冬キャンプにぴったりの防寒アイテムである電気毛布。「電源なしサイトだから使えない…」と思っている方もいるのでは?ですが、ポータブル電源やモバイルバッテリーがあれば電源の有無に関係なくキャンプや車中泊でも電気毛布が使えるんです。
今回はポータブル電源やモバイルバッテリーを活用して車中泊やキャンプ用として使える、2022年おすすめの安い電気毛布をご紹介します!AC電源タイプとUSB電源タイプで分けて、コスパ比較もしてますので、予算やスタイルに合わせた商品がきっと見つかると思いますよ。
【2022】電源ありサイト・ポータブル電源で使えるキャンプ用におすすめの安い電気毛布7選
それでは、ここからはおすすめの電気毛布を紹介します。まずは電源ありサイト、ポータブル電源で使えるAC電源タイプのものを紹介します。
ブランド名 | なかぎし | Sugiyama | ライフジョイ | Mofua | コイズミ | アイリスオーヤマ | ニトリ |
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サイズ | 140×80cm | 140×82cm | 140×80cm | 130×80cm | 130×80cm | 140×80cm | 130×80cm |
消費電力 | 55W | 55W | 55w | 40w | 40w | 40w | 記載なし |
価格 | 1枚2,290円 | 3,925円 | 4,992円 | 2,680円 | 4,230円 | 3,800円 | 3,990円 |
商品 | |||||||
購入リンク | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | ニトリネット |
※価格は2022年12月現在の価格なので、リンク先で価格を確認してください。
なかぎし 電気敷き毛布
サイズ | 幅80 ×長さ140cm |
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重量 | 0.7kg |
素材 | ポリエステル70%、アクリル30% |
消費電力量 | (強)約31Wh、(中)約18Wh、(弱)約3Wh |
仕様 | ダニ退治、室温センサー、頭寒足熱、丸洗いOK |
コスパの良い電気毛布をお探しの方にはこちらの電気毛布がおすすめです。2枚セットですが安価でありながら機能性も十分ですよ。ダニ退治、丸洗いもでるのでいつでも清潔な状態をキープできますし、周辺温度が23度以下になると自動的に設定温度を3℃高く設定してくる室温センサーが付いているので「気付いたら気温が下がっていて電気毛布が温かく感じない…」ということがありません。
消費電力が強で31Wh、中で18Wh、弱で3Whと分かりやすく表示されているので容量が超えないよう計算して使う時にも便利ですね。名称はなかぎしですがSugiyamaと同じ商品です。
Sugiyama 電気ひざ掛け毛布
サイズ | 幅82 ×長さ140cm |
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重量 | 0.85kg |
素材 | アクリル100% |
定格消費電力 | 55W |
仕様 | ダニ退治、室温センサー、丸洗いOK |
ストールのようなフリンジとチェック柄がとても可愛らしい電気毛布です。デザインもこだわりたい方におすすめですよ。
キャンプで使う時には椅子やコットに掛けておくだけでもおしゃれですね。
ライフジョイ 電気毛布
サイズ | 幅80 ×長さ140cm |
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重量 | 0.85kg |
素材 | ポリエステル |
定格消費電力 | 55W |
仕様 | ダニ退治、丸洗いOK |
なめらかな肌触りが気持ちのいいフランネル毛布のこちらは、敷き毛布としても掛け毛布としても使えますよ。フランネルは電源が入っていなくてもほんのり温かく感じるくらいふんわりと柔らかい素材ですので、普通の毛布としても使えます。ダニ退治機能を使うと99.9%のダニを退治できますので、小さなお子さまに使いたい時も安心ですね。
Mofua電気毛布
サイズ | 幅80 ×長さ130cm |
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重量 | 0.7kg |
素材 | ポリエステル |
定格消費電力 | 40W |
仕様 | ダニ退治、丸洗いOK |
Mofua(モフア)はふんわり軽く柔らかい肌触りのポリエステル繊維で、モフモフ感にこだわった電気毛布です。毛布の生地がふんわり柔らかいので、低温でもかなり温かかさを感じることができますよ。
気になるダニもしっかり退治でき、洗濯ネットを使用すれば洗濯機で丸洗いOKなので、清潔に気持ち良く使う事ができますよ。
コイズミ電気毛布
サイズ | 幅80 ×長さ130cm |
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重量 | 0.7kg |
素材 | アクリル・ポリエステル |
定格消費電力 | 40W |
仕様 | ダニ退治、丸洗いOK |
頭寒足熱を考えて配線の密度を変えているので足元からホカホカと、カラダにやさしい暖かさが特徴の電気毛布です。本体丸洗いは手洗い推奨となりますが、しっかりとダニ退治の機能もついてるので、オフシーズンの収納にも困りませんね。
アイリスオーヤマ 電気敷き毛布
サイズ | 幅80 ×長さ140cm |
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重量 | 0.84kg |
素材 | ポリエステル |
定格消費電力 | 40W |
仕様 | ダニ退治、丸洗いOK(ドラム式は不可) |
温度は無段階に最高50℃まで細かく調整可能でダニ退治機能付きです。地面から伝わる底冷えを電気毛布が遮り、底冷え知らずで快眠できる電気毛布です。
ニトリ電気掛け敷き毛布Nウォームi-n
出典:nitori-net
サイズ | 幅80 ×長さ130×高さ3cm |
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重量 | 1kg |
素材 | ポリエステル、レーヨン |
仕様 | 吸湿発熱(表生地)、ダニ退治、室温センサー、丸洗いOK(手洗い) |
CMなどでもよく目にする、ニトリの大人気吸湿発熱素材「Nウォーム」にも電気毛布があります。敷き・掛けどちらにも使えますし、毛布自体が暖かく肌触りがとてもいいのでとにかく寒いのが苦手な方、車中泊やキャンプでも暖かく過ごしたい方におすすめですよ。
スイッチを入れるとすぐに暖まってくれるので、寝る直前にスイッチを入れるのを忘れたことに気付いてもすぐに暖かな寝床をつくることができますし、毛布自体が特殊な素材を使っていて暖かいので普通の毛布としても使えますよ。
ネット限定の大人気商品なため完売状態が続いてしまっていますが、車中泊やキャンプにぴったりのとても暖かい電気毛布なので、見つけたらぜひ購入してみてくださいね。
【2022】USBモバイルバッテリーで使える肩掛け・ひざ掛けタイプの安い電気毛布6選
続いては、モバイルバッテリーで手軽に使える肩掛け・ひざ掛けタイプの安いUSB電気毛布を紹介します。
ブランド名 | ロゴス | MORITA | 山善 | アイリスオーヤマ | LIUDU | RAKIN |
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サイズ | 118×72cm | 100×70cm | 130×80cm | 100×70cm | 150×80cm | 140×95cm |
素材 | ポリエステル | ポリエステル | ポリエステル | ポリエステル | フランネル | ポリエステル リップストップ |
価格 | 1枚6,879円 | 3,742円 | 4,400円 | 4,527円 | 4,299円 | 14,800円 |
商品 | ||||||
商品リンク | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
※価格は2022年12月現在の価格なので、リンク先で価格を確認してください。
ロゴス(LOGOS)ヒートユニット・アンダーシュラフマット
サイズ | 幅72 ×長さ118cm |
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重量 | 580g |
素材 | ポリエステル |
電源 | USB(5V 2A) |
消費電力量 | 4,400mAhで高温2時間、中温3時間、低温6時間 |
仕様 | 裏面防水、自動電源OFFタイマー機能、収納袋付き |
キャンプ用品を取り扱うロゴスからも電気毛布が出ています。キャンプ用で使うことを想定されているので、暖かさはもちろん、裏面は防水加工が施されていたりと安全性にも配慮がされています。
USB式のモバイルバッテリーで手軽に使えるのでキャンプ以外のレジャーでも気軽に使うことができますね。安全タイマー機能も搭載されていて、低温モードで約6時間、中温モードでは約3時間、高温モードだと約2時間使用することができますよ。寝る前の消し忘れも防げますね。
モリタ(MORITA)USB電気毛布
サイズ | 幅70 ×長さ100cm |
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素材 | ポリエステル |
電源 | USB(5V 2A) |
仕様 | 丸洗いOK・1時間自動電源OFF |
毛布は柔らかく滑らかな肌触りで、表面温度は約50℃まで調整可能なので、寒い冬でも安心ですね。体を包めることができる十分なサイズと1時間の自動電源OFF機能もついているので、消し忘れしないのもうれしいポイント。
[山善] 電気ひざ掛け ポンチョ USBブランケット
サイズ | 幅80×長さ130cm |
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素材 | ポリエステル |
消費電力 | 5w |
仕様 | 丸洗い・2時間自動OFFタイマー |
キャンプで焚き火やBBQをしていると、足元あたりは暖かいのに肩が冷えてしまうことがよくありますね。
こちらの電気毛布はポンチョとして使えるので肩冷えの悩みが解消できますよ!ボタンでしっかり留められるので、ずり落ちてくるストレスもありません。バッテリーが収納できるポケットが付いているのでいつでもどこでも使えますよ。
2時間の自動OFFタイマーが搭載しているので、寝落ちしてしまっても切り忘れの心配がありません。
アイリスオーヤマ 電気毛布【ワイヤレス】
サイズ | 幅70×長さ100cm |
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素材 | ポリエステル |
定格消費電力 | 10W |
仕様 | 丸洗い |
消費電力を可能な限り抑えたいという方におすすめなのがこちらの電気毛布です。
他の商品に比べると大きさもコンパクトですが、カーボンナノチューブが採用されているので熱伝導性が高く、薄くて軽い熱源で畳みやすいのでバックにも入れやすいです。熱源は2カ所にあるのでしっかり暖まりますよ。
肩に掛けたり腰に巻いたりするには必要十分な大きさがあるので、荷物をコンパクトにまとめたいソロキャンパーも使いやすいです。
LIUDU USB電気毛布
サイズ | 幅80 ×長さ150cm |
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重量 | 700g |
電源 | USB |
仕様 | 抗菌防ダニ、丸洗いOK |
こちらの電気毛布は通常の電気毛布に比べ厚みがあることで保温効果が高まり、ふんわり起毛の生地も相まって、より暖かさを感じることができますよ。8つのヒーターが内蔵され加熱モードは3段階で調節でき、高温モードにすると60℃まで上がります。温度はライトの色で目視できますよ。
RAKIN(ラキン)電気ブランケット
サイズ | 幅95 ×長さ140cm |
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重量 | 390g |
素材 | DWR ポリエステルリップストップ |
電源 | USB(5V 2.2A) |
定格消費電力 | 11W |
仕様 | 丸洗いOK |
こちらは韓国のアウトドアメーカーRadiance社が開発した電気毛布です。屋外で使用することを前提に考えられているので防水性に優れていますし、安全設計をうたっているので感電や火災の心配もありません。汚れたり臭いが付着した場合には丸洗いできるので屋外でハードに使えますね。
安全性や防水性が高い上にコンパクトで軽量な電気毛布なのでリュックなどにも収納しやすく、ツーリングキャンプや登山キャンプでも使えますよ。中温モードでは7時間、低出力のローパワーモードでは9時間稼働できるので1晩であれば十分暖かい寝床を確保することができますね。
車中泊やキャンプ用の防寒アイテムは電気毛布がおすすめな3つの理由
冬キャンプの寒さ対策といえば、薪ストーブや石油ストーブ、電源が確保できれば電気ヒーターやホットカーペットなどが思いつきますね。その中でも電気毛布は車中泊やキャンプに非常におすすめの防寒アイテムです。
電気毛布が冬の車中泊やキャンプにおすすめな理由は、大きく分けて3つあるので詳しく紹介しますね。
- とてもコンパクトに収納できる
- 消費電力量が低い
- リスクが低い
とてもコンパクトに収納できる
まずはそのコンパクトさ。冬キャンプは夏キャンプよりも荷物や衣類が多くなりがちで積載に悩む方も多いのではないでしょうか。ファミリーキャンプとなるとさらに荷物が増えてしまいますよね。
その中で薪ストーブや石油ストーブ、ヒーターといった大きな物を積むのは難しいですし、同じ布製品といってもホットカーペットは折り畳むとかなりかさばってしまいます。電気毛布なら薄手でコンパクトなので荷物の隙間にスッと入れることができますよ。
消費電力量が低い
電気毛布は消費電力量が小さいのも魅力です。ホットカーペットや電気ヒーターは消費電力量が500~1000Wとかなりの電力を使いますが、電気毛布は5~50W前後の消費電力量となります。
消費電力量が高いと電源サイトが必須条件になってしまいますが、電気毛布であればポータブル電源、ひざ掛けタイプのUSB給電ならモバイルバッテリーでも使用ができます。
リスクが低い
石油ストーブや薪ストーブも冬キャンプの醍醐味ではありますが、一酸化炭素中毒やうっかり触って大火傷してしまうといったリスクも十分考えられます。
電気毛布であればそのリスクも低いので小さいお子さまがいても安心して使えるのもポイントです。コンパクトさ、コスト、リスクなどを考えると、電気毛布は車中泊やキャンプで手軽に暖がとれる優秀なアイテムですね。
冬キャンプは電気毛布?ホットカーペット?違いは?
冬キャンプの底冷え対策には「電気毛布」と「ホットカーペット」効果的で、地面からの冷気を熱で遮断してくれ、快適に睡眠をとる事ができますが、冬キャンプではどっちが便利なのか、「電気毛布」と「ホットカーペット」の違いを比較します。
電気毛布 | ホットカーペット | |
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特徴 | コンパクトに持ち運びできる 消費電力が少ない 自分に合った温度調節が可能 ポータブル電源やUSBモバイルバッテリーが使える |
広い範囲暖めることができる 折りたたんでも大きい 消費電力が大きいので電源サイトか大容量ポータブル電源が必要 タイマー機能や切り忘れ防止機能で切れる |
電気毛布とホットカーペットの違いを比較してみて
ホットカーペットの場合、電源サイトの利用は必須で1000Whを超える大容量のポータブル電源でも、一晩超えるには少し難しく、何より切り忘れ防止機能で途中で切れてしまう可能性があります。また、広範囲を同じ温度で暖めてくれるので、個人差がある寒さ対策には不向きな印象です。
電気毛布の場合は、個人個人で快適な温度が調節でき、消費電力が少なくポータブル電源も使えるので、サイトを選ぶ必要がありません。また、コンパクトに持ち運びできるのは、荷物が多くなりがちな冬キャンプにも最適です。
車中泊やキャンプ用電気毛布の使い方
冬キャンプで電気毛布を使用する場合、使い方を間違えると寒くて眠れなかったり、低温火傷をしてしまったりする可能性もあるので、使い方には十分な注意が必要です。
敷毛布タイプの使い方
敷毛布型の電気毛布の場合、冬キャンプの天敵である底冷えを防ぐ必要があります。寝床を作る順番は
- 銀マット
- 電気毛布
- 寝袋
の順に寝床を作ります。
ご自宅でズレ防止や毛玉対策のために薄手のシーツで使用するように、電気毛布の上にブランケットを敷く使い方もありますが、厚みがあるブランケットの場合は、暖かさを感じにくくなります。厚手のブランケットの場合、電気毛布の効果を発揮できないので、電気毛布の温度を上げて使用する必要があり、消費電力が多くなります。
お座敷スタイルの場合は、いつも通りテントを設営した後にグランドシート→厚手の銀マットの順に敷いて、その上に電気毛布を敷きます。数人で使う場合は1枚では狭いので2枚くらい敷くのがおすすめです。
電気毛布の上に更にラグを敷くと冬キャンプでも暖かく過ごせるスペースの完成です。一番上のラグは毛足の長いものにすると肌触りも良く快適に過ごせます。
シュラフの中?下に敷く?
電気毛布をシュラフの中で使用すると暖かく睡眠することができますが、電気毛布がシェラフの中でシワクチャになることで、電熱線が重なり合い故障の原因に繋がります。封筒型シェラフに比べ、マミー型は特にシワクチャになりやすいです。
シュラフの中で電気毛布を使用すると、使い方によっては気温やシュラフ性能の違いで低温火傷する可能性や背中だけ寝汗をかいてしまう事もあるので、電気毛布はシュラフの下になるべく平らになるように敷いて使用することをおすすめします。
コットの上に敷く
コットは地面より高さがあるので、冬キャンプの底冷え対策としても使用されますが、コットの上で電気毛布を使用することで、より底冷え対策や消費電力を抑えることができますよ。
ハイコットは荷物の多い冬キャンプでも、コットの下に荷物を置いてスペースを有効活用できたり、地面からの冷気を荷物が遮断してくれる効果もあるので、冬場はハイコットで電気毛布を使用するのがおすすめです。
車中泊やキャンプ用電気毛布の選び方
電気毛布と一口に言っても、どれが車中泊やキャンプで使いやすい電気毛布か悩みませんか?車中泊やキャンプで使いやすい電気毛布を選ぶポイントは
- 大きさ
- 機能性
- 電源方式
- 消費電力
- 温度(室温)センサーの有無
になります。もちろん選ぶポイントは人によって変わってきますが、ここでは基本的に確認しておきたい5つのポイントを紹介しますね。
使い方やサイズで選ぶ
先ほど紹介したおすすめの使い方のように、電気毛布はキャンプで様々な使い方ができます。
睡眠時の敷毛布としてか?肩掛けやひざ掛け用として使用するのか?など、使い方で必要な大きさも変わってきますが、ソロで車中泊やキャンプの睡眠用として電気毛布を使用するなら、140×80cm程度のサイズで十分です。ファミリーの場合はテントのサイズにより、枚数を増やしたり、ワンサイズ大きめを選ぶようにしましょう。
敷毛布は電気消費量が増えるので、USBモバイルバッテリータイプは肩掛けやひざ掛けタイプの電気毛布になります。
温度設定や丸洗いなどの機能性
電気毛布によって搭載されている機能も様々です。コントローラーで好みの温度に設定できるもの、ダニ退治機能が付いているもの、頭寒足熱仕様など、ご自身に合った機能がある電気毛布かチェックしましょう。
コード部分が外せて丸洗いできるタイプの電気毛布が、車中泊やキャンプなど屋外で使用すると汚れや臭いも気になるので、丸洗いが可能は要チェックです。
電源方式
冒頭のおすすめ商品紹介も電源方式別に紹介しましたが、電気毛布の稼働にはAC電源が必要なものと、USBで使えるものがあります。
ポータブル電源を持っている方や冬キャンプは電源サイトを使う方はAC電源で問題ありませんが、荷物をコンパクトにしたい方やAC電源のないワイルドなキャンプ場でキャンプを楽しむ場合はUSBで稼働する電気毛布を選びましょう。
消費電力
使いたい電気毛布の電源方式がAC電源で、さらにポータブル電源で使う方は特に消費電力は確認しておきましょう。
一般的にAC電源を使う電気毛布はパワーが強い分、消費電力が高い傾向にあり、ポータブル電源の容量によっては使いたい時間分確保できないこともあります。容量が足りるかどうか、消費電力数は余裕をもって選ぶのがおすすめです。
また、キャンプ以外に自宅でも使いたいという方は消費電力の小さい電気毛布を選べば節電にも繋がりますよ。
温度(室温)センサーがあるか
電気毛布を使っていると、気づいたら熱くなりすぎているということがよくあります。電気ももったいないですが、小さな子どもに使うとなると低温火傷も心配です。
そんな時は室温センサーの付いている電気毛布を選ぶのがおすすめです。室温に合わせたちょうどいい温度に自動で調節してくれるので、睡眠時も快適に使うことができますよ。
ポータブル電源で電気毛布を使用した時の消費電力は?
家庭用AC電源の電気毛布をキャンプ用で買うときには消費電力量の計算が必要になります。消費電力量がポータブル電源や電源サイトの上限を超えてしまうことがないようにしましょう。
ポータブル電源の消費電力の計算
計算の仕方はとても簡単で、例えば定格電力50Wの電気毛布を6時間使用した場合、電気毛布だけで50W×6h=300Whの容量を消費することが分かります。電気毛布だけを使う場合は、この「300Wh」をカバーする容量のポータブル電源であれば使用ができるということです。
メーカーにもよりますが、この数値は使用環境が20℃程度の測定値なので、冬キャンプの低温下では消費電力が変わってしまい、寒い時期だとバッテリー性能が下がる可能性があるので、容量に余裕を持たせる必要があります。
実際にポータブル電源で電気毛布を使ってみた
※定格55WのSugiyamaの電気毛布を使用
平均気温 | 9℃ | 0.8℃ | 0℃ |
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容量 | 720wh | 778wh | 778wh |
使用時間 | 7時間 | 8時間 | 8時間 |
目盛り | 中 | 中 | 強 |
残量 | 54% | 24% | 24% |
消費電力 | 330w | 520w | 520w |
冬のキャンプや車中泊で電気毛布を使用すると、一晩で500wを超える電力が必要となります。また、低温下の環境では、目盛りを変えても消費電力が変わらない結果となりました。
電気毛布はテント内の温度を暖める効果もあり、ソロテントの場合2~3℃程度テント内温度が上昇します。使用環境にもよりますが、外気温0℃の時には、人の温度と電気毛布でテント内を10℃程度を維持する効果もあります。
ポータブル電源・USBモバイルバッテリー給電の電気毛布の違い
電気毛布には主にAC電源を必要とするものとUSB給電のものがあります。
ポータブル電源用電気毛布のメリット・デメリット
AC電源を必要とするものは消費電力量が少し大きくなる分、大判でしっかりと暖かさを感じることができるものが多いです。お子さまと一緒に暖まりたいなど、ファミリーキャンプでも使い勝手が良く、敷毛布としてだけじゃなく肩掛けやひざ掛けと使い方の幅が広く使いやすいです。
機能性は高いですが大判な分かさばりやすく若干重量もあります。また、使用の際には電源サイトやポータブル電源を購入する必要があるなど、AC電源の確保が必要なのも手間とコストを感じるかもしれません。
USBモバイルバッテリー用電気毛布のメリット・デメリット
USBタイプのものは薄手のものが多く、肩掛けやひざ掛け用電気毛布として使用するタイプが主流です。AC電源タイプと比較すると暖かさや大きさは足りませんが、モバイルバッテリーなどコンパクトな充電器で手軽に使用ができるのが魅力的ですね。
ソロキャンプや空間が限られる車中泊でも場所を取らず使用することができ、ファミリーキャンプでも1枚1枚がコンパクトな分、家族分揃えることもできますね。
電源の種類でメリットデメリットが変わってきますので、使いやすさで選んでみましょう。
車中泊やキャンプ用電気毛布のまとめ
消費電力が低く、手軽に暖の取れる電気毛布。最近では「冬の車中泊とキャンプ=寒い、寝られない」というイメージを払拭するような優秀な電気毛布がたくさんありますし、そんな電気毛布が冬キャンプや車中泊で1枚あれば心強いですね。
AC電源タイプとUSB電源タイプとでは仕様の違いや携行性の違いなども出てきますので、ご自身の車中泊やキャンプスタイルで確保しやすい電源タイプを選んでみてくださいね。
寒いのが苦手な家族がいる方は「電気毛布があるよ!」の一言で一緒に冬キャンプが楽しめるかもしれません。電気毛布に湯たんぽを組み合わせるとさらに暖かさが増しますよ。
電源の有無で選ぶ電気毛布のパワーも変わってくるので、より暖かく冬キャンプを楽しみたい方はぜひ、ポータブル電源の記事を合わせて参考にしてみてください。
寒さ対策をしっかりして、寒い中のキャンプを楽しみましょう!