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火吹き棒は焚き火に必要?セリアの長さ40cmの火吹き棒を使ってみた!

火吹き棒は焚き火に必要?セリアの長さ40cmの火吹き棒を使ってみた!

キャンプの楽しみと言えば焚き火。最近は焚き火台を使えば焚き火をしてもOKのキャンプ場が増えてきましたね。焚き火をぼんやり見つめながら何もせず過ごす時間はとても贅沢。キャンプならではの楽しみでしょう。

焚き火をするのに欠かせないアイテムとして、焚き火台や薪のほかに「火吹き棒」があります。ファイヤーブロワー、ファイヤーブロスターなどとも呼ばれていますね。様々なアウトドアブランドから販売されているほか、自作するひとも。

今回はアウトドアグッズが充実している100円ショップ・セリアで購入した「ファイヤーブロワー」を使って焚き火に火吹き棒が必要かどうかトライしてみました。

セリアで見つけた長さ40cmの火吹き棒

100円ショップ・セリアで見つけた長さ40cmの火吹き棒は優秀?

Seria~セリアをはじめ、100円ショップにはアウトドアアイテムやちょっとした小物が種類豊富に販売されていると話題になっていますね。

セリアには火吹き棒が販売されていると知って、お店へ行ってみました。

セリアで見つけた長さ40cmの火吹き棒

人気の商品だったのでお店に行くたびアウトドアグッズコーナーをチェックしていたのですが、この日はやっと出会うことができました。

「FIREBLOWER」~ファイヤーブロワーと表記があります。火吹き棒とは書いていませんが、焚き火に向かって火吹き棒を拭いているイラストでわかるのではないでしょうか。

長さ40cmになる伸縮性の火吹き棒で、拭き口にグリーンのシリコンがついてある優しい設計です。

焚き火の火起こしに必要な3つのポイント

焚き火の火起こしに必要な3つのポイント

焚き火やBBQなどの火起こしは、初心者だと意外と難しいもの。着火剤を使ってもうまく火がつかずに消えてしまうこともあるでしょう。

上手く火を起こすのに必要なポイントは

  • 薪や炭の間に空気がほどよく通るように組む
  • 初めは小さな小枝や新聞紙など燃えやすいものに着火し、少しずつ大きく太いものへ
  • 効率よく酸素を送り込み、火を大きくする

などの手順やコツが必要です。

炎を大きくし薪や炭へ火を移すのに酸素を送り込むことが必要なので、新聞紙やうちわで仰いだり、ブロワーと呼ばれる空気を送るアイテムを使ったりしているキャンパーさんもいますね。

焚き火に火吹き棒は必要?

焚き火に火吹き棒は必要?

火起こしをうちわや新聞紙を使って仰ぐ方法は、気軽で良いのですが、全体を仰いでしまうためなかなか思った場所へ酸素を送ることができません。

また、うちわなどで火おこしをすると全体を仰いでしまうので灰や燃えカスが舞って周囲や食材にくっついてしまうこともあるでしょう。

火吹き棒であれば、火の根元へピンポイントに酸素を送ることができるので火起こしも楽にでき、灰や燃えカスを舞い上げる心配も少ないので、焚き火の火力を上げるのに必要なアイテムと今回使用して感じました。

実際にセリアの火吹き棒を購入し焚き火に使ってみた

実際にセリアの火吹き棒を購入し焚き火に使ってみた

ステンレス製で長さは40センチ、伸縮式なので縮めると手のひらにおさまるサイズです。携帯するにもポケットに収まるサイズ感は便利ですね。

また、様々な火吹き棒を見ても口元にシリコンがついている商品はこれまでありませんでしたが、セリアの火吹き棒にはシリコンが付いています。火吹き棒を吹くとき、このシリコンのおかげでつるつる滑ることなく、しっかり空気を送り込むことができました。

実際にセリアの火吹き棒を購入し焚き火に使ってみた

小学生の子どもに使ってもらいました。長さは40センチとさほど長くないので、火との距離感に十分注意しながら吹きます。火をつけたばかりのときや、少し火が弱まってきたときに、火種に長く細く息を吹き酸素を送り込むことで、あっという間に火が大きくなりました。

初めは全体に向かって上から吹いていましたが、ピンポイントに細く長く息を火種に吹くことで、火が大きく起きるということがわかり、コツをつかんで焚き火の火を大きくすることができるようになりました。

わたしもやってみましたが、小さな火が大きくなることがうれしく、快感でした。

セリアの火吹き棒に難点がひとつ…

伸縮式で携帯性良く、吹き口にはシリコンがついていて口当たりが良く、何より100円で購入できるため気軽に使えるセリアの火吹き棒。

難点をひとつあげるとしたら、口元のシリコンゴムが外れやすいことでしょう。初めて使った日もシリコンが何度か外れてしまい、夜だったため探しきれないこともありました。

接着剤などであらかじめしっかり留めておいた方が良いのかもしれません。

ネットでもファイヤースターターやホイッスルなどとセットになったものをはじめ、シンプルな火吹き棒まで多くのアウトドアブランドから火吹き棒が販売されてるので、気になる方はこちらの記事

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火吹き棒は焚き火に必要?セリアの長さ40cmの火吹き棒を使ってみたまとめ

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火吹き棒があれば、焚き火や炭火の火おこしを素早く確実にできました。また、火を起こすという原始的な経験が楽しく、キャンプにはなくてはならない必要なアイテムとなりました。

火吹き棒も様々な価格帯のものや、火起こしに必要なアイテムがセットになっているものもあります。価格も様々でどれを選んだら良いのかわからなくなってしまいます。

セリアなら100円で購入できるので、火起こしがなかなかうまくできなくてストレスを感じている人や、購入を迷っている人はお試ししてみてはいかがでしょうか。

楽しい焚き火&BBQタイムになること、間違いなしのオススメアイテムです。

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北海道で暮らすアウトドアライター。二人の子どもとキャンプ飯を作って食べることと、カメラ撮影が趣味。最新キャンプギアと100円ショップのアウトドア商品を探してお店を巡っては、記事を執筆しています。夢は北海道中をテン泊&車中泊して撮影の旅をすることです。
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