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パップテントのインナーに必要なものは?気になる雨対策も!

パップテントは普通のテントとはまったく異なる雰囲気を持っており、自然味あふれるソロキャンプを好む人たちから注目されているテントです。YouTubeでキャンプ動画を投稿している芸人のヒロシさんが動画内で使用していることもあり、ますます人気が高まりつつあります。

パップテントは極めてシンプルなテントであるため、使用する人それぞれの工夫によりオリジナリティーあふれる空間を作り出す楽しみもあります。

今回はパップテントの無骨で男らしい魅力はそのままに、最大限快適に使用するためにインナーアイテムはどのようなものを用意すればいいのかをご紹介します。記事の最後にはパップテントの雨対策に関しても解説しています。

パップテントに快適インナーアイテムを取り入れて、これまで以上にワイルドで楽しいソロキャンプを目指しましょう。

パップテントとは?

パップテントはもともと軍隊で使用するために開発されたテントです。そのため色はカーキや茶色といった地味なものとなっており、おしゃれな装飾や気のきいた装備などはありません。そして基本的に、テントの中は地面がむき出しになっています。

インナーがあればもっと快適に休めそうですが、軍隊にとって快適性は二の次。設営・撤収の簡単さや耐久性の高さなど、野外で活動する軍隊にとって本当に必要な機能にのみこだわったパップテントは、まさにプロ仕様のテントなのです。

軍用のテントだからなかなか手に入らないんじゃないかと思うかもしれませんが、実はネットで簡単に手に入ります。レプリカやコピー商品などではなく、軍隊の倉庫から払い下げ品として出てきた本物のパップテントです。

一部のキャンプ用品メーカーではこのパップテントのスタイルを踏襲し、より機能性や快適性を向上された商品を販売しています。たいていは専用のインナーも用意されているので、キャンプ用品メーカーのパップテントが欲しい場合はインナーとセットで購入することをおすすめします。

パップテントにインナーは必要?

インナーがなければいけないというわけではありませんが、有るのと無いのとでは快適さにおいて雲泥の差があります。とくに虫の多い夏場は、快適に寝るためには必須と言ってもいいでしょう。

また、インナーがあると気持ちの面でも安心感が違います。虫の侵入が気になると常に気を張っている状態になり、睡眠の質が低下します。ソロキャンプにおいて上質な睡眠をとることはとても重要なことです。

キャンプをしている方は、「プーン」という蚊がとぶ音のせいでなかなか眠りにつくことができなかったという経験が一度はあるかと思います。パップテントはインナーがなければ隙間から虫が侵入してくるので、虫嫌いの人はとくにインナーが必要です。

パップテントのインナーとあると便利なアイテム

パップテントと一緒に使用することで、より快適に、より便利になるインナーアイテムをご紹介します。それぞれのジャンルの人気商品も紹介しているので、参考にしてください。

蚊帳

パップテントはそのままの状態では地面がむき出しになっています。そのため蚊やムカデなどが侵入してくる可能性があります。自然の中なので、むしろそれは当たり前とも言えます。

ですが感染症を媒介するマダニや強力な毒を持つヘビが入ってくる可能性もゼロではありません。そのような噛まれると危険な生物との接触を避けるためにも、蚊帳付きのインナーはあったほうがいいです。

この蚊帳付きのインナーは出入口が正面と側面についているので、パップテントの中でどのように配置しても自由に出入りできます。防水3000mmと防水性に優れ、濡れた地面にそのまま置いて使用できます。

軽量でコンパクトに収納できるので、ソロキャンプへ行く際には念のために用意しておくことをおすすめします。

コット

コットは地面に設置する担架(たんか)といったようなキャンプ用品で、快適な睡眠をもたらしてくれる優れものです。地面からの影響を一切受けないので、濡れた地面でもゴツゴツと固い地面でも関係なく快眠できます。

また、パップテントの中だけでなく、外で昼寝をしたりくつろいだりするのにも使うことができます。使用する時には2メートル近い長さになるコットですが、収納すると非常にコンパクトになるので持っていても邪魔になることがありません。

こちらのコットは長さが190cmあり耐荷重が150kgとなっているので、たいていの方は広々と快適に使用できます。足はゴムでつながっているため組み立ては簡単。力を必要とせず女性の方でもスピーディーに組み立てられます。

グランドシート

蚊帳を使用しない方であっても、グランドシートだけは敷いたほうがいいでしょう。グランドシートも有るのと無いのとでは快適性が段違いです。

グランドシートを使用すると、テントの中で靴を脱いでくつろげる、地面からの湿気やニオイを遮断してくれる、下ろした荷物が汚れないといったメリットがあります。とくに雨の日はグランドシートがないとけっこう厳しいので、忘れずに持っていくようにしましょう。

無骨な雰囲気が魅力のパップテントなので、使用するグランドシートもその雰囲気をこわさないカラーのものを選びましょう。このグランドシートはブルーシートなどと違い、サラッとした心地よい肌触りの素材でできています。タープとしても使用可能です。

薪ストーブ

薪ストーブを持っていると、寒い時期でもソロキャンプを楽しむことが可能となります。外にいるのが厳しい時や焚き火ができない状況でも、テントの中で火を見てリラックスできます。

今ではテントの中での使用に適している小型の薪ストーブがたくさん販売されており、見た目においてもパップテントとよく合います。キャンプ好きならば、冬には冬のスタイルでソロキャンプを楽しみましょう。

こちらは日本製の薪ストーブで、ガラス窓が3つもついていることが大きな特徴です。ステンレス製なのでメンテナンスが簡単な上、鍋を置いて料理をすることも可能です。冬にパップテントの中で寄せ鍋やキムチ鍋が食べられたら気分はもう最高です。

二股ポール

パップテントに限らず、テントの設営に使用するポールは基本的に1本足で立っています。ワンポールタイプのテントを想像するとわかりやすですが、テントの中ではそのポールがとても邪魔になります。

テントの柱となるポールによって無駄なスペースができてしまう。そんな困りごとを解消してくれるのが二股ポールです。本来1本足のポールを、V字を逆さにしたような2本足にすることで、テント内のスペース効率を大幅に向上させることができます。

ハイセンスなキャンプ用品を多数販売していることで人気のDODから、二股ポールにするためのアイテム「フタマタノキワミ」が販売されています。ツヤ消しブラックのポールはパップテントの中に違和感なく溶け込み、軽量ながら高い耐久性を誇っています。

パップテントの気になる雨対策は?

何度もソロキャンプをしていると、たまには雨が降る日もあることでしょう。そのような日でも最大限楽しむために、しっかりと雨対策の方法を知っておくことが大切です。具体的な雨対策の方法として、以下のようなものがあります。

  • タープを使用する
  • 水たまりができそうな場所にテントを張らない
  • テントの脇に排水のための溝を掘っておく
  • パップテントに撥水剤を塗る
  • 4つ目の「パップテントに撥水剤を塗る」はキャンプ場についてからではなく、事前に行っておいた方がいいでしょう。撥水剤も多くの方から支持されている人気商品があります。

    信越シリコーンが販売する「POLON-T」は、パップテントに最適な撥水剤として定番となっています。耐候性・耐熱性に優れるシリコン皮膜でテント表面をカバーし、パップテントに雨がしみ込むのを長期的に防ぎます。

    パップテントのインナーアイテムで快適ソロキャンプ

    シンプルで無駄のないところがパップテントの魅力ですが、ソロキャンプを最大限楽しむにはやっぱり快適性を向上するインナーアイテムはあったほうがいいでしょう。パップテント自体が意外なほど安く買えるので、パップテントの中で使用する快適装備をそろえても、それほど大きな出費にはなりません。

    虫が多い夏も、雪が積もる冬も、1年を通してパップテントでの無骨なソロキャンプを楽しみましょう。