コンパクトなのにLEDランタンとして最強クラスの明るさを誇る、元祖爆光ランタンLUMENA(ルーメナー)。その中でも「LUMENA plus(ルーメナープラス)」はルーメナー史上最も明るいLEDランタンとしてキャンプだけじゃなく、アウトドア全般でも人気のランタンです。
発売してかなり立つのでいまさら感はありますが、ルーメナープラスを使用する機会があったのでレビューしていきたいと思います。
明るさ1800ルーメンあれば自宅と同じような明るさなので、キャンプでも快適に過ごすことができます。最初オーバースペックかな?と思いましたが、使用してみると意外と使い勝手が良かったので、「ルーメナープラス」の基本的な使い方から、キャンプでの使用感や明るさを細かくレビューしていきますので、LEDランタン選びの参考になれば、うれしいです。
ルーメナープラスの基本情報
![ルーメナープラスのブログ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01487.jpg)
商品名 | N9 LUMENA+ |
---|---|
サイズ | 146×96×28mm |
重量 | 449g(実測) |
明るさ | 150~1800ルーメン |
バッテリー容量 | 20000mAh |
連続点灯時間 | 約12~160時間 |
内容物
![ルーメナープラスのブログ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/1-3.jpg)
- 本体
- 専用ポーチ
- カラビナ(小)×2
- ハンガーリング×2
- 防塵キャップ
- マイクロUSBケーブル
- 取扱説明書
カラー
![ルーメナープラスのブログ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/5a497226e54ffd4d3a77fdc9f34d91c9-2.jpg)
スペースグレイとメタルゴールドの2種類。
どちらも高級感のある色合いで、どっちを選んでもかっこいいですが、今回紹介するのはスペースグレイ。
外観や特徴
![ルーメナープラスのレビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01498-scaled.jpg)
ルーメナープラスの背面です。
本体背面はマットなグレイ色で、指紋や手の油も付着しにくいサラッとした質感で、ハンドル部分はツルッとした質感のシャンパンゴールド。とてもLEDランタンには見えないほどの高級感があります。
![ルーメナープラスのレビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01497-scaled.jpg)
ルーメナープラスの点灯面です。
暖色・白色合わせて80個のLEDがついており、半透明のプラスチックのような素材仕様のカバーで覆われており、LEDを保護してます。
点灯時は暖色LED点灯で電球色、白色LED点灯で昼光色、暖色+白色LED点灯で昼白色と3つの点灯モードに変更できます。
![ルーメナープラスのサイズ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/7d9f9a7a22e3be272de65c45b46ab74c-2.jpg)
ルーメナープラスのサイズはiPhone12と縦は同じぐらいで横に25mm広いです。
![ルーメナープラスのサイズ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/31ddc05ad24271b588a007a78868e1f3-1.jpg)
厚さは20mm程度差があり、約3倍の厚みの差があります。
![ルーメナープラスのサイズ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01578.jpg)
片手で持ち運べるコンパクトサイズ。
![ルーメナープラスのサイズ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01580.jpg)
ルーメナープラスと同じぐらいの明るさの定番の燃料系メインランタンと比べても、収納や持ち運びのしやすさは一目同然。
![ルーメナープラスの重さ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01512.jpg)
ルーメナープラスの重量は449gでiPhone12は187gなので、約260gの差があります。
サイズ的には厚みがあるので、iPhoneのようにポケットに入れて持ち運ぶのには不向きです。
![ルーメナープラスのブログ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01515.jpg)
電源ボタンは、ルーメナープラスの外観を壊さないように、本体との段差は少しですが、暗闇で触ってもボタンの位置を見失うことはありません。
電源ボタンを押すと、カチッと音がするので、電源ボタン一つで操作するルーメナープラスで何回押したか、迷うこともないです。
![ルーメナープラスの収納ケース](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01554.jpg)
持ち運びに便利な専用ポーチ。
質感はソフトケースですが、ハードケースのような作りなので、外部からの衝撃から中身をしっかりと守ってくれそうです。
![ルーメナープラスの収納ケース](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01561.jpg)
ダブルファスナー仕様なので開け閉めがしやすく、ファスナー部分の持ち手もシリコン製?の樹脂素材で持ちやすく、丸みのある部分の開け閉めもスムーズにできます。
![ルーメナープラスの専用ポーチ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01557.jpg)
専用ポーチを開くと、本体のゴムバンドと付属品を入れるメッシュポケットに分かれており、メッシュポケットにはルーメナープラスがもう一つ入るぐらいのスペースがあるので、付属品の他にも予備の充電器なども一緒に持ち運ぶことが可能です。
![ルーメナープラスの収納ケース](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01562.jpg)
本体と付属品を専用ポーチに入れた総重量は586gです。
![ルーメナープラスの専用ポーチ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01564.jpg)
専用ポーチのサイズは縦17×横12×高さ6.5cm程度で少しかさばりますが、手の平サイズです。
コンパクトなLEDランタンとしては、重量やサイズが少し気になりますが、本体だけじゃなく専用ポーチも細部までしっかりとこだわって作られており、さすが「LUMENA」です。
軽量で明るいランタンが気になる方はこちらの記事
![WAQのLEDランタンとルーメナー7の比較レビュー!最安値はamazonタイムセール?](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/03/5a497226e54ffd4d3a77fdc9f34d91c9-3-320x180.jpg)
防水性能はある?
ルーメナープラスには残念ながら防水機能は備わっていないので、水濡れ厳禁です。
アウトドアで使用する際は、テントやタープ下での使い方がメインとした方が良さそうです。
「防塵・防水性能がある方がアウトドアで安心して使える」という方には、ルーメナー2が防塵・防水規格IP67と耐衝撃を兼ね備えたLEDランタンなので、気になる方はこちらの記事で詳しく記載してますので、チェックしてみてください。
![ルーメナー2を実機で詳細レビュー!使い方やシェードを使った感想](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421-2-320x180.jpg)
ルーメナープラスの使い方
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01474.jpg)
ルーメナープラスの使用方法や操作方法を紹介していきます。
明るさ調節とモード変更
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01520.jpg)
ルーメナープラスの操作方法は簡単で電源ボタン一つで、4段階の明るさ調節と3種類のモード変更ができます。
電源ボタンを1回押す | バッテリー残量表示 |
---|---|
電源ボタンを2回押す | モード1の明るさ |
電源ボタンを3回押す | モード2の明るさ |
電源ボタンを4回押す | モード3の明るさ |
電源ボタンを5回押す | モード4の明るさ(最大) |
電源ボタンを6回押す | 消灯 |
電源ボタンを1回押すだけでは点灯しないので、誤作動の防止にも繋がります。
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/0218efccfa565d4d2ee80984bd2a639e-2.jpg)
それぞれのモードの明るさの違いです。
モード3から点灯面を直視できないほどの明るさです。
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/1253961f679a6d78d3ab69a6a75af69a-3.jpg)
電源ボタン2秒長押し | 3色の点灯モード切替 |
---|---|
電源ボタン5秒長押し | SOS信号 |
電球色の特徴は、比較的明るさを抑えた落ち着きのある色なので、料理を美味しく見せれる食事中や、リラックスタイムに使える光色です。
昼光色の特徴は白く青みがかかった自宅のリビングなどで使われてる色で、青白い光は細かい部分でもしっかりとみえるので、探し物の時や就寝準備など夜の作業に使える光色です。
昼白色の特徴は太陽に近い自然色で、どんなアウトドアシーンにも合う光色です。
昼光色では明るすぎるという方にも使える色合いです。
アルミハンガー(ハンドル)
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/e4b0c1791ad46c4a718d7daa1fa15217-1.jpg)
アルミハンガーと呼ばれるハンドル部分は90度まで自由に角度を調節できますが、テーブルランタンとして使用するには眩しすぎるので、少し離れたラックの上で全体を照らす方が実用的です。
付属のカラビナやフック
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/88bf539d49dcf477eadfe7d2def7b04a-1.jpg)
付属のフックやカラビナを併用することで、テントやタープ下に吊るして使用することができます。
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/f3422c7fa5bb634815972a9f935bc47e-1.jpg)
ルーメナープラスを吊るして使用する場合、写真では90度ですが本体の向きを反対にすることで、180度角度を自由に変えて固定できるので、好きな場所をピンポイントで照らすことができます。
![ルーメナープラスの使い方](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01584.jpg)
重量が500mlのペットボトルと同じぐらいあるので、不安定な場所への設置は落下の危険もあるので、注意しましょう。また、カラビナを使用した方が、落下のリスクを軽減できます。
ルーメナープラスの明るさ
![1800ルーメンのルーメナープラスの明るさ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/552eb4aed1593e952e7a12c7b8a0e9e1-2.jpg)
モード1 | 150ルーメン |
---|---|
モード2 | 450ルーメン |
モード3 | 1200ルーメン |
モード4 | 1800ルーメン |
ルーメナープラスので一番気になるのが明るさ。メインランタンとして使用するのに必要な明るさは1000ルーメンなので、モード3からはメインランタンとして十分な明るさがあります。
タープ下ではモード4でも明るすぎるという感じはなく、隅々まで照らしてくれるので、自宅の明るさに近い感覚で安心感があります。
- 暗闇が怖いと感じる方
- 料理の際の火の通り具合が見えにくいと困ってる方
- 手元が暗くてストレスを感じる方
という方には、ルーメナープラスの明るさがキャンプで過ごしやすく、快適に楽しむことができます。
ルーメナープラスの充電方法やモバイルバッテリー機能
![ルーメナープラスの充電方法やモバイルバッテリー機能](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/5c937d9597041bd58d0a5284073fb96a-1.jpg)
ルーメナープラスの本体側面に、モバイルバッテリーとして使う出力端子とルーメナープラスの本体を充電するための入力端子があります。
![ルーメナープラスの充電方法やモバイルバッテリー機能](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/10e7a432dc5629357fa371161cdc66c6-1.jpg)
通常時は付属の防塵キャップで端子を保護すると、砂埃などが入り故障の原因となる心配もないです。
ルーメナープラスの充電方法
![ルーメナープラスの充電方法](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01565.jpg)
●○○○ | 0~25% |
---|---|
●●○○ | 25~50% |
●●●○ | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
●●●● | フル充電(点滅ではなく全点灯) |
バッテリー残量は充電中も点滅しますが、電源ボタンを1回押すと確認できます。
バッテリーが大容量なので充電時間は8時間です。
![ルーメナープラスの充電方法](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01566.jpg)
充電しながら点灯することも可能です。
充電しながらのランタンの使用は充電で発生する熱と、給電で発生する熱が重なるため、発熱量が高くなり、ルーメナープラス本体が熱を持ってしまいます。
リチウム電池の特性上熱には弱いので、ルーメナープラス本体が熱くなってしまうとバッテリーの劣化につながる可能性があるので、あまりおすすめできません。
モバイルバッテリー機能
![ルーメナープラスのモバイルバッテリー機能](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01568.jpg)
iPhone X | 4.8回 |
---|---|
iPad mini4 | 2.5回 |
Galaxy S8 | 4回 |
ルーメナープラスが満充電の時の大体の充電可能回数。
ルーメナープラスはモバイルバッテリー機能も搭載してるので、「スマホのバッテリーが1日でなくなってしまう」って方でもモバイルバッテリーを忘れてもルーメナープラスがあれば、いちいち車で充電する必要ないので手間が省けます。
ルーメナープラスの気になる点
明るくて使いやすいルーメナープラスですが、使用してみて気になる点もいくつか紹介します。
付属品が無くなりそう
![ルーメナープラスのレビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01558.jpg)
カラビナなフックがメッシュポケットのサイズに比べ細々してるので、ケースで持ち運び中に中で動いて、いざ使おうとチャックを開けると、カラビナなフックが落ちてしまいます。
![ルーメナープラスのレビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01559.jpg)
購入時についていた箱に入れることで対応できますが、袋か何か別に準備するほうが紛失の心配もなさそうです。
防塵キャップの色が気になる
![ルーメナープラスのレビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01588.jpg)
防塵キャップの色が写真では黄色に映ってますが、実物はもっと黄緑色です。ルーメナープラスの本体は高級感があってかっこいいんですが、防塵キャップの色は落とした時見つけやすいというメリットがありますが、少しあってない気がします。
まとめ
![ルーメナープラス](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC01472.jpg)
ルーメナープラス1つあれば、小人数だと他のランタンは必要ないレベルの明るさや利便性を持っています。グループやファミリーでも大型のランタンを持っていくことを考えると、荷物の削減にも繋がります。
少し値段が高いのは気になりますが、手のひらサイズで最強クラスの明るさを誇るルーメナープラス。デザイン性も良くて使い勝手もいいのでおすすめです。
![ルーメナーランタン3種類を徹底比較](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/03/0218efccfa565d4d2ee80984bd2a639e-3-320x180.jpg)
![最強に明るい!クレイモアのランタン全種を実機でレビュー!](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2021/03/363510dec93b2be392937c3be803f9eb-320x180.jpg)