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Anker PowerHouse II 800を実機レビュー!セールでお得に買える大容量ポータブル電源!

Anker PowerHouse II 800を実機レビュー!セールで安く買えるポータブル電源!

冬キャンプの強い味方といえばポータブル電源。幅広いデジタル機器を扱う「Anker」のポータブル電源はコンパクトで持ち運びがしやすいと人気で、中でも「Anker PowerHouse ll 800」はAnkerのポータブル電源の中で最大の容量を持つ優れものです。

「Anker PowerHouse ll 800」についてキャンプや車中泊で活躍する家電製品を用いて徹底レビューします!”大容量”と言われるポータブル電源は数多く存在しますが「本当に大容量なの?」「”大容量”って具体的にどのくらい?」と疑問を抱いている方に具体的にお伝えしていき、お得に買えるセール情報も紹介します。

Anker PowerHouse ll 800の特徴

レビューを前に、まずはAnker PowerHouse ll 800にどのような特徴があるのか見てみましょう。

大容量なのに、持ち運びしやすい

Anker PowerHouse II 800 レビュー

Anker PowerHouse ll 800は「778Wh /216,000mAh」と大容量バッテリーで、スマホなら50回以上充電でき、電気毛布なら約11時間、小型冷蔵庫なら約15時間使うことができます。暖かい時期ならファミリーキャンプでも家族で安心して使える容量の大きになりますよ。

ポータブル電源は容量に比例してサイズや重量も大きくなってしまうことがほとんどですが、Anker PowerHouse ll 800は同程度の容量のポータブル電源が10kgを超える中で約8kgと軽量なのも特徴です。

Anker PowerHouse II 800 レビュー

参照元:Anker

コンテナボックスに収まるサイズ感で収納しやすい、固定式で頑丈なハンドルが採用されているので、片手でも持ち運びがしやすいです。

定格出力は最大500W

Anker PowerHouse II 800 レビュー

定格出力1,000W越えのポータブル電源もある中で500Wと聞くと小さく感じるかもしれません。ですが、500Wというと電気毛布はもちろん、扇風機やプロジェクター、小型炊飯器など使える家電製品も多くありますよ。家庭用100Vと同じような滑らかな波形の交流電源なので、ノートPCなどの精密機器でも使用できます。

大出力に越したことはありませんが、そうすると値段も高額なものが多いです。Anker Anker PowerHouse ll 800は必要十分な出力ワット数は確保しつつ、お値段も比較的購入しやすいようバランスの取れたポータブル電源になりますよ。

出力ポートが多い

Anker PowerHouse II 800 レビュー

Anker PowerHouse ll 800は合計11の出力対応ポートを搭載してるので、USB-Aでスマホやゲーム機を、USB-CではノートPCやランタンを同時に充電&給電できるので、大人数で一緒に使用できます。小型家電に欠かせないAC電源も2口あり、合計出力500W以内であれば同時に出力可能です。

災害時には特に情報の確保に欠かせないスマホの充電は必須となるので、複数のスマホを同時に充電できるは、万が一の時にも安心ですね。

アウトドアでも安心な高い強度と耐久性

Anker PowerHouse II 800 レビュー

全8つの角と底面が強化されていて、運搬時に他のキャンプギアとぶつけたりなどしても安心な強度と耐久性があります。

Anker PowerHouse II 800 レビュー

ACポートやDCポートには防塵防水カバーが付いていて、アウトドアでの使用がしっかり想定されていますよ。

使用電力や残りの使用時間が分かるディスプレイ

Anker PowerHouse II 800 レビュー

Anker PowerHouse ll 800には大きくて見やすいディスプレイが搭載しており、出入力ワット数、バッテリー残量、バッテリー切れまでの推定残り時間などが表示されます。ブラックの背面に分かりやすいシンプルな表示なのでパッと見ただけで使用状況が分かりますよ。

残バッテリーや使用時間を考えながら調整できるので、計画的に使うことができますね。

災害時にも安心な2種類のライト機能

Anker PowerHouse II 800 ライト

後方には明るさを3段階で調整できる車中泊にも便利なアンビエントライトが備わっていて、LEDライトの代わりや懐中電灯の代わりとしても使えます。

Anker PowerHouse II 800 ライト

側面にもライトが付いていて、こちらは明るさを2段階で調整できる他SOSモードも使用でき、万が一の事態にも備えることができますよ。

自然放電が少ないので緊急時でも安心

Anker PowerHouse ll 800の大きな特徴の一つとして自然放電が少ない点があります。自然放電が大きいポータブル電源だと緊急の災害時に、電力が消費されてて役に立たないなんて事では意味がありません。Anker PowerHouse ll 800は半年で約12%しか自然消費されないので、非常時用の長期保管にも適しています。

短時間で満充電にできる

Anker PowerHouse II 800 レビュー

キャンプは準備することが多く、うっかりポータブル電源の充電をし忘れてしまったという経験がある方も多いはず。

Anker PowerHouse ll 800は付属のACアダプタと2つのUSB-Cポートから同時充電をすることで、わずか5時間で満充電が可能です。この短時間なら寝る前に充電しておけば問題ありませんね。

サポートが充実

最大で24か月まで製品保証があり、製品の不具合が生じた場合は、迅速に同一製品の新品と交換対応してもらえ、使用方法が分からない場合もカスタマーサポートの方が丁寧に教えてくれます。安い買い物ではないAnker PowerHouse ll 800の購入後もサポートが充実してるのは安心できるポイントですね。

Anker PowerHouse ll 800の実機レビュー

Anker PowerHouse II 800 レビュー

Anker PowerHouse ll 800のサイズ感や実際に家電を使用した時の電力量や使用感をレビューします。

サイズ感

Anker PowerHouse II 800 サイズ

Anker PowerHouse ll 800は同程度の容量のポータブル電源に比べると、比較的軽い方ですが、写真モデルの身長167cmの女性が持つと存在感のあるサイズです。

Anker PowerHouse II 800 サイズ

重量が約8.3kgあり、男性は片手でも持ち運べますが、女性にとっては長時間の移動は少し厳しそうです。ハンドルの持ち手に幅があるので、力に自信がない方でも両手で持ち運ぶことができます。

充電時間

Anker PowerHouse II 800 充電時間

家庭用のコンセントからACアダプタを用いて充電する時の最大は120wですが、検証時の数値は118wでバッテリー残量が30%から満充電までかかった充電時間は5時間35分。

充電時間のメモ

90%を超えるあたりから充電量を下げて、バッテリーに負荷が過度にかからないようにセーブして充電するため、90%~100%間は充電に時間がかかるので、時間がない時には注意が必要です。

Anker PowerHouse II 800 充電時間

ACアダプタとUSB-C入力を合わせて充電すると118w→172wまで上昇します。

バッテリー残量が3%からUSB-Cポート×1を同時充電しで満充電までにかかった充電時間は4時間53分とACアダプタ単体で充電するより短時間で満充電になります。

同時充電のメモ

同時充電は過度な負荷がかかりバッテリーの寿命を短くする原因にもなりそうですが、Anker PowerHouse ll 800は日常的に同時充電しても劣化の心配はありません。

スマホの充電

Anker PowerHouse II 800 スマホ充電

スマホの充電は1時間で10%→49%まで充電でき、使用電力はたった1%なので、家族や友人たちみんなが使用できます。

電気毛布

Anker PowerHouse II 800 電気毛布

冬キャンプで電気毛布を8時間使用した時(2日間)の夜から朝にかけての気温や100%から使用した時の電池残量です。

外気温 3.0~0.6℃ 5.7~3.2℃
電池残量 29% 34%

外気温によって電気毛布の使用電力は異なりますが、1泊2日の冬キャンプでも十分使える容量です。

Anker PowerHouse ll 800の動作温度は約0℃~40℃です。リチウムイオン電池の特性上、低温の環境下で屋外で使用する場合は電池の使用時間が短くなってしまう点には注意しましょう。

動作温度のメモ

使用環境や使用人数にもよりますが、ソロサイズのテントで電気毛布を使用して一人で睡眠した場合、外気温が0℃でもテント内は10℃程度あるので、低温下でもテント内で使用すると十分能力を発揮してくれます。

※液晶に低温注意のアイコンが表示されたら下限温度を超えています。

小型炊飯器

Anker PowerHouse II 800 炊飯器

小型の炊飯器タケルくんで炊飯した時の電池残量は54%→45%へ9%減少し、炊飯時には100W程度で蒸らしでは46Wを出力でした。

Anker PowerHouse II 800 炊飯器

スイッチを押すだけで簡単に炊飯できるタケルくんは、キャンプでも車中泊でも気兼ねなく使用できそうです。

IHクッキングヒーター

Anker PowerHouse II 800 IHクッキングヒーター

8段階の火力調整機能付き(100W~800W)のIHクッキングヒーターを500Wの火力で約10分間の使用では、電池残量は38%→23%へ15%減少し出力表示は550W。500Wを10分間使用する目安として500mlのお湯が90℃程度になる火力で、簡単な調理ができるぐらいの時間です。

Anker PowerHouse II 800 IHクッキングヒーター
定格出力以上の家電の場合

火力を上げるためにIHクッキングヒーターを定格出力以上の600Wに調整したところ、自動的に電源がオフになります。

当たり前ですが、Anker PowerHouse ll 800は定格出力の500Wを超える家電は使用できません。

扇風機

Anker PowerHouse II 800 扇風機

扇風機を強で1時間使用しましたが2%の消費電力でした。300Wクラスのポータブル電源では9時間程度しか使用できないので節約しないと夜までもたないですが、Anker PowerHouse ll 800なら夏場のキャンプでも気兼ねなく使用できそうです。

アンビエントライトの明るさ

Anker PowerHouse II 800 ライト 明るさ

アンビエントライトの出力は3Wなので消費電力もほとんどなく長時間使えます。タープ下全体を照らすぐらいの明るさがあるのでLEDライトの代わりになりますよ。

Anker PowerHouse II 800使用上の注意点

瞬間最大1000Wは1000Wまで使えるわけはない

Anker PowerHouse II 800 ケトル

Anker公式サイトではAnker PowerHouse ll 800は瞬間最大1000Wと記載されてますが、起動時に瞬間的に500W以上の電力を必要とする家電でも使用できるという事なので、電気ケトルのような500Wを超える家電の使用はできません。

出力スイッチの切り忘れで自然放電

Anker PowerHouse II 800 自然放電

リチウムイオン電池は製品の仕様上、少しの電力を自然放電してしまいますが、AC出力スイッチとDC出力スイッチがON状態の場合、家電製品が接続されてない状態でも5~7W程度の電力が消費されるので、使用後は自然放電を防ぐため必ずOFFにするようにしましょう。

電池劣化の原因と対策

暑い時期に直射日光が当たる場所で使うと、内蔵されたリチウムイオン電池が熱くなり電池劣化の原因になるので、直射日光が当たらない場所で使用しましょう。

Anker PowerHouse ll 800を自然放電で充電残量が0%の状態のまま放置した場合、リチウムイオン電池の劣化による不具合や、製品寿命が縮まる要因になるので、少なくとも3ヶ月に1度は放電と充電を行い、満充電ではなく60~80%程度の残量で高温多湿な環境を避けて保管するようにしましょう。

アダプターが熱くなる

Anker PowerHouse II 800 アダプター

Anker PowerHouse ll 800を充電する時、家庭用コンセントから出力される交流電圧を降圧・整流して安定した直流電圧に変換して充電する仕組みになっており、変換時にアダプターが発熱します。

Anker PowerHouse II 800 アダプター

どのメーカーのポータブル電源でも同じことが言えますが、充電時にアダプターは60℃まで温度が上昇します。アダプターを直接手で触ったり、周りには溶けやすいものが無いようにしましょう。

Anker PowerHouse ll 800の寿命は?充電サイクル回数は何回?

Anker PowerHouse ll 800のバッテリーの寿命は約300回の充電サイクル。充電サイクルの1回とは単に充電した回数ではなく、満充電にして空っぽになるまで使い切ったら1サイクルです。

100%使用して1回です。例えば50%まで消費して充電したら1回ではなく、満充電からさらに50%まで使用して合わせて100%で1回という計算になるので、1週間に1回使用したとしても6年近く持つ計算になります。

また、300回使用したとしても使えなくなるというわけではなく、ピーク時の性能が落ちる可能性があるという事なので、使用用途にもよりますが長く愛用できますよ。

Anker PowerHouse ll 800のセール情報

Anker PowerHouse ll 800は同程度のポータブル電源と比べるとやや低価格ではありますが、とはいえ定価で74,800円(税込み)と決して安いわけではありません。そのため少しでも安く購入したいという方は、不定期で開催されるセールでの購入がおすすめです!

2021年はamazonでプライム会員限定で20%オフのセールが開催されおよそ15,000円引きとなったり、楽天では期間限定の20%OFFクーポンが配布されていました。使いたい日までに少し余裕がある方は、こういったセールを待つとよりお得に購入することができますよ。

anker公式サイトでセール情報チェック

Anker PowerHouse ll 800と他社のライバル製品と比較

商品名 Anker
PowerHouse ll 800
EcoFlow
RIVER Pro
Jackery
ポータブル電源708
BLUETTI
EB70
商品>
容量 778Wh 720Wh 708Wh 716Wh
定格出力 500W 600W 500W 700W
重量 8.3kg 7.2kg 6.8kg 9.7Kg
amazon amazon amazon amazon
参考価格 ¥74,800 ¥79,800 ¥79,800 ¥78,800

まとめ

Anker PowerHouse ll 800は大容量のバッテリーを搭載しつつ、持ち運びのしやすさや耐久性の高さなどキャンプでの使用が考えられた安心安全な設計でキャンパーから高い支持を得ています。ポート数も出力ワット数も必要十分に確保されているのでファミリーキャンプや大人数でのキャンプでも活躍しますね。

まだまだ寒い日が続きます。Anker PowerHouse ll 800があれば、混雑する電源サイトを避け、よりプライベートで快適な冬キャンプを楽しめますよ。

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Yamaico運営&記事編集担当のマッキーです。               ●編集者の資格                               ①NCAJ公認キャンプインストラクター                   (公益社団法人 日本キャンプ協会https://camping.or.jp/leader)                   ②JAC公認キャンプインストラクター                    (一般社団法人 日本オートキャンプ協会 https://www.autocamp.or.jp/)                    ③JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー                  (Japan Bushcraft School https://bushcraft.jp/)
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