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冬キャンプ|防寒対策の必需品!おすすめの持ち物や装備をご紹介!冬キャン歴10年の装備。

冬キャン初心者さんのために、私が冬キャンプに持って行っているものをお教えしちゃいます。

冬キャンプを楽しむ人がどんどん増えてきました。冬でも暖かく過ごせるアイテムが簡単に手に入るようになったな、と思います。また、以前は春~秋しか開いていなかったキャンプ場が、冬でも開いているところが増えてきました。「アウトドアは好きだけど寒いのはちょっと苦手で」とか「どういう荷物を持っていけばいいのかわからない」という理由で、興味はあるけれど踏み出せないという人もまだまだいるのではないでしょうか。

冬キャンプの必需品①調理器具

夏キャンプだとお弁当とお茶、という方法も取れますが、冬には温かい食事が欠かせません。
火をつけて温まるだけでも、過ごしやすさが違いますよ。

おすすめバーナーと選び方

バーナーにはアウトドアガス缶タイプ、カセットボンベガス缶タイプ、ガソリンタイプがあります。ガス缶のタイプは、寒い時に気化しにくくなるので注意して使ってください。ガソリンタイプの場合は火力が強いので、やけどや引火しないように細心の注意を払いましょう。
また、ガス缶が冷えて氷がつかないようにすることも重要です。
テントの中でアウトドアガス缶を使う場合は、ガス缶と一体化するタイプではなくホースで伸ばして使うタイプのバーナーを使いましょう。重心が低くなるので安全に使うことができます。他のバーナーは重心が低いものが多いです。

おすすめコッヘル、クッカーと選び方

冬キャンプなら温かいお茶や食事が欠かせません。
コッヘルと言われるアルミタイプの小鍋が、一般的にアウトドア向きとされています。私が普段使っているのもコッヘルです。が、キャンプのみであればチタン製のものでも。またコッヘル以外のヤカンをお茶用に使うなどしても構わないと思います。
人数が多いなら、それに応じてお鍋のサイズを変えましょう。焚火に直火でヤカンやコッヘルをかけると、煤がついて大変になるので、焚火と調理用の火は別にするのが無難です。

おすすめ魔法瓶と選び方

冬は特にそうですが、お湯をいくつかの魔法瓶にストックしておくと便利。朝目が覚めたときは、温かいお茶で体をほぐしてすぐに行動することができます。
また、料理やお茶のたびに水を沸かす、という手間もはぶくことができます。私は雪山でのキャンプでは水をあまり持って行かず、現地で雪を溶かして利用することが多いです。その場合、雪を一から溶かすのと、水を足しながら沸騰させていくのとでは、足しながら沸騰させる方が沸騰させるのに使う燃料を少なくすることもできるので、常に魔法瓶にお湯を入れています。

おすすめナルゲンのボトル

魔法瓶と同様の使い方をする事も出来ますし、また手軽に水を携帯できるので大変にお勧めです。お湯を沸騰させて入れ、タオルで巻き、寝袋の足元に置けば即席の湯たんぽとしても使用することができます。
口が広いので、具のある汁物を入れておくこともできますし、文房具やバーナーなど食べ物以外の小物の整理にも役立ちます。ボトルキャップ部分の凍結に注意して扱いましょう。

冬キャンプの必需品②マット・寝具類

料理が体を内側から温めてくれるとしたら、マット類は外側から温めてくれるもの。空気の層を作ることが防寒に効果的なので、何枚も重ねて使います。

おすすめグラウンドシートと選び方

テントの下にお座布団のように敷くシートです。冷気の遮断をしてくれるとともに、テントが汚れるのもふせいでくれます。キャンプの後に、テントを洗って干すことを考えたくないので使っています。
アウトドアメーカーのものを使う人からブルーシート派の人まで様々です。ピクニックシートや100均で売っているシートでも構いません。

おすすめ銀マット

テント内には銀マットを必ず敷いています。アルミの面とクッションの面がありますが、アルミの面を表向きにするのが良いかと思われます。(反射の熱があるので)テント内のベースレイヤー的な役割と考えれば良いかと思います。

おすすめマットレスと選び方

マットレスは様々なタイプのものが販売されていますが、冬キャンプではいかに下からの冷気を防ぐかが大切となってきます。マットレスは空気を入れるものと入れぬものとが両方存在します。

クッションマット
空気を入れないクッション材のものは、エアーマットのように空気を入れる手間がない分、空気の層が存在しないので、冷気を防ぐと言う点では劣ります。
ただし、ある程度雑に扱っても大丈夫な程の頑丈さは持ち合わせていると言えます。

エアーマット
冬キャンプで暖かさを求めるのであれば、下からの冷気を防ぐことに重点を置きましょう。エアーマットは空気の層が十分確保されるので防寒性が高いです。
コンパクトなタイプ、大きくても防寒に優れるものなど様々なタイプがあります。寒くなりにくい反面、空気を入れるのが面倒だったり、穴あきなどに弱いのがデメリットでもあります。穴あきについては、二重にマットをもちいることで防寒対策をすることができます。

おすすめ寝袋と選び方

寝袋は様々なものが市販されています。対応している気温によって、安価なものから高価なものまであります。これぐらいでいけるだろう、ではなく、想定している気温よりも低めまでカバーするもの、を基準に耐寒温度を設定し、寝袋を購入するのが良いでしょう。
またその際、夏用の寝袋を重ねて使うことなども、防寒に繋がります。

おすすめシュラフカバーと選び方

寝袋で眠るときに、空気の層を作り、また濡れることを防ぐ道具です。こちらも値段はピンキリです。
最近では、カバーがいらないタイプの寝袋も販売されています。

冬キャンプの必需品③持ち物

冬ですから、防寒着にマフラー・手袋はしっかり身につけましょう。街中でもキャンプでも同じです。カイロを首筋や脇に貼っておくのも効果的です。他に必要になる、キャンプならではの道具を紹介します。

作業用防寒手袋

作業用に防寒手袋を別途用意しておくことは非常に大切です。
手先や足先が冷たくなるのは避けたいですよね。そのために有効なのは濡れた装備を使わないことです。濡れた装備を使わないコツの一つとして、普段の時と作業をする時の手袋を分けるのも一つの手段です。作業用だとナイロン製がいいです。是非試してみてください。

たわしorブラシ

冬キャンプにおいては、雪の中を行動することもあるでしょう。そのあとに役立つのがこのたわしです。テント内に入る前に、服や靴から雪を落とす事で、テント内を濡らすリスクを減らすことができます。
テントの中には極力雪を持ち込まないようにしましょう。装備品が濡れるほか、結露の原因ともなります。

おすすめスコップと選び方

雪のある地域で、テントを張る場所を作るために雪を掘り起こしたり壁を作ったりするのに役立ちます。小さいものではなく、柄を持って下に足をかけられるくらいのサイズが必要です。
軽いものから重いものまで様々にありますので、用途に応じて使い分けてください。柄の部分と本体を分離できるタイプだと持ち運びやすいのでおすすめです。

おすすめライトと選び方

冬になればなるほど、夜の時間も長くなりますので、ライトは必須。
下に置くタイプとヘッドライトがあります。置き型の場合は、上に白い半透明の袋(レジ袋のようなもの)をかぶせてあげると、柔らかい光が全体的に広がります。
できるだけ軽く、長持ちするものがお勧めです。単四電池のタイプ、ボタン電池のタイプなど様々なものが売られています。
単四電池のタイプだと、コンビニで簡単に手に入るのでお勧めです。また、最近では小型の電池式のランタンも販売されています。

おすすめのバッテリー

電源のないキャンプ場では、モバイルバッテリーをいくつか用意しましょう。寒いと電池が早く消耗します。
通常時はもちろん、何かあった時に電池がないと困ります。

細引きか天井に吊り下げる網

軽視かつ忘れられがちですが、かなり便利なアイテムです。
テントの天井に小さなループ状のひもを付け、そこにひもを通しておきます。
その日1日の行動を終えた際に、手袋や靴下、ハンドタオルなどをテントに吊り下げて乾かすことができる優れものです。軽いライトをつることもできます。
たかが紐ではありますが、その用途は実に多様。しかも軽いので、持って行ってみてはいかがでしょうか。
テントの上にもともとメッシュで小部屋が作られているタイプもあります。

竹ペグ

雪のキャンプ地では竹製のペグを用いてテントをしっかり留めるのが一般的だとされています。通常のペグですと、雪の中ではすっぽりと抜けてしまうのです。
竹ペグに関しては自作する方が多いようです。

緊急キット+α

一般的な緊急キットに、エマージェンシーシートなどを入れておくと、いざという時の防寒対策に役立ちます。

まとめ

普段持ち歩いている中から、冬キャンプに限定したアイテムを紹介しました。
夏に比べるとかなり荷物が多い印象ですが、これらの道具をそろえる手間をかけてでもおすすめしたいのが、冬キャンプ。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

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