話題のDOD「チンアナゴペグ」。独特のネーミングはユーザーの購買欲を掻き立てますね。
「チンアナゴペグ」はテント用ポールをランタンスタンドとして使えるようにできる優秀なペグですが、今回の記事では改良されさらに使い勝手が良くなった「チンアナゴペグ2」についてご紹介します!
特徴やスペックの紹介だけでなく、便利な使い方や耐久性などより役立つ情報をお伝えしていきますよ。「便利だけどもう少し安く手に入れたい」という方も、最後には「チンアナゴペグ2」の類似品も紹介しますので必見です!
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DODのチンアナゴペグ2とは
商品名 | チンアナゴペグ2 |
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使用サイズ | 幅8×奥行3.5 ×高さ60cm |
収納サイズ | 幅63×奥行15 ×高さ6cm |
重量 | 約910g |
材質 | <ペグ>ステンレス <ランタンハンガー>スチール <バッグ>600Dポリエステル(PUコーティング) |
付属品 | ランタンハンガー、キャリーバッグ |
チンアナゴペグ2はデザインも打ち込みのしやすさもスマートな、一本脚ランタンスタンドを立てるオリジナルペグです。チンアナゴペグ2があれば、テント用ポールやタープポールをランタンスタンドとして使用できますよ。地面からひょっこりと頭を出している姿から「チンアナゴ」というチャーミングな名前になっています。
チンアナゴペグ2の特徴
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具体的にチンアナゴペグ2の特徴を見ていきましょう。
一本脚構造で安全性が向上
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ランタンスタンドがあるとサイトが照らせて非常に便利ですが、一般的な三本脚のランタンスタンドは足を引っ掛けやすく、特にファミリーキャンプだと子どもがランタンスタンドにつまずいて転んでしまうこともあります。暗くなるとスタンド部分が見えづらくなるので非常に危険です。
チンアナゴペグ2は地面に打ち込むと一本脚で自立するので、三本脚のランタンスタンドと比較して足が引っ掛かりにくいです。また、安全性が向上するだけでなく、スタンド回りがすっきりすることでテントサイト全体が整って見えますよ。
ペグ形状なので打ち込みが簡単
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チンアナゴペグ2は一般的なペグと同じくハンマーで地面に打ち込むことができるので、力のない女性や子どもでも簡単に設置することができますよ。また、ペグ抜き用の丸穴も付いているので、撤収の際も簡単に地面から抜くことができます。
径が合えば持ち前のタープポールが使える
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チンアナゴペグ2は直径1.5cm~2.8cmまでのポールに取り付けることができます。径が合えばサイトコーディネートに合わせて好きな色や素材のポールを使うことができますよ。
ただ、チンアナゴペグ2は燃料を使わない軽量な電池式のランタンでの使用を想定しています。ガソリンランタンなど重量が1kgを超える重いランタンを吊り下げる場合には直径2.8cmのビッグタープポール( XP5-507K / XP5-507R / XP5-507-WD )を使用しましょう。
アイデア次第で様々な使い方ができる
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後述しますが、チンアナゴペグ2はランタンスタンド以外にも様々な使い方ができます。アイデア次第でキャンプサイトをより快適にできますよ。
耐久性があり錆びにくい
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従来品「チンアナゴペグ」では素材にスチールが使われていましたが、チンアナゴペグ2では素材がステンレススチールに変更されています。直径1cm以上の太いステンレススチール材を使っているので、固い地面に強く打ち込んでも曲がりづらい強度になっていますよ。
ステンレススチールにすることで強度だけでなく耐久性もアップしていて、水分や土がペグに付着しても錆びにくいように考えられています。
充実した付属品
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本体の他にポールにランタンを吊り下げるためのランタンハンガーや、本体とランタンハンガーが収納できる専用のキャリーバッグが付属しています。手頃なお値段な上、あると便利なアイテムが初めから付属しているのは助かりますね。
チンアナゴペグ2の使い方
チンアナゴペグ2を初めて見た方は、正直使い方が分からない方も多いと思います。ここからは使い方を写真付きでご紹介します。
地面に垂直に打ち込む
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チンアナゴペグ2をフック部分が地面に埋まるまで、地面に対して垂直に打ち込みます。
ポールを固定する
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対応径範囲のポール(φ1.5cm~2.8cm)をポール差し込み口に入れ、ネジを回してしっかりとポールを固定します。
ランタンハンガーをポールに引っ掛ける
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ランタンハンガーの片側先端部分をポールの奥側に沿わせるように角度をつけ、ポールにランタンハンガーのくびれ部分を巻き付かせるようにひねりながらセットします。ランタンハンガーの両端は、使用するポールの径に合わせて使い分けられるよう、左右でサイズが異なります。何センチのポールに巻き付けるか確認し、合っている方の先端をポールに引っ掛けてくださいね。
巻き付けたランタンハンガーをゆっくりと倒して固定する
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ランタンハンガーの片方の先端をポールに巻き付かせるようにセットしたら、ゆっくりとランタンハンガーがポールに対して垂直になるよう倒してください。
これで設置の完成です。あとは先端にLEDランタンなど吊り下げ荷重をかけることで、ランタンハンガーがポールにしっかりと固定される仕組みとなっています。
チンアナゴペグ2とrxの違いは?
DODにはチンアナゴペグ2の他に「チンアナゴペグRX」というものがあります。違いについて比較するとこのようになります。
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チンアナゴペグ2は軽量なLEDランタンなどでの使用を想定しているので、重量が1kg超える物を吊り下げる場合にはビッグタープポールの使用を推奨しています。チンアナゴペグRXはこのビッグタープポール専用のペグで、対応ポールの直径は2.8cmとビッグタープポールに合わせた作りになっています。
また、固定方法も異なります。チンアナゴペグ2はネジで固定するのに対し、チンアナゴペグ2はポールを差し込むだけで設置完了です。簡単な上、ポールが傷ついたりネジ部分が破損する心配がありません。
チンアナゴペグ2より設置が簡単で魅力的に感じてしまいますが、チンアナゴペグRXは専用設計となり、持ち前のポールでは使えないので購入の際は気を付けてくださいね。
チンアナゴペグ2は物干しに使える?
チンアナゴペグ2を使って立てたポールと、タープに使っているポールに洗濯ロープを渡せば物干しにも使えます!もちろん、両方のポールをチンアナゴペグ2を使って立たせてもOKです。
シェラカップやタオルなどの小物をかけても良いですし、洗濯物を干す際にはとても便利です。
連泊キャンプの際には洗濯をしなくてはいけないですし、たとえ1泊だとしても汗をかく季節や子どもがいるファミリーキャンプだと汚れものがたくさん出ますよね。チンアナゴペグ2を使えば日差しに対して乾きやすい場所に干すことができますよ。
物干しとして使う際には、物のかけすぎには注意してください。目安としては前述した通り、1kg以内に収まるようにしましょう。
チンアナゴペグ2はタープ設営に使える?
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チンアナゴペグ2はタープ設営時にも活躍します。特に一人で設営するときはおすすめです。
タープを張る場所を決めたら最初にチンアナゴペグ2でポールを立てて自立させ、ガイロープを地面にペグ打ちしていきます。ポールが自立してくれることで一人で簡単に設営することができますよ。
強風時にはチンアナゴペグ2に負荷がかかり、破損の原因にもなり得ますので、少し手間ではありますが設営終了後にロープを少し緩めてチンアナゴペグ2を引き抜くようにしましょう。
チンアナゴペグ2はすぐに壊れる?
チンアナゴペグについてリサーチすると、「壊れやすい」といったレビューを見つけた方もいるのではないでしょうか。
たしかに従来品は固い地面に打ち付けた際に曲がったり、ポールを締め付けるネジ部分の溶接が取れてしまうことがありました。
ですが、チンアナゴペグ2は従来品から素材がスチールからより頑丈なステンレススチールに変わっていて、簡単には曲がらない強度となっています。また、錆びにくく耐久性も高くなりました。
溶接部分も強化されているので、正しい使い方をすればすぐに壊れてしまうということは少ないです。
チンアナゴペグ2の類似品を紹介!
ここからはチンアナゴペグ2の類似品をご紹介します。
ペグにポールが付属しているタイプもありますので、「ポールの径が合うか不安」「ポールを別で用意するのが手間」という方も参考にしてくださいね。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) パラソルペグ
サイズ | 長さ50cm |
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重量 | 約480g |
対応ポール | φ1.9~3.2cm |
耐荷重 | – |
パラソル用ではありますがチンアナゴペグ2と同じ使い方ができますよ。表面積の大きいVペグの形状をしていて、砂浜など軟らかい地面に打ち込んでもしっかり地面に食い込み安定してくれます。税込み1,500円以下と非常にお手頃な価格ですが、ポールを止めるネジ部分にはポールが傷つかないよう鉄板が入っていたりと配慮が行き届いています。
対応ポールの径も1.9cm~3.2cmとチンアナゴペグ2より幅広いので、径が合えば数種類のポールを使い分けている方でも、これ1つを使い回すことができますね。
VENTLAX 3WAY ランタンスタンド
使用サイズ | φ1.6 ×幅16 ×長さ37.5~170cm |
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収納サイズ | 幅30 ×奥行5 ×高さ12cm |
重量 | 約850g |
耐荷重 | 約2kg |
5本のポールを付け替えることで37.5~170cmまで高さを調節できるので、ランタンスタンドとしてハイスタイルでもロースタイルでも使うことができます。
また、ポールだけをタープポールとして使うこともできますよ。一般的なランタンスタンドの耐荷重が約1kgに対し、VENTLAXのランタンスタンドは約2kgと、吊り下げられる物の幅も広がりますね。
艶消しのブラック塗装が施されたデザインは非常に高級感があり、見た目良し、使い勝手良しのランタンスタンドです。
YAEI WORKERS (ヤエイワーカーズ) ランタンスタンド
使用サイズ | φ1.2 ×高さ146cm |
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収納サイズ | 幅40.5 ×奥行5.5 ×高さ8cm |
重量 | 約550g |
耐荷重 | 約1kg |
神戸発のアウトドアブランド、ヤエイワーカーズのランタンスタンドは2WAY仕様。地面に打ち込んでの使用もできますし、付属のクランプ金具を使って最大2.5cm厚までのテーブルサイドに取り付けることができます。2箇所あるフックを使ってキッチンではランタンと調理器具、焚き火スペースではグローブと火吹き棒など、色々なものを好きな高さで吊り下げることができますよ。
素材にもこだわっていて、ポールには7075アルミニウムが採用され、耐久性と軽量性どちらも兼ね備えている人気のランタンスタンドです。
FLYFLYGO ランタンスタンド
使用サイズ | φ1.1 ×長さ124cm |
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収納サイズ | 幅34 ×高さ7cm |
重量 | 約340g |
耐荷重 | – |
とにかく軽量でコンパクトなものを探している方はFLY FLY GOのランタンスタンドがおすすめです。ポール付きで重さはたったの340gと、チンアナゴペグ2の半分以下、収納サイズは幅が35cmで厚さも薄いのでバックパックの中に簡単に収納することができます。持ち運びに影響しないサイズ感なのでバッグに忍ばせておけば、緊急時には役に立ちます。
軽量さとコンパクトさを実現するためポールの径は1.2cmと細く、吊り下げるランタンは限られてしまいそうですが、登山キャンプやツーリングキャンプなど積載に制限がある場合には嬉しい大きさです。
Ribitek ランタンスタンド
使用サイズ | φ1.1 ×長さ110/145/180cm |
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収納サイズ | 幅38 ×高さ12cm |
重量 | 約800g |
耐荷重 | 約1kg |
Ribitekのランタンスタンドは無駄のないシンプルな作りが特徴です。アルミ合金でできたポールはアルマイト加工が施されていて、軽量ながら腐食や傷から強く、耐久性に優れています。
軽量なランタンスタンドだと耐荷重の記載がなく、物を吊り下げるのが心配になりますが、こちらは耐荷重も1kgとなっていてLEDランタンなど安定して吊り下げることができますよ。110cm、145cm、180cmの3つのパターンで高さ調節できるので、自分のキャンプサイトのスタイルに応じた使い方ができます。
中華製の商品ではありますが、購入方12か月の安心保証が付いているのも嬉しいポイントです。
まとめ
参照元:DOD
チンアナゴペグ2はキャンプでなくてはならない必需品ではありませんが、あると便利な、痒いところに手の届く名脇役的な存在です。
ランタンスタンドとして以外にもアイデア次第で様々な使い方ができるので、1つ持って行くと思わぬ場面で活躍してくれますよ。