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コールマンランタン「ノーススター2500」の使い方レビュー!

コールマンのノーススター2500ランタン

ランタンはキャンプに欠かせないキャンプギアの1つです。各メーカーから様々な商品が出ていますが、その中で今回は実際に10年程使用しているColemanノーススター2500の使い方をレビューしていきます!

Colemanノーススター2500のスペック

  • 明るさ:320CP/200W相当(レギュラーガス使用時)1,543lm(ルーメン)
  • 燃焼時間:4~8時間(470g缶使用時)
  • 本体サイズ:φ14.5×26(h)cm
  • 重量:1.3kg

コールマン公式HP

上記がこのノーススター2500ランタンのスペックです。とにかく明るくいランタンでメインランタンとしての使用を想定した商品です。

ノーススター2500ランタンの特徴

初心者でも扱いやすいガスランタン

ノーススター2500ランタンの最大の特徴は、キャンプ初心者でも簡単に扱える点です。ランタンの燃料はガス、灯油、ガソリンと様々ありますがこのランタンの燃料はOD缶。いわゆるガスです。ガスランタンはマントルを空焼き→燃料取り付け→点火の3ステップと誰でも簡単に扱う事が出来ます。

ガソリンや灯油のランタンの場合ポンピングと言う作業が必要な点と燃料の危険性からキャンプ初心者が初めて買うランタンとしては少し敷居が高いかと思います。その点、このランタンは誰でも簡単に使うことが出来るランタンと言えるでしょう。

メインランタンとして十分な光量

とにかく明るいです。私が買った10年程前はトップクラスでした。現在、各メーカーから様々なランタンが出ていますが、現在でもかなり明るい部類です。サイト全体を明るく照らすメインランタンとしては十分な光量です。

替えのパーツが豊富なので長く使える

Coleman製品全体に言える事ですが、オプションパーツや替えのパーツの豊富さが他メーカーと比べダントツです。ネットやキャンプ用品店で直ぐに入手出来るので故障の際にも場合によっては自分で直し長く使う事が出来ます。

ノーススター2500ランタンの使い方

実際に使用方法を解説していきます。

マントルの取り付けと空焼きの手順

ノーススター2500ランタン上部のナット

まずランタン上部のナットを回しベンチレーター、グローブ、グローブガードを外します。

ノーススター2500ランタンを分解した状態

外すとこんな感じ。

ノーススター2500ランタンのマントル

次にマントルを取り付けます。マントルは2個入り900円位。

ノーススター2500ランタンのマントル

袋から取り出すと縦に畳まれてます。

マントルのフック

マントルの上下にフックが付いているのでこれを

マントルを固定するみぞ

ランタン本体のみぞ部分に固定します。

マントルを広げて固定した状態

固定したら出来るだけマントルを広げて空焼きし、マントルを炭化させます。

マントルに着火させるガストーチ

空焼きの際はこういったガストーチ等があるとやり易いです。今回SOTOスライドガストーチを使用しましたが、気になる方はこちらの記事

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マントルに着火 マントルの燃え方

マントルの下から点火すると全体に火が回りやすいです。

マントルが炭化した状態

このように全体に火が均一に回り全体が白くなったら空焼き完了です。

炭化されたマントルは非常にもろく、風や振動でも壊れやすいのでベンチレーターを戻す際は慎重に行いましょう。

ランタンの着火手順

ベンチレーター、グローブ、グローブガードを戻しいよいよ点火です。
元に戻したらOD缶を装着。

OD缶は必ずコールマン純正の物を使いましょう。不具合や事故があった際に保証が利かなくなる事もありますので重要です。(正直、他社メーカーの物でも使えますが…)

ノーススター2500ランタンのダイヤルを回す

ダイヤルを回してガスをだして

点火スイッチを押す

着火措置をカチッ!

ノーススター2500ランタンに点火した状態

昼間なので分かりづらいですが、かなり明るいです。明るさはノズルを回すことにより無段階に調整することができます。

ノーススター2500ランタンを買って良かった点をレビュー!

ノーススター2500ランタンを買って良かった点は、なんといってもこの使い易さと圧倒的な明るさ。グローブが割れた事もありますが替えのパーツも簡単に手に入るので長く使えています。また、構造がシンプルなのと流石のColeman品質で10年間で大きなトラブルや故障も無く未だ現役で使えています。

ノーススター2500ランタンの残念な点をレビュー!

良い点ばかりの様なノーススター2500ランタンですが実はかなり大きな欠点もあります。

燃料費が高い

ノーススター2500最大の欠点は燃料費。ガスランタン全般に言える事ですが、年中キャンプに行く人からするとかなり高い!470のOD缶で1泊くらいが目安ですが、レギュラーで1缶当たり800円以上します。真冬はスーパーという寒冷地仕様のガスを使うのですがこちらは1000円程。灯油やガソリンの数倍かかります。

燃焼時間が短い

OD缶1缶で1泊。日照時間の短い冬であれば2缶使う事もあるでしょう。しかし、同じColeman製のガソリンランタンであれば満タンで10時間持つものもあるのでそれらと比べると燃焼時間はかなり短いと言えます。

寒さに弱い

真冬になるとOD缶が冷え光量が落ちます。なので真冬は寒冷地仕様のスーパーガスを使用します。ですがあまりに寒いとそれでも100%の光量を発揮出来ません。更に日照時間の短い真冬だと2缶使う事もあるのでかなりコスパも悪いです。

人とかぶる

このランタンを使用している人、かなり多いです。私がこのランタンを購入した当時は、ほぼ毎回と言っても過言では無い程かぶる率が高かったのを覚えています。今では各メーカーから様々なランタンが出ているので当時ほどでは無いですが未だに周りとかぶり易いランタンです。

Colemanノーススター2500ランタンの使い方レビューのまとめ

如何でしたでしょうか。Colemanノーススター2500はキャンプ初心者が購入するランタンとして扱い易さの点で非常にお勧めです。しかし、コストや真冬での使用を考えるとガソリンや灯油のランタンも必要になってくるでしょう。実際私も灯油式の方が今は出番が多いです…。初めてのランタンにはぴったりの商品だと思うのでこれからキャンプ始める人は参考にしてみて下さい!

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