ウッドストーブ・焚き火台

ミニ焚き火台のおすすめ9選!手のひらサイズだから登山やミニマムキャンプに!

ミニ焚き火台のおすすめ9選!手のひらサイズだから登山やミニマムキャンプに!

ミニ焚き火台はズボンのポケットにも入るほど、コンパクトに収納できる焚き火台。ソロキャンプでは定番のキャンプ用品です。なかには部屋に飾っておきたくなるような、デザイン性にすぐれたミニ焚き火台もあります。

最近では数え切れないほど多くの商品が販売されており、まさによりどりみどり。今回はそのなかでも、とくにおすすめのミニ焚き火台を9個ご紹介します。

ただし、ソロキャンプの強い味方であるミニ焚き火台にも、デメリットがあります。ミニ焚き火台の購入を検討している方は、記事前半で解説している「ミニ焚き火台のメリット・デメリット」にもしっかり目を通しておきましょう!

ミニ焚き火台だから登山やミニマムキャンプに人気!

ミニ焚き火台だから登山やミニマムキャンプに人気!

ガス缶も一緒に持ち歩かなくてはならないシングルバーナーとちがい、ミニ焚き火台は燃料を現地調達できるため、携帯性において圧倒的に有利です。そのためリュックひとつで向かうミニマムキャンプや、荷物を極限まで削る登山でも人気があります。

大がかりな料理で使用するには少々力不足を感じるものの、クッカーひとつでおこなう簡単な料理や、お湯を沸かすために使うのであれば十分な火力を得られます。

メインで使用するシングルバーナーや大きな焚き火台とあわせて、補助的な使い方をするためにミニ焚き火台を持っておくのもおすすめです。

ミニ焚き火台のメリット・デメリット

ミニ焚き火台のメリット・デメリット

ミニ焚き火台を使用してみて気づいた点をまとめたので、選ぶときの参考になればうれしいです。

ミニ焚き火台の【メリット】

ミニ焚き火台の【メリット】
メリット ・軽量・コンパクトだから荷物にならない
・アルコールストーブの五徳兼風防としても使用可能
・お手頃価格の商品が多い

ミニ焚き火台が持つ最大のメリットは、やはり収納時のコンパクトさと軽さです。バッグのポケットにも難なく収納できるので、結果的に使わなかったとしても、念のためキャンプ場へ持って行くことができます。

また、ミニ焚き火台はアルコールストーブとの相性が抜群です。ミニ焚き火台のなかにアルコールストーブを入れて使用することで、ゴトクと風防の2つの機能を発揮します。サイズによっては、アルコールストーブが入らないミニ焚き火台もあるので、注意しましょう。

そしてミニ焚き火台は、一般的なサイズの焚き火台より安く購入できるというメリットもあります。これからソロキャンプに挑戦する方が、最初に購入する焚き火台としてもおすすめです。

ミニ焚き火台の【デメリット】

ミニ焚き火台の【デメリット】
デメリット ・太い薪が入らない
・頻繁に燃料を追加しなければならない
・あまり大きなものを乗せることができない

ミニ焚き火台は基本的に、木の枝や松ぼっくりなど、小さな燃料を入れて使用します。太い薪を入れることはできないため、大きな火力を生み出すのは苦手です。

また小さな燃料は火持ちが悪く、すぐに燃え尽きてしまいます。そのため火を絶やさないよう、燃料を頻繁に追加しなくてはなりません。使用し続けているうちに、それが面倒に感じる可能性があります。

そしてミニ焚き火台は、家庭用のフライパンなどの大きいもの、土鍋などの重いものを乗せるのには適していません。そういったものを無理やり乗せると、バランスが悪くなるため危険です。ケガやヤケドを負わないように、使い方には注意しましょう。

おすすめのミニ焚き火台

おすすめのミニ焚き火台

数あるミニ焚き火台のなかから厳選した、おすすめの商品を9個ご紹介します。いずれのミニ焚き火台も非常にコンパクトに収納でき、使い勝手においてもすぐれている人気商品です。

ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ

使用時サイズ 幅8.8×奥行8.8×高さ7.9cm
収納時サイズ 幅8.8×奥行8.8×高さ7.9cm
重量 122g
素材 ステンレス

ミニ焚き火台のなかでも、とくに高い人気を誇る商品。ソロキャンプにピッタリのミニ焚き火台で、シェラカップでの湯沸かしや、固形燃料を使用した料理で活躍します。

構造がシンプルなため、組み立ても分解も超簡単。収納した状態では厚さが4mmしかなく、ズボンやリュックのポケットにも収まります。「迷ったらこれ!」と言って良いほど、間違いのないアイテムです。

バーゴ(VARGO) チタニウムヘキサゴンウッドストーブ

使用時サイズ 幅(上)5.6×幅(下)12.7×高さ10.1cm
収納時サイズ
重量 116g
素材 チタニウム

超軽量かつ高耐久性のチタンで作られた、高級なミニ焚き火台。チタンはステンレス以上にサビに強く、破損さえしなければ半永久的に使用できます。使い込むほどに焼き色がついていく点も、チタン製品ならではの魅力です。

また、すべてのパーツがヒンジで連結されているのも、この商品の特徴です。組み立てが簡単なうえに、パーツを紛失することがありません。ソロキャンプ・登山・サイクリングなど、幅広いシーンでの使用におすすめです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)カマド スマート ストーブ <デルタ>

使用時サイズ 幅17×奥行15×高さ14.5cm
収納時サイズ 幅17×奥行き14.5×厚さ1.4cm
重量 290g
素材 ステンレス

「デルタ」の名前のとおり上から見た形状が三角形の、少し変わったミニ焚き火台。サイズが大きく、そのぶん重量が290gと少し重めです。それでもパーツの数が少ないため、かなりコンパクトに収納できます。

キャプテンスタッグの商品らしく、高品質ながら低価格であることもこのミニ焚き火台の魅力。コストパフォーマンス重視の方におすすめしたいアイテムです。

Lixada ウッドストーブ

使用時サイズ 幅(上)9.8×幅(下)12.5×高さ16cm
収納時サイズ
重量
素材 ステンレス

リーズナブルな商品を展開する「Lixada」のミニ焚き火台。Amazonでたくさんのレビューが寄せられている注目の商品です。十分な実用性を持っていながらも低価格であるため、ソロキャンプデビューを計画している方にもおすすめします。

十字型のゴトクが付属している点も、このミニ焚き火台の見逃せないポイントです。シェラカップやマグなど、小さめの道具を乗せる際に役立ちます。また空気穴がたくさん設けられているため、燃焼効率においても優秀です。

ロゴス(LOGOS) ミニミニKAMADO

使用時サイズ 幅8.6×奥行14.5×高さ8.9cm
収納時サイズ 幅8.6×奥行8.6×高さ2.5cm
重量 230g
素材 ステンレス

手のひらサイズの小さな「かまど」。焚き火台としてはもちろん、タブレットタイプの固形燃料を使用するのにもピッタリの商品です。焚き火を楽しむというより、料理をしやすいように設計されています。

そしてこのミニ焚き火台は、ロゴスが販売している成型炭「エコココロゴス・ミニラウンドストーブ」との組みあわせが最高です。ライターで簡単に着火でき、わずか1分で調理を開始できます。料理での使い勝手にこだわりたい方に最適なミニ焚き火台です。

TOMSHOO ウッドストーブ

使用時サイズ 幅(上)9.8×幅(下)12.5×高さ16cm
収納時サイズ
重量 204g
素材 チタニウム

チタン製でありながら、お買い得な価格を実現したミニ焚き火台。すでにご紹介したLixadaのミニ焚き火台と形状はほぼ同じですが、それに千円ちょっとプラスするだけで、チタン製のこちらの商品が購入できます。

構造がシンプルで、説明書を読む必要がないほど組み立てが簡単。空気をよく取り込む構造のため、少ない燃料で激しく燃焼します。

ヤエイワーカーズ(YAEIWORKERS)チタン製ウッドストーブ

使用時サイズ 幅(上)10.7×幅(下)15.3×高さ18cm
収納時サイズ
重量 295g
素材 チタニウム

こちらも安く購入できるチタン製のミニ焚き火台ですが、サイズが少し大きめです。そのぶん収納時のサイズも大きくなりますが、燃料がたくさん入るのでより大きな火力で料理できます。

似た商品がほかにもいくつかありますが、このミニ焚き火台にはオシャレな専用ケースが付属します。迷彩柄の生地にブランドロゴが入ったタグが縫い付けられており、とても個性的なアイテムに仕上がっているのが特徴です。

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS )フラット焚火台 S

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)フラット焚火台 S

使用時サイズ 幅21.8×奥行き21.8×高さ12.1cm
収納時サイズ 幅19.6×奥行き26×高さ3cm
重量 1150g
素材 ステンレス

非常にユニークなデザインのミニ焚き火台。パッと開くだけで展開できる構造もまた独特で、面白いギミックを持つアイテムが欲しい方におすすめです。作りがしっかりしている反面、重量は1150gと少々重め。

あとからオプションパーツのみ購入できる点も、このミニ焚き火台の良いところです。灰受けやロストルが傷んできたら、いつでも新品に交換できます。

ファイヤーボックス(FIREBOX) GEN2 ナノストーブ

使用時サイズ 幅8×高さ12cm
収納時サイズ 厚さ0.635cm
重量 170g
素材 ステンレス

部屋に飾っておきたくなるほど、個性的で可愛らしいミニ焚き火台。しかし本体は厚みのあるステンレス板で構成されているため、見た目よりもすぐれた剛性を持っています。本体のパーツは連結されているため、展開・収納がとても簡単です。

トランギアのアルコールストーブがジャストフィットする仕様のため、アルコールストーブをよく使う方、そして荷物を極限までコンパクトにしたい方におすすめします。

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ミニ焚き火台のまとめ

ミニ焚き火台

ソロキャンプや登山で使いやすいサイズ感、そして財布にやさしい価格が魅力のミニ焚き火台。シングルバーナーをメインに使用している方であっても、1個は持っておきたい便利なキャンプ用品です。

役に立つシーンは意外なほど多くあり、アルコールストーブの五徳兼風防としても役立ちます。各メーカーからさまざまな商品が販売されているため、はじめてミニ焚き火台を購入する方はきっと迷うことでしょう。

その際にはこの記事でピックアップしている、おすすめのミニ焚き火台をチェックしてください。すべての商品が高い評価を得ている、間違いのないアイテムばかりです。キャンプ場で使用している様子を想像して、「これだ!」と感じたものを選ぶと良いでしょう。

この記事で紹介した商品

SOTO VARGO CAPTAIN STAG Lixada LOGOS TOMSHOO YAEIWORKERS FIREBOX
ミニ焚き火台 テトラ チタニウムヘキサゴンウッドストーブ カマド スマート ストーブ <デルタ> ウッドストーブ ミニミニKAMADO ウッドストーブ チタン製ウッドストーブ ナノストーブ
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暇を見つけてはソロキャンプに出かけている、キャンプ・バイク・スキューバダイビングが趣味のアウトドアライター。キャンプ用品の紹介などを中心に、記事を読んでくださる方にとって本当に役立つ情報の発信を心がけています。
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