ここでは人気のDDタープについて、その魅力からソロキャンプに適したサイズについてなど、詳しく説明します。
キャンプを楽しむために重要なアイテムの1つにキャンプ場でのリビング空間を作り出してくれるでタープがあります。ソロキャンプではタープによって自分だけの快適な空間を作れれば、より一層キャンプを楽しむことができるでしょう。
中でもDDタープは優れた機能性とデザイン性から人気を集めています。しかし多くのソロキャンパー達が悩むのがソロキャンプに適したサイズ選びです。ソロキャンプにおいて丁度良いDDタープのサイズとは何なのでしょう。
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DDタープとは
DDタープとは、英国に本社を置くDDハンモック社から出ているタープの事です。日本ではDDハンモックジャパンの正規代理店で手に入れることができます。また、通販でも購入できますがアフターサービス対象外なので、正規代理店での購入をおすすめします。
DDタープの特徴としては、通常のタープよりロープを通すためのグロメットやループが多いため様々な使い方が出来ることです。用途に合わせて張り方を変えられるので、自分にとってベストの使い方にアレンジ出来ることこそ、DDタープが愛される理由なのです。
DDタープの魅力
DDタープがアウトドアで人気を集めるのは、もちろん理由があります。これからお話する5つの特徴こそDDタープの魅力なので購入前に知っておきましょう。
防水性能
一般的なテントだと防水圧は1500mm〜2000mmとされていますが、DDタープの防水圧はほとんどの製品で3000mmあります。
アウトドアにおいて突然の雨は嫌なものです。特にソロキャンプでは一人で対応しないといけないのでタープに雨が染み込んでくるのは避けたいものです。DDタープは突然の大雨にも対応できる高い防水性能を持っているのです。
耐久性
DDタープは防水性だけでなく耐久性にも優れています。これは丈夫な素材を使っていることも理由の一つですが、ループも裏地でしっかりと補強するなど丁寧に、そして拘って作られていることも理由としてあげられます。
様々な張り方を楽しめる
一枚の布という単純な作りだからこそ、様々な楽しみ方があるのもDDタープの特徴でしょう。DDタープは正方形か長方形の布に沢山のループやハトメが付いており、アイデア次第で好きなようにアレンジできます。
ソロキャンプだからこそ、その時の状況や気分に合わせて自分の好きなようにアレンジ出来る魅力はアウトドア好きにとってはたまらないものでしょう。
デザインが豊富
通常のテントやタープは無地のものが多いですが、DDタープには迷彩柄もあります。他とは違う個性あふれるデザインで差を付けるのも楽しいでしょう。
軽量&コンパクト
DDタープには様々なサイズがありますが、どれも軽量化が進められています。小さい3m×3mサイズではわずか790gという軽さなのでできるだけ荷物を軽くしたいソロキャンプではおすすめです。
また、ポールを使わなくても設営出来るDDタープはコンパクトに収納できるのもソロキャンプには嬉しい特徴です。
DDタープのサイズは?
DDタープは幾つものサイズを揃えています。ここではソロキャンプを想定して3m×3m、4m×4mを中心に説明します。
DDタープ3×3
DDタープの中で最も小さいサイズです。3m×3mの正方形で、ループが縁に16個中央に3個付いています。
中央にループがあるお陰でレクタタープでは出来ないような張り方も可能となり、ハンモックとの併用も出来るので、ソロキャンプでは自分だけの張り方を楽しめます。
DDタープ4×4
4m×4mの正方形で、基本的にDDタープ3×3をそのまま大きくしたようなデザインとなっています。そのため張り方なども同じですが、サイズが大きい分、ポールを使って数人で使うことも出来ます。ソロキャンプでも広々とした空間を求めている人にはおすすめのサイズです。
他にもサイズ色々
DDタープには上記で紹介した「3×3」・「4×4」以外にも「3.5×3.5」や「5×5」などのサイズもあります。
また、正方形だけでなく長方形の「DDタープS(1.5m×2.8m)」、「DDタープM(2.5m×3.5m)」、「DDタープXL(3m×4.5m)」もあります。長方形だと正方形とは違った張り方も楽しめます。
DDタープのソロキャンプにおすすめの張り方
DDタープ1番の魅力は張り方のバリエーションにあると言ってもいいでしょう。ここではその中でもソロキャンプにおすすめの張り方を紹介します。
ステルス張り
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通常の張り方として、DDタープをヘキサタープのように張る方法をステルス張りと言います。縁の中央にあるループを使いポールを立てて、あとは角のループを使ってロープを張っていきます。ロープはペグを使って張っても良いですし、木があれば枝や幹に直接張ることも出来ます。
雨と日差しを防げる快適な空間を確保でき、小さいサイズのDDタープでもある程度広々としたリビング空間を作れます。難しい技術も必要ないので初心者にもおすすめの張り方です。
Aフレーム
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風の強い日は日差しや雨だけでなく風を防ぐ事も考える必要があります。 そんな時はAフレームという張り方が良いでしょう。
まず、中央のループより奥を垂らして張ります。そうすることで壁のように風を防いでくれます。中央のループより手前を、4本のポールを使い張りますが、この時天井部が平らになると雨が溜まりやすくなるので少し角度を付け斜めにするのがポイントです。日差しと雨に加え、風も防げるのでより快適な空間を作れます。
ダイヤモンド張り
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こちらも1人の時間を大切にしたいソロキャンプにおすすめの張り方です。
使うポールも一本だけで風が強くない日はペグダウンも4ヶ所だけで良いので設営が簡単という点でもソロキャンプにおすすめです。
ソロキャンプにおすすめのDDタープのサイズを張り方で比較
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DDタープの魅力はわかったと思いますが、ソロキャンプの場合、結局はどのサイズが良いのでしょうか。それぞれの張り方で比較していきますので、サイズ選びの参考にしてください。
ダイヤモンド張りでサイズを比較
DDタープ3×3をダイヤモンド張りした場合、手前から奥まで3mの広さがあります。奥に行くにつれて狭くなることを考えても2mは使用できる空間があるのでソロなら荷物を置いても十分な空間を確保することが出来ます。また、入り口も4m程の広さがあるので、焚き火なども楽しめます。
ステルス張りでサイズを比較
タープ泊を考えている場合、ステルス張りで周りから見えないようにしたいと考えている人もいるでしょう。ステルス張りだとダイヤモンド張りと比べて中の空間がやや狭くなるので、3×3ではサイズが不安になるかもしれませんが、ソロなら自分1人と荷物が入るだけの空間は十分確保できるので、ストレスなく過ごす事が出来ます。
Aフレームでサイズを比較
Aフレームならより広く空間を作ることが出来るので、ソロならハンモック泊もできます。3×3のDDタープでもハンモックを覆うことができますが、少し地面との隙間が空きます。ハンモックの乗り降りの際、タープとの隙間もほとんどないので、冬の結露時には冷たい思いをすることもあります。
ハンモック泊するようでDDタープを購入するなら荷物を置くスペースもあるので4×4の方がおすすめです。
結局ソロキャンプにおすすめのDDタープのサイズは?
DDタープの4×4と3×3で悩む場合、サイズが一番の悩みどころになると思いますが、ソロキャンプに適したサイズを考えるならば3×3が合っています。
もちろん、より広々とした空間を求めるのであれば4×4でも良いでしょう。しかし、全て自分1人で作業しなければならないソロキャンプでは、設営・撤収作業のしやすさや荷物の持ち運びを考えても4×4よりも3×3の方が扱いやすいでしょう。つまり、初めてソロキャンプのためにDDタープの購入を考えている人であれば、3×3を選ぶべきです。
DDタープのソロキャンプにおすすめサイズの選び方のまとめ
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DDタープは防水性、耐久性、そしてカラーバリエーションが豊富で張り方もアレンジが効き、楽しみ方が豊富なことから多くの人に愛されている人気のタープです。
サイズが選べ、形も正方形と長方形があるのでファミリーキャンプなど人数がいても使えますが、軽量だからこそソロキャンプにおすすめしたいタープです。
そしてDDタープ3×3はソロキャンプにベストなサイズと言えるでしょう。これからソロキャンプを考えている人は、DDタープで快適なアウトドアライフを手に入れてみましょう。