テント・タープ

雨キャンプの必需品とタープやテントの雨対策!設営・撤収時の注意点や楽しみ方のまとめ。

雨キャンプの必需品と雨の日の楽しみ方と対策テクニック

前から予定していたキャンプ。天気予報で雨マークがついていたらどうしていますか?
今までキャンセルしていた人はもったいない!雨でも対策をしっかりしていればキャンプを思いっきり楽しむことができるんですよ。

今回は雨キャンプを楽しむための対策をご紹介します!服装や必需品はもちろん、テントやタープ設営時のテクニックなど知っていると便利な情報をお届けしますので、これから雨の増える時期でのキャンプに向けてぜひ、参考にしてくださいね。

雨キャンプは最悪?楽しみ方は?

雨キャンプは最悪?楽しみ方は?

キャンプといえば青空の下でのBBQ、満天の星空の下での焚き火などを思い浮かべますし、「雨キャンプ」と聞くとちょっと過酷なイメージがありますよね。ずぶ濡れになるし、大事なギアは汚れてしまうしで最悪と思っている方も多いのでは?

台風や豪雨などの災害レベルとなると話は別ですが、小雨や通り雨程度の雨であれば、雨ならではのキャンプの楽しみ方を知らないともったいない。雨キャンプにはメリットもあるんです。

雨キャンプの楽しみ方①「人気のキャンプ場に行くチャンス」

雨キャンプは最悪?楽しみ方は?

人気のキャンプ場、憧れのキャンプ場は予約開始日にはわずか数分で予約が埋まってしまいます。ですが、雨となるとキャンセルが出る場合も多く、問い合わせしてみると予約に空きがある場合がありますよ。雨の日は普段行けないキャンプ場に行ける絶好のチャンスです!

雨キャンプの楽しみ方②「キャンプ場が空いている」

雨キャンプは最悪?楽しみ方は?

また、ハイシーズンとなると休日は特にテントを張るスペースがなくなるほどサイトがぎちぎちになりますが、雨の日に行くと空いていることも多いです。皆さんテント内で過ごすことも多いのでキャンプ場全体が静かで、ゆっくりキャンプをしたい方にはぴったりですよ。

雨キャンプの楽しみ方③「虫が少ない」

夏キャンプの天敵、ブヨや蚊といった羽の付いている虫は雨にとても弱いです。そのため雨の日のキャンプではこういった類の虫が少なくなるので、虫嫌いの人には嬉しいですね。

他にも、雨の日のキャンプはキャンプに持って行く道具を吟味するいい機会にもなりますし、雨の日にいかに快適にキャンプをするかを工夫することで必然的にキャンプスキルも上がります。自信にもなりますよね。

一度行ってみると、人の少ないキャンプ場で雨音を聞きながらのんびり過ごすキャンプも良いかもと感じますよ。

雨キャンプの服装の選び方と対策

雨キャンプの服装

雨の日キャプで大切になってくるポイント、1つめは服装です。身体が濡れてしまうと風邪を引いてしまいますし、なにより不快感が続くことになります。せっかくのキャンプを楽しい気分で過ごすためにも、雨の日キャンプは頭の先から足の先まで面倒がらず対策して行きましょう!

レインハット

雨キャンプの服装

参照元:楽天

設営や撤収などの作業中は基本的には手が塞がってしまう傘はさせません。撥水性の高いレインハットがあると雨弾いてくれて視界も確保してくれるので、頭がずぶ濡れになることなく作業に集中できますよ。ツバが広めのハットだと耳もしっかりカバーできますし、首元から雨が服の中に侵入するのも防いでくれます。

レインブーツ

雨キャンプの服装

参照元:amazon

意外と見落としがちな足元。靴の中に水が浸入するととにかく不快感が続いてしまいます。濡れた足でテントに入ってしまうと被害も広がります。靴自体も濡れると中々乾きませんし、臭いも気になりますよ。

そのため、雨の日キャンプではレインブーツは必須です。長時間履くものなので蒸れなどが心配な場合には、防水透湿素材として有名な「GORE-TEX(ゴアテックス)」素材のものを選ぶと通気性も良いので快適ですよ。

レインウエア

雨キャンプの服装

参照元:amazon

雨を凌ぐ撥水性の高いレインウエアも持って行きましょう。羽織るだけで雨から体を守り、両手も使えるレインウエアは重宝しますよ。着丈が長めだと身体はより濡れませんし、フード付きだとレインハットの上からさらにフードを被れば二重で頭を雨から守ることができます。

レインポンチョ

雨キャンプの服装

参照元:amazon

アウトドア用のレインウェアは高価なものも多いですが、レインポンチョは比較的安く手に入ります。下半身も覆ってくれるほど大判なものが多いので手軽に雨を凌ぎたい方にぴったりですよ。特にお子さまには着せやすいですし、デザインも可愛いものが多いのでおすすめです。

防水スプレー

買ったばかりのすでに撥水加工や防水加工が施されているレインウェアであれば不要ですが、ちょっと機能的に心配な時や購入後しばらく経っているレインウェアには防水スプレーをしておきましょう。

雨水はもちろん、汚れなども防げるのでおすすめです。防水スプレーは液が乾く前に雨に降られてしまうと効果落ちてしまうので、あらかじめ吹きかけておいてくださいね。

雨の日は防水+透湿性があると快適

全体的に言えるレインウェアを選ぶ際のポイントは、ただ水を弾くだけでなく透湿性があるかということです。キャンプでの作業中は汗をかきますので、雨水は防ぎつつ、熱気や汗を逃がすことが可能な素材を選ぶようにすると快適なウェアリングとなりますよ。

雨の日はテントとタープ連結設営で居住空間を作る

雨の日はテントとタープ連結設営

快適な雨キャンプには快適なサイト作りが欠かせません。雨の日キャンプではタープを上手く活用しましょう!
おすすめはテントの出入り口部分がタープの中に入り込むように張る連結設営です。特にドームテントは出入りの際にテント内に雨が入り込みやすくなりますので、この連結設営をしないと寝室部分に雨が侵入してしまいます。寝袋やマットが濡れてしまうと熟睡はできませんし、体調も崩してしまいますよ。

出来るだけテント出入り口部の高さギリギリのところにタープの連結部分の高さを合わせると、雨風が防げます。ですがこの時、タープがテントを押さえつけるように設営してしまうと押さえつけられたテントのくぼみ部分に雨が溜まってしまい、さらにテントのフライシートとインナーテントの隙間がなくなることでテント内に雨が滲み込む可能性もあります。

テントとタープを連結させるときはタープはテント出入り口部分にかぶさるようにかつ、テントを押さえつけることなく設営するようにしましょう。
テントとタープを連結して一体化することで、リビング部分と寝室部分の行き来の際も雨に濡れず快適に過ごすことができますよ。

雨の日のテント・タープ雨風対策テクニック

テントとタープを連結させればもう安心!というわけではありません。さらに雨風対策をしっかり行っていきましょう。

テントの張り綱をしっかりと張る

雨の日のテント・タープ雨風対策テクニック

張り網とはテントをさらに安定させるためにテント周りにペグ打ちするロープのことです。無風状態であれば張り網がなくてもテント自体は自立しますが、悪天候時には張り網をしっかり張らないとテントが飛ばされてしまう可能性もあります。ポールに負荷がかかり折れたり曲がってしまうこともありますよ。

また、張り網をしっかり張ることでテントのシワ改善にもつながり、くぼみ部分に雨水が溜まることも防いでくれます。テントが大きければ大きいほど張り網は大変になりますが、大事な「家」を守るためにも張り網はしっかり張りましょう。

テント下にグランドシート(ブルーシート)を敷く

雨の日のテント・タープ雨風対策テクニック

長時間雨が続くとテントの下から雨が滲み、浸水する可能性があります。そのため、テントの下にはグランドシートやブルーシートを敷いてテントが直接地面にあたらないようにしましょう。

グランドシートを敷くときはテントに対し小さめに敷くのがポイントです。テントからブルーシートがはみ出ているとブルーシートの上についた雨水がそのままテント下に流れてテントが濡れてしまいます。大きめのブルーシートは内側に折りたたむようにしてくださいね。

もしテント出入り口部分がしっかりとタープ下に設営されていて雨の侵入がなければ、出入り口部分のシートをあえてはみ出して敷き、靴を脱ぎ履きするスペースや荷物を置くスペースとして活用するのもおすすめですよ。

テント出入り口にすのこを設置する

テント出入り口にすのこを設置

テントの出入り口部分にすのこを設置することで、片足が置けるので靴の脱ぎ履きがスムーズにできますよ。すのこを使用するまでは、便利さに半信半疑でしたが、特に雨の日はクロックスなどのサンダルは使用できないので、重宝します。

また、小さなお子さまがいると、濡れた靴が上手く脱げずにテント内に泥や汚れた靴がそのまま入ってしまうこともありますのでおすすめです。

木製のすのこだとカビや汚れが心配ですが、アウトドア用のすのこであればアルミ製で持ち運びも掃除もしやすいものも多く販売されています。これなら水に濡れてもサッと拭けますね。

テント・タープに防水スプレーをかける

テントやタープは購入して暫くは防水効果が続いていますので雨をしっかり弾いてくれます。ですが、年月が経っていたり使用回数が多いとその効果も落ちてきますので防水スプレーをかけて防水・撥水性を高めるのがおすすめです。

防水スプレーにはシリコン製やフッ素系などの種類があり、それぞれのスプレーに特徴があります。素材専用のものもありますのでテントやタープといった布製品に対応しているか調べてから吹きかけるようにしてくださいね。

アウトドアメーカーから出ている防水スプレーだと安心して使用することができますので、どれを選んだらいいのか迷ったらアウトドアメーカーから出しているテントやタープ用の防水スプレーを購入しましょう。

タープに水がたまらないように排水するポイントを作る

>雨の日のテント・タープ雨風対策

タープやテントに水が溜まると、重みで崩壊してしまう可能性があり危険です。ポールを一か所短くして傾斜をつけることで雨水の逃げ道を作りつつ、たるみのないようにピンと張って設営する必要があります。テントやタープに水が溜まってしまうと雨水の重みで倒壊してしまう恐れも。雨水が溜まらないように、どこか一か所に傾斜をつけ、高低差を作るなどして雨水を下に落とす逃げ道を確保しておきましょう。

>雨の日のテント・タープ雨風対策

雨が予想される場合にはあらかじめ余っているグロメットにロープを結んでおくと、雨が降り始めた時にすぐに対応でき安心です。

荷物は地面に置かない

>雨の日のテント・タープ雨風対策

どんなに万全な対策をしても、野外なのでタープ下の居住スペースに雨水が浸入することは十分考えられます。ですので、雨の日キャンプでは荷物を地面に置くのは避けましょう。荷物は地面ではなく、ラックや棚など高さのあるものの上に置いておけば濡れる心配もありませんし、サイトもすっきりしますよ。

クーラーボックスも専用のスタンドの上に置いておけば汚れる心配がありませんね。

荷物はギリギリの位置に置かない

雨の日のテント・タープ雨風対策テクニック

「タープの下なら雨でギアが濡れない」ってことはなく、地面からの跳ね返りで濡れてしまいます。

キャンプの雨の日対策

地面が土の場合は特に泥水となり跳ね返るので、いつもよりギアや荷物は内側に配置しましょう。

車を風よけに風上に配置

オートサイトであれば車も雨風対策に使えます。風上に車を駐車することで風をブロックしてくれますよ。
荷台をタープ側に向けて駐車すればそのまま荷物置き場としても活用できますし、不要になったものは随時片付けることができたりととても便利です。撤収時の積み込みもスムーズに行えそうですね。

タープを一番に設置・最後に撤収

>雨の日のテント・タープ雨風対策

雨の日キャンプではタープを最初に設営して、最後に撤収するようにしましょう。
テントよりも先にタープを張ることで車から出した荷物を置く空間を確保できるので、落ち着いてテント設営に取りかかれます。雨宿りできる場所にもなるので一息つきたいときにも便利ですよ。

撤収時には同じように荷物の一時置き場やテントをしまう場所として使うことができるので、雨よけの役割を担っているタープは最後に片付けましょう。設営時には「タープ→テント→タープとテント内の荷物」の順番で設置、撤収時には「タープとテント内の荷物→テント→タープ」で片づけることで雨の影響を最小限に抑えながら設営と撤収ができますよ。

雨キャンプのサイト選びのポイント

キャンプの雨の日対策

晴れている日のキャンプでは景観や利便性などを重視してキャンプサイトを選びがちですが、悪天候時のサイト選びでは他に気を付けるポイントがあります。

くぼみになっている場所や低地は避ける

水は高いところから低いところに向かって流れていくので、くぼみになっている場所や低地といった水の通り道になってしまう場所には設営しないようにしましょう。キャンプサイトを見渡した時、出来るだけ高いところに位置しているサイトを選ぶのがおすすめです。

水はけの良いところを選ぶ

地面が土になっているサイトは水はけが悪いので、雨が降るとテントの床が浸水してしまう可能性があります。またぬかるんでしまうとペグなども抜けやすくなってしまうなどリスクが多いです。出来るだけ水はけの良い砂利や芝生のサイトを選ぶようにしましょう。また、地面の水はけに問題がなければ木々が多少の雨水を受けてくれる林間サイトもおすすめですよ。

水辺の近くでは張らない

景観が良いからと川や湖の近くでテントを設営するキャンパーも多いですが、雨が降ると川や湖などは想像以上に増水します。非常に危険ですので、悪天候時に水辺の近くのサイトを選ぶのはやめましょう。

雨キャンプの必需品

雨キャンプの必需品

最後に雨の日キャンプで持っておくと便利な必需品をご紹介します!

ブルーシートは多めに

雨キャンプの必需品

ブルーシートはテント設営時にテントの下に敷いたり、荷物が濡れないようカバーとして使ったりの他、テントやタープの防水テープが劣化により剥がれてしまったり、テントの耐水圧を超えた大雨が降った時に雨漏りしてきたときにはテントの上にかけて使ったりと応急処置にも使うことができます。

何かと便利ですのでブルーシートは多めに持って行くのがおすすめですよ。

大きめのポリ袋(ゴミ袋)

大きめのポリ袋があると、濡れたテントやタープをそのまま入れて持って帰ることができます。収納袋に入れて持って帰ろうとすると水が滲み出てきて他のキャンプ道具を傷めてしまう可能性があるので、濡れたものはポリ袋に入れると良いですよ。

ポリ袋では心配という方は、濡れてしまったテントやタープを持って帰るのに便利な専用のドライバッグもあります。こちらは生地にしっかり防水加工が施されているので、撤収時に他のものを汚してしまう心配がありませんね。

ビニール袋

雨キャンプの必需品

ビニール袋も多めにあると濡れた服や靴、タオルなどを入れておけるので便利です。
また、泥で汚れたロープやペグもそのまま収納袋に入れると汚れてしまいます。ビニールに入れてからしまうと収納袋を汚さずしまえますので、大きめのポリ袋以外に小さめのビニール袋も持って行くようにしましょう。

予備の着替えやタオル

どんなにレインウェアを揃えても雨の日キャンプではどうしても多少は濡れてしまいます。濡れたままだと風邪を引いてしまうので着替えやタオルは普段よりも多めに持って行くようにしましょう。特にファミリーキャンプの場合は、お子さまは雨でも関係なく元気に遊ぶので何回か着替えられるよう準備しておくのがおすすめです。

長靴

雨キャンプの必需品

雨が降っている最中はもちろんですが、雨が止んだ後もキャンプサイトを歩いていると雨水が跳ね返って靴やズボンの裾が汚れてしまうので長靴が大活躍します。足元が濡れるのはとても不快ですし、濡れた後の靴や服のケアも大変ですので雨の日キャンプでは長靴を準備しておきましょう。

突然の雨に備えて常に持っておくと安心ですが、長靴は結構かさばりますよね。そんな時は使わないときはクルクルと丸めて収納袋に入れておけるこちらの長靴が便利ですよ。

レインコート

雨キャンプの必需品

雨を塞ぐ上着を必ず持って行くようにしましょう。アウトドアブランドが出している高性能のレインウェアは高額なものが多いですが、レインコートだと100均でも買えますので手軽に準備ができますね。羽織るだけで雨が凌げ、両手も自由に使えるので作業の多いキャンプでは活躍しますよ。

タオルや雑巾

雨キャンプの必需品

泥で汚れたイスやテーブルの脚を拭いたり、ペグを拭いたりととにかく汚れを拭き取るのに欠かせないのが雑巾です。多めに持って行き、気になる汚れは拭いて積載時に車の荷台や他のギアが汚れてしまうのを防ぎましょう。

すのこ

雨キャンプの必需品

テント・タープの雨風対策テクニックでも記載してありますが、テントの出入り口部分にすのこを置くと靴に付着した汚れや水がテント内に入るのを防ぐことができます。落ち着いて靴の脱ぎ履きができるスペースがあるだけで、不思議とテント内と外の出入りがスムーズになるんですよ。

設営や撤収といった作業中に傘をさすことはできませんが、トイレに行く時や雨のキャンプサイトの散策時には傘は欠かせません。普段のお出かけ同様、雨の日は傘を持って行きましょうね。

キャンプの雨対策と必需品のまとめ

キャンプの雨対策と必需品のまとめ

雨の日キャンプはテントやタープの設営テクニックや必需品などが多く、一見面倒に思うこともあるかもしれません。ですが、いつも行っているキャンプ場であっても雨だと景色や雰囲気が変わり自然の違った姿を楽しむことができ、きっと多くの発見がありますよ。

魅力ポイントも多い雨の日キャンプですが、キャンプは無理して行うものでもありません。自然が相手となるので安全を最優先に考え、自身の持っているキャンプスキルや知識に見合った範囲で楽しむことを忘れないようにしてくださいね。

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