山情報

赤城山の初心者におすすめの登山・ハイキングコースをご紹介!観光や温泉情報も

群馬県のほぼ中央、日本百名山にも選ばれた「赤城山(あかぎさん)」。
榛名山や妙義山とともに上毛三山にも数えられている名峰です。
登山はもちろん、周辺の観光施設も充実しており、都心から遠くないこともあり、最近、人気急上昇中の山です。
本記事では、初心者におすすめの登山コースや、気軽に歩けるハイキングコース、周辺の観光情報もご紹介。

赤城山という峰は無い?赤城山ってどんな山?

[br num=”1″]
所在地:群馬県前橋市・桐生市など
標高:1,828 m(黒檜山)

赤城山と言う峰は無く、中央のカルデラを1200m~1800m程度の峰がぐるっと囲む形になっている複成火山、最高峰は黒檜山(くろびさん 標高1828m)です。
カルデラには、大沼、小沼と呼ばれるカルデラ湖があり、外輪山は広く緩やかな裾野で高原台地で、自然豊かなエリアとして登山をはじめ観光でも人気。
都心からアクセスがよく、簡単に行ける百名山として毎年多くの登山者が訪れています。

大人気赤城山!3つの魅力

[br num=”1″]
最近、特に人気急上昇中の赤城山。その魅力は何なのでしょうか?

赤城山の魅力①初心者からベテランまで様々な登山コース

大小たくさんの峰を持つ赤城山。
最高峰の黒檜山をはじめ、荒山・鍋割山など、たくさんの峰への登山道があり、初心者からベテランまで楽しめる様々な登山コースがあるのが特徴。
初心者の初登山が日本百名山という事も可能で、岩場を一気に登るコースはトレーニングとして利用するベテラン登山者も多くいます。

赤城山の魅力②四季折々の豊かな自然

なだらかな裾野と、1800mまでになる峰々には、シラカバの林から高山植物まで、たくさんの植生が楽しめます。
春はツツジが咲き誇るなだらかな斜面から、ブナやミズナラが鮮やかな黄色や赤色に染まる秋、高さ50mの大瀧が凍結し氷の柱になる冬と、四季折々の姿を楽しめます。

赤城山の魅力③超便利な交通アクセス

赤城山は山頂エリアまで車やバスで行けるため、登山に非常に便利。山頂エリアにはいろいろなところに駐車場やバス停があるので、赤城山の峰々のすぐそばの登山口を利用でき、多くの峰が2時間以内で登頂できます。

赤城山の登山最適シーズンは?

[br num=”1″]
1年中楽しめる赤城山ですが、特に登山者でにぎわうのは秋の紅葉シーズン。
紅葉が赤く染める峰々を縦走する登山者でにぎわいます。
次に春のツツジ、初夏の新緑の季節も登山者が多く、週末は駐車場が満車になることもしばしばです。

赤城山おすすめのハイキングコース5選!

[br num=”1″]
様々な登山コースが魅力の赤城山。まずは、お手軽なハイキングコースからご紹介します。

気軽に植物観察|覚満淵(かくまんぶち)コース

この投稿をInstagramで見る

@k_yatouがシェアした投稿

[br num=”1″]
赤城山ビジターセンター(2分)→覚満淵(26分)→赤城山ビジターセンター
(合計:28分 1km)

覚満淵(かくまんぶち)は標高1360m、湿生植物、高山植物の宝庫です。
5月まで雪が残る年もあるほど冷涼な場所で、冬はスノーシュートレッキングが楽しめるコース。
初夏は朝霧がたびたび発生し、木々やレンゲツツジや水面に映りこむ幻想的な景色が有名です。
コースは木道が整備されて歩きやすいので、気軽なお散歩に最適です。

四季折々の植物を堪能|花見ヶ原一周コース

花見ヶ原森林公園→林間歩道1周(90分)→花見ヶ原森林公園
(合計:90分 4km)

赤城山の大自然の中にある「花見ヶ原森林公園」。春はドウダウンツツジ、夏は青々とした緑、赤や黄色で染まる紅葉など、四季折々の草花の中、園内のハイキングコースを1周します。

凍結した滝の絶景|滝沢の不動滝コース

[br num=”1″]
不動大滝(前不動)駐車場(20分)→滝沢不動尊(15分)→忠治の岩屋(5分)→不動大滝(5分)→忠治の岩屋(15分)→滝沢不動尊(15分)→前不動(5分)→不動大滝駐車場
(合計:80分 2.9km)

紅葉や新緑など四季を通じて、美しい姿を見せる滝沢の不動滝。
特に絶景なのが、凍結した氷柱になる厳冬期。芸術的な姿に魅了されます。

また、赤城山と言えば江戸時代に活躍した「国定忠治」。
その忠治が逃げ込んだといわれる「忠治の岩屋」も見学します。

ツツジの季節におすすめ|銚子の伽藍・ツツジが峰コース

駐車場(30分)→銚子の伽藍(25分)→ツツジが峰通り(25分)→銚子の伽藍(30分)→駐車場
(合計:2時間 2.6km)

小沼南部のツツジの群生を巡る登山道です。絶壁の景勝地「銚子の伽藍」を見学し、ヤシオ、レンゲツツジ、ミツバツツジなどが群生するツツジが峰通りを歩き、途中から引き返すコースです。

由緒ある登山道を歩く|利平茶屋~覚満淵コース

利平茶屋森林公園駐車場(5分)→登山道入り口(150分)→覚満淵(125分)→登山道入り口(5分)→利平茶屋森林公園駐車場
(合計:5時間10分 5km)

現代の赤城山登山は、標高1300mの山頂エリアまでマイカーやバスで行き、そこを起点に登山するのが主流ですが、以前は、麓のエリアから登っていました。
ここで紹介するのもそんな昔の登山道。
大正時代の書物にも出てくる由緒ある登山道です。
登山口の利平茶屋は標高1000m。ここから覚満淵を目指します。
登山道は、広葉樹林の気持ちのいい道を進み、次第にシラカバが増えていきます。
途中、急な階段がありますが、エスケープする道を利用すれば、初心者やお子さん連れでも問題ありません。

赤城山おすすめの登山コース6選!

[br num=”1″]
せっかくなら日本百名山を登山したい!そんな方におすすめ登山コースをご紹介。

気持ちのいい森林浴|長七郎山・オトギノ森コース

小沼駐車場(50分)→長七郎山(10分)→沼尻(30分)→オトギノ森(35分)→沼尻(15分)→小沼駐車場
(合計:2時間20分 6.2km)

眼下に大沼や地蔵岳や、遠くに谷川岳、武尊山など、ながめがいい長七郎山(標高1579.5m)へ登頂後、ミズナラなどが生い茂る「オトギの森」へ。新緑と紅葉が美しい森で、気持ちのいい森林浴が楽しめるコースです。

レンゲツツジの大群落より歩く|鈴ヶ岳コース

鈴ヶ岳登山口(50分)→鍬柄山(20分)→大ダオ(タルミ)(30分)→鈴ヶ岳(20分)→大ダオ(タルミ)(30分)→鍬柄山(40分)→鈴ヶ岳登山口
(合計:3時間10分 4.5km)

登山口はレンゲツツジの名所。その後、姥子山(うあばこやま 標高1507m)、鍬柄山(くわがらやま 標高1562m)を越えて鈴ヶ岳(すすがたけ 標高1564m)へ至るミニ縦走が楽しめます。
山頂は木々があるので絶景とまではいきませんが、隙間から谷川岳などが望めます。

荒山高原と鍋割山の絶景!荒山・鍋割山コース

[br num=”1″]
ひめゆり駐車場(40分)→荒山高原(55分)→荒山山頂(15分)→荒山南避難小屋(15分)→柵上十字路(10分)→荒山高原(50分)→鍋割山(40分)→荒山高原(30→ひめゆり駐車場
(合計:4時間15分 6.8km)

ひめゆり駐車場から、ツツジの大群落が見られる荒山高原を起点に、荒山(標高1571m)、鍋割山(標高1332m)の2峰を登頂します。
鍋割山山頂からは、富士山、南アルプスの、広々とした関東平野の絶景を望めます。危険な箇所は無く、ファミリー登山にも最適です。

花見ヶ原・黒檜山コース

花見ヶ原森林公園(150分)→黒檜山(140分)→花見ヶ原森林公園
(合計:4時間50分 8km)

急登や危険な箇所がない、なだらかでよく整備された登山道を歩き最高峰の黒檜山(標高1828m)へ登頂するピストンコースです。
裾野の高原に位置する花見ヶ原からスタート。春はツツジのトンネルを楽しみながら山頂へ至ります。

最高峰からの大パノラマ|黒檜山・駒ケ岳

[br num=”1″]
おのこ駐車場(15分)→黒檜山登山口(90分)→黒檜山(50分)→駒ケ岳(50分)→駒ケ岳登山口(5分)→おのこ駐車場
(合計:3時間30分 4.9km)

最高峰の黒檜山と第2峰の駒ケ岳(標高1674m)の2峰に登頂し、周遊するコース。
手軽に最高峰へ到達できることから人気があります。
行程は長くありませんが、途中の岩場など危険な箇所がありますので注意して登りましょう。

登山口からブナやミズナラの気持ちのいい登山道が続き、岩場を越えコース黒檜山山頂。谷川岳や奥日光連山の大パノラマの絶景を楽しみます。その後一旦下り、駒ヶ岳山頂へ。
眼下に大沼を望む眺望のいい稜線を歩き、駒ケ岳登山口へ下ります。

登山後の温泉を楽しめる|赤城温泉から鍋割山・荒山

赤城温泉駐車場(120分)→棚上十字路(10分)→荒山高原(60分)→鍋割山(40分)→荒山高原(15分)→展望広場(45分)→荒山(15分)→休憩舎(20分)→棚上十字路(90分)→赤城温泉駐車場
(合計:6時間55分 14.4km)

先にご紹介した「荒山・鍋割山コース」を赤城温泉側から登るコース。
荒山高原のツツジや、鍋割山の絶景を楽しんだ後は、天然温泉が湧く赤城温泉でゆっくりと疲れを癒しましょう。

赤城山登山口へのアクセス情報

[br num=”1″]
赤城山にはたくさんの登山口がありますが、主な登山口を3つご紹介します。

県立赤城公園ビジターセンター

赤城山登山の拠点になる施設です。
赤城山登山の際は、ビジターセンターで地質や自然を学べば、登山がもっと楽しくなるでしょう。
なお、ビジターセンターの周囲には、いたるところに駐車場があります。

所在地:〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山1
電話:027-287-8402

【マイカーの場合】
関越自動車道「前橋IC」、北関東自動車道「伊勢崎IC」より約70分。94台駐車可能。

【公共交通機関利用の場合】
JR前橋駅から赤城公園ビジターセンターまで直通バスで約1時間20分。

関越交通

赤城温泉駐車場

赤城山の南麓に位置する赤城温泉の共同駐車場。荒山や鍋割山などの、赤城山南側に位置する山の登山口になります。トイレあり。

所在地:〒371-0241 群馬県前橋市苗ヶ島町

【マイカーの場合】
関越自動車道「赤城IC」より35分。30台駐車可能。

【公共交通機関利用の場合】
周辺にバス停はありません。
上毛電鉄「大胡駅」よりタクシー利用になります。

花見ヶ原森林公園

赤城山の東麓、山頂エリア以外から黒檜山に登る登山口です。キャンプ場にもなっており、キャンプを兼ねて登山することもできます。

所在地:〒376-0144 群馬県桐生市黒保根町下田沢
電話:0277-96-3131

【マイカーの場合】
東北自動車道「伊勢崎IC」より約60分。50台駐車可能。

【公共交通機関利用の場合】
周辺にバス停はありません。

赤城山の登山口付近の温泉情報

赤城山登山の後は、やっぱり温泉。登山口近くの温泉情報をご紹介します。

赤城温泉 湯之沢館

[br num=”1″]
赤城温泉登山口すぐ近く、滝の音と川のせせらぎを聞きながら入ることができる露天風呂と、内風呂があります。いにしえから「上州の薬湯」と呼ばれるにごり湯で、心から温まると評判の温泉です。

所在地:〒371-0241 群馬県前橋市苗ケ島町2027
電話:0120-268-225
料金:大人600円 子供400円
営業時間:11:00~16:00
休館日:不定休
湯之沢館HP

北橘温泉 ばんどうの湯

[br num=”1″]
赤城山山頂エリアより車で40分。眺望のいい露天風呂が自慢の温泉です。
特に夜景は素晴らしく、前橋や高崎の街の明かりを見ながら温泉を楽しめます。
2つの大露天風呂、サウナ、打たせ湯まであり、大人300円という破格の料金です。

所在地:〒377-0061 群馬県渋川市北橘町下箱田605-5
電話:0279-60-1126
料金:大人300円 子供200円
営業時間:10:00~21:00
休館日:毎月第4火曜日(祝日の場合は翌日)
ばんどうの湯HP

道の駅ふじみ 富士見温泉ふれあい館

[br num=”1″]
赤城山山頂エリアより30分。関東平野を見渡せる露天風呂が人気の温泉施設。道の駅を併設しているので地元の農産物や特産物も購入できます。

所在地:〒371-0105 群馬県前橋市富士見町石井1569-1
電話:027-230-5555
料金:大人510円 子供250円
営業時間:10:00~21:00
休館日:毎週木曜日
富士見温泉ふれあい館HP

赤城山の登山口付近の観光情報

赤城山を軽くハイキングした帰りに、楽しめる観光地をご紹介。

赤城自然園

[br num=”1″]
赤城公園ビジターセンターより33分、赤城自然園は、赤城山西麓、標高600mから700mに位置する自然公園です。
四季折々の山野草から、コナラやアカマツなどの林、夏は昆虫観察もできます。
遊歩道やベンチなどが整備されているので、ゆっくりと散策することができます。

所在地:群馬県渋川市赤城町南赤城山892
電話:0279-56-5211
料金:大人1000円 子供無料
営業時間:9:00~16:30(入園は15:30まで)
休館日:4月~11月火曜日定休 12月~3月の毎週土・日曜日
赤城自然園HP

観光農園「あかぎおろし」

[br num=”1″]
自然豊かな赤城山、周辺には農園が多数あり、観光農園も盛んです。
観光農園「あかぎおろし」は、赤城公園ビジターセンターより車で40分。
ブドウをはじめ、柿、さくらんぼ、りんごなど、6月から12月まで収穫体験をすることができます。
特産品販売も行っており、地元の新鮮な野菜などを購入できます。

所在地:〒371-0246 群馬県前橋市柏倉町909-5 (ぐんまフラワーパーク西)
電話:027-212-8039
料金:大人1000円 子供無料
営業時間:10:00~17:00
休館日:ぶどう狩り営業期間中は無休にて営業
観光農園「あかぎおろし」HP

赤城山の登山コース組み合わせは無限大

[br num=”1″]
赤城山のハイキングコースや登山コースはとにかくたくさん!
ここで紹介したのはほんの一部です。
それぞれの登山コースを組み合わせれば、組み合わせは無限大。
ぜひ、お好みの登山コースを組み合わせて、自分なりの赤城山を楽しんでみましょう。

こんな記事もおすすめ