木曽駒ケ岳は、中央アルプスにある山です。長野県南部にそびえており、標高は2956m。日本百名山の一つとしても有名で、多くの登山家に愛されている山です。千畳敷カールが有名なポイント。また、美しい星空が撮影できる場所として人気を集めるスポットでもあります。

雪解けの時期にはさまざまな雪模様を見ることができます。とくに春先には、木曽駒ケ岳の名前の由来になった、駒(馬)の形をした雪模様が発現します。

木曽駒ケ岳はアクセスが簡単なので人気の山

木曽駒ケ岳では、一年を通してロープウェイが運航しているので、冬季でも山へのアクセスが簡単。上級者となれば、日帰りで登頂まで行って降りてくることも可能です。
木曽駒ケ岳の隣には宝剣岳がそびえており、こちらも非常に人気の高い山となっています。

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木曽駒ケ岳の難易度

木曽駒ケ岳の夏登山

夏の木曽駒の難易度は比較的容易であり、小学生でも登ることができます。そのため、ファミリー登山を楽しめます。
木曽駒ケ岳の一番大変な箇所は千畳敷カールを登りきること。ですので、そこさえ乗り越えれば、基本的には平坦な稜線歩きのみで山頂へと到達できます。
ロープウェイのおかげで、山の風景を楽しみつつ、短時間で登頂できますので、夏のハイシーズンにはかなり多くの人たちでにぎわいます。

木曽駒ケ岳の冬登山

冬の木曽駒は、千畳敷のロープウェイ駅までのアクセスだけならかなり簡単。ですが、登頂を目指すとなるとかなり難易度が上がります。
また、千畳敷カールそのものが雪崩の巣でもありますので、どれだけ注意をしてもし足りない、という難易度になります。
天候によっては、上部の乗越浄土手前がかなり固く凍っていることがあります。そうなると、アイゼンやピッケルがききにくい事も多々あるので、初心者にはなかなか難しいです。
そのため、冬期登山は経験を積んでから行く事をお勧めします。

木曽駒ケ岳のおすすめの服装

木曽駒ケ岳の夏登山の服装や持ち物

私が登山をしたのは7月頭。
7月後半になると非常に込み合うので、その前に行ってきました。7月でも山頂付近は20℃前後。街中の35℃に比べるととても涼しく、肌寒さを感じるくらいでした。
〇服装
ベースレイヤー……ポリエステルの半そでTシャツ
ミドルレイヤー……ポリエステルの長袖シャツ
ズボン……くるぶしまでの薄手のズボン
薄手の軍手、靴下
日よけのついた帽子、サングラス
夏用登山靴
〇持ち物
雨合羽上下(防寒具にもなります)
Tシャツと靴下の替え
日焼け止め
エマージェンシーキット
ビニール袋数枚
ヘルメット
地図

木曽駒ケ岳の冬登山の服装や持ち物

私が登山をしたのは、年明けすぐ。雪があまり降っていませんでしたが、山では突然の悪天候にも備えないといけませんので、しっかりと冬山装備を持っていきました、
〇服装
頭部……目出し帽・サングラス・ニット帽
上半身……ベースレイヤー(化繊)、ミドルレイヤー(薄手の長袖、フリースの長袖、ともに化繊)、アウター(登山用のゴアテックスのジャケット)
下半身……ステテコタイプのベースレイヤー(化繊)、登山ズボン
手足……メリノウールの薄い手袋、綿入りの分厚い手袋(備えとしてミトンタイプの手袋)、メリノウールの分厚い靴下、ゲイター、登山靴
〇ギア
12本爪イゼン(グリベル)
60センチほどのピッケル(ブラックダイアモンド)
他カラビナ、ザイル、登山ザック

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木曽駒ケ岳の登山口までのアクセス

車で行く場合

菅の台バスセンターまで行くことができます。が、ここ以降はマイカー規制のため立ち入りが禁止されていますので、バスに乗り換えてください。
しらび平までバスに乗り、その後ロープウェイに乗り換えて千畳敷カールまで行くことができます。乗車時間は約30分です。
駐車場の使用料金は600円(24時間)となっており、24時間営業となっております。

電車で行く場合

名古屋・東京方面から行く場合、電車なら駒ヶ根駅まで4時間ほど。
駒ヶ根駅からバスが出ているので、そちらに乗ります。菅の台バスセンターを経由し、その後は車の場合と同様です。
駅からしらび平までの所要時間は45分くらいです。

高速バスで行く場合

駒ヶ根インターで高速バスを降ります。女体入口(駒ヶ根インター前)という路線バスのバス停があるので、そこから乗り込み、しらび平まで行きます。女体入口のバス停は、駒ヶ根駅とバスセンターの中間あたりに位置しています。

木曽駒ケ岳のロープウェイ情報

7分30秒でしらび平から千畳敷駅までを結んでいます。高低差950mの道のりを、空中からの景色を楽しみながら登っていきます。終点の千畳敷駅の標高は2611.5m、日本で一番高い場所にある駅です。晴れた日にロープウェイの眼前に見える、千畳敷カールと宝剣岳は本当に目を見張る綺麗さがあります。
冬期は1時間に一本、春~秋は30分に1本です。

木曽駒ケ岳の日帰り登山ルートを解説

千畳敷~乗越浄土

乗越浄土に至るまでは大体平均1時間前後です。ロープウェイを降りるといきなり核心部です。まず急登がまっています。千畳敷駅を出ると、眼前に乗越浄土と宝剣岳が見えます。

最初、坂の分岐点までは平坦な箇所が続きます。その後は急登がまっています。
この急登である八丁坂はつまずいたりして転倒する人が頻繁にいますので、気を抜かずに登りましょう。このエリアは、落石などもありますので頭上にも注意する必要があります。

乗越浄土~上場

標高2850mの乗越浄土に到着後、そこからおよそ100m標高を上げるだけで山頂に至ります。
途中、中岳(2925m)を経たのち、少し下りがあり、また登ることで木曽駒ケ岳の山頂(2956m)へと至ることができます。

木曽駒ヶ岳は、初心者にも簡単に登れ、日帰りをしてもそれほど時間がかからないので初心者にも簡単に登れ、日帰りをしてもそれほど時間がかからないので、登山に慣れてくると物足りなく感じるでしょう。

そのため、基本的には宝剣岳も縦走したのち、下山というコースも人気。

ただし、宝剣岳の山頂への道は岩稜帯が続き、木曽駒ケ岳の登山道に比べると難易度が高くなります。なのでこちらは、ある程度の登山経験が必要となってきます。

下山

乗越浄土までは困難な箇所はありませんが、八丁坂の辺りで下山時に転倒及び滑落する事故が毎年多発しています。斜度もかなり急ですので、一歩一歩足元を確認しながら歩きましょう。登頂後に一服し、疲れをとってから降りることをおすすめします。

特に冬の下りはかなり慎重さが要求され、上部はかなり雪が固くなっている場所や、凍り付いてアイゼンの歯がなかなか刺さらないような場所もあります。夏にしても冬にしても、登りよりも下りの方が事故は多発するので、千畳敷に出るまでは気を抜かず行動してください。

木曽駒ケ岳の冬期登山の注意点

木曽駒ケ岳のみの場合

冬期に木曽駒ケ岳を登る場合も、同じく八丁坂を登りきるまでが核心部となります。
雪質は年によって変わりますが、基本的には千畳敷付近は柔らかめの雪が多く、八丁坂を登りきる手前の辺りはがりがりに固まっています。ピッケルとアイゼンはしっかりと身に付けて登ってください。乗越浄土からも、夏道と同じルートを歩き山頂へと登ることができますが、風を遮る場所がないため、悪天候時は強風が吹き荒れます。

また、ガスが濃く出たり、雪が降る場合、道迷いのリスクもかなり高くなります。
悪天で登山を決行する場合は、乗越浄土で引き返す選択も考えておきましょう。

宝剣岳縦走ルート

冬の宝剣岳は夏の宝剣岳とは違い、恐ろしく難易度が高くなります。熟練者で無ければ踏み入ってはいけないルート。
木曽駒ケ岳までの往復で日帰りを考えて行動するのが無難です。

下山後のおすすめの温泉

早太郎温泉・こまくさの湯

下山してすぐの道路沿いにあるため大変に便利かつ、くつろげる温泉です。(休館日はHPで調べることができますが、基本的に第2・4水曜日が休みです)露天風呂なども併設されている他、サウナ、水風呂、ジェット風呂など数多くのお風呂を楽しむ事が出来る温泉です。

また、食事つきの入浴券が1,020円で販売されており、併設されている食堂でご飯を楽しんだ後にお風呂入浴することもできます。(もちろん食事だけの利用も可能です)

近くにはおみやげ物を販売しているショップもあり、簡単なお土産物であれば管内の売店でも購入可能。
木曽駒ケ岳の起点となるバス停からも大変に近く、アクセスも至便です。

早太郎温泉・こまくさの湯
住所:〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂759−4
電話番号:0265-81-8100
営業時間:午前10:00~午後9:00(入館締め切り午後8:00)
食堂営業時間:午前11:00~午後8:00まで(オーダーストップ午後7:30)
定休日:第2・第4水曜日(休日の場合は翌日に振替)
入浴料:中学生以上610円 小学生300円 未就学児無料
アクセス:萱の台バスセンターから徒歩

こまくさの湯

ホテル千畳敷

日本でいちばん空に近いホテル、がキャッチコピーのホテル千畳敷。
ロープウェイ織場の目の前に位置しています。アルプスの壮大な眺めが各部屋から眺められます。

こちらは、山小屋ではなくれっきとしたホテルなので、おもてなしも充実。
温泉でゆったりと温まることができるのもちろん、料理も信州の名産物をふんだんに使用していて、五感でアルプスを堪能することができます。

宿泊となるとお値段は勿論少し高価ではありますが、晴れた日に景色を見ながら部屋で過ごせば、きっと一生の思い出になるに違いありません。

ホテル千畳敷
住所: 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂1
電話番号:0265-83-5201
日帰り温泉:入浴は宿泊者のみです
アクセス:駒ヶ岳ロープウェイ「千畳敷」駅 併設

ホテル千畳敷

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