今回の記事では、キャンプデビューを飾りたい方、マンネリ化してきたキャンプスタイルを一新したい方におすすめのアウトドア用品を扱うショップ6つを紹介します!それぞれのショップでおすすめしたい注目商品をピックアップしているので、2023年の話題を先取りしたい方も必見です。
ソロキャンプからファミリーキャンプ、ブッシュクラフトといった幅広いスタイルにおすすめのショップばかりなので、ぜひ最後まで読んで新しい発見をしてくださいね。
村の鍛冶屋
「村の鍛冶屋」はカラーバリエーションが豊富な鍛造ペグ「エリステ(エリッゼステーク)」が大人気のキャンパーお馴染みのアウトドアブランドです。手掛けている「株式会社山谷産業」は物づくりの街として有名な新潟県燕三条に本社を構えています。
金物で有名な街の技術を活かした刃物や園芸用品、工具などを販売・製造していて、「村の鍛冶屋」のECショップでは自社ブランドである「村の鍛冶屋」や「TSBBQ」の他にも、プロの目によって選び抜かれたキャンプ用品が多数展開されています。”鉄”というキャンプには欠かせない無骨で男前なアイテムの宝庫です!
取扱商品はどれもキャンパーに人気の高い物ばかりですが、注目商品としてご紹介したいのは村の鍛冶屋が手掛けるブランド「TSBBQ」から発売されている「ペグコンロソロ」です。
こちらのコンロはSNSを通してキャンパーから要望を集め、試作品を使った感想を取り入れながら試行錯誤を繰り返して完成した珠玉のアイテム。BBQにも焚き火にも使え、デザインは村の鍛冶屋の代表アイテムでもあるエリステを脚に採用する遊び心があります。
金属板に精巧に開けられたスリットや丸穴、TSBBQのロゴなどを見るだけで村の鍛冶屋の繊細で高度な技術力が分かりますよ。
ブッシュクラフト株式会社
「ブッシュクラフト株式会社」は日本で最初のブッシュクラフト専門のメーカーです。便利になりすぎている「キャンプ」というものの本来の意味を問うような、”森と生きる”ことに特化したアイテムを多数取り揃えています。
ECサイトでは多くのアウトドアブランドの野営心をくすぐるようなアイテムが厳選されて紹介されていますが、中でもオリジナルブランドである「Bush Craft Inc.」が販売している「ブッシュクラフト メタルマッチ プロ 2.1」は、ブッシュクラフトをこれから始める方にもおすすめしたい注目商品です。
ブッシュクラフトの必需品であるファイヤースターターですが、「扱いが難しそう」「火がつかなかったらどうしよう」と思っている方も多いはず。ですが、こちらのメタルマッチプロは手に馴染みやすく力が込めやすいので、大きな火花を出すことができ簡単に着火できますよ。初めての方にこそ、手にしてほしいアイテムです。
キャンプで重視したくなる「便利さ」「快適さ」というのから少し離れて、今年はブッシュクラフトのアイテムで森と生きる知恵を身につけてみるのもいいかもしれませんね。
山善
「山善」は1947年5月に設立された日本の老舗メーカーです。機械事業や住建事業など幅広く事業を展開していますが、身近なところでいうと家電などで名前を目にしたことがある方も多いかと思います。もしかすると、冬キャンプで欠かせない電気毛布でお世話になっているかもしれません。
そんな老舗メーカーが手掛けるアウトドアブランドが「Campers Collection(キャンパーズコレクション)」です。どれもキャンプ初心者の方でも手にしやすい価格ですが、細かいところにもキャンプで快適に過ごせるような工夫がされており、キャンプ経験豊富な方でも納得できる使い勝手のアイテムが揃っていますよ。
特に注目すべき商品は、新商品の「ストーブバッグ」。冬キャンプに欠かせない灯油ストーブを安全持ち運ぶために欠かせないアイテムになりますね。
ポイントは約8mmのクッション材と着脱可能なEVA製トレーの搭載です。厚みのあるクッション材で運搬時の石油ストーブの破損を防ぎ、万が一灯油が漏れた場合でもお手入れが簡単にできます。また、現地でストーブを使っている際にはダストボックスとして活用できるようになっていますよ。
石油ストーブの運搬時の悩みを払拭してくれる、これからの時期に大活躍間違いなしのアイテムです。
Montagna(モンターナ)
「Montagna(モンターナ)」は「気軽にアウトドアを楽しみたい」、「キャンプを始めてみたいけど何から揃えていいか分からない」という方の強い味方。デザイン性と機能性を備えた、シンプル構造のアイテムが多数揃っていますよ。
手掛けているのはホビー用品や生活雑貨を扱っている「ハック株式会社」で、2016年10月に”もっと楽しいアウトドア”をコンセプトに誕生したのがモンターナです。
注目商品は2023年新発売されるソロキャンパーに向けたアイテムの数々。
極限までシンプル設計を突き詰めた「コンパクトファイヤースタンド」、マルチに活躍する「木製ファイヤースターター」、耐熱性と耐久性が抜群の「耐熱BBQグローブ ワイドカフス」、折りたたみで持ち運べる「ストレージホットパン」、ケトルとしても鍋としても使える「アウトドアケトルクッカー」です。新作は1月から2月にかけて順次発売される予定になりますよ。
どれも作りの精巧さと使い勝手の良さはもちろん、驚くのはその価格帯です。憧れのデビューを後押ししてくれるようなお値段なので気になる方はぜひ発売前にチェックしてくださいね。
MPOWERD(エムパワード)
「MPOWERD(エムパワード)」は2012年にアメリカで販売開発された、空気で膨らませて使う円筒上のソーラーライトです。本家アメリカでは「Luci」という名前で販売されていますが、日本ではそのまま「MPOWERD(エムパワード)」というブランド名で販売され、2016年に特許登録されていますよ。
エムパワードは空気で膨らませて使うので、従来の「LEDライト=重い、かさばる」というイメージを一新した軽量かつコンパクトなLEDライトになります。さらに、防水仕様かつ充電はソーラー式なのでキャンプにはもってこいのアイテムです。
ランナップは全部で10種類以上。特におすすめしたいのが「エムパワードベース」になります。
エムパワードベースは2020年に誕生したエムパワードシリーズ最強モデルで、サイズも明るさも最大。ソーラー充電だけでなくUSBでの充電も可能な上、モバイルチャージャーとしても使用できます。弱モードでは約50時間連続点灯が可能でアウトドアや緊急時に頼れるLEDライトになりますよ。
エムパワードシリーズはどれも他のLEDライトとは一線を画すものばかりなので、他と被らないLEDライトを探している方はぜひチェックしてみてくださいね。
馬場長金物株式会社
馬場長金物株式会社は金物の街として有名な三条市で明治25年に創業した金物卸問屋です。
そんな老舗金物卸問屋がプロデュースするのがBABACHOブランド。老舗の技が光る金物の数々は見た目も期待感をそそるものばかりな上に、使用後の満足感は従来のアウトドア用刃物に対する満足感をきっと超越しますよ。
おすすめしたい商品は3つ、まず紹介したいのが「多喜火鉈110mm 革ケース付き ウォルナット」です。
これまで焚き火の薪割に欠かせないバトニングと、火付けに役立つフェザースティックづくりは鉈とナイフの2つが必要でしたが、多喜火鉈はこの2つの要素が備わっている優れもの。
ナイフ感覚で扱えて細かい作業にも適しているのに、太い薪も割れる力強さと耐久性の高さがあります。「焚き火は薪を割ることから」という焚き火マイスターにささるアイテムです。
続いてのおすすめは「多喜火斧 ケース付」。こちらはハンドル形状が多喜火鉈と同じなので手に馴染みやすく、全長約28cmの扱いやすい斧です。
刃先部分に重心があるため女性でも余計な力を込める必要なく楽に薪割りができますよ。「叩ける斧」としてバトニングもでき薪に刃がしっかり食い込むので失敗も少ないです。さらに木の表面を削るフェザースティック作りも楽しめます。
3つ目は「多喜火鉈 ステンレスナイフ型」。薪割として以外にマルチに使えるナイフを探している方におすすめの、和包丁のような斬新な見た目の鉈です。
錆びにくいステンレス製なので、刃物製品でネックな部分となりやすいお手入れも簡単にできますよ。
まとめ
一度サイトを開いてしまえば物欲が書き立てられるショップばかりを紹介してきました。自社ブランドだけでなく、プロの目線で厳選した商品が幅広いブランドから取り揃えられているのも、色々検討したいキャンパーにとっては嬉しいですね。
ぜひ、紹介した5つのショップのサイトを見て、2023年のニューキャンプスタイルを発掘してはいかがでしょう。