soomloomのポリコットンTCヘキサタープをご存じですか?初めて聞いた方も多いと思いますが、知る人ぞ知る、格安・コスパ最強のTCタープです。今回はそんな話題のsoomloomのポリコットンTCヘキサタープについてレビューしていきます。
設営の方法から実際の使用感も紹介しますので、コスパの良いタープを探している方も、「格安のタープなんて心配」と考えている方も必見ですよ!
soomloomってどんなブランド?
soomloomというあまり聞き慣れないアウトドブランドですが、amazonで格安のキャンプギアを探しているとよく見かけます。
soomloomは中華製のアウトドアブランドで、様々な中華製ギアを取り扱っているamazonの中でもひときわ使用者の評価が高いギアが多く取り揃えられています。人気の理由の一つはその値段。他社の同じようなスペックのキャンプギアと比較しても格安なんです。
中華製と聞くと作りに少し不安を抱く人もいるかと思いますが、安かろう悪かろうということはなく魅力的な機能性を兼ね備えているギアも多く、まさにコスパ最強のアウトドアブランドになります。
soomloomポリコットンTCヘキサタープのスペックや特徴
soomloomのギアの中でも在庫切れ状態が続くのがポリコットンTCタープですよ。今回メインでご紹介するポリコットンTCタープはamazonタープカテゴリー1位を誇るヘキサタープになります。ここではポリコットンTCヘキサタープの基本的な商品スペックと特徴を紹介しますね。
スペック
商品名 | ヘキサタープ |
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使用サイズ | 縦410×横420cm |
収納サイズ | φ 16×幅36cm |
重量 | 2,700g(本体) 700g(ペグ) 200g(ガイロープ) |
素材 | コットン35%、ポリエステル65% |
付属品 | 収納袋、ポール1セット、自在付きロープ6本、ペグ8本 |
価格 | 12,900円(税込) ※1月25日時点 |
タープポールはポール付きとポール無しの2種類から選べ、ポール無しを選択した場合さらに格安の値段になります。
丈夫なポリコットン素材
名前からも分かるように、素材はコットンとポリエステルの混紡地であるポリコットンが採用されています。soomloomに限らずキャンプギアでは人気の素材ですね。
コットンの通気性の良さと頑丈さ、ポリエステルの撥水性といった両素材の良いところを活かした素材になっていて、soomloomポリコットンTCヘキサタープの表面は撥水加工処理済みで耐水圧が350mmと、普通の雨ならまず心配することがない設計になっています。カビ防止も施されているのでメンテナンスもとても楽なんですよ。
アレンジしやすいヘキサゴン型
soomloomポリコットンTCヘキサタープは縦410×横420cmの六角形、ヘキサゴン型となっています。丈夫なグロメットとロープを結ぶループが合わせて12か所あるので、自分好みに様々なバリエーションの張り方を楽しむことができますよ。
日差しや紫外線をカット
薄いポリエステル地と違いしっかりとしたポリコットン地なので、しっかりと日差しや紫外線を遮ってくれます。遮光性、遮熱性に優れていますし通気性も良いので真夏のキャンプでも快適に涼しく過ごすことができますよ。
耐火性にも優れている
ポリコットンは耐火性が高いので、焚き火などの火の粉による穴あきの心配が少ない素材です。そのため、タープの近くで焚き火やBBQを楽しむことができますよ。冬キャンプでは焚き火を囲む機会が増えますが、多少の火の粉が飛んでもタープの心配をせず、ゆっくり過ごせるのは嬉しいですね。
焚き火をタープ下ですると、ポリコットンタープでも火の粉で穴が開く可能性があるので、火力の調整や風向きに十分注意して焚き火を楽しみましょう。
キャンプサイトに馴染むデザイン
ポリコットン地特有の優しい風合い、肌触りの良さも人気の理由です。格安タープとは思えないほどスタイリッシュでシンプルなデザインになっていますよ。カラー展開はカーキ、ベージュ、グリーン、ジンジャーの4色で、どの色も自然に溶け込むナチュラルな色合いですのでご自身のキャンプサイトに合うものが選べそうですね。
値段が格安
soomloomポリコットンTCヘキサタープはデザインや使い心地、機能面にも優れていて価格が1万円ちょっとと格安です。同じポリコットンTCのタープでサイズ感の近い人気のタープといえば「タトンカタープ」ですが、こちらの一番安いモデル(2TC)と比較してもsoomloomポリコットンTCヘキサタープの方が安いですよ。
また、タトンカタープには基本的にポールやガイロープ、ペグといった付属品はついていませんが、soomloomポリコットンTCヘキサタープには収納袋に加え、ポール1セット、自在付きロープ6本、ペグ8本が付いてこのお値段になっています。
タープ設営に必要なアイテムを購入するだけでそれなりの値段になってしまいますから、1万円ちょっとで必要なアイテムも一式購入できることを考えると非常にコスパに優れたタープになりますね。
soomloomポリコットンTCヘキサタープ(ポール付き)の詳細レビュー
ポール付きのsoomloomポリコットンTCヘキサタープの詳細をレビューしていきます。
タープ本体の生地
安くてもちゃんとした縫製でほつれ等は一切なく強度にも問題なさそうです。生地感は、若干薄さを感じますがポリコットンらしい触り心地で、風合いもいいです。
ガイロープ
付属のガイロープはメインロープ2本とサブロープ4本で、直径4mmのしっかりとした強度のガイロープが付属しています。
メインロープの長さは760cmで二股にできる仕様になっているので、ポール1本につき380cm長さで調整できます。
先端にはガイロープが滑りにくく緩みにくい三角の自在金具がついています。
サブロープの長さは280cmで先端には長さ調節しやすい二つ穴の自在金具がついています。
ペグ
長さ25cm、重さ85gのペグが8本付属してますが、上から落とすと地面に刺さるほどの鋭さがあり、直径が7mmあるので曲がる心配も少なく強度的にも問題なさそうです。
石に当たると先端が曲ってしまいますが、ソリッドステイクでも曲がるので、この程度の曲がりなら先端の強度も十分です。磁石に引っ付くのでステンレス製ではないですが、付属のペグにしてはコスパが良いです。
グロメット(ハトメ)
グロメットの直径は7mmで、タープ本体につけていないので、強風で破れるとしたらグロメットを付けてる黒い布の縫製部分が先なので、タープ本体が破れる心配が少ないのはうれしいポイントです。
ポール
ポールは60cmの4本繋ぎの仕様で長さは120cm・180cm・240cmの3段階で長さが調整できます。直径28mmと風にも強そうな頑丈なアルミ合金のポールです。
ポール先端にはタープやガイロープのすっぽ抜け防止のための段差がついていて滑りにくくなっており、安くても安全に使えるのもうれしいポイントですね。
収納ケース
収納ケースもポリコットン製なので見た目も良く、ケースにはポールも一緒に収納できるぐらい余裕があるので、タープに必要な道具一式持ち運ぶことができます。
soomloomポリコットンTCヘキサタープの設営方法
ヘキサタープをタープを向けたい方向に二つ折りの状態で広げます。
タープの頂点のラインと一直線になるようにポールを置きます。
風が強い日はペグで仮止めすると設営がしやすくなります。
グロメット(ハトメ)の位置にペグを仮打ちします。ポールを立てる場所の目印になり、タープを向けたい方向に設営することができます。
メインロープをポールと同じ長さに合わせます。
メインロープを45°の角度でペグダウンします。
ペグで目安を作れば45°がわかりやすいです。
自在金具を開放してポールを目印のペグの位置に立てます。
開放しすぎるとポールが自立しないので、ロープの張り具合を確認して調節しましょう。
写真はサブロープを付けてしまった後ですが、自立したらポールが真っすぐ立てて、タープの頂点のラインがピンと張るようにメインロープの長さを調節します。
サブロープを4隅のグロメットに結び、タープの中心と一直線になるようにペグダウンします。
全てのロープの張り具合を調整したら完成です。
ヘキサタープのアレンジ張り
4隅のグロメットの真ん中にループがあるので、180cmのサブポールとガイロープがあればタトンカ張りも可能です。
soomloomポリコットンTCタープのデメリット
格安でコスパも良いsoomloomポリコットンTCタープですが、使用してみていくつか気になった点があったので、紹介します。
ロープが硬い
付属のガイロープが素材はわかりませんが、ポリプロピレンではないので、硬く捻じれやすいので設営時に伸ばす一手間が必要なのが気になります。結ぶことには支障はなく強度も問題ないので安いから仕方がないと割り切るほうが良さそうですが、気になる方は柔らかく設営しやすいガイロープに変更するのもありかもしれません。
三角の自在金具が調整しにくい
メインロープに付属してる三角の自在金具が二つ穴に比べ長さ調整がしにくいです。ガイロープの硬さの影響もありますが、テンションがかかった状態の調整は慣れるまでは少し苦労するかもしれません。
購入当時、三角の自在金具の使い方が分からずそのまま使用してましたが、購入時から自在金具に通すロープが違ってました。直して使用する必要があるので、気になる方はこちらの記事
ポールの強度
セットのポールは28mmの太さなので強度的には問題ないはずですが、ポールを持って左右に動かすと少し揺れます。連結部分の問題だと思いますが、無風時や風速2,3mでは使用してみて問題なかったですが、それより風が強い日はタープは風を受けやすい構造なので、少々不安があります。
セットのポールは長さ調節も60cm単位で微調整がしにくいので、耐久面で気になる方は5cmずつの微調整ができるsoomloomのポールが安くて使いやすいです。このポールは直径33mmとさらに太くなって強度が増し、プッシュアップトップ節によって5cmごとに長さの調節可能で、120cm~280cmの間で24段階まで長さがアレンジできます。
メーカーは違いますが、個人的にはFIELDOORのアルミテントポールが強度があり、少々の風でも安心して使用でき、長さの微調整ができるポールなので、いろんなアレンジの張り方ができるので愛用してます。
どのポールを使用するにしても、もともとタープは風が強くなれば倒すことを前提なので、安全に使用するため倒すようにしましょう。
安いポリコットンタープは雨でも大丈夫?
soomloomポリコットンTCヘキサタープについて知れば知るほど、コスパが最強すぎて「本当に大丈夫?」と思ってしまいますよね。そこで、あえて雨の日に使用してみました。
本当に撥水性に優れているのか、内側に滲みてこないかなど徹底レビューします。
小雨で使用してみた
撥水加工処理が施されてるので、水玉ができるぐらい撥水されてるので、小雨程度なら問題なく使用できそうです。
しばらくすると所々に雨水が浸み込んで変色するところがあり、タープ内側を触ると湿った感じがするので、長く雨に打たれると雨漏りする可能性があります。
もともとポリコットン製のタープは雨の日の使用は、どのメーカーも推奨されていないので、過度な期待をしない方が無難だという検証結果となりました。
soomloomポリコットンTCタープの種類
soomloomポリコットンTCタープにはヘキサタープ以外にも様々なモデルが発売されています。色々な形のタープを検討したい方には嬉しいですが、どれも他社のタープと比較すると格安なため、在庫切れとなってしまうことも多いです。
これからご紹介する中で気になるモデルがあった場合には、在庫状況を常に確認してくださいね!
soomloomポリコットンTCウイングタープ
使用サイズ | 縦325 × 横325cm |
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収納サイズ | φ 19×幅35cm |
重量 | 2.16kg |
素材 | コットン35%、ポリエステル65% |
付属品 | 専用収納バッグ ペグ4本 自在付きロープ4本 |
soomloomポリコットンTCウイングタープはひし形のタープで、風に強く、ピンッと張った姿が勇ましいですよ。ウイング型の特徴としては初心者の方でもある程度綺麗に張れることです。初めてタープを使う方で張り方の簡単な格安タープをお探しの方にはぴったりですよ。対角線の長さは縦510㎝×横400㎝となっていて、ソロキャンプには十分なサイズ。大人2人までであれば快適な居住空間を確保できます。
こちらはポールが別売りとなっているので購入を忘れないようにしてくださいね。
soomloomポリコットンTCペンタタープ
使用サイズ | 縦380 × 横390cm |
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収納サイズ | φ 14×幅32cm |
重量 | 2.52kg |
素材 | コットン35%、ポリエステル65% |
付属品 | 専用収納バッグ ペグ8本 自在付きロープ8本 |
soomloomポリコットンTCペンタタープは五角形の形をしていて、グロメットとループを併せると14か所付いているので色々な張り方を楽しむことができますよ。張り方のアレンジを利かせることで開放的な空間にすることも、プライベートな空間を確保することもできます。自然と一体化するようなグリーンの色合いが玄人感を醸し出してくれそうですね。
おすすめの快適使用人数は1~2人程度で、ソロ用のテントをタープの下に入れて使用することもできます。雨が滲みてこないと評判も高いので、安心して屋根代わりとして使用できますよ。
こちらもポールは付属していません。ポールを持っていない方は併せて購入をしてくださいね。
soomloomポリコットンTC レクタタープ
使用サイズ | 縦290 × 横400cm |
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収納サイズ | φ 18×幅36cm |
重量 | 3.8kg |
素材 | コットン35%、ポリエステル65% |
付属品 | 専用収納バッグ ペグ8本 自在付きロープ6本 |
soomloomポリコットンTCレクタタープは長方形の形をしています。シンプルな形なので張り方が分からなくなることもありませんし、畳み方に戸惑うこともありません。家の屋根のように両サイドの生地面を同じ角度に倒して張っても良いですし、背面側を下げて陣幕のような使い方もできますよ。タープの高さ、生地の角度によって出来る空間も影スペースも変わってきますので、シンプルながらも自由度の高いタープとなっています。グロメットとループはたっぷり16か所ありますので、十分アレンジを楽しめますよ。
使用の際にはこちらも別でポールを用意する必要があります。必要な高さがカバーできるものを購入してくださいね。
soomloomポリコットンTC ヘキサタープ(大型)
使用サイズ | 縦420 × 横540cm |
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収納サイズ | φ 20×幅35cm |
重量 | φ 20×幅35cm |
素材 | コットン35%、ポリエステル65% |
付属品 | 専用収納バッグ ペグ8本 自在付きロープ6本 |
soomloomポリコットンTCヘキサタープと形は同じ六角形となりますが、こちらはファミリーキャンプやグループキャンプでも使える大型タープとなります。人気の小川張りもしやすい形になっていって、大型のファミリー用テントと連結させれば快適で広々とした居住空間が出来上がりますよ。
ガイロープを張ることなどを考えるとかなりのサイトの広さが必要になりますので、区画サイトで使用する場合には注意してくださいね。大型ではありますが色味は落ち着いたサンドベージュなので圧迫感がないので、様々なテントに合わせやすく、使いやすいですよ。
こちらも別途ポールを用意しますが、タープ自体にそれなりの重さがありますので使用するポールは比較的頑丈な作りになっているものをおすすめします。
まとめ
販売先サイトamazonでも目を引く高評価で格安のsoomloomポリコットンTCヘキサタープ。その魅力についてお伝えしてきました。他のモデルの中には現在在庫切れとなっているものもありますが、soomloomポリコットンTCヘキサタープは現時点では在庫がありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。付属品も充実していて、コスパの良さを実感できますよ。
在庫切れ中の他モデルも入荷されれば即完売が予想されますし、今後も目が離せない注目のタープです!