クレイモアのランタンは、そのコンパクトさとスタイリッシュなデザイン、そして驚異的な明るさが人気の最強に明るいLEDランタンです。キャンプ市場ですっかり地位を確立しているLEDランタンの中でも群を抜いて人気ですね。
そんなクレイモアのランタンですが、細かく種類があって何を決め手に購入すればいいか悩んでしまう方も多いのでは?今回の記事ではクレイモア全機種の特徴や明るさ、使い勝手などを紹介します。悩んでいる方、必見ですよ!
最強に明るいと噂のクレイモアのランタン
クレイモア(CLAYMORE)は2002年に韓国で創業したアウトドアブランドで、主力商品はLEDランタンです。「心まで明るいね」をコンセプトにキャンプでも自宅と変わらない明るさを短い充電時間で長い点灯時間で使えるランタンがラインナップされています。
- 3FACE+(3フェイスプラス)
- ULTRA3.0(ウルトラ3.0)
- 3FACE mini (3フェイスミニ)
- ULTRA mini(ウルトラミニ)
- CAPON(キャンプオン)
LEDランタンの中で明るさ最強を誇るクレイモアのランタンは全部で5種類あるので、1つずつ特徴を紹介していきますね。
3FACE+(3フェイスプラス)のレビュー
グループキャンプで活躍するような、とにかく明るいLEDランタンをお探しの方におすすめなのが「3FACE+(3フェイスプラス)」です。
商品名 | CLAYMORE 3FACE+ M | CLAYMORE 3FACE+ L | CLAYMORE 3FACE+ X |
---|---|---|---|
サイズ | 幅22.9×奥行10 ×高さ3.6cm | 幅29.6×奥行10 ×高さ3.6cm | 幅36.3×奥行10 ×高さ3.6cm |
重量 | 605g | 825g | 960g |
最大光量 | 3,200lm | 4,000lm4,000lm | 5,000lm |
連続点灯時間 | 7時間30分~78時間 | 8~78時間 | 7時間40分~78時間 |
バッテリー | Li-ion17,400mAh | Li-ion26,100mAh | Li-ion31,500mAh |
充電時間 | 3時間 | 4時間 | 4時間30分 |
発光色 | 電球色 /昼白色 /昼光色 | ||
USB入出力 | 5V2A | ||
防水防塵 | IP54 | ||
付属品 | 充電用アダプター / カラビナ2個 / ケース持ち運び用ストラップ / 専用ハードケース | ||
価格 | 16,390円(税込・amazon公式) | 19,690円(税込・amazon公式) | 22,990円(税込・amazon公式) |
サイズ
- 3FACE+ M:幅22.9×奥行10×高さ3.6cm
- 3FACE+ L:幅29.6×奥行10×高さ3.6cm
- 3FACE+ X:幅36.3×奥行10×高さ3.6cm
3FACE+のMサイズは1Lの牛乳パック程度、Xサイズは2Lペットボトルより大きいサイズ感で
3FACE+の厚みはiPhoneの5倍程度となり、コンパクトさが求められがちなLEDランタンとしてはかなり大きいサイズ感となります。
しかし、後述しますがこの3FACE+の大きさから放たれる明るさは相当なもので、グループキャンプなどコンパクトさよりとにかく明るさを求めたいキャンパーにはおすすめのLEDランタンですよ。
明るさ
3フェイスプラスはクレイモアシリーズ最大の光量を誇り、その明るさは5,000lmです。数値が大きすぎてあまりピンときませんが、5000lmというと12畳の部屋に対応した蛍光灯と同じ光量なんですよ。アウトドア用LEDランタンなのに家で使う蛍光灯と同じ、もしくはそれ以上の光量があるのは驚きです。
キャンプで使うLEDランタンのほとんどは発光面が1つのみですが、3フェイスプラスは3つの発光面があり、この立体設計が最大約200度の広範囲照射を可能にしています。明かりを効率的に拡散してくれるので、キャンプサイト全体が明るくなりますよ。
ケース
3FACE+の付属のランタンケースは、安っぽさを感じさせないしっかりとした作りで
カラビナや専用アダプターなど付属のアイテムが全て収納でき、アウトドアでは細かいアイテムは紛失しやすいので、収納ケースにまとめて入れれるのはありがたいポイントです。
取っ手がついているので持ち運びもしやすく、ストラップを付けることで肩にかけて持ち運ぶこともできます。
使い方
1回 | 1段階 |
---|---|
2回 | 2段階 |
3回 | 3段階 |
4回 | off |
3FACE+は中央光とサイド光の調節ボタンは押すごとに電源や光量が切り替わる簡単操作です。
明るさの違いは後程すべてのモデルを比較します。
光色は切り替えボタンを押すごとに、電球色→昼光色→昼白色の順に変わります。
【電球色】
電球色は料理を美味しく見せたり、リラックスする効果があるので、食事中や食後のリラックスタイムに使用するのがおすすめです。
【昼光色】
昼光色は細かい所までよく見える青白い光で、細かい作業など夜の作業時に使用するのがおすすめです。
【昼白色】
昼白色は太陽光に最も近い色で一番自然な色合いで、昼光色では明るすぎる場合にもおすすめです。
3FACE+のアウトドアでの使い方は付属のカラビナを使って、ロープやフックに吊り下げて使用します。Xサイズは1kg近くの重さがあるので、カラビナを使って吊り下げるときは十分注意してくださいね。
3FACE+にはカラビナを通す輪が数か所あり、角度を変えて設置することが可能で、好みの場所を照らすことができるので、設置場所の自由度も広がりますね。
3フェイスプラスには裏面とサイドの2ヶ所に三脚用のネジ穴が付いています。
三脚を使用することで、どんな方向にもライトを当てることできるので、陰ができやすい調理時にも手元を照らせて便利です。
バッテリー残量・充電方法・モバイルバッテリー機能
3FACE+本体側面のゴムカバーを開くと電源入力ポートとUSB出力ポートがあり、専用アダプターやUSBケーブルを使用して、本体の充電やスマホの充電ができます。
3FACE+のバッテリー残量表示
●○○○ | 0~25% |
---|---|
●●○○ | 25~50% |
●●●○ | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
バッテリ残量は本体側面に4段階に表示されています。
アダプターの赤色点灯時は充電中で充電完了になると緑色の点灯になります。
LEDランタンの充電方法はUSB充電が多いですが、3フェイスプラスはACコンセントを使っての充電になります。そのため大容量バッテリーを搭載しているにもかかわらず、わずか3~4時間程度で充電できるんですよ。
(大容量バッテリーを搭載でUSB充電となると充電時間に倍以上かかってしまいます。)
ACコンセントが必要なためキャンプ場での充電方法が限られてしまうので、電源サイトでない場合やポータブル電源をお持ちでない方は、キャンプに行く前に充電しておくようにしましょう。
バッテリー容量は最大で31,500mAhで、一般的なスマホ(容量2,000~3,000mAh)なら10回以上は充電できる計算です。連泊キャンプでライトとして使用しつつ、モバイルバッテリーとして使用もできるほど十分な容量がありますよ。
ULTRA3.0(ウルトラ3.0)のレビュー
ウルトラ3.0は「出来るだけコンパクトなランタンが良いけれど、大型テントでも使える明るさが欲しい」という、ファミリーキャンパーにおすすめのLEDランタンです。
2019年に発売された「ULTRA+(ウルトラプラス)」は旧型モデルとなり、2020年に発売されたこちらのウルトラ3.0がシリーズ最新作となります。改良点もあり、よりキャンプに使いやすい仕様になっていますよ。
商品名 | CLAYMORE ULTRA3.0 M | CLAYMORE ULTRA3.0 L | CLAYMORE ULTRA3.0 X |
---|---|---|---|
サイズ | 幅16×奥行9×高さ3.4cm | 幅20×奥行9×高さ3.4cm | 幅24×奥行9×高さ3.4cm |
重量 | 405g | 540g | 680g |
最大光量 | 2,200lm | 2,700lm | 3,200lm |
連続点灯時間 | 8~80時間 | 11~100時間 | 13~150時間 |
バッテリー | Li-ion11,600mAh | Li-ion17,400mAh | Li-ion23,200mAh |
充電時間 | 6時間 | 7時間 | 8時間 |
発光色 | 電球色 /昼白色 /昼光色 | ||
USB入出力 | 5V2A | ||
防水防塵 | IP44 | ||
付属品 | USB Type-c充電ケーブル / ランタンハンガー2個 / 専用ハードケース | ||
価格 | 10,428円(税込・amazon公式) | 12,354円(税込・amazon公式) | 13,631円(税込・amazon公式) |
サイズ
- ULTRA3.0 M:幅16×奥行9 ×高さ3.4cm
- ULTRA3.0 L:幅20×奥行9 ×高さ3.4cm
- ULTRA3.0 X:幅24×奥行9 ×高さ3.4cm
真ん中サイズのULTRA3.0 Lがペットボトル500mlと同じぐらいの高さや重量です。
厚みは3種類全て一緒で、iPhoneの4倍程度の厚みがあります。
Mサイズの大きさはiPhone12よりちょっと大きいサイズ感で重量は400g程度
ポケットに入れて持ち運ぶには重量がありますが、片手で持てる大きさです。
専用ケース
高級感があるULTRA3.0専用ケース。
ウルトラ3.0本体と付属品を一緒に専用のハードケースに収納してもコンパクトに収まるので持ち運びに困ることはありませんよ。
外観デザイン
ウルトラ3.0は発光面と外枠が面一でなくワイヤーフレームに囲まれたデザインとなっているため、落とした時の衝撃で発光面が傷ついてしまう心配が少ないです。他機種同様、防水防塵性もあるのでキャンプでも安心して使えますね。
使い方
点灯/消灯 | 電源ボタンで点灯し、再度押すと消灯。 |
---|---|
光量段階調節 | 光量調節ボタンを短く押すと4段階で明るさ調節 |
光量無段階調節 | 光量調節ボタン長押しで無段階明るさ調節 |
バッテリー残量 | 電源ボタンを押すと本体側面にバッテリー残量表示 |
光色変更 | モード変更ボタンで電球色→昼白色→昼光色 |
SOS点滅 | ライト点灯時にモード変更ボタンを2秒以上長押し |
ロック機能 | ライト消灯時にモード変更ボタン長押し状態で電源ボタン5秒以上長押し |
ウルトラ3.0は光量調節ボタンを押し続けることで、無段階で明るさが調整できるようになっています。好みや雰囲気に合わせて使えますよ。
旧型ではこの部分はダイヤル式になっていましたが、より分かりやすく使いやすいボタン式になったのも嬉しい改良点です。
電球色
昼白色
昼光色
発光色が電球色・昼白色・昼光色の3色なのは他機種と同じですが、ウルトラ3.0の昼白色はターボモードとなっていて、白色と暖色のLEDを同時に最大出力で点灯する仕組みになっています。
このサイズ感なのにファミリー用大型テントも余裕で照らせる最大3,200lmの明るさがある秘密はここにありますよ。
雰囲気を大事にしたい時は暖色を使い、調理などの作業中は2倍の明るさがあるターボモードを使うなど使い分けができるようになっています。
ウルトラ3.0の設置方法は付属のカラビナを使用して、ランタンハンガーやロープへ吊り下げて使用することができるので、サイト全体を照らすことも可能です。
ハンドル部分は角度を変えることが可能で、テーブルに直に置いて使用することができるので、近くに明かりが欲しいときに助かります。
旧型のウルトラプラスには無かった三脚用のネジ穴も付いているので、様々な方法でライトを照らせるようになりました。
ウルトラ3.0を三脚に接続することでお好みの場所に設置することができます。
フレームに干渉する三脚のクイックシューは使えないので、購入前にスムーズに装着できるか確認して、装着できない場合は三脚用のヘッドブラケットを使用すれば装着できます。
バッテリー残量・充電方法・モバイルバッテリー機能
ウルトラ3.0バッテリー残量表示
○○○○ | 0% |
---|---|
●○○○ | 0~3%(点滅) |
●○○○ | 0~25% |
●●○○ | 25~50% |
●●●○ | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
バッテリー残量は5段階で細かく表示されるので、充電のタイミングがわかりやすいです。
光量を調整しながら使えば最大で150時間使用できるという、クレイモアのランタンでは最長時間使用できるのもウルトラ3.0の特徴です。これだけ長く使用できるとなれば連泊キャンプも怖くありませんね。
本体側面のカバーを開くと入力USBポートがあるので、充電ケーブルでモバイルバッテリーなどからの充電も簡単にできます。
また、ウルトラ3.0にはモバイルバッテリー機能が備わってるので、スマホなどのデバイスにも給電できるので、アウトドアでもスマホのバッテリー切れの心配もなくなりますね。
3FACE mini (3フェイスミニ)のレビュー
明るさとコンパクトさのバランスが取れている、キャンプに丁度いい使い勝手の良さがあるのが3フェイスミニです。ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く使えますよ。
商品名 | CLAYMORE 3FACE mini |
---|---|
サイズ | 幅7.8×奥行10.25×高さ1.97cm |
重量 | 159g |
最大光量 | 800lm |
連続点灯時間 | 6時間30分~60時間 |
バッテリー | Li-ion5,000mAh |
充電時間 | 2時間40分 |
USB入出力 | 5V2A |
防水防塵 | IP54 |
付属品 | USB Type-C充電ケーブル / カラビナ1個 / 専用ハードケース |
価格 | 8,778円(税込・amazon公式) |
サイズ
縦7.8×横10.25×高さ1.97cmとポケットにも入るサイズ感で、重量も約159gととても軽量です。
商品 | 3FACE mini | iPhone12 |
---|---|---|
サイズ | 縦7.8×横10.25×高さ1.97cm | 縦7.15×横14.67×高さ0.74cm |
重量 | 159g | 162g |
iPhone12と比べても小さくて、重さは数グラムの差なので変わらないぐらいです。
このサイズであれば登山キャンプやツーリングキャンプにも持って行きやすいですね。ファミリーキャンプでは2つ持って行ってリビング用と寝室用で使い分けるのもおすすめですよ。
専用ケース
専用ケースは3FACE mini本体とカラビナなど小物も一緒に収納できるので、紛失する心配もなさそうです。
ファスナーにもCLAYMOREのロゴが入っており、肌触りも良く高級があるしっかりとした作りの専用ケースです。
使い方
電源on/off | 電源ボタンを短く押す |
---|---|
光量調節 | 点灯時に電源ボタン長押し |
発光面変更 | 点灯時にモード変更ボタンを素早く2回押す |
発光色変更 | 点灯時にモード変更ボタン |
SOS点滅 | 点灯時に電源ボタン2秒以上長押し |
コンパクトなサイズながら発光面が3つあり、広範囲を照らすことができます。
最大光量は800lm、最大照射範囲は200度なのでドームテント内やソロキャンプ向けテント内での使用であれば十分メインランタンとして使える明るさがありますよ。
光量調節はランタン点灯時に電源ボタンを長押しすることで、無段階で光量を調節できので自由が利くのもポイントです。
光量の最大時と最小時には一度点滅するので、調節がしやすいです。
発光面の点灯を3面と中央のみに切り替えることができるので、広範囲に明かりを照らしたくない睡眠前やリラックスしたい時には、この機能はありがたいです。
発光色は3モードあり、モード変更ボタンを押すごとに変更されます。
電球色
色温度が低い白熱電球色で暖かい色のLED。
昼白色
電球色と昼光色の中間色で太陽光に近い色のLED.
昼光色
色温度が高く、蛍光灯のような涼しい色のLED。
テントの中で語らう時には「電球色」を落ち着いた明るさにしたり、みんなで食卓を囲んで食事をする場面では「昼白色」に、キャンプサイトの夜道を歩く時には「昼光色」に明るくしたりと、用途や好みによって、光色も明るさも使い分けられます。
背面のベルクロストラップを使って好きなところに吊り下げることができます。
ベルクロには付属のリング状カラビナが通せるウェービングが3か所付いているので、吊るしたときにズレない工夫が施されています。細かなところまでキャンパーのプチストレスが解消される仕組みになっているのは嬉しいですね。
クレイモアの他のモデルと同様に三脚穴があるので、三脚台への設置が可能で、自由な所からランタンで照らすことができます。
3FACE miniの本体はコンパクトな為、100均のスマホ用三脚でも安定するのでおすすめです。
テーブルの上で使用したり、ポールに巻き付けて使用することができるので、設置の自由度が広がります。
バッテリー残量・充電方法・モバイルバッテリー機能
3FACE miniの本体側面のカバーを入出力のUSBポートがあります。
3FACE miniのバッテリー残量表示
●○○○ | 0~25% |
---|---|
●●○○ | 25~50% |
●●●○ | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
電源on時にバッテリー残量は表示され、充電時は満充電になると点滅が点灯に変わります。
モバイルバッテリー機能も他のクレイモアランタン同様備わっているので、スマホの電池が気になる方でもアウトドアで充電できるので安心ですね。
ULTRA mini(ウルトラミニ)のレビュー
LEDランタンとして程よい光量は欲しいけれど、コンパクトさを最優先したい登山キャンパーやソロキャンパーにおすすめなのがウルトラミニです。
商品名 | CLAYMORE ULTRA mini |
---|---|
サイズ | 幅8.5×奥行6.6×高さ2.7cm |
重量 | 116g |
最大光量 | 500lm |
連続点灯時間 | 2時間~24時間 |
バッテリー | Li-ion3,500mAh |
充電時間 | 6時間30分 |
USB入出力 | 5V2A |
防水防塵 | IP64 |
付属品 | MicroUSB充電ケーブル / ランタンハンガー(Sフック)2個 / カラビナ1個 /専用ハードケース |
価格 | 6,578円(税込・公式) |
サイス
コンパクトさはクレイモアランタン全機種の中でもピカイチ。指でつまんで持てるほどの小ささです。
商品 | ULTRA mini | iPhone12 |
---|---|---|
サイズ | 幅8.5×奥行6.6×高さ2.7cm | 縦7.15×横14.67×高さ0.74cm |
重量 | 116g | 162g |
iPhone12と比べてもコンパクトさが歴然で、あらゆる所にしまって持ち運べるのでキャンプ以外でも様々なアウトドアシーンで大活躍します。
専用ケース
カラビナや充電ケーブルも一緒にケースに収納でき、ランタンハンガーは本体に装着した状態でもケースに入れられるので、使い終わったらすぐ収納できますよ。
使い方
電源on/off | 電源ボタンを押す |
---|---|
光色モード変更 | 点灯時に電源ボタンを2回押す |
明るさ調節 | 点灯時に電源ボタン長押し |
SOS | 電源off時に電源ボタンを2秒以上長押し |
バッテリー残量チェック | 電源off時に電源ボタンを押す |
点灯時に電源ボタンを2回素早く押すと、光色のモード変更ができます。
電球色
昼白色
昼光色
ボタンを押すごとに光色のモード変更ができるので、キャンプの雰囲気作りにも一役買ってくれます。
点灯中電源ボタン長押しで、光量が無段階で調節できるのも上位モデルと同じようにできるのは、有難いポイントです。
付属のランタンハンガーを使用すれば、ハンギングベルトなどのロープに吊るすことで広範囲に照らすことができます。
ULTRA miniのハンドルの角度は90度まで無段階調整が可能で、テーブルの上でも好きな角度に傾けることができます。
三脚穴も付いているので「ここに明かりが欲しい!」というところに設置しやすいですよ。
3FACE miniと同様に100均のスマホ用三脚がピッタリ合うので、テーブルの上やタープポールに巻き付けて使用することで、自由度が上がりますよ。
またこの大きさなので、アダプターを装着すれば自転車に取り付けることもできます。多目的に使用できるのがウルトラミニの特徴です。
防水防塵性はIP64規格と、特に防塵性に対しては他機種より高くアウトドアで安心して使用ができます。防水に関しては他機種同様、「水の飛沫によって有害な影響を受けない」レベルなので小雨程度の雨であれば問題なし!キャンプで使うなら防水防塵性の高さは大切ですよね。
バッテリー残量・充電方法
ULTRA miniのバッテリー残量表示
●○○○ | 0~25% |
---|---|
●●○○ | 25~50% |
●●●○ | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
microUSB充電式なので、モバイルバッテリーからも充電できるので、バッテリー切れの際にも安心ですね。
他のクレイモアランタンはモバイルバッテリー機能がありますが、ULTRA minには搭載されていないので、注意しましょう。
コンパクトで優秀なULTRA miniですが、注意点として最大光量で使用すると6時間しか使用できないところです。1泊2日では十分な容量ですが、2泊する場合はモバイルバッテリーで充電する必要があるので、セットで持ち運ぶことをおすすめします。
クレイモアランタンの明るさを比較
クレイモアランタン全種の明るさをタープ下で使用した明るさと明るさの範囲を最大光量で比較してみました。
タープ下の明るさ
明るさの範囲
ULTRA+や3FACE+では、タープ内は十分すぎる明るさで、一段階光量を落として使用するぐらいが実用的です。光量の範囲もさほど変わりはないです。
ULTRA miniや3FACE miniでは、画像を見ていただいてもわかると思いますが、4人用のタープ内では光量が少し足りません。光量の範囲も若干狭いので、クレイモアランタンの選び方としては
3FACE+ | グループキャンプや5人以上のファミリーキャンプ |
---|---|
ULTRA+ | ファミリーキャンプ |
3FACE mini | デュオかソロキャンプ |
ULTRA mini | ソロキャンプ |
という選び方をおすすめします。
ランタンとしても使えるクレイモアのキャップオン
クレイモアにはご紹介したランタン以外にも「CAPON(キャンプオン)」という帽子のつばに取り付けられるLEDライトがあります。ランタンとしても使うことができますよ。全部で4種類、簡単に特徴をご紹介します。
CAPON40B(キャップオン40B)
キャンプオンシリーズの中で最も軽いのが40Bです。その重さがわずか29g、消しゴムと同じくらいの重さで帽子のつばに装着しても付けていることを忘れるほど軽いですよ。角度が自在に調整できるので、キャップを被ったままでもヘッドライトと違い、最大230lmの明るさで足元をしっかり照らすことができます。
また、この軽さであれば生地の薄いソロキャンプ用のテントで吊るしても生地を傷める心配がありませんね。
CAPON80C(キャップオン80C)
最大280lmの明るさがあり、夜釣りやトレッキングの際にも足元を安全に明るく照らしてくれます。モーションセンサー機能が搭載されているので、センサーの前で手を振るだけでONとOFFの操作ができます。いちいちボタンを押す必要がないので、両手が汚れていたり荷物でふさがっているときでも簡単に操作することができますよ。
CAPON65A(キャップオン65A)
キャップオンシリーズの中で唯一電球色に対応しているので、テント内で使用する時も優しい明るさにホッとすることができますよ。最大光量も230lmあるので、ソロキャンプ用のテントであれば不自由なく使うことができますね。
付属の赤色フィルムを使うことで他機種同様、RED Light Mode機能を使うこともできるので、状況によってライトの色を使い分けることが可能です。
CAPON120H(キャップオン120H)
キャップオンシリーズ最大の500lmの明るさを放つのが120Hの大きな特徴です。モーションセンサー機能も搭載しているので、ONとOFFの操作が簡単にでき、明るさも使い勝手も両方重視したい方におすすめの機種になります。500lmの明るさがあればソロキャンプの際はランタンとしても十分使うことができますよ。
キャップオンシリーズについては別記事でも紹介していますので、詳細はこちらの記事をチェックしてくださいね。
クレイモアランタン比較レビューのまとめ
最後にクレイモアのランタンについて、まとめていきましょう
- クレイモアのランタンは種類が豊富でソロ、ファミリー、グループとキャンプスタイルに合わせて選びやすい
- 防水防塵仕様なのでアウトドアで気兼ねなく使える
- 専用ケースをはじめ、必要な付属品が全て最初に揃う
- キャップオンシリーズはコンパクトながらランタンとしても使用可能
クレイモアのランタンは他のLEDランタンと一線を画す明るさやバッテリー容量、キャンパーの使い勝手を重視した工夫が凝らされています。気軽に使えるLEDランタンも、「ここまで進化しているのか」とクレイモアのランタンを見ると驚いてしまいますね。ぜひ、自分のキャンプスタイルに合わせてクレイモアの高機能LEDランタンをゲットしてみてください!