ハンモック

ハンモックで寝て疲れる?後悔しないハンモックの選び方と自立式のおすすめ6選!

ハンモックはまるで無重力空間に浮いているかのような寝心地が魅力のアイテム。寝心地が良くて便利なだけでなく、ハンモックがあるとキャンプのオシャレ度がグンとアップします。

しかしハンモックを実際に使用したことがある人の中には、「ハンモックは疲れる」と感じている人もいる模様。ですがその一方で、「ベッドで寝るよりも熟睡できる」という人もたくさんいることも事実。

そこで、ハンモックが疲れると感じている人はなぜそのようなことになるのか、その理由を解説します。ハンモックで寝ると疲れる理由を知っておくことで対策することもできますし、自分にはハンモックが合うかどうかの判断もできるはずです。

そして記事の後半では、家でもキャンプでも使用できるおすすめの自立式ハンモックをご紹介します。普段のキャンプにハンモックを取り入れて、新しいスタイルのキャンプを楽しみましょう。

ハンモックで寝て疲れる4つの理由

ハンモックはベッドや敷布団とは寝る時の体勢や寝心地が大きく異なります。そのため快適にぐっすり眠れるという人もいれば、疲れて熟睡できないという人もいます。
疲れを感じるという人はハンモックのどういったところに疲れを感じるのか、その理由を解説します。

手足を広げて寝ることができない

普段から手足を大の字に広げて寝る人にとっては、これがかなり気になるようです。ハンモックは腰と背中が低い姿勢で寝ることになるので、どうしても手足を広げるのは難しくなります。幅がせまいハンモックであればなおさらです。

しかしこれはハンモックの張り方に問題がある場合もあります。ハンモックをたるませ過ぎるとそのぶん体が深く落ち込むので、余計に窮屈さを感じることになるでしょう。

その点において、自立式ハンモックであれば最初から適度な張り具合に調整されているので、張り方に気をつけずとも適度な姿勢で使用することが可能です。
また、張り具合を何段階かに調整できるものも多いので、うまく調整すると快適性が向上します。

揺れるのが苦手な人もいる

ハンモック特有のゆっくりとした揺れは、より早い時間で、より深い睡眠をもたらしてくれることが研究で明らかになっています。普段なかなか寝付けないという人であっても、ハンモックならすぐに寝ることができる可能性もあります。

しかし一方で、この揺れが苦手と言う人もいます。車酔いしやすい人などはとくに苦手な人が多いようです。これに関しては人それぞれの好みが分かれるところなので、実際に試してみるのが一番です。

寝返りができない

平らなベッドで寝るのと違い、腰と背中が落ち込むハンモックでは寝返りを打つのが難しくなります。しかし寝返りというのは、長時間同じ体勢を取ることにより体の一部に負担がかかっていたり、寝具が自分の体に合っていなかったりするのが原因で起こる現象。

体全体をやさしく包み込んで体重を分散させるハンモックでは、そもそも寝返りが必要ないことも多いのです。そのため、「自分は普段ベッドの上で何度も寝返りを打つから、ハンモックは合わないだろう。」と決め付けるのはまだ早いです。

ベッドで寝るよりもはるかに快適で良質な睡眠を取れる可能性は十分にあります。

きしむ音が気になる

太くて丈夫な木に吊るして使用する非自立式のハンモックとちがい、ハンモックスタンドに吊るして使用する自立式のハンモックは、ハンモックスタンドがギシギシと音を立てるものがあります。そしてそれが気になって眠れないという人も。

きしむ音が気になる方は対策として、ギシギシと音が鳴っている部分にグリスを塗ると音が軽減されます。耳栓を装着して寝るというのも有効でしょう。

これから自立式ハンモックを購入する方は、ハンモックスタンドがしっかりしたものを選べば、きしみ音に悩まされることはありません。

後悔しない自立式ハンモックの選び方

自立式ハンモックはちゃんと考えて選ばないと、快適な睡眠を得ることができず後悔することになります。そこで、それぞれの体格や使用環境に合った自立式ハンモックを探せるように、とくに気をつけるべき選び方をご紹介します。

ハンモックのタイプで選ぶ

自立式ハンモックのタイプには「布タイプ」と「ネットタイプ」の2種類のものがあるということを、まずは知っておく必要があります。

布タイプのハンモックはかなり丈夫なので、キャンプでの使用に向いています。破れや穴あきなどをあまり心配せずに使用できるのがメリットです。

ネットタイプのハンモックは、メッシュ状に編み込まれて作られているのが特徴です。布タイプのハンモックよりも寝心地が良く、通気性に優れています。しかし耐久性の面で劣っており、金具などに強く引っかけると裂けてしまうという弱点があります。

キャンプでの使用がメインなら丈夫な布タイプのハンモック、家での使用がメインなら寝心地に優れるネットタイプのハンモックを選ぶことをおすすめします。

ハンモックのサイズで選ぶ

ハンモックを購入する際には、自分の体の大きさを考慮する必要があります。いうまでもなく、体格に合っていないハンモックを選んでしまうと快適に寝ることはできません。自分の身長と肩幅に対して、十分な大きさのハンモックを選びましょう。

自立式ハンモックのサイズには、1人用のシングルサイズと2人用のダブルサイズのものがあります。体が大きい方や広々と使いたい方は、ダブルサイズのハンモックがおすすめです。

アウトドアでも室内でも使える自立式ハンモックのおすすめ

それではキャンプ場でも家の中でも便利に使える、オシャレな自立式ハンモックをご紹介します。「ハンモックの選び方」で解説した2つのポイント、「ハンモックのタイプ」・「ハンモックのサイズ」に注目してご覧ください。

Amazonベーシック 布製ハンモックセット

使用時サイズ 長さ239×幅160cm
収納時サイズ
重量
耐荷重 181.4kg
タイプ 布タイプ
生地素材 ポリエステル、コットン、レーヨン、ナイロン
スタンド素材 スチール

高品質で低価格な商品を展開しているAmazonベーシックの商品。Amazonで販売されているハンモックの中で、売れ筋ランキング1位を獲得している人気商品です。ハンモックスタンドとのセットで1万円を切る価格が魅力。

丈夫な布タイプのハンモックなのでキャンプでもガンガン使えて、ダブルサイズなので体が大きな方でも十分な広さがあります。

ハンモックスタンドは工具を使わずに分解可能で、持ち運びに便利な専用ケースが付属します。これから初めてのハンモックに挑戦しようという方に、とくにおすすめのハンモックです。

ビブレ (Vivere) ダブルハンモック

Vivere 全米が愛したハンモック ダブルサイズ トロピカル
ビブレ(VIVERE)

使用時サイズ 長さ220×幅160cm
収納時サイズ
重量
耐荷重 200kg
タイプ 布タイプ
生地素材 コットン
スタンド素材 スチール

世界8カ国でベストセラーを獲得しているという、超絶的に人気のハンモック。高級コットンを独自の製法で編み込んだ生地、スチールにパウダーコーティングを施して作られたスタンドと、ほかのハンモックと比べても圧倒的なこだわりが感じられます。

幅が160cmもあるので寝返りを打つことができるうえに、広げて横向きに寝ることもで可能。さらにハンモックの高さを12段階に細かく調整可能で、それにより自分にとって最適な張り具合にセッティングすることができます。

まさに1度寝たらもう起き上がれないハンモック。「良いハンモックが欲しい!」と思っている方は、これを買っておけば不満は出ないでしょう。極上の寝心地が約束されています。

すさび (Susabi) コロンビアン スタンドセット

使用時サイズ 長さ220×幅160cm
収納時サイズ
重量 10kg
耐荷重 160kg
100kg 布タイプ
生地素材 コットン
スタンド素材 スチール

生地がコットン100%で作られていて、やわらかい肌触りが特徴のハンモック。こちらもダブルサイズなので、横向きや斜めに寝ても広々としています。これまでシングルサイズしか使ったことがないという方は、ダブルサイズに買い換えるとそれまでとは比べ物にならないくらい快適になります。

「すさび」は、ハンモックとハンモックチェアを専門的に取り扱う日本のお店。このハンモックは、すさびの店長がハンモックの本場であるコロンビアまで足を運び、数あるハンモックの中から選び抜いた高品質な一品です。オシャレなストライプ柄がなんとも印象的。

ロゴス (LOGOS) スタンドハンモック

使用時サイズ 長さ260×幅80×高さ85cm
収納時サイズ 長さ110×幅18×高さ15cm
重量 10kg
耐荷重 100kg
タイプ ネットタイプ
生地素材 ポリエステル
スタンド素材 スチール

アウトドア用品ブランドとして有名なロゴスからも、ハンモックが販売されています。こちらのハンモックはネットタイプとなっており、通気性に優れているので真夏でも背中がムレないのが魅力的なところです。

布タイプのハンモックよりも体全体をやわらかく包んでくれるので、寝心地も非常に快適。ハンモックスタンドは展開も収納も簡単なのでキャンプで気軽に使用でき、専用ケースがついてくるので持ち運びもラクラクです。

Pooboo 自立式ハンモック スタンドセット

使用時サイズ 長さ264×幅107×高さ100cm
収納時サイズ 長さ114×幅17×高さ19cm
重量 13kg
耐荷重 200kg
タイプ 布タイプ
生地素材 コットン、ポリエステル
スタンド素材 スチール

コットンとポリエステルが編み込まれた布タイプのハンモック。カラフルな生地がとても印象的で、家の中でもキャンプ場においても非常にオシャレです。価格も安く、コストパフォーマンスに優れる一品。

ハンモックスタンド底部のバーを2本にすることで耐久性と安定性を確保し、両サイドのバーにも見た目の良さと耐久性を両立する独特な形状を採用しています。安いながらも見た目・サイズ・耐久性と総じて不満に感じるところがなく、入門用として最適なハンモックです。

SunRuck 3WAY 自立式ハンモック

使用時サイズ 長さ230×幅73×高さ102cm
収納時サイズ 長さ115×幅21×高さ19cm
重量 10kg
耐荷重 100kg
タイプ 布タイプ
生地素材 ポリエステル
スタンド素材 スチール

ハンモック・ハンモックチェア・ハンガーラック・ハンモックスタンドの4つがセットになっている非常にお得な商品です。キャンプではハンモックとして使用し、家にはベッドがあるからハンモックチェアにして設置。

もしくはハンガーラックにして洋服をかけておくというように使い分けることができるので、買ってムダになることがありません。そのため、「ハンモックには興味あるけど、もしかしたらあまり使わなくなるかも。」と考えている方におすすめします。

まとめ

今回はハンモックが疲れると感じる理由、ハンモックの選び方を解説した上で、おすすめの自立式ハンモックをご紹介しました。自立式ハンモックは家でもキャンプでも使える楽しいアイテム。

普段ベッドで寝ているいる方であっても、ハンモックの方が快眠できる可能性も大いにあります。ぜひ便利でオシャレな自立式ハンモックを手に入れて、ゆらゆらと揺れながら木陰の下で眠る心地よさを体験してみてください。

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