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高尾山の観光|雨の日でも大丈夫!120パーセント楽しむコツをご紹介!

首都圏のマイナスイオンでお馴染といえば、高尾山ですよね。しかし、平日はもとより休日ともなると観光客で渋滞するのは当然。とは言え、季節を感じたいし、自然を満喫したい!

高尾山といえば、単に山を登るだけでなく、観光できるスポットや山頂までの道の知りにあるお茶屋さんでのグルメも人気。手軽に登れるし、思ったより体が悲鳴をあげればリフトやケーブルカーの利用もできるので、無理なくアクセスできるのも魅力的高尾山。

そんな高尾山を楽しむためには、どうすればいいのかご存知ですか?実は、雨の日に高尾山に行くのもおすすめなのです。そこで、雨の日に高尾山を楽しむコツをお伝えします。

雨の日の高尾山の楽しみ方

高尾山の幻想的な景色を堪能する

登山の醍醐味は、何と言っても山頂からの景色ではないでしょうか。雨であれば遠くの景色を楽しむことができませんよね。ということは、登山客や観光客が減るということなのです。あえて、そこを狙うのがポイントです。

でも、景色を楽しめないのでは?と思ったそこのあなた、雨の日の高尾山は、幻想的な景色を楽しむことができるのです。
もちろん、雨の程度にもよります。土砂降りの場合の登山は危険ですが、小雨程度であれば問題なく山頂を目指せます。

休憩ポイントを貸し切り状態

山頂に限らず、屋根付きの休憩ポイントはいくつかあります。もちろん、山頂にも屋根付きのベンチとテーブル付きの休憩場所があり、登山客が少ない雨の日は山頂で食事をする際も、休憩する場所取りをしなくても大丈夫です。

また、時期によっては、ビアマウントでの食事をすることも可能です。高尾山のビアマウントは、安心の屋根付きであることや、雨の影響で混雑による待ち時間もなくスムーズに案内される可能性が高いということも魅力です

ビジターセンターのイベントに参加する

山頂には、「東京 高尾ビジターセンター」という建物があります。建物の中では、毎日イベントが開催されています。自然をモチーフにしたクラフトワークショップや、自然体験教室など、事前に予約が必要なものもありますが、当日参加できるプログラムが充実しています。

お子様連れや、急な天候不良で足止めされた場合も、利用できるおすすめのスポットです。毎回行うイベントは異なるという事と、ワークショップなどでは別途料金がかかるものがありますので、事前に確認することをおすすめします。

高尾ビジターセンター

写真撮影がスムーズにできる

晴天の時はもちろん、観光客が多く登山道も渋滞しますが、山頂での写真撮影って意外と大変だったりします。「高尾山山頂599M」と書かれたところはカメラやスマホを片手に写真撮影するために行列を作っています。

ところが、雨の日ともなれば晴天時に比べて閑散としているので、写真撮影はとてもスムーズです。撮りたい写真を思う存分撮影することが可能なのも雨の日だからです。

仏像や寺院もスムーズに参拝できる

天狗様を信仰されている薬王院は、多くの人が参拝に訪れるパワースポットです。その為、晴天時は何をみるにも大行列ですが、雨天時は渋滞もなくスムーズに寺院内を参拝することができます。

また、おみくじ売り場やお守りグッツなどを購入する際も並ばずに済むというのも、雨天時の魅力です。見たい場所や手を合わせたい場所など、自分のペースで動けるって幸せですよね。

雨の日はマイナスイオンがいっぱい

高尾山は、とても多くの方が訪れるということもあり、登山道だけでなくどのエリアにいても、自然の音や香りを楽しむことができないことがあります。グループなどで登っている人が多いので、登山道でのおしゃべりで鳥のさえずりや、昆虫の鳴く声に気づけないことが多いです。

また、食事をしている人や、洋服の柔軟剤の臭いで、自然の香りが消されていることが多いのも事実。けれども、雨の日は人が少ないこともあり、人工的な匂いは無くなり、自然の香りに思わず深呼吸することでしょう。これが、マイナスイオンだと肌で感じるでしょう。

更に、静かな登山道な為、昆虫が鳴く声や、茂みで小動物が動く音、複数の鳥の声を聞くことができます。ちなみに、カエルが鳴いている時は、蛇がいると思って行動しましょう。蛇のえさはカエルですからね。

帰りは温泉でまったり

ハイカーにとって、少し雨が降っているくらいの方が、涼しくてちょうど良いという声もあります。高尾山も例外なく、少し雨が降っている方が涼しいので、歩きやすいということが挙げられます。

運動した後は、高尾山口駅から徒歩1分の極楽湯で汗を流し、体の芯から温めてから帰路に向かうとより充実した日になること間違いありません。

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雨の日ならではの景色を堪能できる

植物にとって、水は必要不可欠なもの。つまり、雨は天からの恵でもあるのです。雨が降ることで、晴天の時とは違い、植物がイキイキしている様子を観察することができます。中でも、苔は水が命です。特にキレイな水を好む苔は、雨が降ると綺麗な発色で、登山客を魅了させてくれます。

高尾山雨の日のおすすめコース

雨の日の登山は大丈夫なのか気になる人もいるでしょう。もちろん、装備は万全にこしたことはありませんが、歩くコースによっては、傘をさして通れる広いコースもあります。

例えば、1号路コースですね。
登りは、とくにおすすめしたいコースです。なぜなら、山頂までアスファルトなので、泥や土で足元が汚れる心配がないということです。
トレッキングシューズではなく、スニーカーで山頂を目指すなら、迷わず1号路コースを選択することお勧めします。

ただし、下山時は路面が濡れていることと、急な斜面なので、滑りやすくなっています。下山時はケーブルカーを利用することをおすすめしますが、1号路を選択するのであれば、慎重に歩いて下山してくださいね。

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雨の日の登山に適した服装は?

雨の日は、登山道が滑りやすいので、路面が濡れているだけでなく、落ち葉も滑りやすいので、細心の注意を払う必要があります。その為、靴底が滑りやすいものは避ける事をおすすめします。

サンダルやヒールなどは、絶対に避けた方がいいですね。服装に関しても、綿のものは避けた方がよいです。汗は乾かないし、外からの雨で濡れた場合も乾きにくいです。行動している時は暑くても、休憩した時に体を冷やして体温を奪う原因にあるので、速乾性のものを着用することをおすすめします。

雨の日登山で練習もアリ?

高尾山は、登山初心者の人が登る山として知られています。晴天時は、高尾山以外の山を登るにしても、体力さえあれば登ることができます。
しかし、今後あらゆる山を登るなら、急な天候不良も予測しなくてはいけません。つまり、雨天時の登山訓練をしておく必要があります。そこで、敢えて雨天時に高尾山に登って練習されているハイカーもいるのです。

岩や落ち葉、土の道や草木が茂る箇所など、自然の変化や様子を見ながら判断の積み重ねが大きな事故を防ぐことに繋がるのです。過信した経験ではなく、あらゆる想定をしておくことや、常に備えておくことはとても重要だということです。今後も安全な登山でなくては意味がありませんからね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。雨の日の登山のイメージは変わりましたか?登山といえば、晴れている日ばかりが楽しみだと思っていたのならそうではないということがお解りいただけましたでしょうか。

また、山の天気は変わりやすいと言われているので、急な悪天候に対応できる技術を身につけたり、ケーブルカーやリフトがあることで、無理なく登り下りを可能にしてくれるのは、高尾山の魅力でもあります。楽しい登山ライフになるためのヒントになれたら幸いです。

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