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ソロ用ポリコットンタープのおすすめ6選!焚き火をタープの下でするならTC素材!

ソロ用ポリコットンタープのおすすめ6選!焚き火をタープの下でするならTC素材!

ポリコットンタープは、丈夫で防水性も高いことからキャンプで多くの人が使用しているギアです。

なかでも「火の粉に強く焚き火に向いている」という特徴は、雨風を防ぎつつ火を扱えるので、悪天候でも焚き火や調理を楽しみたい場合にはうってつけのタープといえます。特にソロキャンプでは、比較的軽量であらゆる天候に対応できるポリコットンタープが重宝されることも少なくありません。

しかし、人気なだけにたくさんのアウトドアメーカーから販売されていて、「ほしい製品がしぼれない!」という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はソロキャンプ用におすすめのポリコットンタープを6つご紹介します!

ポリコットンタープのTC素材とは?

ポリコットンタープのTC素材とは?

『ポリコットンタープ』はその名の通り、ポリコットン生地を採用して作られたタープです。

ポリコットンはT/Cとも呼ばれますが、ポリエステルとコットンを合わせた混紡(こんぼう)素材で、ポリエステルの丈夫でシワになりにくく乾きやすいメリットとコットンの通気性や吸湿性、見た目の風合いの2つの素材のメリットを兼ね備えています。

100%コットンとポリエステルと比較して良い点

ポリコットンは100%コットン生地と比較して、タープ自体が軽く、耐水性に優れています。

ポリエステルと比較して、遮光性に優れており、日陰が濃くできる点と、耐火性にも優れてるので、焚き火等の火の粉で穴が開きにくいです。

ポリコットンTCタープのメリット

ポリコットンTCタープのメリット

ポリコットンタープは単一素材のものより多くのメリットを持ち合わせています。

  • 火の粉に強く焚き火で穴が開きにくい
  • 丈夫な素材
  • 防水圧や遮光性に優れる

といったように、キャンプで求められる性能が詰まっているため、数あるタープのなかでも使用率が高いです。ここでは、ポリコットンタープのメリットを解説していくので、タープの素材選びでお悩みの方は参考にしてみてください。

火の粉に強くタープの下で焚き火ができる

火の粉に強くタープの下で焚き火ができる

ポリコットンタープは火の粉に強く、タープの下で焚き火を楽しむことができます。ポリエステル素材だけでは火に弱いものの、コットン素材との混紡なので比較的燃えにくいです。雨天時でも焚き火や調理できるのは大きなメリットといえるでしょう。

※火に強いといっても燃え上がると危険なので、強風下での使用は注意してください。

丈夫で耐水圧や遮光性に優れる

ポリコットンTCタープのメリット

ポリコットン素材は丈夫で耐水圧に優れ、雨が降る悪天候下でも使用することができます。

コットン素材だけのタープでは心配な状況でも、ポリエステル素材の耐水圧を備えているので、急な雨であっても問題ありません。また、コットン素材による遮光性も高いことから夏の日差しを防ぐ役割も。

2種類の素材の混紡だからこそ、汎用性が高くキャンプでは悩みどころの天候の変化にも対応することができます。

ポリコットンタープのデメリット

ポリコットンタープのデメリットは重量があることです。

もちろん、コットン素材のタープと比べると軽いのですが、ポリエステル素材のタープには及びません。「軽量化を最優先」という場合には向かないでしょう。

また、吸水性があるので、雨天時での使用後は干すなど、メンテナンスしないとカビてしまうこともあります。

ポリコットンTCタープはソロキャンプにおすすめ!

ポリコットンTCタープはソロキャンプにおすすめ!

「重いならソロキャンプに不向きでは?」そう思われるかもしれませんが、そんなことはありません。先ほどお話しした通り、雨に強いだけでなく遮光性も高いことから、さまざまな天候に対応でき荷物を増やさなくても快適に過ごしやすいです。

また、ソロキャンプでは小柄なテントを使用することが多いため、雨天時に広いリビングスペースがあると重宝します。なにより、「雨が降っても焚き火がしたい!」という場合には欠かせないタープといえるでしょう。

ソロキャンプ用ポリコットンTCタープの選び方

ソロキャンプに使用するポリコットンタープを選ぶ場合、下記の2点を考慮しましょう。

  • タープの形状
  • サイズと重量

居住スペースや設営のしやすさ、携行性などに関係するので、優先するポイントを決めて目的に合ったタープを選ぶことが大切です。

タープの形状

ポリコットンタープには他の材質のタープと同様、

  • レクタタープ
  • ヘキサタープ
  • ウィングタープ

といった形状があります。

レクタタープ(長方形)は居住スペースが広い反面、設営に時間がかかり風の影響も受けやすいです。一方で、ヘキサタープ(六角形)は居住スペース・設営のしやすさ・風の受けすさ、どれをとってもバランスが良い形状といえます。ウィングタープは設営が簡単で風に強いものの、居住スペースはあまり確保できません。

サイズと重量

ソロキャンプ用なので、持ち運びを考えるとあまり大きなものよりも小柄なタープが向いています。大きさは3~4m程度で、携行性を重視したい場合は軽量タイプを選びましょう。

ソロ用ポリコットンタープのおすすめ6選!

ここでは、おすすめのソロキャンプ用ポリコットンタープを6つご紹介します。選び方のポイントもふまえて、キャンプスタイルに合ったタープを選んでみてください。

タトンカ(TATONKA)タープ 2 TC

<商品スペック>

  • サイズ:300×285cm
  • 重量:1350g
  • 形状:レクタタープ

タトンカのポリコットンタープは品質が高く、キャンプで愛用している人も少なくありません。素材の表面には撥水加工が施されていて、雨の日でも気兼ねなくキャンプや焚き火を楽しむことができます。サイズや形状によって、1TC~4TCまでラインナップされていますが、ソロキャンプでは2TCがおすすめです。

ビジョンピークス(VISIONPEAKS)ファイアプレイスTCヘキサタープ2

<商品スペック>

  • サイズ:460×435cm
  • 重量:3700g
  • 形状:ヘキサタープ

ソロキャンプ用としては少し大柄で、広い居住スペースを確保したい場合におすすめのヘキサタープです。サイズを活かしてテントの雨除けにしつつ、広々と焚き火を楽しむことができます。大きさの割に価格がお手頃なところも評価が高いです。

ディーオーディー(DOD)ヘーキサタープ

<商品スペック>

  • サイズ:420×420cm
  • 重量:3000g
  • 形状:ヘキサタープ

大きめのヘキサタープですが、すべての角にグロメットとループが付いているので、ポールやロープの数を調整することで張り方を変えることができます。耐水圧にも優れ、強い雨でも水漏れの心配がありません。付属のキャリーバッグに収納すると携行する際にも便利です。

フィールドア(FIELDOOR)スクエアタープT/C

<商品スペック>

  • サイズ:280×280cm
  • 重量:2400g
  • 形状:スクエアタープ

小型かつ軽量で、携行性を重視したい場合におすすめのスクエア(正方形)タープです。小さいながらも16ヶ所のループが付いているので、目的に合わせて張り方を変えられます。さらに、撥水・防カビ加工が施されているため、水漏れの心配もなくカビで外見を損なうリスクも低いです。

ハイランダー (Hilander) トラピゾイドタープ

Hilander(ハイランダー) トラピゾイドタープ ポリコットン HCA0259

<商品スペック>

  • サイズ:360×340cm
  • 重量:2200g
  • 形状:ペンタタープ

ソロキャンプには程よいサイズと扱いやすいペンタゴン型(五角形)が特徴のタープです。テントと連結しやすい形状なので、手軽に広い前室のように使うことができます。価格がお手頃なところも人気で、最初の1張りにもおすすめです。

エバニュー (EVERNEW) ポリコットンタープ TC4

<商品スペック>

  • サイズ:400×285cm
  • 重量:1800g
  • 形状:レクタタープ

400cmとやや大きく感じるかもしれませんが幅が抑えられているため、居住スペースを確保しつつ携行性にも優れるレクタタープです。軽量なので、持ち運びの負担も少なく済みソロキャンプでは重宝します。

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ソロ用ポリコットンタープのまとめ

ソロ用ポリコットンタープのまとめ

ポリコットンタープは雨や日差しの強い天候など、さまざまな状況に対応しやすいうえに、焚き火にも適したタープです。
これらの特徴はソロキャンプでも大いに活躍するので、お探しの方はポリコットンタープも選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
Kazuho
フィールドワーカー兼Webライター。アウトドアを中心とした記事を多数執筆。学生時代にバイクとテントのみで、日本一周する。趣味はキャンプ、釣り、登山、スノーボード、生き物観察。マイブームはサンショウウオの飼育。
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