Moon Lence(ムーン・レンス)は海外ブランドで折り畳みチェアや、ローテーブル、焚き火台などコスパが高いキャンプ商品を多く販売しています。
今回はその中でもMoon Lenceのアルミローテーブルをご紹介していきます。収納サイズがコンパクトなことから、キャンプツーリングにも最適なMoon Lenceのアルミローテーブル。特徴や他社のアルミローテーブルとも比較してご紹介していきますので、キャンプツーリング用のアルミローテーブルの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Moon Lenceのアルミローテーブルをレビュー
まず初めに、Moon Lenceのアルミローテーブルのスペックや特徴を今回購入したSサイズを中心にMサイズも紹介します。
基本情報
サイズ | S |
---|---|
使用サイズ | 幅40×奥行35×高さ30cm |
収納サイズ | 幅40×奥行7×高さ5.5cm |
重量 | 0.935kg |
耐荷重 | 30kg |
Mサイズ
サイズ | M |
---|---|
使用サイズ | 幅56.5×奥行40×高さ40cm |
収納サイズ | 幅56.5×奥行7×高さ5.5cm |
重量 | 1.3kg |
耐荷重 | 30kg |
Moon Lenceのアルミローテーブルのサイズ展開はS/Mの2種類ありますが、耐荷重は同じ30kgになっています。天板の大きさが16cmほど異なるので、用途やバイク積載によってサイズを選べますが、軽量コンパクトを求めるならSサイズがおすすめです。
軽量かつコンパクト収納
重量は935gと1kgを切る軽さで、収納サイズもバイクに十分積載できるコンパクトさになっています。
収納袋は中に仕切りがあるので、脚と天板が接触しないので、傷もつきにくいです。
収納スペースに余裕があるので、無理なく収納できます。
脚部分に滑り止め装備
コンパクトテーブルは不安定になりがちですが、脚先に凸凹の滑り止めが付いており、接地面も広いので、安定性もしっかりとしています。
天板がアルミ製
ザラザラしてる質感で、少し滑り止めの効果もありそうです。
アルミ製の天板なので、バーナーを置いて調理したり、熱い鍋をおいても素材が溶ける心配なく使用することができます。
収納時には、天板をゴムで開かないように固定できるのは、細かいところですが使い勝手の良いポイントです。
組み立てがしやすい
Moon Lenceのアルミローテーブルの組み立て手順
収納袋から出す。
脚部分のフレームを広げる。
天板を支える2か所のフレームを固定する
天板を支えるフレームに天板をはめ込む。
完成。
脚部分を広げる際、全ての脚パーツがつながっているため、細かい組み立ては不要になっています。天板を支える棒に天板をはめ込む時は「固くて壊れそう」という感じはなく、比較的簡単にはめることができます。
Moon Lenceのアルミローテーブル(ランタンハンガー付き)のレビュー
続いて、アルミローテーブルより機能性や利便性をよくしたMoon Lenceのアルミローテーブルのランタンハンガー付きの特徴やスペックをお伝えしていきます。
基本情報
使用サイズ | 幅56×奥行40×高さ36cm |
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収納サイズ | 幅45×奥行12cm×高さ11.5cm |
重量 | 1.6kg |
耐荷重 | 30kg |
コンパクト収納
展開時に天板が56×40cmの広さに対して、収納サイズが45×12cmとコンパクトになっています。高さが11.5cm程度あるので、少しかさばる感じがしますが、ランタンハンガー付きテーブルもバイクに十分積載できるコンパクトさになっています。
ハードに使えるしっかりとした天板
天板の質感は少しザラザラしてますが、滑り止めの効果があるほどではないです。
天板は1枚1枚分かれていて、フレームに1つずつはめていく構造をしているため、テーブルがズレて倒れてしまう心配もないぐらい、しっかりと天板は固定されてます。
材質もアルミ製なので、調理後の熱いクッカーの直置きや汚れても洗えるので、ハードな使い方にも対応できます。
シェラカップが掛けれる
ランタンハンガー付きタイプのMoon Lenceのアルミローテーブルのフレームには、シェラカップを吊り下げることができるので、天板を広く使用することができるので、調理や食事がしやすくなります。
S字フックを持参すれば、小物も吊り下げることもできます。
テーブルの下の小物収納スペース
ランタンハンガー付きタイプのアルミローテーブルの下には、小物が収納できるメッシュが備わっています。
4つの脚部分にフックをかけるだけで設置できるので、簡単、便利な機能ですが、接続部分がゴムで伸縮する仕様で、重いものを置くと切れる可能性もあるので、軽量なアイテムの置き場所にするのが実用的な使い方です。
ランタンハンガーが付いているため夜便利
夜の頼れる明かりのランタンですが、テーブルの上に置くと幅をとってしまい落としそうになったり、邪魔になったりします。ランタンハンガー付きタイプのアルミローテーブルにはテーブルの4隅にランタンハンガーを差し込む場所があり、テーブルの上空からランタンをかけられる構造になっています。
テーブルの上にランタンを配置すると、眩しくてテーブル上が見にくかったり、ランタンポールを別で持っていく場合でも、あまり手元やテーブルが照らせない事がありますが、テーブルと一体化していることで程よい明るさで、テーブルを照らせることができるので、快適に食事を楽しむことができます。
組み立て
Moon Lenceのアルミローテーブル(ランタンハンガー付き)の組み立ての手順です。
脚部分のフレームをジョイントに組み合わせる。
フレームはバンジーコードでつながれており、ジョイントにはめ込んで連結するだけなので、組み立ては簡単です。フレームが真ん丸ではないので、はめ込みの際は向きだけ注意しましょう。
メッシュを取り付けます。
荷重がかかると、滑り落ちてしまうので、筋交い(斜めのフレーム補強部分)の上に取り付けましょう。
天板を前後のフレームに、はめ込むように取り付けていきます。
全ての天板をはめ込んだら完成です。
ランタンハンガーのフレームもバンジーコードでつながっており、テーブル4隅の任意の場所に差し込むことができます。
折りたたみや収納方法
Moon Lenceのアルミローテーブル(ランタンハンガー付き)は十分なスペースがあるのにコンパクトに収納できますが、フレームの数や折り曲げる箇所が多いので、収納に少しコツが要るので、折りたたみの手順やコツを紹介します。
折りたたむ際、2つのフレームはジョイントから外れないので、注意しましょう。
天板を外したら、脚部分を先に折りたたみます。
脚部分は、固定されたフレームと同じ向きに合わせます。
固定されてないフレームをジョイントから取り外します。
フレームの真ん中の接続部分に合わせて折りたたみます。
折り畳んで収納袋に入れたら完成です。
収納袋のスペースに余裕があまりないので、綺麗に折りたたむようにしましょう。
連結してアレンジした使い方もできる
荷物の積載量は多くなってしましますが、同じMoon Lemceから発売されている連結天板を使用したり、2つのアルミローテーブル(ランタンハンガー付き)を連結して使用したりすることで色々なスタイルでキャンプを楽しむことができます。
キャンプツーリングにおすすめのテーブルを比較!
キャンツーにおすすめのテーブルとして人気のMoon LenceのアルミローテーブルのSサイズ・ランタンハンガー付きとキャプテンスタッグのアルミローテーブルを比較するので、キャンツーのテーブル選びの参考になれば幸いです。
天板サイズを比較
アルミテーブル(S) | ランタンハンガー付き | キャプテンスタッグ | |
---|---|---|---|
天板サイズ | 幅40×奥行35 | 幅56×奥行40 | 幅40×奥行29 |
それぞれのテーブルに調理の際に使用するクッカーやバーナーを置いてみたので、使用時の参考にしてみて下さい。
ランタンハンガー付きタイプのテーブルには十分なスペースがあるので、調理もしやすく食事も食べやすい広さがあります。他の2つは、テーブルの上を片づけながらの調理や食事となります。
利便性を考えると、ランタンハンガー付きタイプのテーブルなら一つで使用できますが
天板サイズの小さいSサイズのアルミテーブルやキャプテンのアルミローテーブルでは2つある方が、快適にキャンプを楽しむことができます。
テーブルの高さを比較
アルミテーブル(S) | ランタンハンガー付き | キャプテンスタッグ | |
---|---|---|---|
脚の高さ | 30cm | 36cm | 12cm |
Helinoxのチェアワン(座面高35cm)を使用した時の、テーブルとの高さの相性です。
キャンプチェアを使用するなら、ランタンハンガー付きタイプがちょうどいい高さです。Sサイズのアルミテーブルは、少し前かがみで使用することになりますが、使えなくないテーブルの高さです。キャプテンスタッグのアルミローテーブルでは、キャンプチェアの使用はしない方がよさそうです。
ランタンハンガー付きタイプのテーブルは、ユニフレームの焚き火テーブルと変わらない天板の大きさや高さなので、ファミリーキャンプでもサブテーブルとしての使い方もできそうです。
地べたスタイルで比較
地べたスタイルはバイクの積載をよりコンパクトにしてくれるため、積載量を少なくしたいツーリングキャンパーにおすすめのスタイルです。
キャンプツーリングでローチェアを使わず、シートやマットで「地べたスタイル」をする場合は1番高さの低いキャプテンのローテーブルが使いやすくおすすめです。地べたスタイルではチェア代わりとなるシートやマットにヘルメットやバイクウェアを置くことができるためローチェアの天板面積や高さを気にする必要はありません。
荷物置き場として比較
キャンプ場到着後、設営するにあたって邪魔になるのが、ヘルメットやバイクウェアです。ヘルメットはメットホルダーにかける場合もありますが、バイクウェアはそうはいきません。レジャーシートやグランドシートを敷いてヘルメット等を置き設営しても、結局テントを設営する際別の場所に移動させなければなりません。
テーブルを最初に設置し、設営に邪魔なヘルメットやバイクウェアを置くことができます。その際ローテーブルはヘルメット等を置けるくらいの天板幅とウェアが地面に着かないような高さが必要です。サイズ面から考えると、Moon Lenceのランタンハンガー付きタイプがおすすめです。
重量やコンパクトさで比較
アルミテーブル(S) | ランタンハンガー付き | キャプテンスタッグ | |
---|---|---|---|
重量 | 0.935kg | 1.6kg | 0.7kg |
収納サイズ | 幅40×奥行7×高さ5.5cm | 幅45×奥行12×高さ11.5cm | 幅5×奥行40×高さ7cm |
キャンプツーリングではバイクによって積載重量が決まっているため軽量であればあるほど嬉しいものです。今回挙げているローテーブルは比較的軽量なものなので、積載量をより軽量にしたい場合はキャプテンのローテーブルをおすすめします。
また、収納面ではMoon LenceのSとキャンプテンのものが優れています。大体幅が60cm以下であれば問題なく積載できますが、コンパクトであればあるほど他のギアも収納できるようになるので助かります。
ランタンハンガー付きタイプは幅が45cmとコンパクトですが、奥行、高さともに12cmとなり嵩張るため収納面ではあまり優れているとは言えませんが、Sサイズのアルミテーブルと比べても、厚み以外はさほど変わりはないので、軽量さを求めるか、利便性を求めるか、検討してみて下さい。
脚の頑丈さ
紹介したアルミテーブルはどれも耐荷重が30kgあり、バイクのシートバッグから道具を色々取り出して仮置きする場合でも問題なく使用できます。
キャプテンのローテーブルのみ脚の仕組みが他のテーブルと違い、横移動に弱いため、完全に持ち上げて横移動させないと脚が畳まれてものが崩れ落ちてしまうため注意が必要です。
ランタンハンガー付きタイプも横の揺れには強いですが、縦の揺れには少し弱さがあるので、注意が必要です。
まとめ
キャンプツーリングに最適なMoon Lenceのアルミローテーブル。バイクの積載、収納面から同じアルミローテーブルのランタンハンガー付きのものや、キャプテンスタッグのアルミローテーブルとの比較をしました。
キャンプツーリングにおいては、軽量・コンパクト収納が重視されます。キャンプスタイルによって選ぶテーブルは違ってくると思いますが、アルミローテーブル購入の際この記事が参考になればうれしいです。