ポータブル電源・発電機・ソーラーパネル

EBLのソーラーパネル100wのレビュー!実際に使えるのか3日発電してみた。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

ポータブル電源を調べているとつい目に留まるのがソーラーパネル。ですが、ありすぎて「本当に使えるの?」「口コミは本当?」と疑問は尽きませんよね。

そんなソーラーパネルの購入に悩んでいる方におすすめしたいのがEBLのソーラーパネル100w 20vです!ポータブル電源同様非常に評価も高く折りたたみ式でキャンプや車中泊にもってこいのアイテムになりますよ。
今回は実際の使い勝手、特に皆さんが気になる性能面について徹底レビューしていきます。

EBLソーラーパネル100wの特徴

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLソーラーパネルの大きな特徴は4つ

4つの特徴
  • 高変換効率
  • 高互換性
  • 防水性と安全性
  • 小型軽量

になります。難しそうな言葉も乱立していますが、出来るだけ分かりやすくお伝えしていくので安心して読み進めてみてくださいね。

高変換効率

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

ソーラーパネルで最も重視したいのは太陽の光を電気に変える「変換効率」と呼ばれるものです。
一般的なソーラーパネルの変換効率14~20%ほどといわれていますが、EBLソーラーパネルの変換効率は23%。コストを抑えられる「多結晶シリコン」を素材に使うのではなく、「単結晶シリコン」というものを採用することでこの高い変換効率を実現しています。
この変換効率に近いのがJackery SolarSaga 100ですが、EBLソーラーパネルと比較して1万円以上高く、EBLのコスパの良さもうかがえますね。

高互換性

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLソーラーパネルにはDC5521、DC5525、DC7909/8、DC3515、比較的大きな電流にも対応したアンダーソンなど5種類のコネクタが付属しているので、市販のほとんどのポータブル電源に充電ができます。
もちろん購入前に対応しているか確認が必要ですが、EBL製品にとらわれることなく、手持ちのポータブル電源にも使えるのは嬉しいポイントです。

防水性と安全性

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLソーラーパネルの表面は撥水素材を使用しているので、小雨程度であれば濡れてもすぐに拭き取れば品質に問題ありません。
また、過充電や過電流に対して保護機能が備わっているので安全性も高くなっています。

小型軽量

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

これだけ高性能なソーラーパネルですが、EBL ソーラーパネルは本体重量がたったの4.6kg。片手で簡単に持ち運べる軽さでいて、軽すぎてちょっとの風で飛んでいく心配がない、絶妙にバランスの取れた重量となっています。この軽さであれば車のルーフに乗せておくこともできますね。
また折りたたむと6.5cmと薄くなるので積載の心配もありませんよ。

EBLのソーラーパネル100wのレビュー

サイズ 64 x 53.6 x 6.5 cm
重量 4.6kg
材質 単結晶シリコン
付属品 MC-4 アンダーソンケーブル、MC-4 to DC 5521 ケーブル、5521 to 5525/ 7909(8)/ 3515 アダプタ、取扱説明書

外観

EBL ソーラーパネル 100w レビュー EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLのソーラーパネル100wの収納時のサイズは640×536×65mm、外側両面に折りたたみスタンドがあり、片方にコード収納ポケットがあります。縫い目もしっかりとしていて糸のほつれも見当たりません。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

少し安っぽさを感じますが、持ち部分はオレンジ色のプラスチック製です。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

パネル部分を持って開くと「パキパキ」と損傷しそうな嫌な音がするので、しっかりと持ち部分で開け閉めするようにした方がよさそうです。

サイズ感や重量

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

168cmの女性がEBLのソーラーパネル100wを持った時のサイズ感です。

重量も4.6kgと車からテントサイトまで余程距離が無ければ、女性でも片手で十分持ち運べる重量です。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

女性では約8.5kgあるEBLポータブル電源1000と同時に持ち運ぶのは難しそうです。
男性なら精密機械なのでぶつけないよう注意を払えば、ポータブル電源と同時に持ち運ぶことも可能です。

コード収納ポケット

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLのソーラーパネル100wの外側には大きく開く収納ポケットがついており、2mのDCケーブルも余裕をもって収納できます。余ったスペースにはポータブル電源で使用する専用USBケーブルを一緒に収納しておくと便利です。

折りたたみの自立スタンド

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

折りたたみの自立スタンドはEBLのソーラーパネル100w本体に固定されています。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

自立スタンドをたてる45°まで角度調整が可能で、太陽に適切な角度で設置することができます。

4か所のハトメ

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLのソーラーパネル100wの4隅にはハトメがあります。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

ハトメは固定したフックやカラビナに掛けたり、紐で固定してソーラーパネルを設置することができ、不安定になりがちな風が強い日でもしっかりと固定できるので、太陽光を効率よく取り込むことができます。

EBLソーラーパネル100wの出力チェック

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

EBLソーラーパネル100wでどれぐらいの発電ができるか、2月の日照時間が違う3日間で検証してみました。計測環境は10:00~16:00までで、ポータブル電源のバッテリー残量は3日とも20%からスタートです。

天気 最高気温 最低気温 日照時間 バッテリー
残量
発電量(約)
曇り 6.9℃ 0℃ 3.0時間 20→29% 約90W
曇りのち晴れ 9.2℃ 1.9℃ 4.2時間 20→56% 約360W
晴れのち曇り 13.1℃ -2.1℃ 5.2時間 20→76% 約560W

※発電量に関しては単純計算から導いた数値です。
1000Whの10%なら100Wという計算です。

EBLソーラーパネル100WのソーラーパネルをEBLのポータブル電源1000で最高は97wの出力を計測し、晴れ間が多い日には6時間でバッテリー残量が56%増加したので、携帯できるソーラーパネルとしては十分な数値を計測することができました。

EBL ソーラーパネル 100w レビュー

ただし、検証結果を見ていただくとわかるように、曇りの日は90Wとほぼ発電量はありません。冬場より夏場の方が、日照時間も長く日差しも強いのでもう少し期待が持てそうですが、晴れの日でも薄く雲がかかるだけで発電量はガクッと落ちてしまうので、ソーラーパネルを使用して屋外で発電するのは安定しにくい点を考慮するようにしましょう。

まとめ

EBLソーラーパネル100wはキャンプで使うソーラーパネルとして重視したい変換効率、携行性、安全性全てを網羅した高スペックソーラーパネルです。

購入に対するハードルの高さを感じる方も多いジャンルですが、今回はキャンパー目線で細かくレビューしたので実際の使用イメージもついたと思います。

EBLソーラーパネルがあれば充電の残量を気にしながらポータブル電源を使うこともありません!ストレスフリーなキャンプの強い味方になってくれますよ。

EBLポータブル電源1000 レビュー
EBLのポータブル電源1000のレビュー!ソーラーパネルや電気毛布で性能検証今回レビューするEBLのポータブル電源1000は、手頃な価格で大容量&高出力のポータブル電源をお探しの方にはぜひ検討してほしいアイテム。...
ABOUT ME
yamaico編集部
Yamaico運営&記事編集担当のマッキーです。               ●編集者の資格                               ①NCAJ公認キャンプインストラクター                   (公益社団法人 日本キャンプ協会https://camping.or.jp/leader)                   ②JAC公認キャンプインストラクター                    (一般社団法人 日本オートキャンプ協会 https://www.autocamp.or.jp/)                    ③JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー                  (Japan Bushcraft School https://bushcraft.jp/)
こんな記事もおすすめ