シュラフ

【2023年最新】NANGA(ナンガ)ダウンシュラフおすすめ人気商品を全種類紹介!特徴や選び方を解説

ナンガのダウンシュラフ全種類を比較紹介!夏用・冬用・3シーズン用におすすめを厳選!

ナンガといえば、日本が世界に誇るダウンシュラフメーカーの最高峰。ハイスペックな製品の数々には、ほかのメーカーでは敵わないレベルのこだわりが詰め込まれています。

今回はナンガが取り扱うダウンシュラフのおすすめを、23個一挙にピックアップ!シーズンごとに最適なアイテムをご紹介します。

記事前半では、ナンガのダウンシュラフの特徴や、シリーズごとのちがいなどを解説。

「ナンガのことはよく知ってるから、すぐにおすすめのダウンシュラフを見たい!」という場合は、記事後半までジャンプしてください。

アイキャッチ参照元:NANGA

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフとは?

「NANGA(ナンガ)」は高品質なダウンを使ったシュラフを取り扱っている滋賀県米原市を拠点にしているアウトドアメーカーです。キャンプ用のシュラフ探しをしていると必ずと言ってもいいほど見聞きするほど、キャンプ業界・アウトドア業界で確固たる地位を築いています。

ヨーロッパ産の高品質なダウンを国内の工場でひとつひとつ丁寧に縫製しているため、他のダウンシュラフとは一線を画すほどの保温性となっています。軽量なので登山などバックパックキャンプでも使い勝手がいいです。
「永久保証」という自社製品に自信がないとできないサービスを提供していて、長く愛用し続けられるシュラフとなっているのもNANGA(ナンガ)ダウンシュラフの特徴です。

NANGA(ナンガ)のダウンシュラフが持つ5つの特徴

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ

参照元:NANGA

ナンガのダウンシュラフといえば、素材の質、製品としての出来の良さ、ともに最高レベル。ほかのメーカーにはない、ナンガの製品ならではの特徴を5つご紹介します。

5つの特徴
  • 安心の永久保証
  • 産地を限定したこだわりのダウン
  • 熟練した職人の製造技術
  • 生地が破れにくい独自開発のファスナー
  • NANGA(ナンガ)ダウンシュラフ購入後に羽毛増量が可能

安心の永久保証

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ

参照元:NANGA

ナンガのダウンシュラフは永久保証。万が一破損した場合でも、無料で修理をしてくれます。たとえ少しくらい高くついても、ナンガの製品を選ぶ人が多い理由の1つです。

買ったあとで保温性能に不足を感じた場合は、羽毛の増量にも対応。さらにプロの手によるクリーニングのサービスも提供しています。(※有料) 

産地を限定したこだわりのダウン

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ

参照元:NANGA

ナンガのシュラフは、きわめて高品質なダウンが使用されています。ヨーロッパ産のダウンにこだわり、洗浄や精製をすべて国内の指定工場「河田フェザー」にて実施。

河田フェザーがある三重県・伊勢平野を流れる水は、ダウンの洗浄に最適な超軟水。ダウンの性能を落とすことなく、ニオイが少ない安心・安全・清潔なダウンが生まれます。

熟練した職人の製造技術

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ

参照元:NANGA

有名ブランドのシュラフでも海外製造のものが多いなか、ナンガは国内製造にこだわっているのも特徴です。熟練の職人が1つ1つ丁寧に、ダウンの吹き込みから縫製、検品までおこないます。

ナンガのシュラフに縫いつけられている日本国旗のタグは、最高品質の証。そして、プロの登山家も認める信頼性の証でもあります。

生地が破れにくい独自開発のファスナー

シュラフを使っていてファスナーに生地がかんでしまった経験はありませんか?薄手のシュラフだと生地が破れるという大惨事を招いてしまいますね。
ところが、NANGA(ナンガ)のダウンシュラフには開閉時に生地のかみ込みを軽減する独自開発のファスナーが採用されているので、シュラフ使用時のプチストレスが解消されます。また蓄光機能付きで暗闇でもファスナーの位置がしっかり確認できますよ。

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフ購入後に羽毛増量が可能

NANGA(ナンガ)のダウンシュラフは購入後に羽毛を増量することができます。
ダウンシュラフ購入時にはダウンの量などをチェックしたり適量を調べたりするかと思いますが、正直どれくらいの量がちょうどいいのか分かりませんよね。NANGA(ナンガ)では使った後でも羽毛が増やせるので自分の使いやすいようカスタマイズできますよ。
有償にはなるものの、こういった対応をしてくれるメーカーはなかなかないので貴重です。

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフの種類ごとの特徴を比較

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ 比較

参照元:NANGA

ナンガではたくさんの種類(シリーズ)を展開しており、それぞれ異なった特徴を持っています。そしてまさに、どのシリーズを選ぶかが悩みどころ。種類ごとの特徴を押さえ、自分にとって最適なモデルをチョイスしましょう。

オーロラ

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ オーロラ

参照元:amazon

「元祖シュラフカバーのいらない寝袋」として、ナンガを代表する種類。ナンガのダウンシュラフのなかでは、お手頃な価格に設定されています。

防水性と透湿性をバランスよく実現したナイロン生地「オーロラテックス」を使用。国内洗浄した高品質なスペイン産ダックダウンにより、ハイレベルな保温性を誇ります。

オーロラライト

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ オーロラライト

参照元:amazon

ナンガを代表するオーロラより、軽量に作りあげたのがオーロラライト。オーロラよりも細い糸で編み込まれたオーロラテックスが採用されています。

同じ性能のオーロラより価格は高くなりますが、携帯性を求める方にはこちらの種類がおすすめ。本格的な登山から平地でのキャンプまで、幅広いシーンに対応します。

UDDバッグ

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ UDDバッグ

参照元:amazon

ナンガが誇る高機能なダウン「UDD」を使用した種類。UDDは高品質なヨーロッパ産のホワイトダックダウンに、超撥水加工をほどこしたダウンです。

羽毛と撥水剤を分子レベルで結合させることにより、通気性をキープしながら、水を吸わない特性をプラス。ダウンシュラフの弱点である、水濡れへの耐性を持っています。

ミニマリスム

NANGA(ナンガ) ダウンシュラフ ミニマリスム

参照元:amazon

ナンガのダウンのなかで、とくに携帯性に重きをおいて作られた種類がミニマリスムで、すぐれた保温性を持ちながら、圧倒的にコンパクトです。

それを可能としているのが、ハンガリー産のシルバーグースダウン。少量でもきわめて高い保温性を発揮する、最高級のダウンです。

3シーズン用におすすめのNANGA(ナンガ)ダウンシュラフ

ここからは、おすすめのダウンシュラフをピックアップ!まずは冬以外の、3シーズン用としておすすめのモデルをご紹介します。

3シーズン用ダウンシュラフの比較表

商品名 オーロラライト
350DX
オーロラライト
450DX
オーロラライト
600DX
UDD BAG 380DX UDD BAG 450DX ミニマリスム180 ミニマリスム250
商品
快適使用温度/下限温度 5℃ / 0℃ 0℃ / -5℃ -4℃ / -11℃ 3℃ / -2℃ 1℃ / -4℃ 0℃ (NANGA基準) -5℃ (NANGA基準)
フィルパワー 760FP 760FP 760FP 770FP 770FP 930FP 930FP
内部構造 シングルキルト 上:ボックスキルト
下:シングルキルト
台形ボックスキルト 上:ボックスキルト
下:シングルキルト
台形ボックスキルト シングルキルト 上:ボックスキルト
下:シングルキルト
重量 750g 865g 1,050g 680g 825g 325g 415g
amazon amazon amazon amazon amazon amazon amazon
参考価格 ¥37,400 ¥42,900 ¥55,000 ¥38,500 ¥43,450 ¥53,900 ¥63,800

※価格は2023年1月現在

オーロラライト 350DX

使用温度 快適温度5℃ / 下限温度0℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
生地 表地:15dn オーロラテックス / 裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 350g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径13×25cm
重量 約750g

オーロラライトシリーズの最軽量モデル。3シーズンに十分対応できる保温性と、すぐれた携帯性を両立しています。構造はシングルキルト構造のみを採用したシンプルな作り。厳冬期以外の登山にもおすすめです。

オーロラライト 450DX

使用温度 快適温度0℃ / 下限温度-5℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
生地 表地:15dn オーロラテックス / 裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造 上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造
ダウン量 450g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径14×30cm
重量 約865g

ナンガ独自の防水透湿素材「オーロラライト」を採用したシュラフ。上部と下部で異なる構造を採用しているところもポイントです。3シーズン向けですが、地域によっては冬も対応できるほど高い保温性を備えています。

オーロラライト 600DX

使用温度 快適温度-4℃ / 下限温度-11℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
生地 表地:15dn オーロラテックス / 裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 600g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径17×31cm
重量 約1,050g

オーロラライトシリーズの中位モデル。600gのダウンと台形ボックスキルト構造により、ハイレベルな保温性能を実現しています。平地では冬のキャンプでも使用可能。コンパクトでありながら、氷点下の環境でも快適に寝られます。

UDD BAG 380DX

使用温度 快適温度3℃ / 下限温度-2℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造
ダウン量 680g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径13×25cm
重量 680g

内部構造が合理的で軽く小さく暖かい3シーズンモデルのダウンシェラフ。強い反発力があり膨らむ時間が短縮されるので、寒さから早く身を守る事ができ、水濡れにも強いので結露が多い季節でも安心です。

UDD BAG 450DX

使用温度 快適温度1℃ / 下限温度-4℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 450g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径14×30cm
重量 825g

夏の高山から冬の低山まで対応できる3シーズンモデルのダウンシュラフ。380DXでは少し不安な女性の方や寒さに弱い方におすすめのモデル。

ミニマリスム 180

想定使用温度 0℃ (NANGA基準)
フィルパワー ハンガリー産シルバーグース95% (930FP)
生地 表地:7×5dn ナイロンリップ / 裏地:10×7dn ナイロンリップ
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 180g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径13×20cm
重量 約325g

世界最軽量クラスのシュラフで、重量なんと325g。缶ジュース1本分にも満たない軽さと、類まれなコンパクトさを活かし、どんな場所へでも持っていける逸品です。軽さを追求しながらも、強靭な生地を使用しているため信頼性は十分。

ミニマリスム 250

想定使用温度 -5℃ (NANGA基準)
フィルパワー ハンガリー産シルバーグース95% (930FP)
生地 表地:7×5dn ナイロンリップ / 裏地:10×7dn ナイロンリップ
内部構造 上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造
ダウン量 250g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径13×25cm
重量 約415g

930フィルパワーを誇る、最高級のシルバーグースダウンを採用。たった250gのダウン量でも、氷点下での使用に耐えうる保温性を備えています。価格が高く、普通のキャンプではややオーバースペック。軽量装備をきわめたい人に向けたモデルです。

夏用におすすめのNANGA(ナンガ)ダウンシュラフ

続いてピックアップするのは、暖かい時期のキャンプや登山におすすめのナンガのダウンシュラフ。保温性能をほどほどに抑えているぶん、手が届きやすい価格に設定されています。

夏用ダウンシュラフの比較表

商品名 オーロラ 350 オーロラ 500 UDD BAG 180DX UDD BAG 280DX
商品
快適使用温度/下限温度 7℃ / 2℃ 1℃ / -4℃ 11℃ / 7℃ 8℃ / 4℃
フィルパワー 650FP 650FP 770FP 770FP
内部構造 シングルキルト 上:ボックスキルト
下:シングルキルト
シングルキルト シングルキルト
重量 980g 1,185g 450g 550g
amazon amazon amazon amazon
参考価格 ¥29,700 ¥33,000 ¥29,700 ¥34,100

※価格は2023年1月現在

オーロラ 350

使用温度 快適温度7℃ / 下限温度2℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)
生地 表地:オーロラテックス / 裏地:40dnナイロンタフタ
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 350g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径15×25cm
重量 約980g

ナンガを代表するオーロラシリーズのなかで、もっともお手頃なモデル。シンプルなシングルキルト構造を採用しており、製造コストを抑えながらもコンパクトに収納できるよう設計されています。できるだけ低予算で、ナンガの製品を手にしたい人におすすめ。

オーロラ 500

使用温度 快適温度1℃ / 下限温度-4℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)
生地 表地:オーロラテックス / 裏地:40dnナイロンタフタ
内部構造 上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造
ダウン量 500g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径21×28cm
重量 約1,185g

オーロラシリーズの中間に位置するモデル。保温性を高める仕組みとして「ドラフトチューブ」・「ショルダーウォーマー」を装備。夏用としてラインナップされているダウンシュラフですが、気温0℃を下回る環境でもなんとか使えます。

UDD BAG 180DX

使用温度 快適温度11℃ / 下限温度7℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 180g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径12×20cm
重量 約450g

ポケットにも入ってしまうほど、きわめてコンパクトに収納できるシュラフ。770フィルパワーを誇る高級なスパニッシュダウンの採用により、ダウン量180gと少なめながらも、必要十分な保温性を得ています。

UDD BAG 280DX

使用温度 快適温度8℃ / 下限温度4℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 280g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径13×20cm
重量 550g

シングルキルト構造で軽量かつコンパクトなダウンシュラフ。180DXよりダウン量が100g増えるので、寒さに少し不安な方におすすめなモデル。

冬用におすすめのナンガのダウンシュラフ

続いて、冬のキャンプや登山にも対応できる、ハイスペックなナンガのダウンシュラフをご紹介。これがあれば、厳冬期でも快適な睡眠を得られます。

冬用ダウンシュラフの比較表

商品名 レベル8 -20
UDDバッグ
レベル8 -23
オーロラライト
オーロラライト
750DX
オーロラライト
900DX
オーロラ 750 UDD BAG 630DX UDD BAG 810DX UDD BAG 1000DX
商品
快適使用温度/下限温度 -11℃ / -20℃ -13℃ / -23℃ -8℃ / -16℃ -10℃ / -19℃ -6℃ / -14℃ -5℃ / -10℃ -7℃ / -13℃ -9℃ / -16℃
フィルパワー 770FP 770FP 760FP 760FP 650FP 770FP 770FP 770FP
内部構造 ディファレンシャル
ボックスキルト
ディファレンシャル
ボックスキルト
台形ボックスキルト 台形ボックスキルト ボックスキルト 台形ボックスキルト 台形ボックスキルト 台形ボックスキルト
重量 1,540g 1,670g 1,200g 1,400g 1,490g 1,045g 1,260g 1,450g
amazon NANGA amazon amazon amazon 楽天 amazon amazon
参考価格 ¥92,400 ¥94,600 ¥60,500 ¥66,000 ¥44,000 ¥55,000 ¥63,800 ¥77,000

※価格は2023年1月現在

レベル8 -20 UDDバッグ

使用温度 快適温度-11℃ / 下限温度-20℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 表地:10D リサイクルナイロンシレ撥水加工 / 裏地:10D リサイクルナイロンシレ撥水加工
内部構造 ディファレンシャルボックスキルト
ダウン量 950g
使用時サイズ 最大長220×最大肩幅90cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径21×41cm
重量 約1,540g

「レベル8」は、ナンガが誇る最高峰シリーズ。これまでに蓄積したデータと、最先端テクノロジーを用いて設計されたシュラフです。ダウンの保温性能を最大限引き出すために、ディファレンシャルボックスキルト構造を採用しています。

レベル8 -23オーロラライト

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使用温度 快適温度-13℃ / 下限温度-23℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 表地:15D オーロラライト / 裏地:10D リサイクルナイロンシレ撥水加工
内部構造 ディファレンシャルボックスキルト
ダウン量 1,000g
使用時サイズ 最大長220×最大肩幅90cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径21×41cm
重量 約1,670g

オーロラライトの特性を引き継いだ最高峰モデル。チタンが持つ蓄熱・保温効果を利用して保温性能を向上させる「チタンスパッタリング材」を内部に使用しています。大量に吹き込まれた高級ダウンとの相乗効果により、気温-23℃という超過酷な環境にも対応可能。

オーロラライト 750DX

使用温度 快適温度-8℃ / 下限温度-16℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
生地 表地:15dn オーロラテックス / 裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 750g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径19×31cm
重量 約1,200g

台形ボックスキルト構造により冷気が侵入しにくく、冬場も快適に使える高性能ダウンシュラフ。日本のほとんどの地域で、十分に通用するスペックを誇ります。さらにショルダーウォーマーとドラフトチューブを装備し、シュラフ内の熱を逃さない構造。決して安くはありませんが、高い満足感を得られる逸品です。

オーロラライト 900DX

使用温度 快適温度-10℃ / 下限温度-19℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
生地 表地:15dn オーロラテックス / 裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 900g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径21×41cm
重量 約1,400g

「レベル8 -23オーロラライト」に次ぐ性能を持つ、オーロラライトの上位モデル。国内の山はもちろん、海外での高所登山にも対応できるポテンシャルを秘めています。カラー展開が豊富で、幅広い人の好みにマッチします。

オーロラ 750

使用温度 快適温度-6℃ / 下限温度-14℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)
生地 表地:オーロラテックス / 裏地:40dnナイロンタフタ
内部構造 ボックスキルト構造
ダウン量 750g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径22×32cm
重量 約1,490g

「オーロラライト 750 DX」とくらべると収納サイズや重量で不利ですが、保温性能はほぼ同じ水準。コンパクトさにこだわらなければ、価格が手頃なこちらもおすすめです。ボックスキルト構造で、冷気が侵入しにくいのもポイント。

UDD BAG 630DX

使用温度 快適温度-5℃ / 下限温度-10℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 630g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径17×31cm
重量 約1,045g

平地であれば、オールシーズン対応できる高性能シュラフ。厳冬期以外なら3,000m級の登山にも対応します。収納袋から取り出して短時間でふくらむ特性を持ち、厳しい環境において素早く体を温められるのも強みです。

UDD BAG 810DX

使用温度 快適温度-7℃ / 下限温度-13℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 810g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径19×31cm
重量 約1,260g

すぐれた携帯性を誇りながらも、国内ならばほとんどの場所で不足なく使用できる性能。台形ボックスキルト構造の採用によりダウンのボリュームが最大限引き出されており、クラスを超えた保温性能を有しています。

UDD BAG 1000DX

使用温度 快適温度-9℃ / 下限温度-16℃
フィルパワー スパニッシュダックダウン90-10% (770FP) 超撥水加工
生地 15dnナイロンシレ撥水加工
内部構造 台形ボックスキルト構造
ダウン量 1,000g
使用時サイズ 最大長210×最大肩幅80cm(レギュラー)
収納時サイズ 直径21×41cm
重量 約1,450g

UDDバッグシリーズの最高峰モデル。超撥水加工をほどこした高品質なスパニッシュダウンが、1,000gも充填されています。ダウンシュラフ最大の弱点である水濡れへの耐性を持ち、あらゆる環境において最高のパフォーマンスを発揮します。

NANGA(ナンガ)おすすめの封筒型シュラフ

ここまでご紹介したのは、携帯性と保温性にすぐれる「マミー型」のシュラフ。ここからは、マミー型より広々としているのが特徴の「封筒型」のシュラフをピックアップ!

ラバイマ バッグ W 1000

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使用温度
ダウンの種類 スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)、化学繊維
生地 15dnナイロンリップ
内部構造 ボックスキルト構造
ダウン量 1,000g
使用時サイズ 140×233cm
収納時サイズ 直径25×40cm
重量 約2,500g

冬のキャンプでも使える、ダブルサイズのダウンシュラフ。上面には軽量で保温性にすぐれるダウンを、下面にはつぶれやムレに強い化学繊維を使用。1人で使うと手足を広げて寝られるほど、広々としています。

ラバイマ バッグ S 600

使用温度
ダウンの種類 スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)、化学繊維
生地 15dnナイロンリップ
内部構造 ボックスキルト構造
ダウン量 600g
使用時サイズ 80×215cm
収納時サイズ 直径25×40cm
重量 約1,600g

もともとダブルサイズのみだったラバイマバッグシリーズに、新たに誕生したシングルサイズ。頭や足もとの空間にゆとりがあり、窮屈さを感じさせない構造です。蓄えた熱が逃げにくい、ボックスキルト構造を採用しています。

ラバイマ バッグ W 600

使用温度
ダウンの種類 スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)、化学繊維
生地 15dnナイロンリップ
内部構造 ボックスキルト構造
ダウン量 600g
使用時サイズ 140×233cm
収納時サイズ 直径25×40cm
重量 約1,600g

3シーズンに対応する、ダブルサイズの封筒型ダウンシュラフ。大人であれば2人、子どもなら3人でも快適に寝られます。外側の生地と内側の生地で、異なるカラーを用いたデザインが印象的。ダウンと化学繊維を使い分けた、機能的なモデルです。

ラバイマ バッグ W 400

使用温度
ダウンの種類 スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)、化学繊維
生地 15dnナイロンリップ
内部構造 シングルキルト構造
ダウン量 400g
使用時サイズ 140×233cm
収納時サイズ 直径25×40cm
重量 約1,350g

ラバイマバッグシリーズのエントリーモデル。保温性能はほどほどで、夏のキャンプに適しています。シンプルなシングルキルト構造を採用し、ダブルサイズでありながら軽く作られているのも特徴です。

カケフトン

使用温度
ダウンの種類 スパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
合掛け生地 表生地:ポリエステル、アラミド繊維混合 / 裏生地:15dnリップストップナイロン
肌掛け生地 表生地:15dnリップストップナイロン / 裏生地:15dnリップストップナイロン
内部構造 合掛け:シングルキルト構造 / 肌掛け:ボックスキルト構造
ダウン量 合掛け:200g / 肌掛け:600g
使用時サイズ シングル布団サイズ
収納時サイズ
重量 約1,780g

薄手の合掛けと、厚手の肌掛けの2枚セット。シュラフではなく、普段と同じように布団で寝たい人に最適なアイテムです。2枚をボタンでつなぐと、シュラフとしても使用可能。アウトドアでの使い勝手を考慮して、合掛けの表生地にはポリエステルとアラミド繊維の混合生地が使用されています。

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフの4つの選び方

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフ 選び方

参照元:NANGA

ナンガではいくつものシリーズを用意していることにくわえ、同じシリーズのなかにもたくさんのモデルがあります。そのなかから選ぶ際に注目すべきポイントが、以下の4つです。

4つのポイント
  1. 快適使用温度と下限温度
  2. フィルパワーの数値
  3. 内部構造
  4. シリーズ・ダウンの種類

以下では、それぞれのポイントについて簡単に解説します。

快適使用温度と下限温度

ナンガのダウンシュラフの多くには、「快適使用温度」と「下限温度」の2つが表記されています。ナンガではこれら2つのうち、男性は快適使用温度を参考にし、女性は下限温度を参考にすることを推奨しています。(※女性は男性より、寒さを感じやすいため)

快適使用温度 一般的な成人女性が、寒さを感じることなく寝られる温度域。
下限温度 一般的な成人男性が、寝袋のなかで丸くなり、8時間寝られる温度域。

ナンガは温度表記に「ヨーロピアン・ノーム」という規格を採用しています。認定された第三者機関が公平に算出しているため、メーカー独自の基準より高い信頼性を持っているのが特徴です。

ただし、寒さの感じ方には個人差があります。使用するシーズンの気温に対し、スペックに余裕があるダウンシュラフを選びましょう。

フィルパワーの数値

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフ フィルパワー

参照元:NANGA

「フィルパワー」とは、圧縮したダウンがどれほどの体積にふくれるかを示したもの。ダウンの品質を知るための重要な指標です。「700FP」のように“FP”の文字とともに表記されています。

快適使用温度が同じダウンシュラフでも、フィルパワーの数値が高いほうが、より軽量でコンパクトに収納できます。

一般的には600FPあれば良質な部類。しかしナンガのダウンシュラフには、650FP以上の高品質なダウンのみを使用しています。

内部構造

シュラフはメーカーやモデルごとに、さまざまな構造が用いられています。ナンガのシュラフに用いられている構造は、以下の4つです。

シングルキルト構造

ナンガ ダウンシュラフ 構造

表地と裏地を直接縫いあわせたシンプルな構造。シュラフ自体を軽量に作れ、かつ収納時のサイズをコンパクトにできるのがメリットです。

ボックスキルト構造

ナンガ ダウンシュラフ 構造

内部をボックス状に区切ることで、ダウンの片寄りを防止できる構造。シングルキルト製法よりも、ダウンの保温性を活かせるのが特徴です。

台形ボックスキルト構造

ナンガ ダウンシュラフ 構造

台形のボックスを互い違いに並べることで、ダウンのふくらみを引き出すための構造。熱が逃げにくく、保温性にすぐれています。

ディファレンシャルボックスキルト構造

ナンガ ダウンシュラフ 構造

これまでに蓄積したデータをもとに作り出された、新しい構造。過去に採用されてきたどの構造よりもダウンの性能を引き出せる、理想的なかたちです。

お買い得なモデルにはシングルキルト構造やボックスキルト構造が採用され、上位モデルになるほど台形ボックスキルト構造やディファレンシャルボックスキルト構造が用いられています。

シリーズ・ダウンの種類

NANGA(ナンガ)のダウンシュラフを選ぶ時、要となるのはシリーズとダウンの種類となります。ここで簡単に紹介するので、購入前にどのシリーズ、ダウンの種類が自分のキャンプスタイルに合っているか把握しておきましょう。

まず、シリーズは全部で6種類となり、それぞれの特徴は

LEVEL8
(レベルエイト)
NANGA(ナンガ)の技術力が集結した最高峰シリーズ
AURORA LIGHT
(オーロラライト)
独自開発した素材を採用した防水透湿軽量シリーズ
UDD BAG
(ウルトラドライダウンバッグ)
超撥水羽毛の採用により、ダウンの弱点とされる水濡れを克服したシリーズ
MINIMARHYTHM
(ミニマリスム)
最軽量シリーズ
MOUNTAIN LODGE BAG
(マウンテンロッジバッグ)
持ち運びも苦にならない軽量でコンパクトなシリーズ
RABAIMA BAG
(ラバイマバッグ)
フード付きの封筒型シリーズ

となります。
続いて、NANGA(ナンガ)が製品ごとに使い分けている4種類のダウンの特徴は

ハンガリー産シルバーグース…国内で洗浄したハンガリー産シルバーグースのみ使用したダウン(930FP)

SPDX(ポーリッシュグースダウン)…国内で洗浄したポーランド産のホワイトグースのみ使用したダウン(860FP)

DX(スパニッシュダックダウン)…国内で洗浄したヨーロッパ産のホワイトダッグダウンのみ使用したダウン(760FP)

UDD…DXの羽毛に超撥水加工を施し、ダウンの弱点である水濡れを克服したダウン(770FP)

となります。
すべて把握しておく必要はもちろんありませんが、あらかじめ情報を知っておくと購入前に混乱せずに済みますね。

NANGA(ナンガ)ダウンシュラフの洗い方や収納時の注意点は?

シュラフをキャンプで長年使用しても、保温性が下がりそう 高価なモノだから洗うのがコワいという理由で、なかなか洗えない方も多いのではないでしょうか?

ナンガのダウンシュラフは扱いこそデリケートですが、洗濯機でも洗う事ができるシュラフなんです。シーズンオフで長期保管する前には、洗濯してから収納するとカビや匂いの心配もなくなります。

洗い方

洗い方の手順
  1. シュラフをロール巻きにし、洗濯ネットに入れる
  2. ※洗濯ネットにはシュラフ専用もあります。
    ※オーロラシリーズは裏返しします。

  3. 洗濯機に入れて液体中性洗剤を投入します
  4. ※洗剤は液体中性洗剤、もしくはダウン専用洗剤を推奨。

  5. 洗濯機の毛布洗い(手洗い)コースを選択
  6. ※洗濯→すすぎ→脱水の手順でOKですが、脱水は時間がある時には、手作業でネジって水気を取る方が生地の劣化を防ぐ事ができるので推奨

  7. 脱水後は陰干しで完全に乾くまで干す
  8. ※乾いたら両手で左右からたたき羽毛をよくほぐす

  9. 縫い目を中心に防水スプレーを塗布
  10. ※市販の防水スプレーでOK

収納時の注意点

長期保管する場合は、洗濯後完全に乾いてフカフカの状態になったら、ダウンが潰れてしまわないように専用のスタッフサックではなく、大きめの袋に収納して通気性の良い場所に保管しましょう。

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まとめ

ナンガのダウンシュラフ全種類を比較紹介!夏用・冬用・3シーズン用におすすめを厳選!

参照元:NANGA

ナンガのダウンシュラフは大きなコストがかかっているため、いずれも価格が高めに設定されています。

しかしキャンプやテント泊登山において、シュラフは最重要アイテムの1つ。快適かつ安心して使うためには、やはり信頼できる製品を選びたいところです。

高品質なダウンと国内製造にこだわるナンガのダウンシュラフなら、その点は心配なし。永久保証やダウン増量のサービスがあるため、長く使い続けられます。

ホンモノのダウンシュラフが欲しい人、冬のキャンプや登山に挑戦しようという人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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暇を見つけてはソロキャンプに出かけている、キャンプ・バイク・スキューバダイビングが趣味のアウトドアライター。キャンプ用品の紹介などを中心に、記事を読んでくださる方にとって本当に役立つ情報の発信を心がけています。
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