信仰山として知られている神奈川県にある大山は、雨乞いや商売繁盛、豊漁と海上の安全祈願など多くの信者によって信仰されてきた山です。標高1252Mありますが、大山阿夫利神社までケーブルカーで行くことができるので、地元の小学生の遠足としても選ばれています。登山初心者の方や、これから登山をはじめようと思っている方には、適している山です。

信仰山だった大山は、遥か昔、入山する前にこちらの愛宕瀧で身を清めてから入山していたという歴史があります。
開山1200年以上もある大山は、地元の人を初め大切にされてきたことで、今も観光地として多くの人に愛されている山となっています。

大山登山の服装と持ち物を紹介

大山登山の持ち物

  • ザック
  • ザックカバー
  • 携帯トイレ
  • 行動食(グミ、ゼリーなど)
  • 昼食
  • 雨具(上下セパレート)
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • コンパス
  • 救急セット
  • ヘッドライト(替えの電池付)
  • 軍手
  • 敷物
  • バッテリー

大山登山の服装

  • トレッキングシューズ
  • あつめの靴下
  • インナー
  • ミドルインナー
  • アウター
  • パンツ
  • サポートタイツ

行動している時は、暑くて冬でも汗をかきますが、休憩をすると一気に体が冷えるので、冬の登山はダウンなどのアウターを持っていくようにしましょう。

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大山登山のルートを解説

丹沢大山は初心者向けの山だが注意が必要

大山は小学生が登れる山ということもあり、登山初心者の方が登りやすい山ではありますが、普段から身体を動かしていない人は、どんな山も危険なので、登山を考えている人は、日頃から軽い運動や、1日に1万歩のウィーキングは最低でも行うようにすると良いでしょう。

長時間の行動となると、気持ちは動ける!と思っていても、身体は思うように動いていないということもあります。自治会の運動会でお父さんが走って転ぶのと同じ現象になり兼ねません。何もないフラットな道で躓くのは、足の筋力低下によるものだとされています。

山は平坦な道ではなく、石や岩がゴロゴロとしている箇所も多く、傾斜になっているので、登山初心者でも大丈夫だと聞いても過信しないようにしましょう。

初心者におすすめの登山ルート

大きく分けて3つのルートで行くことができます。

1つ目は、こま参道を通り、阿夫利神社まで行き登山道に入るコース
2つ目は、ヤビツ峠から大山山頂を目指すコース
3つ目は、ふれあいの森キャンプ場から行くコース

ポピュラーな道は、阿夫利神社を通って登山口に入るコースです。体力を温存しておきたい人は、こま参道を通り、ケーブルカーに乗って阿夫利神社まで行くと体力は温存することができます。

ケーブルカーには、乗らないという方は、こま参道を過ぎると、男坂と女坂の分かれ道があります。大山阿夫利神社で合流するので、どちらを選択しても良いですが、健脚向けの方は、男坂にチャレンジしてみてください。

ひたすら階段を登るという登山道になっており、一部の箇所は石段の一段一段がとても大きくて、足を大股であげて登るようなところもあります。

一気に登ると息が切れるほどキツイ箇所が続きます。水を飲むと呼吸が整うので、リラックスした状態で自分のペースを保ちながら登るようにしてくださいね。

男さかに比べて女坂は、とても緩やかな道となっており、大山阿夫利神社までの道のりには大山寺があります。

大山寺の石段の脇には沢山のもみじが植えてあるので、紅葉の季節になると、ライトアップされた幻想的な紅葉を見るために多くの観光客が訪れる登山道となっています。

大山阿夫利神社までくると、大山獅子の石碑がありそのまわりには、干支の石像があります。神社の守り神である狛犬も、いまにも飛びかかってきそうな迫力があり、こちらもみどころのひとつとなっています。

登山口をくぐると、最初の難関ともいえるのがこの長くて急な階段です。てすりはありますが、朽ちている箇所もあり、少々頼りないので体重をかけたり、寄りかかるのはお勧めしません。

また、階段の幅も狭くガタガタしていて形成された石ではないところもあります。一歩一歩確実に踏みしめて歩くようにしてください。こういうところで、足をくじく人も多いので、気をつけて登るようにしてください。

階段を登った先に、夫婦杉があります。どんな悪天候でも互いに寄り添い、支え合う夫婦杉をみて感慨深いと感じるところもある登山道です。

他にも、天狗がつついたと言われる岩があります。天狗の鼻がつついたと言われるこぶし大くらいの大きさの穴が空いた岩もあり、険しい道の中にも楽しむ箇所があります。

山頂の奥手には、天気が良いと富士山や丹沢山や塔ノ岳などの稜線を見ることもできます。表側からは、相模湾をみることができるので、眺望を楽しむこともできます。山頂にはベンチもありますが、数は限られているので、敷物を持っていくとゆっくり景色をみながら食事をとることができます。

登山に慣れていない人や、疲れている人は登ってきた道を帰るのが一番安全です。とは言え、大山に関しては、そんなに難しい道ではないので、余力があれば、反対側の見晴らし台から下山するのも、おすすめします。

見晴らし台の付近だけ、大きく開けているので、山頂とは異なった景色を見ることができます。登る季節によっては、植林の影響で見られない場合もあるので、そこは自然のことですのでご了承ください。

丹沢大山の参考タイム

表参道通りの所要時間

登り:大山ケーブル駅→女坂→阿夫利神社(55分)→登山口→大山山頂(90分)

下山:大山山頂→阿夫利神社(60分)→女坂→大山ケーブル駅(40分)

関東ふれあいの道の所要時間

登り:登山口→見晴らし台(30分)→大山山頂(70分)

下山:大山山頂→見晴らし台(50分)→登山口(25分)

ちなみに、登山初心者の時のタイムです。

登り:登山口→大山山頂(約90分)

下り:大山山頂→登山口(約60分)

休憩なしで登ったタイムですが、途中写真を撮るために足を止めました。阿夫利神社のところのお茶屋さんの店員さんが、登る時に声をかけてくれたので下山した時、寄ったら「早いわね」と声をかけてくれました。

参考タイムで記載されているのは、40歳~50歳の登山経験者のコースタイムです。各人の体力や疲労感、季節や天候なども充分影響されます。

今後のアドバイス

当時は、運動をしていなかったので、コースタイムで行くにはかなりハードだった記憶があります。登山の次の日は、全身筋肉痛で階段を下りるのも大変でした。帰宅後はぐったりとしたという登山初体験の経験があります。

大山登山をきっかけに、定期的な運動をするようになり、コースタイムより早く目的地へ到着できるようになり、翌日の筋肉痛に悩まされることはなくなりました。

登山をするうえで、ご自身の体力を把握することも重要になってきます。更に、登山をするなら行動計画をきちんと立てるようにしましょう。秋になると日が暮れるのは、とても早いです。いくら初心者向けの山と言っても、一歩間違うと滑落ポイントはあり、実際に滑落して命を落とす人もいます。早めの行動と装備は充分にしておくことをおすすめします。

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まとめ

下山後は、温泉で疲れた身体を癒すのも楽しみのひとつです。大山付近には七沢温泉や広沢寺温泉があります。更に、温泉後の炭酸飲料は、なんともいえない至福でございます。登山は心と体のホスピタルです。
たっぷり汗を流してデトックスして、健康的な体を作ることができる登山ライフを楽しみましょう。

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