとなりますよ。
みんなの評価や口コミ
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DODアウトドアワゴン2種類を徹底比較!
同じDODから販売されてるアウトドアワゴンなので、パッと見た目では「フォールディングキャリーワゴン」も「アルミキャリーワゴン」もそこまで大きな違いはないように見えますね。もちろん共通点もありますが細かく見ていくと違いもたくさんあるんです。ここからはフォールディングキャリーワゴンとアルミキャリーワゴンの共通点と相違点を紹介します。
スペックやサイズ比較表
商品名 | フォールディングキャリーワゴン | アルミキャリーワゴン |
---|---|---|
サイズ | 幅95×奥行53×高さ120cm (ワゴンまで60cm) | 幅96×奥行58×高さ105cm (ワゴンまで61cm) |
収納サイズ | 幅30×奥行20×高さ80cm | 幅30×奥行20×高さ69cm |
重量 | 14kg | 10.1kg |
最大積載重量 | 100kg | 100kg |
ワゴン容量 | 125L | 160L |
素材 | スチール、ポリエステル | アルミ合金、ポリエステル |
付属品 | フロアマット、トップシート、収納カバー | フロアマット、収納カバー |
共通点
まずは2つのアウトドアワゴンの共通点から挙げていきます。
最大積載重量は100kgなので重たい荷物も持ち運びOK
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どちらのキャリーワゴンも最大積載重量は100kgです。大型のテントや薪ストーブといった重いキャンプ道具をまとめて運ぶことができるよう設計されています。
タイヤロック付きなので安心
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停車時にはタイヤをロックすることができます。傾斜など不安定な場所に一時的にキャリーワゴンを止める場合にもタイヤロックがあると安心ですね。レバーを少し回した状態にしておくとブレーキとしても使えるので、下り坂を気を付けておりたい時に便利ですよ。
本体生地は取り外せるので掃除しやすい
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本体生地はフレームから取り外せるので手洗いや拭き取りで掃除することができます。これならキャンプで汚れても安心ですね。
違いを比較
続いては2つのアウトドアワゴンの相違点です。使い勝手などに大きく関わってくるところですので、違いを比較したので一緒にチェックしていきましょう。
収納サイズや携行性の違い
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使用時の大きさはそこまで変わりませんが、収納するとアルミキャリーワゴンの方がフォールディングキャリーワゴンに比べ高さが10cmほど短くなります。ファミリーキャンプで荷物が多くなりがちな方や、軽自動車やコンパクトカーに乗っている方にとってこの差は大きいですね。
また、収納後もアルミキャリーワゴンは収納ケースの上からでもハンドルが握れる仕様になっているので、車まで転がすことができたり、横向きに持てるよう設計されていたりと携行性にも違いあります。
重量の違い
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フレームの素材の違いより、重量はフォールディングキャリーワゴンが14kgあるのに比べ、アルミキャリーワゴンは10kgと4kgも軽くなっています。
フォールディングキャリーワゴンには横にもフレームが付いており、このフレームがあるため重量も重くなっていますが、フレームが多い分荷物の重さが分散されて、壊れにくいように計算されているんです。
アルミキャリーワゴンの本体重量は8.6kgなので女性でも楽にキャリーワゴンを引っ張れますし、片手で持てる重さなので車に積載するときもラクラクです。
容量の違い
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「最大積載重量は100kgで同じでは?」と思ってしまいますが、最大積載重量は積める荷物の量の目安であって、その量を積んで動かしたときの保証値ではないのではありません。動かしたときにワゴン全体にかかる負担はフレームの多いフォールディングキャリーワゴンの方が少なく、耐久性が高い作りになっていると言えそうですね。
最大積載重量はどちらも100kgですが、容量はフォールディングキャリーワゴンが100L、アルミキャリーワゴンが160Lと60Lの差があります。160Lはアウトドア用キャリーワゴンの中でも最大級のサイズですよ。効率良く一度にたくさんのキャンプギアが運べるので、設営や撤収の時短にもなりますね。
タイヤの違い
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タイヤの違いは快適な走行性能に直結します。
フォールディングキャリーワゴンのタイヤは大型のノーパンクタイヤが採用されていて、雨上がりの土サイトなど、悪路でも移動しやすいよう考えられていますよ。
一方、軽量さを重視した設計のアルミキャリーワゴンにはスマートなタイヤが採用されていて、ノーパンクタイヤではありませんが、ゴツゴツした地面での使用は少し心配になるかもしれません。アスファルトやコンクリートといったある程度整地された場所での使用であれば問題なく使用ができますよ。
ハンドルの違い
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フォールディングキャリーワゴンのハンドル部分はフレームに連結させる必要がありますが、アルミキャリーワゴンは伸縮式で引き出すだけで簡単に使えるので組み立てと収納時の手間が少ないです。
手で握る部分はどちらもリング型でとても握りやすいですよ。左右にも旋回しやすく、指が痛くなることが少ないです。
付属品やテーブルなどのオプションの違い
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それぞれのアウトドアワゴンには専用のポケット付き収納ケースと、より安定して荷物が運べるように設計されたフロアマットが付いています。
フォールディングキャリーワゴンにはさらに、ワゴンの上部に被せて使うトップシートが付属していますよ。このトップシートがあれば、ほこりや直射日光から荷物を守れますし、多少の雨も安心です。
またトップシートを荷物の上から被せることで、ワゴンから少し飛び出してしまっている荷物も崩れることなく安定して運ぶことができますよ。
フォールディングキャリーワゴンには木製のロール天板やスペアホイールなど専用のオプション品がありますが、アルミキャリーワゴンは残念ながらありません。
専用のロール天板で、アウトドアワゴンをテーブルとして有効活用できますね。
※ロール天板はアルミキャリーワゴンには採寸が違うので適合しません。
また、ホイールが消耗した状態で使用を続けると走行性能やクッション性が低下してしまいますし、安全面でも不安が出てきます。スペアタイヤがあるとその点も安心できますね。
DODフォールディングキャリーワゴンがおすすめな方は?
さまざまな違いがあるフォールディングキャリーワゴンとアルミキャリーワゴンですが、耐久性を重視したい方はフォールディングキャリーワゴンがおすすめです。
記載した通り、フォールディングキャリーワゴンはフレームの数が多くワゴンにかかる負荷が分散されるように計算されているため、繰り返し重い荷物の運搬を行っても長持ちしやすいです。
また、付いているタイヤも大型で悪路に対応できるよう設計されているので、足場の良くないキャンプサイトでも問題なく荷物を運ぶことができます。万が一ホイールが消耗してしまっても、スペアタイヤが販売されているのでキャリーワゴンごと買い替える必要もありませんね。
頑丈なスチールが素材で重さはありますが、キャンプでガンガン使える耐久性の高いアウトドアワゴンをお探しの方にぴったりなのはフォールディングキャリーワゴンです。
DODアルミキャリーワゴンがおすすめな方は?
もっと気軽に持ち運びができる、軽くてコンパクトなキャリーワゴンをお探しの方はアルミキャリーワゴンがおすすめです。本体にアルミ素材を採用したことにより160Lという大容量にも関わらず、女性でもらくらくと運べる軽量さを実現しています。また、収納時も非常にコンパクトになるので積載問題に悩む心配もありませんよ。
コンパクトなのは収納時だけでなく、アルミキャリーワゴンは取っ手部分の長さも短く設計されているので、狭い道や人通りの多い場所で牽引しても周囲の迷惑となりづらいです。
フォールディングキャリーワゴンは牽引するとワゴンの後ろから取っ手の先まで全長約190cmにもなりますが、取っ手の短いキャリーワゴンであれば牽引時も後ろを気にする必要が少なく済みそうですね。タイヤもスマートな作りなので小回りが利きます。
「重い荷物を乗せる分キャリーワゴン自体は軽くしたい」、「荷物を運ぶためのキャリーワゴンが荷物となってしまうのは嫌だ」、「ピクニックや子どもの運動会など、人が多い場所でも気軽に持ち運んで使えるものがいい」といった方にぴったりなのがアルミキャリーワゴンになりますよ。
DODアウトドアワゴンの組み立て方と収納手順
DODアウトドアワゴンの組み立てと収納の手順は基本的には同じになります。「コツがいる」といったレビューも多く見かけますが慣れるととても簡単ですよ。写真付きで紹介しますね。
組み立て方
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➀収納カバーからワゴンを取り出す
収納カバーの底面と横面にあるバックルと、横面にある面ファスナーを開けて収納カバーからワゴンを取り出します。
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②ワゴンを広げる
ワゴンの中央部分をゆっくり押し、ワゴンを少しずつ広げます。
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③フレームとワゴンの生地を固定する
サイド4ケ所にある面ファスナーでフレームとワゴンの生地を固定します。
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④フロアマットを広げる
底面にフロアマットを敷きます。
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⑤ハンドルを固定する
ここの手順は種類によって異なるので気を付けてください。
アルミキャリーワゴンの場合はハンドルを引き上げます。※ボタンを押す必要はありません。
フォールディングキャリーワゴンの場合はハンドル上部を下部のフレームに連結させて固定します。
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⑥完成
完成後はフレームがガタついていないか、ハンドル操作がしやすいかを確認して使用してください。
収納手順
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➀ハンドルを収納する
ここの手順は種類によって異なります。
アルミキャリーワゴンの場合はハンドルの中心にある赤いボタンを押しながらハンドルを収納します。
フォールディングキャリーワゴンの場合はハンドル部分の連結を外し、ハンドルを折りたたみます。
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②フロアマットを取り外す
底に敷いていたフロアマットを取り出します。
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③サイドの面ファスナーを外す
フレームと生地を固定していたサイド4ケ所にある面ファスナーを外し、フレームと生地を外します。
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④中心部の持ち手を引き上げる
ワゴン底面、中心部に付いている持ち手を引き上げ、それぞれの角を引き寄せます。
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⑤収納カバーを被せる
収納カバーを被せて横面にある面ファスナー、横面と底面にあるバックルを閉めます。
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⑥完成
ファスナーやバックルの閉め忘れがないか確認して、積み込みをしましょう。
特にワゴン本体を広げる時と中心部の持ち手引き上げてワゴンの角を寄せる時に、少し大変と感じる方もいますが、焦らず少しずつ力をかけてあげるとスムーズに組み立て、収納ができますよ。
使用前に練習してみてくださいね。
DODアウトドアワゴン比較のまとめ
同じDODが手掛けているアウトドアワゴンでも、耐久性を重視するか、コンパクトさを重視するかで選ぶキャリーワゴンが変わってきます。購入前にどのように使いたいかを考えてみるといいですね。
フォールディングキャリーワゴンもアルミキャリーワゴンもどちらも人気のあるアウトドアワゴンなので、本格的なキャンプシーズンを迎える前にぜひゲットしてくださいね。