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コールマンのガスランタンおすすめ3選!ガスやマントルの種類も解説!

暗闇を照らし、キャンプのムードを高めてくれるランタン。キャンプになくてはならないアイテムの一つです。今回は、ランタンの中でもガスランタンに注目。ガスランタンの解説とともに、不動の人気を誇るコールマンから手軽に使うことのできるガスランタンのおすすめをご紹介します。

キャンプでのランタンの役割

キャンプで必要不可欠なのがランタン。月明りや焚火の明かりだけでは手元を照らすことができず、時と場合にあったランタンを用意する必要があります。キャンプをより快適にするために、自分に合ったランタンを探してみましょう。

キャンプランタンの定番「コールマン」

コールマンはW.C.Colemanがアメリカ合衆国オクラホマ州で創業した会社です。もともとはガソリン式ランプのレンタル業から始まった会社でしたが、今ではランプにとどまらず様々なキャンプ用品を幅広く製造販売しています。

100年以上の歴史があり、世界中のアウトドアファンから愛されています。キャンプをする人であれば、コールマン製品を少なくとも一つは持っているのではないでしょうか。

ランタンの種類

ランタンは燃料の違いからガソリンランタン、ガスランタン、LEDランタンの3つに分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

①ガソリンランタン

ガソリンランタンはガソリンを燃料とするランタンです。ガスランタンやLEDランタンよりも明るく照らすことができるのが大きな特徴です。寒さにも強く、冬でも安定した光量を保つことができます。

ただ、扱いが難しく、使用する際にポンピングという作業が必要になります。ポンピングとは空気を燃料タンクに送り込む作業のことを言うのですが、結構な力が必要なため、女性や不慣れな方は慣れるまで大変かもしれません。

また、長く愛用するためにはしっかりとメンテナンスをする必要があり、初心者の方にはあまりおすすめできません。

②ガスランタン

ガスランタンはその名の通りガスを燃料とするランタンです。ガス缶を使用することができるため、ガソリンランタンよりも手軽に使うことができます。

また、バーナーなどと燃料を兼用することもでき、荷物を減らすことができます。ただ、ガソリンランタンよりも燃焼時間が短いため、コストパフォーマンスはガソリンランタンに比べると良くないでしょう。

また、寒さに弱いため冬のキャンプには向かないといえます。春~秋のキャンプでメイン使いするのにおすすめなランタンです。

③LEDランタン

従来、蛍光灯が主流であった電池式のランタンですが、現在は蛍光灯よりも省エネで光量の多いLEDが主流となっています。
ガソリンランタンやガスランタンと違い火を使わないので、テント内でも使用することができます。小さいお子さんがいる家庭でも安心です。

本体価格も安いのに加え、燃料代もほとんどかからないため、コストパフォーマンスに優れています。太陽光で充電できるランタンや、虫を寄せ付けないランタンなど、さまざまな種類があるので自分に合ったLEDランタンを探すのも面白いでしょう。

3つのランタンをご紹介しました。それぞれの大まかな特徴をご理解いただけたでしょうか。今回は、ガソリンランタンよりもお手軽でLEDランタンよりも明るい、メイン使いにぴったりなガスランタンを詳しくご紹介します。

ガスランタンの燃料はLPガス

ガスランタンに使用されるLPガスは液化石油ガスの総称です。ブタンガスを主原料とし、イソブタンやプロパンの配合を変えた数種類が発売されており、外気温によって使い分ける必要があります。

コールマンではレギュラーとスーパーが用意されており、外気温が10度以上の時はレギュラーを、外気温が-10度以上の時はスーパーを使用することが推奨されています。基本的にはレギュラーで十分ですが、心配な時はスーパーを用意しておくと安心です。

また、よくアウトドアショップで目にする緑のガス缶ではなく、白いガス缶も存在します。これはコールマンとモンロによる新レーベル「インディゴレーベル」デザインのガス缶です。キャンプをよりおしゃれに見せてくれることでしょう。

マントルってなに?

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ガスランタンで必要な消耗品がガスとマントルです。ガスランタンやガソリンランタンはマントル無しでは光を放つことができません。合成繊維で作られているマントルは、釣り下げ型とチューブ型と提灯型の主に3つに分けられます。

釣り下げ型

大型のランタンに使われることの多いマントルです。バーナーの先端に結び付けて使用します。コールマン製品の20型や21A型がこれにあたります。

チューブ型

こちらも大型のランタンに使われるマントルです。上と下の二か所を固定して使用します。95型がこれにあたります。

提灯型

小型のランタンに使われることの多いマントルです。二つの穴をバーナーに差し込んで使用します。ランタンによって使用するマントルが決まっているので、購入する際に確認するようにしましょう。

また、マントルは空焼きという作業が必要になります。マントルを灰化させることでマントルが光るようになります。ライター等でマントルを炙るようなイメージで空焼きしてみましょう。初心者の方は、ネット上に空焼きの方法を紹介する動画もたくさんありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

コールマンのおすすめガスランタン3選

ガスランタンについて解説してきましたが、ガスランタン一つをとっても種類は様々です。ここからはコールマンのガスランタンのおすすめを3つご紹介します。

コールマン(Coleman)2500ノーススター

■明るさ:約1,543ルーメン
■大きさ:約14.5×26cm
■重量:約1.3kg
■燃焼時間:約4~8時間

約1,543ルーメンの明るさを誇るランタンで、メインランタンとして使用することができます。ダイヤルを回すことで明るさ調整が可能です。弱~中くらいの明るさでも十分な明るさを確保することができます。

LEDランタンの光量に満足できず購入する方も多いとか。コストパフォーマンスに優れており、初めて購入するメインランタンとしておすすめです。

コールマン(Coleman)フロンティアPZランタン

■明るさ:約273ルーメン
■大きさ:約10×7.5×13cm
■重量:約200g
■燃焼時間:約6~12時間

サブランタンもしくはテーブルランタンとして、最適な大きさと明るさのランタンです。チェーンがついているのでぶら下げて使用することもできます。他のランタンと違いグローブがすりガラスになっているため、柔らかな光がテーブルを優しく照らしてくれます。

ルミエールランタン

■大きさ:約7.3×6×18.3cm
■重量:約210g
■燃焼時間:約28~38時間

キャンドル風のガスランタンです。揺れる炎がキャンプの雰囲気を盛り上げてくれます。マントルが不要なため、とてもお手軽に使用することができます。大人気のキャンプ漫画「ゆるキャン△」で主人公のなでしこが愛用しているのも、このルミエールランタンです。

「ゆるキャン△」を見て欲しくなった方も多いのではないでしょうか。先ほどご紹介したコールマンの「インディゴレーベル」から出ている、ランタンに模様があしらわれたデザインも人気です。

コールマンのガスランタンをもってキャンプへ行こう!

自分に合ったランタンは見つかりましたでしょうか?ランタンは一つだけではなく、様々な種類のランタンを組み合わせて使用することで、より快適なキャンプを楽しむことができます。
ご紹介した2500ノーススターとフロンティアPZランタン、もしくはルミエールランタンを組み合わせて使用するのもおすすめです。ぜひ自分好みのランタンを見つけて、次の休みはキャンプへ出かけましょう!

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