ハンモックに寝転がると、より自然を感じることができますよね。最近では手軽に設置できるものも増え、キャンプで使ってみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回はこれから暖かくなる季節にこそ特におすすめしたい蚊帳付きのハンモックをご紹介します。蚊やアブといった害虫を気にせず使える蚊帳付きハンモックでワンランク上のキャンプスタイルを目指しましょう!
ハンモックに蚊帳は必要?
ハンモックは木と木の間にセッティングしてちょっとした休息に使用するイメージですよね。心地いい揺れを感じながらのお昼寝は最高ですが、気に囲まれている環境で使用しているので当然、虫がたくさん寄ってきます。「プーン」という不快な音に目を覚ましたり、起きたら全身蚊に刺されていたりなど、夢見心地気分を台無しにされてしまうことも…アブや蜂といったより危険な虫の被害にあえば楽しいキャンプ計画も水の泡です。
そんな時ハンモックに蚊帳が付いていると、虫刺されの心配もなく快適に睡眠をとることができますよ。蚊帳は細かい網目状になっているので嫌な虫をシャットアウトしつつ、通気性は抜群なので涼しい風を感じることができるので、蚊帳付きのハンモックであれば、短時間の使用ではなくテント同様に快適に寝泊まりすることができますね。
これから気温も高まり、虫も活発に活動し始める時期でのキャンプにはハンモックに蚊帳は欠かせません!
蚊帳付きのハンモックの選び方
蚊帳付きのハンモックにもいくつか選び方があります。
自立式か木に括り付けるタイプか?
蚊帳付きに限らず、ハンモックを選ぶ際には「自立式タイプ」と「木に括り付けるタイプ」で大きく使い勝手が変わります。
まず、自立式タイプは木のないところでも設営できるようスタンドが付いているので、キャンプサイトの好きなところでハンモックを使うことができます。ハンモック初心者でも安定感のある設営ができ、気に括り付けるタイプより高さも出ないので、女性やお子さまでも安全に出入りすることが可能です。ハンモックをスタンドから外せば木に括り付けるタイプとしても使用できるので、状況に応じて使い分けることができますよ。
デメリットとしてはスタンドがある分、重量が重くなりかさばる点と別にスタンドを用意する必要があるので高額な点が挙げられます。ツーリングキャンプなどでは正直、持ち運びが難しいです。
一般的なハンモックのイメージは木に括り付けるタイプですね。フレームを組み立てる手間もありませんし、くるくると折り畳むだけでコンパクトに収納できるので持ち運びにも困りません。設営時には自分の好みで高さ調節もできるのもポイントです。
デメリットは当たり前ですが、木がないと使えない点です。「ちょうどいい間隔に木がない」「木が細すぎる」といったシーンに遭遇してしまうとせっかく持ってきても使えないことがあります。キャンプサイトの状況を把握してから持って行くのがおすすめです。
蚊帳の形状で選ぶ
寝床であるハンモックに対して、蚊帳がどのように付いているのかもチェックしてくださいね。ハンモックの底面と蚊帳があまりにも近いと、顔にかかってストレスになってしまいます。
別ロープで蚊帳を上部に固定でき、蚊帳内の空間を広げられるタイプのハンモックや、曲線状のポールが付属していて蚊帳をトンネルのようにしっかり張れるハンモックまで、ストレスのない空間となるよう蚊帳の形状に工夫が施されているハンモックを選ぶと良いですよ。
蚊帳のファスナーが両方あると便利
出入りの仕方にも着目しましょう。多くの蚊帳付きハンモックには蚊帳の部分にジッパーが付いていてそこから出入りをする仕様になっています。
ファスナーが片側しかないとハンモックの向きを設営時に気を付ける必要があり、反対に設営してしまうとタープが邪魔で出入りがしにくかったり、勾配がある斜面ではハンモックの乗降りが困難になってしまいます。
片側だけでなく、両側にジッパーが付いていることで設営をやり直す必要もなくなりますよ。
蚊帳付きのハンモックおすすめ8選
早速、ここからはおすすめの蚊帳付きハンモックを紹介します。全部で8商品紹介しますので、蚊帳付きハンモック選びの参考にしてくださいね。
DD Hammocks (ディーディーハンモック)フロントライン ハンモック
サイズ | 長さ270 ×幅140cm |
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重量 | 860g |
対応可能体型 | 196cm、125kg |
DDフロントラインハンモックはキャンプ芸人のヒロシさんが愛用していて、一気に人気商品となった蚊帳付きハンモックです。
折りたたみ可能なポールが蚊帳部分の空間を広げてくれますし、蚊帳の両側にジッパーが付いていてスムーズに出入りすることができるので快適なハンモック泊ができますよ。カラーも自然に溶け込む色合いから目を引くオレンジまで5色展開と豊富です。
DD XLフロントライン ハンモック
サイズ | 長さ3×幅1.8 |
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重量 | 1250g |
対応可能体型 | 125kgまで |
DDフロントラインハンモックの身長が高いキャンパー向けの大きめサイズで、長さ300cm、幅はゆったり180cmもありますよ。
DD Hammocks (ディーディーハンモック)トラベル ハンモック
サイズ | 長さ270 ×幅140cm |
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重量 | 930g |
対応可能体型 | 196cm、150kg |
フロントラインハンモック同様、折りたたみ可能なポールが付属していて蚊帳内の空間を広げてくれます。ジッパーも両側に付いているので出入りがしやすいです。
トラベルハンモック/ビビの大きな特徴は防水性の高い素材が使われているので、湿気などの水分を完全にシャットアウトしてくれる点です。緊急用に地面に敷いて包まれば体温保持に役立ちますよ。防水性が高い分、気温が低い時期に使用すると結露などが発生する可能性があるので使用時期によっては少し注意してくださいね。
トラベルハンモック/ビビについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
また、スペックの似ているフロントラインハンモックとの比較記事もありますので、どちらも併せてチェックしてみてくださいね。
DD スーパーライト ジャングル ハンモック
サイズ | 長さ270 ×幅140cm |
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重量 | 1.5kg |
対応可能体型 | 196cm、150kg |
「ジャングル」と名前が付くほど通気性と防虫性に優れていて、熱帯雨林探索にも使える高機能蚊帳付きハンモックです。トンネル状に張ることができる取り外し可能な蚊帳、防水性の高いレイヤー、ハンモックを設営するのに欠かせないサスペンションキットが全て備わっていて、重量は約1.5kgと、軽量さ重視のキャンパーにおすすめです。カスタマイズ次第で1年中使用することができますよ。
DDハンモック社が誇るすべての機能が集結したトップキャンプシステムハンモックとなっています。
Lenzai 最新型 ハンモック 蚊帳付き
サイズ | 長さ290 ×幅140cm |
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重量 | 800g |
対応可能体型 | 300kg |
amazonで高い評価を獲得しているLenzaiの蚊帳付きハンモックは、安定性を高める固定ぺグと展開ループを含む設置パーツ全て揃っていて4,000円以下とお手頃価格です。生地には高強度210Tパラシュート生地が採用されているので耐久性は問題ありませんよ。生地は薄くて速乾性にも優れているので汗や朝露などで濡れてしまってもすぐに干して乾燥させることができます。
また、木に括るベルトの幅が2.5cmと太めに設計されていて、樹木を傷つけないよう細かく配慮されている点もポイントが高いです。
スペックや特徴など、こちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、気になる方はチェックしてくださいね。
HENNESSY HAMMOCK(ヘネシーハンモック) エクスペディションA-SYM ZIP
サイズ | 長さ254 x幅122cm |
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重量 | 1.6g |
対応可能体型 | 110kgまで |
ヘネシーハンモックはジッパーなどが付いていないシンプルな蚊帳付きハンモックですが、その機能性は高いです。
まず寝心地ですが、ハンモックによくある腰が沈み込みすぎて寝にくいという点を改善し、程よい張り感で胡坐で座れるほど安定した寝床部分は無理のない体制で寝ることができますよ。また、ハンモックを設営後に付属のフライシートをハンモックの上に設置すれば多少の雨風を凌ぐことができます。もちろん蚊帳付きなので虫の存在も気になりません。
世界中で特許を取った「キャンピングハンモック」は新しいハンモックの形となりそうですね。
UJack(ユージャック)ハンモック
サイズ | 長さ250 ×幅120cm |
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重量 | 738g |
対応可能体型 | 200kgまで |
驚きの価格でアウトドア商品を展開しているユージャックにも蚊帳付きハンモックがあります。3,500円前後で購入できるハンモックはテントなどに使用されている70Dタフタ生地という丈夫な生地を採用していて、軽量ながら耐久性の高い設計となっています。ナイロンメッシュの蚊帳はトンネルのように自立してくれるので蚊帳内は広々とした空間が広がりますよ。ポップアップ式なので手間をかけず設置できます。
もっと広い空間が欲しいという方にはダブルサイズも用意されていますし、初めてのハンモックで上手く木に括れるか心配という方は自立式スタンドの販売もあるので使いやすさで色々と選べそうですね。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)ホリディ モスキートハンモック
サイズ | 長さ260 ×幅136cm |
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重量 | 500g |
対応可能体型 | 80kgまで |
キャプテンスタッグの蚊帳付きハンモックは非常に細かいメッシュの蚊帳が付いているので、虫被害の心配が不要です。蚊帳が必要でないときには裏返して使用すれば普通のハンモックとして使用することもできますよ。収納袋に入れれば持ち運びも楽にできます。お子さまや女性でも持てる重量たったの500gなので、ファミリーキャンプで重宝しそうですね。
自立式スタンドも別で発売されているので、木にしっかり固定できるか心配な方は場所を選ばずどこでも設営できるスタンドを購入してみてくださいね。
Wecamture ハンモック 蚊帳付き
サイズ | 長さ270 ×幅140cm |
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重量 | 1.35kg |
対応可能体型 | 350kgまで |
Wecamtureのハンモックは3,000円ちょっとで購入できる高コスパな蚊帳付きハンモックです。値段をはるかに上回るクオリティーだと高評価が続いていますよ。
軽量で耐久性の高いパラシュート生地を使ったハンモックは、通気性も高く蒸れにくいので夏の夜でも快適に眠ることができます。
収納袋はハンモックに縫い付けられているので、風で飛ばされたりなど紛失の心配もありませんし、ハンモックとして使用しているときには小物入れとして使用ができます。コヨーテカラーの本体と収納袋にデザインされているイラストもとてもおしゃれですね。
蚊帳付きハンモックをまずは試してみたいという方におすすめの商品です。
蚊帳付きハンモックのまとめ
リラックスアイテムとして使えるハンモック。蚊帳付きになればさらに快適性がアップしますよ。蚊帳の有無で値段が大きく変わることもなく、手ごろな価格の蚊帳付きハンモックも多いです。
蒸し暑く風のない日のキャンプは蚊帳付きハンモックを使って、虫と暑さの煩わしさから解放されてみてはいかがですか。
紹介した商品まとめ
DDフロントライン ハンモック |
DD XLフロントライン ハンモック |
DDトラベル ハンモック |
DDスーパーライト ジャングルハンモック |
Lenzaiハンモック | ヘネシーハンモック エクスペディション |
UJackハンモック | CAPTAIN STAG モスキートハンモック |
Wecamture ハンモック 蚊帳付き |
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