ポータブル電源

ポータブル電源のDC-AC変換効率とは?AC出力は電力ロスがある?

ポータブル電源のDC-AC変換効率とは?AC出力は電力ロスがある!

「ポータブル電源の変換効率」と聞いて「あー、あれのことね!」とすぐに説明できるという方は少ないのではないでしょうか。

いかにも専門用語のようで難しい言葉に感じますが、知っておくとポータブル電源を購入する大きな決め手ともなりますし、キャンプでポータブル電源を使う時により容量を正確に把握できますよ。

今回の記事では、ポータブル電源の変換効率について詳しく触れていきます!計算式や各メーカーの変換効率比較表も紹介するので、ポータブル電源選びに特に役立ててくださいね。

ポータブル電源の変換効率とは?

ポータブル電源の変換効率とは

まずはこの「変換効率」とはどういうものなのかを説明しますね。

先ほどから「変換効率」といっていますが、正式には「DC-AC変換効率」といいます。ポータブル電源の商品スペックには“DC○○V”や“AV○○V”という記載があり、DCは直流電流を、ACは交流電流を表しています。

ポータブル電源に内蔵されているバッテリーは直流電流(DC)として保存されているのですが、小型家電などを使う際にはその直流電流を交流電流(AC)へと変換する必要があり、この変換時に直流電流を100%そのまま交流電流に変換することはできず、どうしてもロスが発生します。

つまり、変換効率というのは直流電流(DC)を交流電流(AC)に変換する際に取り出せる電力の割合のことを指していて、このロスがより少ないポータブル電源が「変換効率が高い」という説明になりますよ。

ポータブル電源の変換効率が低いと使用できる容量が減る

ポータブル電源 変換効率

ポータブル電源の変換効率について簡単に説明しましたが、例えば、変換効率が80%のバッテリーを内蔵している場合には、容量として表記されている20%は“ロス分=使えない”ということになります。

いくら大容量をうたっているポータブル電源であっても変換効率が低いと実際に使える容量は小さく、「一晩(10H)電気毛布(55W)を使いたいから、600Whくらいの容量のポータブル電源を買おう!」と計画的に購入したとしても、バッテリーの交換効率を気にせず購入すると結局もう1つ買わなくてはいけないという事態になりかねません。

容量が大きいとその分ポータブル電源自体の大きさや重さも持ち運びしづらくなってきますし、「持ってき損」というのはキャンプでは避けたいものです。そう考えると、変換効率がポータブル電源を最大限活かす上でいかに重要かが分かりますね。

ポータブル電源の稼働時間の計算式は?

ポータブル電源の容量(Wh)×変換効率=稼働時間

同じ容量のポータブル電源に同じ小型家電を使うとしても、変換効率が異なれば稼働時間が異なります。使用できる電力は“ポータブル電源の容量(Wh)×変換効率”で計算でき、600Whのポータブル電源があったとして変換効率が80%だった場合は“600Wh×0.8=480”となります。

先ほど紹介したように電気毛布(55W)を一晩(10H)使いたいと思って購入しても、変換効率が80%だった場合には単純計算で1時間時間半程度早くバッテリーが切れてしまうという計算になります。

変換効率の記載がないポータブル電源の場合には平均的な80%として稼働時間を計算するのがおすすめです。計算式を知っておくと稼働時間がより明確に把握でき、連泊キャンプでも計画的にポータブル電源が使えますね。

※気温や環境によって稼働時間は変わります。

各メーカーのポータブル電源の変換効率比較表

メーカー 機種名 容量 変換効率 商品リンク
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ポータブル電源の変換効率はポータブル電源に使用されている内臓バッテリーによって様々ですが、大体75~95%となります。一般的には変換効率が80%を超えるポータブル電源が「変換効率が高い」とされていますよ。

まとめ

ポータブル電源の変換効率という一見難しそうな話でしたが、聞いてみれば意外と単純な話で、すでにポータブル電源を持っているという方はより計画的に使うためのヒントになったのではないでしょうか。変換効率はスペック一覧で見落としがちな数値ではありますが、変換効率を知ることはポータブル電源の性能を最大限に活かすことに繋がるので重要なポイントとなりますよ。

計算式も紹介したので、ぜひ購入を検討しているポータブル電源の変換効率を確認してみてくださいね。

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ひきこもりから、キャンプ歴8年。 キャンプ道具が自宅に入りきらなくなってきたので、都内から引っ越し。長期休暇があれば夫婦2人で長期キャンプ旅へ出かけています。 愛車はジムニーとランクル80ですが、ペーパーゴールド免許。田舎道で練習中。
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