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【初心者】安い・コスパ最強なアジングロッド12選!長さや硬さの選び方も詳しく解説!

安い・コスパ最強なアジングロッド

少ない準備と低コストで手軽に始められることから、初心者にも人気のアジング。「アジングロッドがほしいけど種類が多くて何を買ったら良いかわからない」「何を基準に選べばいいの?」「おすすめのアジングロッドを知りたい」そんな悩みをもった方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、以下の内容について知ることができます。

  • アジングロッドの特性
  • アジングロッドの選び方
  • 初心者におすすめのアジングロッド

同じアジングでも釣り場の環境や使用するリグによって、ロッドの特徴が変わってきます。アジングロッドの特性を正しく理解し、快適にアジングが楽しめるロッドを選びましょう。

アジングロッドとは

安い・コスパ最強なアジングロッド

アジングロッドは、アジを釣るために作られた専用ロッドのことです。アジングで使用するロッドは、比較的硬めにデザインされた張りのあるロッドが特徴的です。アジはあたりが小さく、すぐにエサを口から離してしまう特性があるため、アジングロッドには感度が求められます。

また、アジングはジグヘッドやプラグに細かなアクションを与えながら誘い出す釣り方がメインとなるため、軽くて取り回しの良いロッドが適しています。

アジングロッドの相場は?

アジングロッドは、おおよそ6000円台の初心者向けエントリーモデルから5万円台の上級者モデルまで幅広く販売されています。
金額によってロッドの性能は大きく異なりますが、最近では性能も重視しつつ費用をできるだけ抑えたハイコストパフォーマンスモデルのロッドも多いです。
おおよそ1万円~1万5000円までの価格帯であれば、性能もよく快適にアジングを楽しむことができます。

アジングロッドの選び方

安い・コスパ最強なアジングロッド

同じアジングロッドでも釣り場の環境や扱うリグ、釣り方などによってロッドの特徴が異なります。状況に合わせたロッドを使用することで、より釣果に大きく影響します。アジングロッドを選ぶ際に特に重要なポイントは以下の5点です。

5つの選ぶポイント
  1. 長さによる感度と操作性
  2. ティップ(竿先)の種類
  3. ロッドの硬さ
  4. ロッドの重量
  5. リールとのバランス

①長さによる感度と操作性の違い

アジングロッドの長さはおおよそ5ft~8ftが一般的です。

ロッドの長さは、飛距離や感度、操作性など様々な面で大きく関わってくるため、釣り方や釣り場によって適切な長さを選ぶことをおすすめします。

特にアジングで重視したい要素は、感度と操作性です。魚のあたりやリグの動きを手元で感じることができる感度の良いロッドを選ぶことで、あたりの小さい繊細なアジにも対応することができます。

また、堤防回りで釣りを楽しむことが多いアジングは、操作性の高い5ft~6ft程度の軽くて短いロッドがおすすめです。

飛距離も出しつつ近場もねらえるオールラウンドなロッドがよいという方は、6.4ft前後を選ぶとよいでしょう。

②ティップの種類と違い

ティップの種類には、大きく分けてチューブラティップとソリットティップの2種類があります。
チューブラティップは、中が空洞になっているため、反発が強く感度が高いことが特徴で、ソリットティップは、中まで素材が詰まっているため、よく曲がり込む繊細な竿先を作ることができます。
2つのティップの違いによる特徴は以下の通りです。

チューブラ
ティップ
ソリッド
ティップ
特徴 反発が強い
曲がりがスムーズ
軽い
食い込みがよい
しなやかに曲がる
重い
つぶれに強い
感度 手元に伝わる感度がよい
(手感度)
竿先の曲がりでアタリを取りやすい
(目感度)
操作性 抵抗が大きいルアーのアクションがしやすい
繊細なアクションが可能
軽量なルアーを扱いやすい
軽量リグの重さを感じやすい

アタリが小さく軽量ジグを使用することが多いアジングでは、ソリットティップ仕様のロッドがおすすめです。特に魚の活性が低い際は、ほんのわずかなアタリでも竿先が食い込みやすいことで魚のキャッチ率が変わってきます。

③ロッドの硬さ

アジングで使用するロッドの硬さは、主にUL~MLが主流ですが、扱うリグや釣り場の環境に応じて適切な硬さのロッドを選ぶことをおすすめします。
ロッドの硬さ別の特徴は以下の通りです。

UL L ML
特徴 先調子のロッドが多い
穂先が柔らかい
小さなアタリをより感じやすい
しなやかさと強さのバランスがよい
オールラウンドに幅広く使用できる
硬めでパワーがある
遠投性能に優れている
使用リグ 0.7~1.5g程度の軽量ジグヘッドなど 5g前後のプラグやジグヘッドな メタルジグ
キャロライナなど
向いている釣り ジグヘッドを単体で使用するジグ単
ただ巻きでゆっくりルアーを見せる
リフト&ファール
ダートアクション
ただ巻き
しっかりとアクションをさせる
岸から離れた沖での釣り
大物狙いの釣り

海で楽しむ釣りでは、思いがけないタイミングでターゲット以外の魚が掛かることがあります。そのため、安心できるロッドの硬さも重要です。

私はアジングをする際に、アジ以外の魚も釣れやすい時期には、L以上の硬さのあるロッドを使うようにしています。実際にツバスやショゴなどの青物をヒットさせて、アジングロッドで釣り上げたことがあります。思いがけない大物に備えて、通常よりもパワーのあるロッドを選ぶことも選択肢の一つです。

④ロッド重量

アジングロッドにおいてロッドの自重は意外と重要です。

ロッドが軽いことで魚のアタリを感じやすいという特徴があります。特にアタリが小さく繊細な釣りが特徴的なアジングでは、ロッドが軽くなることで釣果が上がることも珍しくないため、選ぶ際のポイントとして覚えておきましょう。

また、ロッドでアクションを加えるアジングでは、ロッドの重さは長時間釣りを楽しむ上でも大きく影響してきます。
アジングで使用することが多い5ft後半~6ft前半の長さのロッドの重さは、おおよそ60g~90gが一般的に軽いと言われています。そのため、ロッドを選ぶ際にはこの基準を参考に選ぶことをおすすめします。

⑤リールとのバランス

ロッドの重量以外にも合わせて確認しておきたいポイントがリールを付けた際のバランスです。どんなに軽いロッドでもリールの重さとのバランスが悪いと本来の性能を発揮することができません。そのため、ロッドの自重だけではなく、リールとの相性についても考えておく必要があります。

初心者の方におすすめの安くてコスパ最強なアジングロッド12選

安い・コスパ最強なアジングロッド

ここでは、各メーカーからリリースされている安くてコスパの良い初心者の方におすすめのアジングロッドをご紹介します。メーカーによってコンセプトや特徴が異なりますので、自分がやりたい釣りとマッチするアジングロッドを選ぶようにしましょう。

①ダイワ LURENIST(ルアーニスト)68L-S

ルアーニストは渓流釣りのトラウトからショアジギングの青物まで、幅広い釣りをカバーするルアーフィッシング入門ロッドです。一万円以下と低価格ながら高級感のあるコスメが特徴的で、アジングで使用するなら68L-Sをおすすめします。
ジグヘッドやプラグなど幅広く対応した万能ロッドと言えるでしょう。

②シマノ ルアーマチックS70UL

ルアーマチックはこれから釣りを始める方に向けて作られたハイコストパフォーマンスロッドです。
アジングにおすすめのS70ULは、長さが7’0ftと長めながらロッドの自重は80gとかなり軽量です。
そのため、この価格帯のロッドの中では特に感度のよいアジングロッドです。

③タカミヤ HUNTER AJING 68S&73T

 
タカミヤは70年の歴史を誇る釣りやマリン用品等を扱うブランドです。
HUNTER AJINGの特徴は、ソリットティップとチューブラティップの二つが付属されている点です。そのため、魚の活性や使用するリグに応じてティップを使い分けることができます。

④メジャークラフト ファーストキャストアジングFCS-S642AJI

「心地よい使用感」をテーマに初心者向けに作られたファーストキャスト。
中断性カーボンを採用したブランクスはしなやかで初心者の方にも扱いやすいロッドになっています。おすすめはFCS-S642AJIです。ソリットティップ仕様で0.6g〜10gまでのルアーウェイトに対応しているため、アジングで出番の多い軽量ジグヘッドや5g程度のプラグも快適に扱うことができます。

⑤シマノ ソルティーアドバンスS64UL-S

ソルトルアーゲームの多彩なターゲットに対応した本格仕様のハイコストパフォーマンスロッドです。
すべての機種にPEラインを扱いやすくするKガイドを採用しているため、初心者の方でもガイド絡みを防ぐことができます。おすすめはS64UL-Sです。ソルティーアドバンンスの中でも比較的短い6.4ftのため、感度もよくより繊細なアジングを楽しむことができます。

⑥メジャークラフト ソルパラSPX-T682AJI

手軽な価格と高性能で人気のソルパラ。
フルモデルチェンジをしたことで、ブランクス素材やグリップ、ガイドセッティングなどさらに性能が高くなりました。
おすすめするSPX-T682AJIは、軽量のジグヘッドワームだけではなく、メタルジグやハードプラグの使用にも適したオールラウンドロッドです。

⑦アブガルシア ソルティーフィールドSFS-762L

ソルティーフィールドは「Be your Style! 釣りをもっと身近に」をコンセプトとした、幅広いターゲットに対応したソルトウォーターロッドになります。
アジングにおすすめの番手はSFS-762Lです。アジング以外にもメバリングやチニング、ライトロックフィッシュなどにも対応できる万能ロッドなので、一本のロッドで様々な釣りを楽しみたい方にもおすすめです。

⑧ダイワ アジングX 68L-S

アジングを始めたい方の最初の一本におすすめのアジングX。
初心者の方でも十分にアジングを楽しむことができる性能を兼ね備えており、おすすめは68L-Sです。レングスが比較的長いためジグヘッドだけではなく、キャロライナリグやスプリットリグにも対応したおすすめアジングロッドです。

⑨メジャークラフト クロステージアジングCRX-S732AJI

沖のポイントを狙いたいときの仕掛けとして重宝するフロートリグにも対応したアジングロッドです。
クロスフォース製法を採用したことで、バット部分の動きのスムーズさが向上しクイックな合わせが可能で、おすすめは、CRX-S732AJIです。7.3ftと長さがあるため飛距離はもちろん、沖での合わせにも適したフロートリグ対応モデルです。

⑩オリムピック 20コルトUX 20GCORUS-742L-T

ハイコストパフォーマンスの高性能アジングロッドです。
1万円台前半という価格でSiC-SリングのKガイドやグラファイトクロスLVという素材のブランクスが採用されているため、高機能モデルに引けを取らない使用感です。
おすすめはコルトUX 20GCORUS-742L-Tです。こちらはチューブラティップ仕様になっているため、キャロライナリグや沖を攻める釣りでもしっかりと手元に魚のあたりを伝えてくれます。

⑪ダイワ 月下美人アジング55UL-S

ダイワを代表する高性能ロッドの月下美人。
エントリーモデルながら高感度設計された超軽量ロッドになります。軽量ロッドの特徴でもある感度や取り回しの良さは同じ価格帯のロッドの中でも優れたモデルです。
おすすめは、0.3gから扱うことができる55UL-Sです。軽量リグに特化したモデルで、近場をリズムよく攻めていく釣りにおすすめのショートロッドです。

⑫シマノ ソアレBB アジングS64UL-S

エントリーモデルよりもワンランク上の釣りを楽しみたい方向けのアジングロッドです。
上位機種でも採用されているブリッジライクシートカーボン素材を採用しており、握った際にグリップが手にフィットしやすく、魚からの反応を感じやすくなっています。
ソレアBBシリーズの中でも一番感度が良いS64UL-Sは、手元に情報が伝わる手感度が良いため、より繊細なアジングを楽しみたい方におすすめのロッドです。

まとめ

 
安い・コスパ最強なアジングロッド

初心者から上級者まで幅広い層から人気の高いアジング。フィールドや使用リグに適したロッド選びは、釣果を左右する重要な要素の一つです。自分のスタイルに合ったアジングロッドを選び、より快適にアジングを楽しみましょう。

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Higashi
趣味である釣りやサーフィンの経験を活かし、ライターとして活動中。 釣り歴は20年。 ブラックバスやライトゲームなど主にルアーフィッシングをこよなく愛し、週に3〜5日は釣り場へ足を運ぶ釣りバカ。
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