高尾山の紅葉情報をまとめました。
日本には四季という季節があり、4つの変わる季節の様子を楽しむことができる国でもあります。
そんな四季の中でも紅葉シーズンともなると、全国で紅葉狩りシーズンの案内が発表されるなど、紅葉ファンが多い季節でもあります。
そこで、今年の紅葉シーズンどこへ行こうか迷っていた人におすすめしたい、素敵な場所があります。
それは、ミシュランガイドにも掲載された高尾山の紅葉です。
1年の中で最も、観光客が訪れるということもあり、注目の観光スポットでもあります。
山といえば、登山ですよね。
登山するほど、体力に自信がない人も多くいることでしょう。
ところがそんな心配は不要です。もちろん、健脚に自信がなくても高尾山の紅葉を楽しむことができるのです。
なぜなら、高尾山の紅葉の楽しみ方は、色々あるので、ご自身にあった方法で秋の山を楽しむことができるからです。
そこで、高尾山の紅葉スポットについてご紹介します。
高尾山紅葉の見頃の時期は?
標高599Mの高尾山と言っても、麓の時点で標高は191Mあると言われています。
その為、標高差は400Mあるということもあり、10月の上旬には、山頂付近の紅葉に色が付きはじめ、例年11月上旬には山全体が色付き始めて、その年にもよりますが、11月の下旬から12月初旬まで楽しむことができます。
高尾山は、日中だけ訪れるのではなく、夜に訪れることができる山ということもあり、時間を遅らせて、夜景と紅葉を楽しみという方も多くいます。
それぞれの楽しみ方がありますので、ご自身が見てみたいこの季節ならではの高尾山の紅葉シーズンを満喫してください。
紅葉のおすすめコースとスポット
高尾山の植林の一帯は、南斜面と北斜面で植えられている植生が違います。
北斜面には、北を代表とするブナなどが植えてあります。
南は、カシ林とされているのです。地形によって夜間の間に冷えた空気が斜面に流れて、山麓に冷気が湖のように溜まることで、少し標高の高い山の中腹に温暖帯ができるから、植生を変えているというのも、高尾山の魅力でもあります。
その為、北斜面と南斜面での紅葉シーズンの山の変化を楽しむことができます。
高尾山の紅葉おすすめスポットをまとめたのでチェックしてくださいね。
登山コースで楽しむ紅葉(健脚向け)
山道に慣れていない方は、1号路を通り、紅葉と歴史を楽しみながら、登山を楽しむことができます。
自然を満喫したい!と思っているようでしたら、稲荷山コースをおすすめします。
自然が豊かなこともあり、山全体が紅葉を楽しむことができます。
ただし、登山道のライトアップをされていません。
登山道は、ライトがなく、登山初心者の方が登山装備をせずに夜の山を楽しむことを防止するためです。
やはり夜の登山は危険ですからね。
登山コースの紅葉は、昼間に行くようにしましょう。
ケーブルカーで楽しむ紅葉(山頂付近まで乗り物で行く人向け)
高尾山のケーブルカーから見える紅葉は、旅番組に出てきそうな美しい風景も楽しむこともできます。
ミシュランガイドに掲載された高尾山は、自身の足だけで登る以外の選択があることで、登山はできないけど、山頂からの景色を楽しみたいというご高齢の方にも人気となっています。
山全体が緑や、黄色、赤などの色鮮やかな光景を見ると、幸せを感じることができます。
山頂で楽しむ紅葉
ケーブルカーで山頂付近まで行き、少し歩いて山頂を目指す事もできるので、健脚でない人でものんびりお散歩がてら行けるコースです。
おすすめのスポット何と言っても、山頂からの紅葉に目を奪われること間違いありません。
そして、多くの登山者が楽しみにしているのは、山頂の紅葉の下に敷物を引いて、各々の好きな食事を堪能するということも楽しみになっているようです。
また、晴れていれば、高尾山山頂から、富士山を見ることができます。
秋のシーズンは空気が澄んでいて、遠くの景色を美しく見せてくれることもあります。
高尾山薬王院で楽しむ紅葉
山頂付近までケーブルカーで行く、アスファルトの道を歩いていくコースなので、普段着でも望めるコースです。
参道の脇に植生されている色付いた紅葉は、風情があります。
高尾山の山頂付近にも関わらず、歴史高い奈良や京都と言った風情ある空間に置かれたような不思議感覚にもなれます。
薬王院にある大聖堂は、江戸初期に建てられたこともあり、歴史を紅葉が合わさり美しい景色を堪能できます。
また、飯縄権現堂(御本社)では、社殿全体にわたり彩色彫刻で装飾された華麗な社殿に紅葉が美しく映える光景は、あっぱれです。
仏舎利塔で楽しむ紅葉
山頂付近までケーブカーで行くことができ、移動はアスファルトの道となっているので、行動しやすいコースとなっています。
権現茶屋の正面を上がったところにお釈迦さまが眠っている仏舎利塔があります。
観音様や飯綱大権現(いづなだいごんげん)の石像があり、修験者が修行をするような空間が柵で覆われているので、中に入ることはできませんが、柵の外側からなかを見ることができます。
飯網大権現と紅葉のマッチングもなかなか楽しめる空間となっており、絵葉書にでてくるような風景となります。
見事な紅葉が見られる名所ともなっている仏舎利塔は、近年一番綺麗に彩るとされています。
ケーブルカーの麓で楽しむ紅葉
11月1日~紅葉祭りが開催され、清滝駅前にステージが設けられ、太鼓や音楽イベント、民踊、八王子車人形など八王子にゆかりのある様々な催しが行われます。
山頂まで登らなくても、麓のイベントを楽しむ観光客も多くいます。
紅葉時期ともなると、連日多くの観光客が訪れます。
混雑を避けたいという方は、観光バスが到着する9:00前に紅葉を楽しめていると良いと思います。
とは言え、多くのハイカーは同じことを考えているので、まったく人がいないという状況はないでしょう。
金比羅台から見下ろす紅葉(健脚向け)
アスファルトの1号路コースから行くことができる金毘羅台は、山の中腹あたりから下を見下ろすことができるのですが、ここにも色づいた山間とその奥には関東平野を一望することができます。
あまり広いエリアではないので、訪れる時間が遅ければ遅いほど、混雑しやすい場所となっています。
景色をゆっくり楽しみたい方や、写真を沢山撮りたい人は、早めに出掛ける事をお勧めします。
金毘羅台までは、ケーブルカーに乗って山頂付近から少し下山していく形を取るか高尾山の麓から、1号路を選択してのんびり歩いていくスポットです。
紅葉台
高尾山の紅葉を楽しむなら、紅葉台には足をのばしてほしいところです。
高尾山の山頂から10程歩いたところに紅葉台があります。
紅葉台という名所なだけ、とても美しい景色が眼下に広がります。
上を見上げれば、青空と真っ赤に咲き誇る紅葉のコントラストもなかなかのインスタ映え間違いなしです。
奥高尾
高尾山山頂から、紅葉台まで行き、更に奥へ進むことが出来るのですが、ここが奥高尾と言われる人気のスポットでもあります。
真っ赤な紅葉だけでなく、黄色の紅葉もあり、歩くだけでエネルギーを貰えるようなコースとなっています。
もちろん、こちらは、健脚向けとなっておりますので、足腰に自信がないという方は遠慮した方がよいですが、足にサポーターを付けてもいく価値がある景色を楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
過去に紅葉シーズンに雪が降ったことがあります。
異常気象の要因もありますが、それでも高尾山は標高が少し高いせいか、山頂では寒いと感じると思います。
特に行動していない時は体が冷える可能性も高いので、防寒衣の準備をして紅葉シーズンを楽しんでください。