湯沸かしから料理まで幅広い使い方が可能なシングルバーナーは、登山、キャンプには必須と言えるアイテムではないでしょうか。
中でも「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」はAmazonのアウトドア用シングルコンロ部門では絶大な人気を誇り、カスタマーレビューはなんと3,000件超え。
様々なシングルバーナーの中から特に初心者におすすめの「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」をご紹介いたします。
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」のスペック
型番 | CB-JCB |
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本体サイズ | 幅155×奥行155×高さ127mm |
収納サイズ | 幅82×奥行68×高さ109mm |
重量 | 274g |
生産国 | 日本 |
安心・安全の日本製!他国製は爆発の恐れも・・・。
この商品より安いバーナーもありますがそのほとんどが他国製。火器ということもあって爆発の可能性も考えると、他国製は避けたいところです。
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」の特徴
圧倒的コストパフォーマンス
魅力のひとつとして、まずはそのコストパフォーマンスの高さが挙げられます。現在Amazonでは4,500円以下で購入でき、中には10年以上の使用でも故障知らずというレビューも。
人気のある他のシングルバーナー、例えばSOTOのレギュレーターストーブやPRIMUSのフェムトストーブは6,000円以上するので、比較するとコストパフォーマンスは抜群です。
クッカーに入るほど軽量でコンパクト
手の平に収まるコンパクトさもこの商品の売りです。五徳と脚を折りたたむことでクッカーにスタッキングすることが出来ます。
専用のケースも付属していますがスタッキングによって荷物を最小限に減らせるのも嬉しいポイントですよね。登山、キャンプにおいてコンパクト=正義と言っても過言ではありません。
五徳は鉄板やスキレットも乗せられる安定感
堅牢な3本の脚だけでなく燃料として使用するカセットボンベも支えになるので、設置面積が大きくちょっとやそっとではビクともしません。また4本の五徳はそれぞれ約8cmと十分な長さであることはもちろん、段がついているので様々なサイズのクッカーにフィットします。スキレットや鉄板も問題なく乗せることが出来るので、料理の幅も広がりますよ。
風防付きで屋外での使用も安心
4本の五徳の根元には簡易的な風防が付属しています。これによって横風にも多少強くなり、風にさらされることの多いアウトドアでも安心して使用することが出来ます。この気遣いは「風まる」や「マーベラス」といった風に強いモデルを多数生み出しているイワタニならでは。
燃料の調達が容易
シングルバーナーに使用する燃料は主にCB缶(カセットガス缶)とOD缶(アウトドア缶)の2種類があります。
その内ジュニアコンパクトバーナーに使用するのはCB缶で、OD缶に比べると収納性や耐寒性は劣ってしまうものの100円ショップやコンビニでも手に入るというのは大きなメリットです。
またCB缶は家庭用のカセットコンロでも使用出来るので、常に数本ストックしているという家庭も多いのではないでしょうか。OD缶のように燃料調達のためにわざわざアウトドアショップに行かなくていいのは助かりますよね。
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」使い方レビュー!
クッカーで湯沸し
ジュニアコンパクトバーナーでは一番シンプルな使用用途です。湯沸し専用にジュニアコンパクトバーナーを購入した方も多いのではないでしょうか。
登山であれば山の頂上で、キャンプであれば早起きした朝一番に、ツーリングであれば景色のいい目的地で沸かして飲むコーヒーは格別ですよね。ジュニアコンパクトバーナーは火力もしっかり安定するので、500mlの水であれば3分足らずで沸騰させることが出来ます。
料理がしやすい
炭火や焚き火でする豪快な料理もいいですが、火力の調整が難しく初心者向けではありません。
その点ジュニアコンパクトバーナーを使用すると火力を簡単に調節出来るので、繊細な火加減を要する炊飯も失敗しづらくなります。
また炭火や焚き火のように火起こしの必要がないので、朝起きてすぐに朝食を作ることも出来ます。朝日を浴びながら食べるベーコンエッグは格別です。
災害時のライフライン
近年の日本では地震や台風によって深刻な被害が起こることが増えてきました。電気やガスがストップしてしまうと当たり前の日常を過ごすことさえ難しくなり、否が応でも不便さを痛感することとなります。
そんな時の備えとしてジュニアコンパクトバーナーがあればお湯を沸かしてインスタントの食材など口にすることが出来るので、不安もいくらか解消できるのではないでしょうか。アウトドアグッズとしてはもちろん、防災グッズとしても活躍が期待できます。
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」相性抜群のアイテム
圧倒的なユーザー数を誇るジュニアコンパクトバーナーは、実用性を高める関連商品の数も豊富です。その中から特に実用性の高い商品をご紹介いたします。
遮熱板
ジュニアコンパクトバーナーの輻射熱からカセットボンベを守るためのアイテムです。
無駄の少ないコンパクトな形状のため、ジュニアコンパクトバーナーの真下にカセットボンベを装着する構造になっていますが、使用時にかなりの輻射熱でカセットボンベが加熱されてしまいます。そこで遮熱板を取り付けることで輻射熱を遮断し、カセットボンベに熱が届かずより安全に使用することが出来ます。スキレットや鉄板で料理をする方は持っておきたいアイテムの一つです。
バーナーパッド
火力の調整が簡単なジュニアコンパクトバーナーですが使い方によっては「もっと弱火で使いたい!」、「火力を分散させたい!」といった場面があるかと思います。
そんな時はバーナーパッドを使用することで一点に集中していた火力を分散させ、弱火よりも穏やかな「とろ火」での使用が実現します。更なる火力の調整によって料理の幅も広がること間違いなし。
ただし使用上の注意として輻射熱がより発生しやすくなるので、カセットボンベを爆発させないためにも上に挙げた「遮熱板」の使用をおすすめします。
遠赤ヒーターアタッチメント
ジュニアコンパクトバーナーに装着することで遠赤外線のヒーターになるアイテム。
もちろん使用中はヒーターとしてだけでなく調理も可能なので、冬のキャンプやツーリング、釣りに重宝します。これひとつで一人用テントほどのサイズであれば室内全体を十分に暖めることが出来ます。様々なブランドから発売されていますがいずれも100g強と軽量かつコンパクトなのもおすすめ出来るポイントです。
ヒーターアタッチメントも「バーナーパッド」同様に輻射熱が強く発生するので、使用の際は「遮熱板」を装着して極力カセットボンベを加熱しないようにご注意ください。
また木製やプラスチック製のものが近くにあると焦げたり、最悪溶けてしまう可能性もあるのでそういったものから遠ざけて使用しましょう。
自己責任になりますが、テント内で使用する際は換気をしっかり行い、出来れば一酸化炭素検知器の使用をおすすめします。
イワタニ「ジュニアコンパクトバーナーcb-jcb」使い方レビューのまとめ
以上、登山・キャンプ初心者が最初に買うべきおすすめのシングルバーナーとして「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」をご紹介いたしました。
筆者自身も始めて購入したキャンプ道具がこれで、かれこれ6年近く愛用しております。まだまだ壊れる気配もないので自信を持っておすすめいたします。
ご一読ありがとうございました。