キャンプ場での荷物の運搬に欠かせないのがアウトドアワゴン。ギアを運ぶ時キャンプ場で貸してくれる台車を使う方も多いですが、慣れていないと扱いづらいですし、大切なギアに汚れが付くのも気になりますよね。そんな方には便利なアウトドアワゴンがおすすめです。
今回は種類豊富なアウトドアワゴンの中でも、アマゾンなどの通販サイトで常にランキング上位であるWAQのアウトドアワゴンについて実際の使い心地をレビューしていきます!自分専用のワゴンがあればギアの運搬が楽に、そして楽しくなりますのでチェックしてくださいね。
WAQのアウトドアワゴンの特徴
WAQのアウトドアワゴンはキャンプシーズン真っ盛りの今年8月には楽天のアウトドアランキングで4冠を達成するなど、アウトドアワゴン業界ではトップレベルの高評価を獲得しています。まずはその特徴を紹介しますね。
ファミリーキャンプでも大活躍の容量
容量は約106Lと、数あるアウトドア用のワゴンの中でもトップクラスの容量です。家族分の荷物もラクラク入れることができますし、荷物が多くなりがちな冬キャンプでも大活躍してくれますね。高く積んだ時に荷崩れを起こしにくくするゴムバンドも付属しています。
安心の耐荷重
大容量なだけでは荷重にフレームが耐えられず、運搬している途中にワゴンが破損してしまう可能性が高いです。WAQのアウトドアは耐久性の高いスチールフレームが採用されているので150kgの荷重に耐えられます。大容量かつ、この耐荷重があればファミリーキャンプでも家族分の食材や大量のギアを一度に運ぶことができますね。
操作しやすいハンドル
従来のハンドルは荷台底部から約62cmの高さで、長身の方にとっては少し短く、使用中に足に当たって動かしにくいという声がありました。そこで現在は、ハンドルの長さを約83cmまで伸ばせる新システムを採用し、小柄な方から身長の高い男性までより多くのキャンパーにとって操作しやすいアウトドアワゴンになっていますよ。
目的地までスムーズに進める特大タイヤ
「予想以上に大きくて驚いた!」という声が続出するほど、WAQのアウトドアワゴンのタイヤは他社のワゴンと比較して圧倒的に大きいです。
タイヤが太くしっかりとした作りになっているので、整地されていない凸凹の道や砂地でも埋まることなく、段差もスムーズに進むことができますよ。この大きなタイヤの存在感も、一層男らしくアウトドアにぴったりな雰囲気を醸し出しています。
生地は丸洗い可能
従来品は生地がフレームに固定されていましたが、新仕様ではベルクロテープで生地が着脱できるようになったので取り外しができるようになりました。汚れや臭いが気になったら気軽に洗うことができるので、常に清潔な状態をキープできますよ。
大容量なのにコンパクト収納
参照元:waq
未使用時にはフレームにはひし形のフレームが伸縮するパンタグラフ機構を採用しているのでコンパクトに折り畳むことができます。使う時のスペックだけでなく、収納サイズも車への積載や自宅で保管しやすいよう考えられています。縦置き横置き、どちらにも対応しているのもポイントです。
WAQアウトドアワゴンの使用感をレビュー
実際にWAQアウトドアワゴンをいろんな地面で引いてみた使用感をレビューします。
操作性
WAQアウトドアワゴンは、ハンドルの長さを体格に合わせて調節できるので、脚に当たる心配もなくスムーズに引くことができます。
ハンドル形状がO型なので、力がいる坂道でもしっかりと握り込めます。
小回りが利くので、方向転換もしやすいです。
荷室のサイズ感
WAQアウトドアワゴンの荷室に、無印の頑丈収納ボックス(特大)を入れた時のサイズ感です。
キャンプスタイルにもよりますが、デュオキャンプぐらいの荷物なら1回で持ち運べるぐらいの容量があります。
付属のゴムバンドは4か所フックを止めるだけで固定でき、荷室よりも高く荷物を積載することができます。
平地を歩く時はそこまで気になりませんが、積み方によっては坂道を歩く時は荷物がズレてしまう事があるので、荷物を高く積載する場合は、支えてくれる人がいれば安心して持ち運べます。
いろんな地面を歩いてみた
WAQアウトドアワゴンは、林間サイトでよく見かける、地表に出た木の根も乗り越えることができ、ラフな地面でも問題なく走行できます。
路肩にあるような段差も後輪を持ち上げるのに少し力がいりますが、タイヤが大きいので、難なく乗り越えることができます。
細めのタイヤならハマりそうな溝でも、タイヤが太いので気にせずに走行できます。また、写真はないですが、タイヤが転がりにくい砂浜や砂利道でも硬い地面に比べて力はいりますが、走行できました。
組み立てや収納が簡単
WAQアウトドアワゴンの収納手順を見ていきましょう。
本体内側の天板を外します。
底面にあるループを引き上げます。
ループを引き上げると一気に折りたたむことができます。
広がらないように本体をベルトで固定します。
この時タイヤの向きを合わせないと、上手く固定できないので注意しましょう。
ハンドルと反対に取っ手がくるようにカバーを被せ、ベルトで固定します。
カバー側面に底板を収納したら完成です。
WAQアウトドアワゴンは、カバーを装着した状態でも取っ手がついているので、移動することが可能です。ただし、安定感がなく操作しにくいので、車から荷物置き場など、短距離での移動のみにしましょう。
WAQアウトドアワゴンのオプションテーブル
別売りの専用テーブルを使うと、アウトドアワゴンがアウトドアテーブルに早変わりします。
荷物を運搬し終わったらサイトでは使うことがなく場所だけ取っていたワゴンも、ギアを出した収納袋や不要なアイテムも隠せたりと活躍の場が広がりますよ。
ウッドテーブル
ナチュラルな雰囲気重視の方は、より自然にキャンプサイトに溶け込んでくれるウッドテーブルがおすすめです。はめ込み式のアルミテーブルと違い、取り付け方がワンタッチ式なのでより簡単にワゴンの中に入った荷物にアクセスできるようになっています。
アルミテーブル
アルミテーブルは汚れも拭き取りやすく、錆にも強いです。お手入れも簡単にできますよ。軽量で丈夫なので持ち運びもしやすいですし、お値段もお手頃で同時購入しやすいです。
公式オンラインショップ上ではオプションテーブルは、ワゴンと同時購入で安く購入できるので、気になる方は同時購入がおすすめです!
WAQアウトドアワゴンはタイヤ交換できる
キャリーワゴンのタイヤはプラスチックでできているので、使い方や地面の状態によって寿命は変わってきますが使い続けていると何かしらの不具合が出てくる可能性があります。ですが、WAQのアウトドアワゴンには専用のスペアタイヤがあるので万が一の時でも安心です。
特にタイヤの真ん中に巻かれているゴムベルトが切れてしまうことが多いようなので、使用前に一度確認するのがおすすめです。こういったスペアパーツの有無で長く使えるか否かも決まってくるので、購入の決め手にもなりますね。
WAQアウトドアワゴンの注意点
ストッパーがついていないのが残念
WAQアウトドアワゴンとして優秀なスペックをもっていますが、ストッパーが付いていないのが少し残念な点です。傾斜のある場所では手を離すと勝手に動いてしまう危険もあるので、使用時にはしっかりハンドルを握るようにしてくださいね。
立ち止まるときにはそれぞれのタイヤを足で90度になるよう回しておくと、多少ではありますが動きにくくはなりますよ。
子供を乗せると危険
WAQアウトドアワゴンに子供を乗せると底板に荷重が一点に集中して割れてしまい、思わぬ事故に繋がりますので、注意が必要です。
WAQアウトドアワゴンに限らず、他のメーカーのキャリーワゴンでも同じことが言え、荷室内にまんべんなく積載するようにしましょう。
WAQとコールマンのキャリーワゴンの比較表
ブランド | WAQ | Coleman |
---|---|---|
商品 | ||
使用時サイズ | 95D x 49W x 80H cm | 106D x 53W x 100H cm |
収納サイズ | 幅34cm×奥行23cm×高さ82cm | 幅40×奥行18×高さ77cm |
重量 | 11.2kg | 11kg |
耐荷重 | 150kg | 100kg |
参考価格 | amazon | amazon |
まとめ
タフに使えるWAQのアウトドアワゴンはハンドルや生地の取り外しなどキャンパーの声を反映して改良された部分も多いので、使い勝手の良さは多くのキャンパーのお墨付きです。今まで両手いっぱいに荷物を抱えていた方は、アウトドアワゴンを使えば一気にキャンプ場での荷物の運搬が快適になりますよ。
タフだからといって過剰な荷物の積載は禁物です!適度に載せて安全に使ってくださいね。