ソロキャンパーとして憧れのテントの一つであるパップテント。野性的で無骨な雰囲気がカッコよく、人気のパップテントですが、様々なメーカーから発売されております。
この記事では炎幕シリーズで有名なテンマクデザインから発売されている「炎幕TC DX」をレビューします。テントのスペックや実際にキャンプで使っている様子はもちろん気になる点など紹介していきます。ぜひご覧ください。
テンマクデザイン炎幕TC DXのスペックや特徴
![テンマクデザイン炎幕TC DX レビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421-2.jpg)
炎幕TC DXのスペックや特徴を紹介します。
炎幕TC DXのスペック
収納サイズ | (約)620×260mm |
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組立サイズ | (約)3,300×1,900×1,300mm |
総重量 | (約)6.9kg |
付属品 | ポール×4本、ペグ×15本、張り綱×7本、収納ケース |
特徴
- TC素材でオールシーズン使用できる
- サイドフラップで目隠しできる
- スカートで風を遮断
テンマクデザイン 炎幕TC DXのレビュー
![テンマクデザイン炎幕TC DX レビュー](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/f3422c7fa5bb634815972a9f935bc47e-1.jpg)
続いて炎幕TC DXのそれぞれの特徴をレビューします。ユーザー目線で作られていて細かな配慮も感じられるパップテントとなっております。
オールシーズン使用できる
炎幕TC DXに使用されてるTC素材は、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる特徴を持っているので、オールシーズン使用できます。
サイドフラップで目隠し
![テンマクデザイン炎幕TC DX フラップ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/0218efccfa565d4d2ee80984bd2a639e-1.jpg)
サイドフラップがあるため、他のキャンパーからの視界を気にすることもなく自分だけの空間でのキャンプを楽しむことができます。また、サイドフラップがあることで、横風を防ぐことができます。
![テンマクデザイン炎幕TC DX フラップ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/5a497226e54ffd4d3a77fdc9f34d91c9-1.jpg)
サイドフラップはロールアップして収納することができます。
スカート付きで冬でも安心
![テンマクデザイン炎幕TC DX スカート](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/7d9f9a7a22e3be272de65c45b46ab74c-1.jpg)
炎幕TC DXはスカート付きなので、風の侵入を防ぐ事ができ、室内の温度が保ちやすくなるので、寒い冬の時期でも安心して使用できます。
![テンマクデザイン炎幕TC DX スカート](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/1253961f679a6d78d3ab69a6a75af69a-1.jpg)
また、跳ね上げする側のスカートはTC素材なので、火の粉に強く穴が開きにくいため、焚火などテントの近くで行いやすいといった配慮がされています。
コットやローチェアを置いてみた
高さが130cm、中のポールからポールまでの幅が約200cmとなっていて、コットやローチェアを使用しても狭さを感じることが少ないつくりになっています。
![テンマクデザイン炎幕TC DX コット](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/31ddc05ad24271b588a007a78868e1f3-1.jpg)
中にコットを収納した様子。中のポールより後ろに置くことで広々とした前室となる。
![テンマクデザイン炎幕TC DX チェア](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/e4b0c1791ad46c4a718d7daa1fa15217-1.jpg)
よく見かけるヘリノックスのようなローチェアを使っても幕の上にかなりスペースがあり、圧迫感を感じられない仕様となっている。
雨の日でも大丈夫?
炎幕TC DXはサイドフラップがついているので、横風からの雨も心配なく過ごせます。生地はTCですが、必要十分の耐水性があり本当に台風のような土砂降りじゃなければ使える仕様となっています。
注意点としては、雨でぬれた場合に必ず幕を乾かしておく必要があります。濡れたままにしてしまうとカビが発生してしまう可能性があるため、そこは注意が必要です。
炎幕TC DXに前幕は必要?
![テンマクデザイン炎幕TC DX](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2022/02/eb50698bfde81d02629bbd02850abecc-1.jpg)
テンマクデザインからは様々なオプションが発売されております。炎幕シリーズのオプションとして炎幕シリーズ専用の前幕が発売されました。(前幕とフロントをポールで跳ね上げた状態でぶら下げて使える幕のことです。)
前幕があることで広々とした前室が作れるため、テント内の居住性がアップします。雨の時なども前幕を使用することでテント内のみキャンプすることもできます。
ただ、ソロキャンプでそこまで荷物が多くない方や予算がない方は無理して買う必要ははいです。フルクローズした状態でも前室に荷物を置くスペースはあります。コットを二つ並べたい、テント内で快適に過ごしたいという方は前幕の購入をお勧めします。
テンマクデザイン炎幕TCとTC DXの違いは?
TCとTCDXとの大きな違いは2つ。付属しているポールの数とサイドフラップの有無です。
- TC→ポール2本・サイドフラップなし
- TCDX→4本・サイドフラップあり。(2本はフロントフラップの立ち上げ用)
すでに炎幕シリーズを購入してポールを持っていたり、サイドフラップは必要ないという方は炎幕TCの購入で良いと思います。初めてパップテントを購入するなら炎幕TC DXをお勧めします。
テンマクデザイン炎幕TC DXの気になる点
炎幕TC DXを筆者が使い続けて気になる点を挙げていきます。購入する際の参考にしてみてください。
インナーテントは別途購入が必要
炎幕TC DXにはインナーテントが付属していません。夏など虫が多い時に使用したい場合はテンマクデザインから出されているインナーテントを買うなど対策が必要となります。
色味が気になる人も
これまでの写真でわかる通り一般的に売られているパップテントに比べて、炎幕TC DXはすこし明るい色でつくられています。もっと渋い色が良い…という方は気になる点です。
まとめ
以上、炎幕TC DXの紹介でした。 テンマクデザインからはこれまで大炎幕などコットン100%のパップテントが発売されていました。今回紹介した炎幕TCDXはTC素材でできているため比較的安価で購入することができ、初めてのパップテントとして非常にお勧めできます。炎幕TCDXを購入して無骨なキャンプにぜひチャレンジしてみてください!
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