大岳山登山に必要な難易度、駐車場、コース情報をまとめてみました。
師走の中、心を落ち着かせ自然の中で癒されること間違いない大岳山に、今週末訪れてみよう!
大岳山登山の難易度は
奥多摩を代表する大岳山は、標高1,266Mある山ではありますが、登山ルートは、主に2コースあります。
いずれも初心者向けのコースとなっており、特別な技術がなくても登ることが可能な山となっています。
また、山頂からの景色といえば、天気が良ければ富士山を真正面から見ることができるので、頂上まで登ると、壮大な景色を見ることができるというご褒美が待っているのも、登山初心者や登山経験が浅い人にとっても大岳山に登ると味わえる達成感のひとつでもあります。
おすすめのコース①
滝本駅から御岳駅までケーブルカーでアクセスし、奥御岳渓谷を経由して大岳山へ行くコースが初心者向けのコースとなっています。
標高差も200M前後といったところで、登山道は道漂などもあり、分かり易いです。滝本駅から大岳山をピストンする際、疲れていればケーブルカーを利用することも可能なので、無理なく体と相談しながら登山を楽しめるコースです。他にも見どころが満載で、飽きのこない登山道でもあります。
おすすめのコース②
JR武蔵五日市駅を起点としたルートで大岳鍾乳洞を経由するものも、変化に富んだ道となっており、初心者向けのコースとなっています。
大岳山鍾乳洞内へ入るのに料金は発生しますが、探検気分を味わいながら、変化を楽しむのに最適なコースで、秋川渓谷を堪能しながら、進むコースです。登山道には、立派な大滝があり、夏は天然の冷房といえる登山道で人気のコースとなっています。
大岳山の駐車場とアクセス方法
滝本駅駐車場
収容台数は136台あり、有料の駐車場ですが無料の駐車場に比べて確実に車を停められるでしょう。
<利用可能時間>
7:10~19:00
<料金>
普通車 1,400円/1日
軽・普通車 350円/1時間
二輪車 500円/1日
バス 2,500円/1日
御岳山駅から少し歩くと宿坊などがあるので、宿坊を利用する際の金額は別料金になります。
750~1,800円/1泊
※宿坊先のサインが必要になるようなので、詳細は公式ホームページの参照をお願いします。
公式ホームページ
滝本駅駐車場HP
<アクセス方法>
中央道から八王子I.C.より国道411号、都道経由で約60分
圏央道から青梅I.C.より国道411号、都道経由で約40分
ナビ設定「御岳登山鉄道 滝本駅」電話番号・0428-78-8121 と設定するとナビしてくれます。
大ダワ峠駐車場
大岳山までの往復の所要時間は、2時間27分ほどで、最も山頂に近い駐車場となっています。
大ダワ峠の駐車場は、標高994mまで登れるので大岳山との標高差は300mもなく、大岳山まで容易に登ることができます。駐車場は、10台くらい停める事が可能です。無料でトイレは有りますが、冬場は凍結しているため使用不可になっていることが多いです。
<アクセス方法>
日の出インターを左折して 永田橋通り/都道184号線 に入る (八王子・五日市 の表示がある) 古里駅前の交差点を左折して 青梅街道/国道411号線 に入る
七代の滝入口駐車場
大岳山までの往復所要時間は、3時間35分ほどかかります。
5台停めることが可能で、トイレは無いので駐車場へ到着まえに済ませておくことをお勧めします。
<アクセス方法>
圏央道のあきる野インターチェンジを下りて国道411号線(滝山街道)の立川・五日市方面へ右折、油平の交差点を都道7号線(睦橋通り)の五日市方面へ左折、JR武蔵五日市駅で檜原街道の上野原・檜原方面へ左折し、十里木の交差点を養沢方面へ右折して道なりに進むと未舗装の道の手前に車を停めることが可能です。
大滝入口(おおたきいりぐち)駐車場
大岳山までの所要時間は、往復で3時間45分ほどかかります。
車は、5台か6台ほど停めることは可能です。路肩などを利用すれば、10台弱まで停めることができそうです。トイレは無いので、駐車場に来る前に済ませておくことをお勧めします。駐車場は無料です。
<アクセス方法>
圏央道のあきる野インターチェンジを下りて国道411号線(滝山街道)の立川・五日市方面へ右折、油平の交差点を都道7号線(睦橋通り)の五日市方面へ左折、JR武蔵五日市駅で檜原街道の上野原・檜原方面へ左折し、十里木の交差点を養沢方面へ右折して道なりに進み、大岳鍾乳洞の案内板で大岳林道へ左折する。大岳林道は採石場付近が一部未舗装となっているが、フラットな砂利道で走りやすい。駐車スペースの手前にも3台ずつ2箇所ほど路肩に停められます。
養沢鍾乳洞入口駐車場
大岳山までの所要時間は、往復で5時間05分ほどかかります。
駐車場は10台くらい停められるようになっています。トイレは有ります。
<アクセス方法>
圏央道のあきる野インターチェンジを下りて国道411号線(滝山街道)の立川・五日市方面へ右折、油平の交差点を都道7号線(睦橋通り)の五日市方面へ左折、JR武蔵五日市駅で檜原街道の上野原・檜原方面へ左折し、十里木の交差点を養沢方面へ右折して道なりに進む。養沢鐘乳洞跡を経由して日の出山へ登れる他、都道の先を進むと未舗装の御岳林道となり、閉鎖された養沢鐘乳洞入口(柿平園地)付近の都道201号線沿いの路肩スペースに停めることが可能です。
柳沢林道口駐車場
大岳山までの所要時間は、往復で4時間30分ほどかかります。
駐車場は、4台くらい停めることが可能で、トイレも有ります。
<アクセス方法>
圏央道のあきる野インターチェンジを下りて国道411号線(滝山街道)の立川・五日市方面へ右折、油平の交差点を都道7号線(睦橋通り)の五日市方面へ左折、JR武蔵五日市駅で都道33号上野原あきる野線(檜原街道)の上野原・檜原方面へ左折する。檜原村役場を過ぎた先の橘橋の交差点を都道205号線の藤原・大沢方面へ右折、交差点から1.6kmほどの千足のバス停のすぐ先を右折して狭い坂道を250mほど登ったところにあります。トイレの脇のスペースに車を停めることが可能です。
大岳山は冬でも登れる?
大岳山は1000Mを超える山なので、冬ともなると地上に比べて寒いと感じるでしょう。
また、訪れる時期によっては、積雪があるので、冬の装備がない人にはお勧めできません。積雪がなくても、落ち葉などで滑りやすくなっている箇所もあるので、登山装備は必須になってきます。
前日の天気などによって登山道も多少変化があると思いますが、冬でも登れない山ではありません。登山をする計画の2,3日前の天気と当日の天気の確認は入念におこなっておいてください。前日に雪が降って、当日強風という天気の場合は、いくら冬山も登れるといってもコンディションは最悪なものになるので、天気の情報は必ず入れておきましょう。
登山計画をしている2、3日前と当日の天気が晴れていれば、登山道の凍結箇所もないと予想されます。また、冬山は行動している時は良いのですが、休憩すると一気に体が冷え込みます。寒さ対策も忘れずにするようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。大岳山は初心者でも登れる山で、冬登山もできる山です。東京からのアクセスもしやすく、駐車場もあるので、車でのアクセスも可能な山です。天気が良ければ山頂からの景色も最高な大岳山へ登って、自然を感じてみませんか?