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アレンジ豊富な「スカイパイロットTC」の抽選や購入方法も詳しく解説!【SABBATICAL(サバティカル)】

A&Fカントリーが2019年に投入したオリジナルブランド「SABBATICAL(サバティカル)」。その斬新なデザインと高品質な素材、そしてこれまでの概念を覆すような圧倒的な価格設定の低さで一気に人気ブランドとなりました。

フラッグシップモデルでもある「SKYPILOT TC (スカイパイロット TC)」は美しいシルエットと省スペース設計ながらアレンジによって生まれる開放感が魅力の大型シェルターですが、人気が高く入手困難が続いています。

今回はそんな注目度の高いスカイパイロットTCについて人気の理由に迫ります!気になる今後の販売についても触れますので、ぜひチェックしてくださいね。

アイキャッチ参照元:sabbatical

スカイパイロットTC予約や抽選方法は?

スカイパイロットTC予約や抽選方法は?

参照元:sabbatical

スカイパイロットTC含め、サバティカルの商品は2021年10月現在予約して購入することができず、購入方法はA&Fカントリー店舗もしくはオンラインストアでの購入が正規ルートとなっていています。「現物を見て購入したい!」と思う方も多くいるかとは思いますが、在庫切れの状態が続いているため店舗での展示は非常に難しく、サバティカルのテントやタープは定期的に行われる「抽選販売」にて購入することになります。

抽選販売はいつ?

スカイパイロットTCは2021年は3月と4月に抽選販売が行われましたが、コロナの影響で生産と納期の予測が非常に困難な状況にあるため今後の明確な販売見通しは立っていません。ですが公式HPには「年内には入荷があるかと思われます」との記載があり、入荷が確定した段階で公式HPのニュースページにて告知されるので随時チェックをしてみましょう。また、A&FカントリーのLINEアカウントでも告知予定なので、友だち登録しておくのもおすすめです。

スカイパイロットTCの入荷情報を調べる

高額転売に注意

人気商品には付き物の「高額転売」ですが、サバティカルは当選後、一度直営店へ来店してもらい本人確認を行った上で入金、商品の受け取りというフローを組み込んでいます。

それでも悪質な転売は減りませんが、せっかく「高品質・低価格」が売りのブランドなので、フリマサイトやアマゾンなどのECサイトで購入する場合には公式HPに記載の定価を一度確認して、適正な価格の範囲かどうかを確認するようにしましょう。

スカイパイロットTCの定価を調べる

SABBATICAL サバティカル スカイパイロット TC
SABBATICAL サバティカル

スカイパイロットTCの特徴

ここからはスカイパイロットTCの特徴を紹介します。

生地に使われている素材はTC素材(混紡素材)

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

参照元:sabbatical

名前にもある「TC」は天然繊維のコットンと、化学繊維のポリエステルの混紡繊維を表しています。ポリエステルの速乾性、シワになりにくい丈夫さとコットンの風合いや通気性、両素材の良いとこ取りをした生地になります。遮光性も抜群なので日差しの強い夏キャンプでも大活躍しますよ。

機能性の高さを兼ね備えた美しいピラミッドライン

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

参照元:sabbatical

ワンポールシェルターのデメリットとして、端に行くほど天井高が狭くなりデッドスペースが生まれてしまいます。ですが、スカイパイロットTCは4本のサブポールにより天井と左右の空間を広げることでデッドスペースをなくし、空間を最大限生かせるように設計されています。

センターポールの頂点からボトムにかけて描かれる四角錐の美しいピラミッドラインによって、ワンポールシェルターのメリットでもある耐風性の高さをキープしています。

省スペース設計ながら居住空間はラージサイズ並み

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

参照元:sabbatical

限られたスペースでも張りやすい省スペース設計となっていますが、空間面積は6~8人の団欒のスペースとして使えるほど広くなっています。お手持ちのコットを使ったり小型のテントをインするなど、人数に応じてアレンジしやすい居住空間となっていますよ。

初心者でも簡単設営

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TCの設営

参照元:sabbatical

写真の通り美しいシルエットで張れるかどうか心配になりますが、スカイパイロットTCはビルディングテープが取付けられた4コーナーをペグダウンした後、センターポールを入れると自立するので、初心者でも迷うことなく簡単に美しく設営することができます。ワンポールシェルターの最大のメリットである設営の容易さがキープされていますよ。

張り方のアレンジが豊富

スカイパイロットTCは張り方のアレンジが豊富

参照元:sabbatical

スカイパイロット TCを実際に使っている人は、天候やスタイルに合わせて様々なアレンジを楽しんでいます。アレンジから得られる開放感は格別で、自分オリジナルの張り方を考える楽しさもありますよ。

スカートの巻き上げ部分まで美しく

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

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スカイパイロットTCは、様々なアレンジを楽しめるようパネルを大きく跳ね上げられる機能を備えていますが、跳ね上げた時にも美しくすっきりとしたシルエットがキープできるよう、余計なメッシュパネルやボトムのスカートを綺麗に巻き上げられるよう設計されています。細部までこだわり抜かれたデザインです。

安全性も考慮されたストレスフリーな開閉構造

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

参照元:sabbatical

ドアパネルはメッシュパネルとの二重構造となっていますが、2枚のパネルは角をベルクロテープで固定できるようになっていて動きが追従するようになっているので、一度の動作で同時に開閉できる設計になっています。

また、フロントの出入り口のジッパーにはマイナス環境下でもスムーズに、安全に開閉できるようビスロンジッパーが採用されています。こういった小さなポイントが、キャンプをストレスフリーに過ごす大きな肝になりますよ。

開閉しやすいベンチレーターで換気を容易に

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

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上部のベンチレーションのジッパースライダーには、開け閉めが簡単にできるよう長めのバーが取り付けてあります。開けた際のベンチレーションパネルはコードを引くだけで蛇腹にまとまるよう、スマートな構造になっていますよ。

ハンガーテープでランタンの吊るし場所に困らない

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TC

参照元:sabbatical

スカイパイロットTCをはじめ、全てのモデルにランタンのハンギングに便利なハンガーテープが共通で付属しています。任意の場所に必要な数のランタンを吊るせるよう、1本のテープには3つのリングがセットされているので使い勝手も抜群です。

オプションのインナーテントで快適さアップ

SABBATICAL(サバティカル)スカイパイロット TCのインナーテント

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スカイパイロットTCのオプションには4人用のインナーテントあります。インナーテントを使えば4人仕様のツールームテントに早変わり。広々過ごせるリビング空間も確保できますよ。インナーテントは吊り下げ式で着脱も簡単にできます。

スカイパイロットTCにデメリットはあるの?

スカイパイロットTCのデメリット

参照元:sabbatical

魅力的な特徴の多いスカイパイロットTCですが、デメリットもあります。

持ち運びは大変

スカイパイロットTCのデメリット

参照元:sabbatical

スカイパイロットTCはシェルター本体だけでも約14.7kg、付属品全て合わせると約22.4kgとかなりの重さがあります。TC素材ということもあってしょうがないことではありますが、同じようなサイズ感でポリエステル製の他社製品と比較すると2倍以上重く、気軽にキャンプ場に持って行けるシェルターを探している方は気を付けてくださいね。

設営は2人以上で行う必要がある

4~6人用の大型シェルターなので取り扱い説明書にも書いてありますが、設営、撤収作業は2人以上で行う必要があります。設営自体は本体とポールが5本だけなので簡単ではあるものの、それなりの大きさがあるので無理はせず2人以上で行いましょう。

スカイパイロットTCの使用上の注意点

スカイパイロットTCのデメリット

参照元:sabbatical

最後にスカイパイロットTCを使用するにあたっての注意点をご紹介します。せっかく手に入れた人気のシェルターですので、注意点に気を付け、大切に、安全に使いましょう。

焚き火や薪ストーブを使用する場合

TC素材は燃えにくいという特性があるので、近くで焚き火をしたり、薪ストーブをインして楽しんでいる方も多いです。ですが「燃えない」素材ではないので、焚き火や薪ストーブといった高い温度となるものの使用には十分注意が必要です。

例えば、焚き火の火の粉が飛んでくれば燃え広がることは無くても穴が開く可能性は十分ありますし、薪ストーブの煙突を出す専用の穴は開いていないので自分で工夫する必要があり、生地に薪ストーブ本体や煙突部分が干渉すれば溶けてしまう可能性があります。間違っても焚き火をシェルター内ですることはしないでくださいね。

雨キャンプで使用する場合

ただでさえ重いシェルターですので、雨に濡れるとさらに重くなり撤収が大変になります。
また、生地に使用されているコットンの特性から、雨に濡れると生地が膨張し、雨の侵入をしづらくする効果はありますが完全防水生地ではありません
。シーム加工も施されていないため、縫い目から雨が浸入することもあるので雨キャンプでの使用は注意しましょう。
特に使用し始めは生地に施されている撥水加工も効果を十分に発揮しますが、使い込んでいくうちに効果も薄れてきますので雨キャンプで使用した場合は、しっかりと生地を乾燥させてから保管することを忘れないようにしてくださいね。

沿岸部で使用する場合

スカイパイロットTCの生地は紫外線による変色が起こりやすい生地になります。美しい生地感をキープするためにも紫外線の強い沿岸部や、標高の高い場所での長時間の使用は避けるようにしましょう。

まとめ

SABBATICAL サバティカル スカイパイロット TC
SABBATICAL サバティカル

スカイパイロットTCは省スペース設計でありながら、家族で過ごせる広々とした居住空間のある使い勝手の良い大型シェルターです。アレンジ自在で飽きがこないのも魅力です。

入荷の見通しが立たず購入するのは大変ですが、考え抜かれたスマートな機能性と美しい張り姿は他のシェルターではなかなか味わうことができませんよ。

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ひきこもりから、キャンプ歴8年。 キャンプ道具が自宅に入りきらなくなってきたので、都内から引っ越し。長期休暇があれば夫婦2人で長期キャンプ旅へ出かけています。 愛車はジムニーとランクル80ですが、ペーパーゴールド免許。田舎道で練習中。
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