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石老山|登山・ハイキングコースの魅力や駐車場、難易度、トイレ情報まとめ

石老山の登山やハイキングコースには奇岩や巨木を楽しむスポットがあります。皇太子さまも登ったとされる関東百名山のひとつである石老山は不思議な魅力に溢れている山でもあります。
そんなみどころ満載な石老山の見どころをご紹介します。

石老山の登山・ハイキングコースの特徴

石老山は、小学校低学年でも登れる山です。ほとんどの人が、登山用のファッションですが、なかには下駄で登っている人をみかます。

登山道は、整備されているので比較的歩きやすく、山頂付近は木階段となっていて更に歩きやすいという印象です。分岐する箇所も少ないので、道に迷う事はないでしょう。

石老山は登山初心者でも大丈夫?

登山初心者の方も安心して登れる山で、初心者向けといえます。とは言え、普段運動をしていない人に関しては、ロープウェイなどがないので、途中でリタイヤすることができません。

上りは平気でも下山中に足をつる年配の方もいるようです。ペースを落として、休憩を挟みながらゆっくり登山やハイキングをして、体を相談するとよいでしょう。登山に慣れていない方でも、駐車場から山頂まで1時間強で到着できる山です。

石老山の駐車場情報

石老山の東側の駐車場

東側から登頂する場合、相模湖病院駐車場内の登山者・参拝者用の無料駐車場を利用すると良いでしょう。収容台数は5台ほどということもあり、週末や休日は7:00ともなると満車になってしまいます。

駐車場の手前側は、病院関係者が停めることになっており、登山客は駐車場の奥側に停めることになっています。

停め方や車の大きさにもよりますが、5台くらいしか停められないと思っていたほうが良いです。週末や休日に比べて平日は比較的停めやすく9:00頃到着しても、停められるこができます。

駐車場から登山道へ抜ける道があるので、公共機関を利用するより、車でアクセスする方が多いのが特徴的です。

石老山の西側は有料駐車場

西側(さがみ湖キャンプ場方面)から登頂する場合、篠原の里という有料駐車場1回500円に車を停めて登頂することが可能です。篠原の里を利用する人は、1回300円で利用できます。

収容台数は、15台くらいは停められるので、車でのアクセスを希望される方で必ず駐車場に停めたいという方は、篠原の里駐車場へ駐車すると良いでしょう。少し高台に位置していることもあり、山肌などの眺望はとても良いです。

石老山のトイレ情報

石老山東側のトイレ

相模湖病院駐車場を利用する場合、国道を曲がってすぐのところに「石老山入口」に公衆トイレがあります。

男女分かれており、水洗でかつキレイで広いトイレです。とはいえ、1人ずつの利用となるので、団体で出かける時は、トイレ渋滞が予想されます。この先の登山道や登山口にはトイレがないので、こちらで済ませることをおすすめします。

また、山頂にもトイレはありません。携帯トイレなどを念のため持参することをおすすめします。

石老山の西側のトイレ

篠原の里駐車場を利用する場合、トイレは周辺にも登山口にもありません。駐車場へ来る前に済ませておくことをお勧めします。

石老山登山コースの魅力①

石老山には、奇岩をはじめ巨木や眺望を楽しめる登山道となっています。まず、山の中腹にある「顕鏡寺」の手前には、地面を這うようにして木の根があります。その姿は、まさにへびの姿にも見えることから「蛇木杉」と言われ、天に向かってそびえ立つ巨木に圧巻すること間違いないでしょう。

蛇木杉は、高さ20メートルもあり、推定400年はあると言われています。木の幹は、大人が3人くらい両手を広げたほどの大きな木で、神様が宿っていることを伺わせる杉の巨木です。

石老山登山コースの魅力②

顕鏡寺を右手に階段を登ると、岩窟があります。平安時代の仁寿元年(851年)に源海法師によって創建され、導師法師と共に住居として使用されていた岩窟があります。

中は暗くて冷気が漂う感じなので、興味のある方は岩窟の中に入ることができるかもしれませんが、遠慮したくなる雰囲気を醸し出しています。

霊験の場としてもしられる岩窟は、見応えがある迫力の岩の下にあるので、これまでの年月、押しつぶされなかったことに不思議さを感じます。

石老山登山の魅力③

何と言っても、登山道にいくつも存在している奇岩です。全ての奇岩に名前が付けられており、成人が両手を広げても手が届かない大きな岩が沢山あります。

天狗岩は天狗の鼻のようにみえる岩や、八方を見渡すことができるということから名付けられた八方岩、石老山の奇岩で最も大きい擁護岩は、高さ22Mで横幅はなんと、19Mもある巨岩です。登山道にある「飯綱権現神社」に覆いかぶさるように突出している岩もみどころです。

他にもいくつもの岩には、歴史や岩の名称や由来などが表記されているので、登りも下山も飽きることなく登山を楽しむことができます。

いくつかの巨岩には、苔がちょうどよく存在しており、ジブリの世界を匂わせる雰囲気にも感動するでしょう。

石老山登山コースの魅力④

石老山は標高が702Mという低山ということや、森林の調整をされていないので、のびのび育った木々により、景色を楽しむことは難しい場合があります。

しかし、石老山の中腹からは、開けている場所もあり、さがみ湖やさがみ湖の裏の山々を見ることができる休憩スポットがあります。木デッキがあるので山から上がってきた登山客は一息いれながら、眺望を楽しむことができます。

また、関東平野はもちろん、「融合平展望台」からの景色を楽しみにされる登山客もいます。場所によっては、スカイツリー、富士山、南アルプスなどの遠くの眺望を見ることができます。

更に景色を楽しみたいという方は、春になると、山桜を見ようと訪れる登山客もいます。こちらは、登山標識に「桜道」と記載してあるので、桜を楽しめる季節には、多くの方がこちらからの眺望を楽しみにされることもあり、渋滞も起りますが自然の中に身を置くだけでも癒されることでしょう。

登山道にはいくつもの道漂があるの、登りと下山で登山道を変えることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
季節でいうと、冬から春先にかけて、リスクが少ない低山は人気です。
寧ろ、この季節ではないと低山は登れないとも言われています。

真夏は2000M超えないと涼しくないので、冬場に登れる低山の石老山はおすすめです。冬は空気が澄んでいることもあり、遠くの景色をスッキリみせてくれるのも冬登山の魅力ですよね。
次の休みは、石老山の登山でリフレシュしませんか?

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