機能性とファッション性から人気を集めるサコッシュが、今アウトドアで注目されています。特に完全防水のサコッシュは野外での活動がメインとなるアウトドアで大活躍することから、利用する人も増えているようです。

でも「完全防水」と「防水」・「撥水」の違いって、イマイチよくわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで「完全防水」と「防水」・「撥水」の違いも合わせて、サコッシュの魅力と完全防水のおすすめサコッシュをご紹介致します。

サコッシュとは

日本ではサコッシュというと「斜め掛けの薄型バッグ」というイメージが定着していますよね。
そもそもサコッシュとは、フランス語で「袋」という意味です。元々は自転車競技で、ドリンクや補給食を入れるバッグとして使われていましたが、軽くて小さい上に使い勝手が便利なことから、多くのアウトドアメーカーやファッションブランドが独自にサコッシュを作るようになりました。

今ではファッション性の高いサコッシュが数多く販売されており、オシャレのためのアイテムとして街中で使う人が増えているだけでなく、自転車などのスポーツやキャンプ場でもよく見かけるアイテムの一つとなっています。

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サコッシュがアウトドアに人気の理由

今や街中でもサコッシュを肩から掛けている人が多いように、アウトドアの現場でも使っている人をよく見かけます。これだけ人気を集めるサコッシュの魅力とは、一体どこにあるのでしょうか。

サコッシュはアウトドアファッションに合う

80〜90年代の個性は的なファッションが再燃している昨今、カジュアルダウンさせやすくラフな雰囲気のあるサコッシュは、シンプルなファッションによく映えるアイテムです。

シルエットや素材、柄など色々なサコッシュがあるので、自分にあったものが見つかりやすく、手軽に適度なヌケ感を出せるアイテムとしても人気を集めています。

アウトドアでは、ファッションも動きやすくラフなものになりますよね。サコッシュはそんなファッションにも合いやすいので、アウトドアでも馴染みやすいアイテムと言えるでしょう。

荷物が減って手が空く

斜め掛けで財布やスマホ、鍵などの貴重品などを入れておけるので、両手が空いて作業がしやすくやります。
ポケットに全て入れていたら膨らんで邪魔になるし、かと言って大きなリュックを背負って作業も煩わしいですよね。サコッシュならコンパクトで邪魔にならず、収納スペースもある程度あるので、手元に持っておきたい最低限の荷物を入れておけます。自転車はもちろん、キャンプでのテント設営や火起こしなどもやりやすくなります。

いつでも誰でも使える

デザインや素材が豊富でどんなファッションにも合わせやすいのもサコッシュの魅力です。冬でも夏でも季節を問わず使えますし、男性、女性共に使っている人が多いのはサコッシュの特徴と言えるでしょう。

また、値段もリーズナブルなものが多いので、汚しやすいアウトドアの場でも気兼ねなく使えます。
年齢も性別も気にする必要がなく通年を通して使えるサコッシュは、1つ持っておくとアウトドアに限らず様々な場面で活用できるのでとても便利なアイテムです。

完全防水と防水・撥水の違いは?

アウトドアでは防水かどうかがとても重要になります。それは野外での活動が多くなるアウトドアで、急な雨に対応するためです。その為アウトドア用品には防水機能が付いているものが多いですよね。

しかし、一言で防水と言っても製品の説明にかかれている表記は違っています。「撥水」・「防水」・「完全防水」の違いを理解して自分の欲しい防水機能を手に入れましょう。

撥水とは

「撥」とは「はじく」・「はねる」という意味です。つまり撥水とは「水をはじく」という事で、繊維や布地などの生地にコーティングをして水をはじくようにするのが撥水加工です。

雨が降っていても水滴となって弾いてくれるので、内部に染みることはありませんが、大雨や水の中に入れば、さすがに染み込んできます。

また、使用していると次第にコーティングが取れてきて水をはじく力が弱まってくるのが欠点です。メリットとしては価格が安価でデザイン性に拘ったものにも対応できる点があります。

防水とは

防水は撥水と違い、「水の侵入を防ぐ」という事です。つまり内側まで水が入ってこないという事ですね。
製品によって違いはありますが、外側の生地と内側の生地の間に、防水フィルムが入っており、一見すると濡れているように見えても、中まで水が入ってこない構造になっています。

縫い目などからの水の侵入を完全に防げる訳ではないので、防水の製品には時間などの制限が記載されていることもあります。また、使用されているフィルムによって価格が変動します。

完全防水とは

文字通り「完全に水の侵入を防ぐ」構造になっています。普通の防水と違い、縫い目などからの水の侵入も防げるようになっています。

これも製品によって作りは様々ですが、縫い目をなくすことで、防水性を高めているものや、製品全体を防水フィルムで覆っているものなどがあります。通常の防水よりも手の込んだ作りになっているため、価格も高めの製品が多いです。

「防水」と「完全防水」の境目は?

水を通さない素材を使っていても縫い目などからの侵入を防ぐのは難しいようです。では、「防水」と「完全防水」の明確な境目はあるのでしょうか。答えは「あります。」

IEC(国際電気標準会議)の定める防塵・防水規格を「IP」と表記します。このIPの次に続く二けたの文字のうち、左側が防塵(0〜6)、右側が防水(0〜8)の規格です。

防水規格の2までは防滴、3からが防水となります。そしてIP3〜4が普通の防水、一般的には生活防水とも言います。そしてIP5以上になると完全防水となります。ちなみにIP5の保護程度は、「噴流水に対して保護されている」という事です。普通に生活していればまず問題のないレベルですね。

完全防水の中でもIP5〜8まであるので、防水能力に差はあるということですね。しかし、IP5の完全防水をクリアしていればよほどの使い方をしなければ水の侵入を防ぐには十分でしょう。

防水製品を買う時は、これらの数値を参考にしてみましょう。ちなみに「JIS」と表記されていることもあります。これも防水規格の数値を表しているのですが、「JIS」と「IP」の数値はほぼ同等と考えて問題ありません。

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おすすめ完全防水サコッシュ

撥水・防水も十分優れた性能ですが、街中とは違い、過酷な環境下で使うことになるアウトドアではやはり完全防水の方が安心出来るという人も多いでしょう。
ここからはそんな人のためにアウトドアで人気の完全防水サコッシュをご紹介致します。

F/CE.(エフシーイー)NO SEAM TRAVEL SACOCHE

生地にはナイロンの7倍もの強度を持つコーデュラナイロンを使用し、それを専用の機械によって超音波で張り合わせる事でまったく縫製のない作りになっている、完全防水のサコッシュです。

注目したいのは何といっても「無縫製」という点。特殊な機械で二枚重ねた生地に圧力をかけ、さらに電磁波を流すことによって化学反応を起こし、縫い目のない無縫製を成功させました。

接合部がないこちらのサコッシュは、耐久性の高いコーデュラナイロンを使っていることもあり、完全防水に加え強い耐久性も併せ持っているので、突然の雨に耐えられるのはもちろん、川遊びで水の中に入っても大丈夫なタフさを持っています。どんなシーンにも耐えられるこちらのサコッシュは、アウトドアのアイテムとしておススメです。

さらに、防水性のスマホを収納できるインナーケースが付属で付いているので、併せてく使う事で防水性能はさらにアップ。
そして機能性だけでなくデザイン性も魅力の一つ。ハイスペックなアクティブギアからインスピレーションを受けてデザインされているので、アウトドアだけでなく、街中での普段使いとしてもオシャレが際立ちます。

サイズ:縦12cm×横20cm×マチ3cm
最大容量:1L

【4-S-L】Four Seasons Life(Kotankar)

高周波により生地を圧着する「高周波ウェルダーシームレス加工」で本格的な防水性を実現したサコッシュです。縫製によるミシンの穴からの浸水がない無製法加工なので、普通のサコッシュでは実現できない防水性能となっています。

さらに素材は、軽量で防水性・耐久性に優れているTPU生地を使用。水はじきや泥汚れもサッとふき取るだけで落とせる素材で、厳しい環境に適していると言われているTPU生地はアウトドアにうってつけと言えるでしょう。

また、防水バッグで浸水することが多いのがファスナーですが、こちらも全て止水ファスナーとなっているので安心です。
そして90cm~144cmまで長さ調整が可能なショルダーベルトは取り外し可能なので、様々なバリエーションの使い方が出来ます。

オシャレなデザインで防水性が高い上に、軽量かつ使いやすいこちらのサコッシュなら、普段使いはもちろん、アウトドアにもおすすめです。

サイズ:縦23cm×横33.5cm×マチ6cm
最大容量:3L

ZEROGRAM(ゼログラム)Thru Hiker Storm Cross Bag

無縫製TPUで作られた、完全防水の軽量サコッシュです。本体重量はわずか64g。軽くてコンパクトながらも長財布も入る十分なサイズに細部まで使いやすさを追求されています。その1つがサイドにある透明PVC。クリアに見えるのでポケットに地図を入れたまま見られる他、スマホのタッチ操作も透明PVC越しに出来ます。

ストラップには丈夫なダイマーニを使用し、肩に当たる部分にはソフトパッド付いているので、長時間肩に掛けても痛くなりません。デザインは男性でも女性でも使えるオールマイティなものとなっているので、初めてサコッシュを買う人におすすめのデザインです。

サイズ:縦18.5cm×横26.5cm
重量:64g

snow peak(スノーピーク)TPUサコッシュ

アウトドアメーカーとしてお馴染みのスノーピークからもTPU素材で作られたサコッシュが出ています。
TPUとは、「熱可塑性ポリウレタン」というプラスチックの一種です。弾力性がありながら柔らかい、そして衝撃を吸収してくれるので、ある程度の衝撃にも耐えられます。

完全防水と耐久性を兼ね揃えたこちらのサコッシュはシックでどんなファッションにも合わせやすいデザインになっています。街中でのオシャレなアイテムとしてはもちろん、アウトドアでも活躍できるサコッシュです。

サイズ:縦26cm×横18cm
重量:120g

まとめ

軽くてコンパクトなサコッシュは肩から掛けていても邪魔にならないので、普段使いにはもちろんアウトドアでも活躍してくれるアイテムです。

しかし、大自然の中で使うアイテムは邪魔にならないだけでは十分と言えません。突然の雨や川辺などでの水遊びも考えると、やはり防水性能はなくてはならないですよね。

アウトドアを目的としてサコッシュを探している人は、「撥水」、「防水」、「完全防水」の違いを理解して、自分の求める防水性能を持ったサコッシュを見つけて下さい。

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