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パップテントがソロキャンプで無骨すぎる!おすすめやアレンジ術もご紹介!

パップテントという名前は聞き慣れない方もいるかもしれませんが、現在注目度が高まっているテントのひとつです。ソロキャンプを楽しんでいる方や野営スタイルのキャンプが好きな方から特に熱い視線が注がれている、現在要注目のアイテムです。

今回はパップテントの魅力と定番のアレンジ術を解説した上で、ソロキャンプで使用するのにおすすめのパップテントを7つご紹介します。実際に軍隊が使用している本物のパップテントもご紹介しているので、普通のテントとの違いを感じつつ楽しんでご覧ください。

パップテントとは?

パップテントとは、海外諸国の軍隊が野営をする時に使用するものとして開発されたテントです。

雨風をしのげれば良いという割り切った造りのため、パップテント内部は丁度2人が寝ることができるスペースがあるだけ。そして一般的なテントと違い地面がむき出しになっています。そのため快適に寝るにはキャンプマットやコットが必ず必要になります。

それでもパップテントにはソロキャンプをする人たちを惹きつける魅力があります。そもそも不便を楽しむソロキャンプでは、パップテントの「快適過ぎない」ところがむしろ魅力のひとつとなるのです。

パップテントの魅力

パップテントの最大の魅力はなんといってもその無骨な見た目にあります。見た目は自然の中に溶け込むグリーンやブラウン一色。色気のかけらもないこの無骨さが、ただのソロキャンプを超えてまるでサバイバルをしているかのような雰囲気を演出してくれます。

見た目以外の魅力としては極めてシンプルな構造、丈夫な生地、設営・撤収の簡単さが挙げられます。シンプルであるが故に、快適な空間を作るためには自分の発想や応用力が試されるというところがまた面白いのです。

パップテントのアレンジ術

パップテントはそのまま使用しても雨風を防いで寝床を確保するという役割を十分に果たしてくれますが、より快適さを向上させるためにパップテント自体にアレンジを加える方もいます。

ここではパップテントのアレンジ術として代表的な2つをご紹介します。

定番アレンジのファスナー加工

ファスナー加工とはパップテント正面に開口部を新たに設け、その部分にファスナーを取り付ける定番のアレンジ方法です。これをすることにより人の出入りや開け閉めが簡単になります。

実際にファスナー加工をする際には、自分の手でパップテント自体にハサミを入れる必要が生じることもあり、また使用するファスナーの種類、ファスナーを取り付ける場所の補強など考慮しなければならないポイントがいくつもあります。

上手くいけばより便利なパップテントが手に入りますが、当然失敗するリスクがあります。パップテントのファスナー加工をしてくれる業者もあるので、自信がない場合はそちらへ依頼するのが良いでしょう。

こちらも定番アレンジの二股化

通常、パップテントで使用するポールは1箇所につき一本足でテントを支えるようになっています。そのポールをV字を逆さにしたような二本足の状態にすることを二股ポールと言います。

ポールをテント内側から持ち上げて設営するパップテントは、その構造上どうしてもポールが邪魔になってしまいます。ポールを二股にすることによりパップテントの幕の内側にポールが沿う状態にできるので、結果的にスペースを稼ぐことができるのです。

二股ポールのアレンジはスペース効率の向上に加え、パップテント自体の安定性の向上も見込めます。誤ってポールを足で蹴ってしまっても、簡単には倒れなくなります。

この二股ポールのシステムを導入するにあたり、ホームセンターでジョイントを購入して自作する方もいますが、ポールを二股にする専用品があるのでそちらの使用をおすすめします。キャンプ用品のブランドとして絶大な人気を誇るDODの製品、その名も「フタマタノキワミ」です。

すでにDODの「ビックタープポール」を持っている方は、こちらの「フタマタノサソイ」に挿して二股ポールにすることができます。

おすすめのパップテントとパップ風テント!

それではここからソロキャンプにおすすめのパップテント・パップテント風のテントをご紹介します。元々軍用として開発されたパップテントには、使用されてきた国によりスタイルが異なります。デザインや構造が好きなパップテントを選ぶと良いでしょう。

DD(ディーディー) SuperLight A-Frame Tent

<商品スペック>
サイズ 使用時:長さ345×幅150×高さ115cm
    収納時:29×14×6cm
重量:0.73kg
素材:ー

高品質・高性能なハンモックやタープを多数製作していることで、近年どんどん注目度が高まっているDDのパップテントです。耐水3,000mmのPUコーティングが施された生地、様々な使い方に対応できる3つのドアを備えていながら730gの軽さを実現しています。

このようにフィールドでの使い勝手、携行のしやすさをよく考えているDDらしい製品と言えます。また、正面の幕を跳ね上げることで屋根を作り出すことができるので、雨の日でもタープなしでソロキャンプを楽しむことが可能となっています。

OneTigris(ワンティグリス) スーパーシェルター BLACK ORCA

<商品スペック>
サイズ 使用時:長さ210×幅125×高さ115cm
    収納時:40×20cm
重量:1.45kg
素材:75Dナイロン

OneTigrisはミリタリー関連の商品を製作しているメーカーです。リュックやポーチ、ガンホルスターなど幅広い商品を展開しています。このテントもそんなOneTigrisらしく無骨さが滲み出ており、男心をくすぐるデザインとなっています。

1人で寝るのには十分な広さ、高耐久性のシート、虫の多い真夏でも安心のメッシュ付きとなっており、快適なソロキャンプを楽しむのに最適なテントです。設営には必ずしもポールを必要とせず、木にロープをつないで設営することができます。

ポールの分の重量を軽くしたい方にもピッタリのテントであると言えるでしょう。

テンマクデザイン 炎幕

<商品スペック>
サイズ 使用時:長さ330×幅190×高さ130cm
    収納時:55×18cm
重量:5.6kg
素材:フライシート:コットン100%
グランドシート:ポリエステルオックス210D
ポール、ペグ:スチール製

フィールドでのリアルな経験からくるニーズに応えるため、超実戦的なキャンプ用品を製作しているテンマクデザインが手がける、焚き火が好きな人のためのテントです。フライシート(本体)、グランドシート、ポール、ロープ、ペグがセットになっています。

他のテントの素材としてよく使用されている化学繊維は、焚き火で発生する火の粉で簡単に穴が開いてしまいます。その点、このテントは火の粉に強いコットンを使用しているので、テントの下でも心配することなく焚き火ができます。

焚き火はソロキャンプにおいてとても重要かつ楽しみなイベントです。雨の日にはテントの正面を跳ね上げて屋根を作り、その下で焚き火を楽しみましょう。

フランス陸軍 テント

<商品スペック>
サイズ 使用時:長さ210×幅142×高さ100cm
    収納時:52×26 cm
重量:3.3kg
素材:ー

フランス陸軍からの払い下げ品で、正真正銘、本物の軍物テントです。過酷な環境を生き抜かなくてはならない軍隊が求めるスペックを満たしたテントということになります。設営も撤収も簡単かつスピーディーに完了できるように考えられています。

シンプルでありながらも快適性を考慮しており、換気用の窓や虫除けのメッシュが備わっています。入り口もテントの両端についているので、出入りに関しても不便さを感じることがありません。

自然の中では周囲によく溶け込み、キャンプサイトでは良い意味で目立つ存在となることでしょう。

ポーランド軍パップテント サイズ2

<商品スペック>
サイズ:ー
重量:ー
素材:ー

ティピーテントのような三角形のシルエットが特徴的なパップテントです。ポーランド軍の倉庫放出品で、このテントも実際に軍隊で使用されている本物になります。設営が非常に簡単で、ペグでシートを地面に固定し、真ん中にポールを1本立てるだけで設営できます。ロープを使用する必要はありません。

このポーランド軍のパップテントは居住スペースを作り出すテントとしての役割に加え、ポンチョとして身に纏うことができるのが大きな特徴です。キャンプ中にそのような使い方をする機会があるかはわかりませんが、とても面白い機能です。

バイクや自転車のサイドバッグとしても使用できる防水バッグが2つ付属している点もポイントです。このバッグはチェコ軍のもので、テントの収納として使用するのに丁度良いサイズとなっています。

USパップテント

<商品スペック>
サイズ 使用時:長さ320×幅180×高さ110cm
    収納時:ー
重量:ー
素材:ー

2枚のシートをつなげて設営するアメリカ軍のパップテントです。シートに「US」の文字が入っており、誰が見てもひと目で軍用のものだとわかるでしょう。ゴツい見た目に加えてクラシカルな雰囲気が無骨さを極めています。

設営したパップテントの両端を解放すれば、雨風や直射日光を遮るタープとしても使用可能です。テントとは別にタープを持っていく必要がなくなるため、荷物の省スペースにも貢献します。このパップテントで定番のカスタム、ファスナー加工に挑戦してみてはいかがでしょうか。

DOD(ディーオーディー) ヌノイチS

商品スペック
サイズ 使用時:長さ340×幅210×高さ150cm(ベーシックスタイル)
    収納時:62×16cm
重量:5.9kg
素材:ポリコットン

こんなテント見たことありますか?
パップテントと言えるかは微妙なところですが、パップテントに興味がある方ならおそらくこのテントにも興味を示すことでしょう。「ヌノイチ」という商品名の通りシートは1枚のみで、まるで長方形のタープのような見た目をしているテントです。

ですがこのヌノイチはただのタープとは違います。シートに2箇所切れ込みを入れることにより高い自由度を実現した、れっきとしたテントです。張り方はまさに自由自在。使用する人の閃きが試されます。

このヌノイチを上手に使いこなせるようになると、周囲からはキャンプ上級者として視線を集めることになるでしょう。他人と違うものが欲しい人には特におすすめです。デザインはさすがDOD、プリントされたロゴが可愛らしいハイセンスなものとなっています。

まとめ

パップテントはキャンプ用品メーカーが機能性や快適性を考慮して作ったものと、実際に軍隊で使用されているものの両方が入手可能です。どちらもその無骨で男らしい見た目が何より魅力的で、ソロキャンプに取り入れたら今以上に自然との一体感を味わうことができるでしょう。

便利過ぎず、快適過ぎず、主張し過ぎないパップテントは、他人と同じものが嫌な方や野営スタイルのキャンプを好む方ならきっと気にいるはずです。過酷な環境を生き抜くプロが求める性能、それを満たすパップテントでワンランクアップしたソロキャンプを楽しみましょう。