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ドックコットに使えるフューチャーフォックス2WAYチェア をレビュー!【FUTURE FOX】

フューチャーフォックス2WAYチェア

本記事で紹介するのはFUTURE FOXのドッグコットです。筆者はロースタイルのキャンパーなのでドッグコットを愛用しています。実際に使ってみた感想を分かりやすく写真付きで解説します。

フューチャーフォックス(FUTURE FOX)2WAYチェアとは?

フューチャーフォックス2WAYチェア

フューチャーフォックスのドッグコットの大きな特徴は2wayスタイルで使え、ロースタイル(高さ17cm)とハイスタイル(高さ37cm)に切り替えが可能です。ドッグコットとして使ったり、人間用のアウトドアチェアとして使えます。
筆者はロースタイルのまま「あぐら椅子」としても使用しています

フューチャーフォックス(FUTURE FOX)とは?

FUTURE FOXは南信州発の本格派アウトドアブランドで、長野県南部に位置する下伊那郡松川町に拠点があります。
おしゃれなキャンプギアが多いため、年齢、性別問わず幅広いキャンパー層に支持されており、様々なブランドとコラボ商品をリリースしているため根強い人気があります。

ドッグコットとは?

ドッグコットは、犬のリラックススペースとして使うアイテムで、ドッグコットを使えば、夏の照り返しや冬の底冷えから愛犬を守れます。なぜなら、ドッグコットの上に乗れば地面と愛犬との距離を十分にとれるからです。

ドッグコットは犬が乗り降りしやすいように低く設計されているので、万が一にも愛犬が落下しても問題ない高さになっているのです。

フューチャーフォックス(FUTURE FOX)2wayチェアのスペック

シートサイズ 54cm✕60cm
収納時サイズ 54cm×15cm
高さ ハイスタイル高さ37cm,ロースタイル高さ17cm
重量 1.4kg
耐荷重 120kg
シート生地 ポリエステル

フューチャーフォックスのドッグコットの基本情報です。
収納袋と付属のポールも最初から梱包されて届きます。

サイズ

シートサイズは「54cm✕60cm」の広さがあるので小型犬なら快適に使え、ドッグコットの上に犬用クッションを置いて使えば、さらに快適になります。

重量

ドッグコット全体の重さは1.4kgですが、ショルダータイプの収納袋も付いているので持ち運びも苦ではありません。

耐荷重

一般的なドッグコットの耐荷重は30kg程度ですが、FUTURE FOXのドッグコットは120kgまで耐えられます。ですから、愛犬を抱っこしたまま、飼い主と一緒に座ることも可能です。そう考えると非常に頑丈なドッグコットです。

耐久性

筆者はフューチャーフォックスのドッグコットを数年使っていますが、未だに壊れていません。使い方次第な部分もありますが耐久性はあると思います。

フューチャーフォックス(FUTURE FOX)2WAYチェアのメリット

2wayスタイルのおかげでキャンプスタイルに合わせた使い方ができます。
それでは筆者が実際に使ってみて感じたメリットを4つ紹介します。

メリット①ロースタイルでドッグコットになる

フューチャーフォックス2WAYチェア

ロースタイルは高さ17cmなのでチワワのような小型犬でも自由に乗り降りできます。犬は暑さに弱いので夏場にドッグコットを使うと、風通しが良くなり熱中症対策になります。

ロースタイルは人間用の「あぐら椅子」としても使え、ローテーブルや焚き火台に合わせると相性が良く、ワンポールテントの中など、限られたスペースに置けるコットなのでキャンプスタイルによっては重宝するキャンプギアです。

メリット②ハイスタイルで人間用になる

フューチャーフォックス2WAYチェア

ハイスタイルは高さ37cmなので大人でも快適に座れ、耐荷重も120kgなので人が使っても安心です。

デュオキャンプなどハイチェア同士で焚き火を囲みたいときは、ドッグコットの付属ポールを差し込むことでハイスタイルに切り替えられます。

ハイスタイルにするには、ロースタイルの状態から付属ポールを8本差し込むだけです。
ローとハイを切り替えたい時はポールを引き抜くだけなので簡単です。

メリット③フィールドラックとして使える

フューチャーフォックス2WAYチェア ドックコット

洋服やバッグなど地面に置きたくないときにドッグコットをフィールドラックとしても使えます。
フューチャーフォックスのドッグコットのシート素材はポリエステルなので水を弾きます。
またコットの下も収納スペースになるので靴などの汚れ物を置けるので、テント内の収納スペース作りに活用できます。

メリット④コットの組み立てが簡単

フューチャーフォックス2WAYチェア

パーツは「シート・アーム(2本)・ポール(8本)」の3つなので組み立てが簡単です。
ロースタイルなら「シート・アーム(2本)」だけで設営が可能で、慣れれば女性でも2−3分で設営できます。

フューチャーフォックス2WAYチェア

フューチャーフォックスのコットのアームは、テコの原理を使ったワンタッチの取り付け方法なので、女性キャンパーの力でも楽にアームをしっかり固定できます。

アームをシートから外すときも、アームのボタンを押せばワンタッチで取り外しが可能です。そのため設営も撤収も簡単にできます。

フューチャーフォックス(FUTURE FOX)2WAYチェアのデメリット

ドッグコットとしてのデメリット、人間用のチェアとしてのデメリットがあります。
筆者が実際に使って気になったことを3つ紹介します。

デメリット①中型犬や大型犬には小さい

シートが「54cm✕60cm」のサイズなので、柴犬やボーダーコリーなどの中型犬が寝転がってリラックスできるサイズではないです。

耐荷重が120kgなので重さに関しては問題ありませんが、中型犬は体がハミ出てしまうので、一時的に座らせたりする目的で使用する感じが良さそうです。

デメリット②腰掛けがない

  
シートの座り心地は良いですが、腰掛けがないのでハイチェアとして長時間使うと腰が痛くなります。

また、ハイスタイルにすると小型犬では登れない高さになるのでドッグコットとしての機能を失うので、腰掛けのないハイチェアと考えると実用性が無い印象です。

デメリット③コットの上で横になって使えない

 
当然ながら人間は横になって寝ることはできません。
もう1つ同じドッグコットを購入して連結することも出来ないので、あくまでも犬用と考えるべき商品です。

まとめ

フューチャーフォックスのドッグコットは、小型犬のドッグコットとして非常に優秀なキャンプギアです。ドッグコットとしてではなく、人間用のあぐら椅子・ハイチェア・フィールドラックとして使えるのも魅力です。

コットというと設営が大変なイメージがありますが、取り付けがワンタッチなので、アームに手を挟んでしまったり、力が足りなくてアームが入らなかったりするリスクも非常に低く、女性キャンパーにもおすすめです。

人間用のハイチェアとして考えるとデメリットが目立ちますが、ドックコットとして考えると使い勝手の良いキャンプギアです。愛犬と一緒にキャンプに出かける方や、ロースタイルのキャンプを楽しんでいる方は検討してみて下さい。

ABOUT ME
mituboshi
月2−3ペースでキャンプしているドックサロン経営者
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