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スノーピーク(snow peak) ソロセット焚のレビュー!炊飯方法も解説!

日本を代表するアウトドアブランド「スノーピーク」。シンプルで洗練されたデザインは多くの人から愛されています。スノーピークの人気クッカー「ソロセット焚」はなぜ多くの人から支持されているのでしょうか。

snow peak(スノーピーク)のソロセット焚とは

スノーピークのソロセット焚はその名の通り、一人使いにぴったりなクッカーセットです。ごはんを美味しく炊くことができるため、焚(たく)という名前がついたそうです。ごはんを焚くだけではなく、様々な料理に対応することができるソロセット焚の魅力をご紹介します。

snow peak(スノーピーク)のソロセット焚の新型と旧型はここが違う!

ソロセット焚には現在発売されている新型と旧型が存在します。メーカーは生産終了になってますが、一部ネットでは旧型も販売されているのだとか。旧型からどんな改良がされているのか、二つの違いを見ていきましょう。

新型と旧型の違い①サイズ

全体的な大きさはそこまで変わりませんが、一番気になるのがカップの大きさでしょう。
旧型は330mlの容量に対し新型は540mlと容量が格段に増えました。
カップ単体での活用の幅が広がりましたね。
ポットも旧型が830mlに対し新型が880mlと大きくなっているため、全体の重量も250gから270gに増えています。20gなのでそこまで気にならないでしょう。

新型と旧型の違い②蓋

旧型の蓋にはついていなかったシリコン製のつまみが新型にプラスされました。これで火にかけた際も安心です。また、旧型の蓋はカップとサイズが合いませんでしたが、新型はカップにも使用できるようになりました。

新型と旧型の違い③スタッキング

ソロセット焚はもともとスタッキングに優れたクッカーセットです。ポットとカップがぴったり収納できるだけではなく、ポットの中に110缶のガス缶が二つ収納できます。新型のカップには110缶がひとつ収納できます。公式で新型ではさらにショートスクー(フォーク)も一緒にスタッキング可能になりました。

スタッキング例
私のソロセット焚のスタッキングは、450のスノーピークマグカップを入れ、トランギアのアルコールバーナーをスタッキングしてます。
軽量なソロセット焚には、軽量なアルコールストーブが相性がいいです。

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新型と旧型の違い④取っ手

旧型に比べて新型のポットの取っ手が小さくなりました。形も変わったため、人によっては持ちづらいと感じるかもしれません。旧型も新型も共通して言えるのは、取っ手にシリコンがついていないため、火にかけた際は取っ手が熱くなります。手袋やタオルを使うなどして火傷に注意しましょう。

好みは分かれるかもしれませんが、旧型からいくつかの改善がされており、使い勝手が良くなっています。次に、現在発売されている新型の素材に注目してみましょう。

snow peak(スノーピーク)の新型ソロセット焚のアルミとチタンの違い

アルミ素材のソロセット焚には、同じ形状のソロセットチタンが存在します。アルミとチタンを比較してみましょう。

アルミ チタン
重量 243g
(本体のみ)
181g
(本体のみ)
収納サイズ φ111×138mm φ110×133mm
容量 ポット/880ml
カップ/540ml
ポット/880ml
カップ/540ml
材料 アルミニウム合金 チタニウム

アルミとチタンの違い

  • アルミ・・・軽量で熱伝導性に優れている。加工性が良い。
  • チタン・・・軽量で強度。熱伝導率が低い。高価。
  • どちらも軽量であるという点は一緒ですが、チタンのほうがアルミよりもさらに軽量です。
    もう一つアルミとチタンの大きな違いは熱伝導性でしょう。
    アルミは熱伝導性に優れており、ムラなく熱を伝えることができるのでごはんを炊いたり、料理をするのに最適です。
    一方チタンは熱伝導性が低く、ムラになりやすいと言われています。

    ソロセット焚はチタンとアルミどっちがおすすめ?

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    スノーピークのソロセット焚はご飯を美味しく炊くことができるというのがコンセプト。
    そのため、使う用途にもよりますが、ソロセットチタンよりもアルミ製のソロセット焚の方が使い勝手がいいと言えるでしょう。

    また、アルミ製のソロセット焚はクッカー内壁に耐摩耗性が高まるアルマイト加工を施しており、耐久性も高くなっています。

    snow peak(スノーピーク)のソロセット焚(アルミ)の炊飯の仕方

    炊飯に特化したクッカー、ソロセット焚を使用した炊飯の仕方をご紹介します。
    メーカーでは、ポットで炊飯を推奨してますが、使ってきた感想ではポットで炊飯する深さがあり、ご飯を食べづらいです。
    ソロで1合炊飯なら、カップで炊飯することをおすすめします。

    米を浸水する

    夏場で30分、冬場で1時間を目安に浸水させます。
    そんなに待てないという方は、前日に洗い、浸水させたものをジップロックで持ってきてもOK!
    水分量は、350ccのラインでベストです。

    炊飯開始

    アルコールストーブを使い炊飯します。
    火力がシングルバーナーより弱いので、初めての炊飯や初心者の方は、焦げ付きにくいアルコールストーで炊飯するのがおすすめです。

    沸騰したらかき混ぜる

    沸騰したら、むらができないよう、混ぜて蓋をします。
    蓋をする際に、重しを乗せて、蓋が持ち上がらないようにしましょう。
    時間は5分~6分

    炊飯できたら火から降ろす

    炊き上がり目安として、グツグツとした音からチリチリとした音に変わる点や、水蒸気の出方が変わってきます。
    時間は火をつけてから11分程度

    蒸らす

    100均などの保冷バックに入れ、蒸らす
    時間は10分程度

    完成

    失敗しないコツは

    ・米をしっかり浸水させる
    ・沸騰したらまぜる
    ・炊飯時間は約11分
    ・10分蒸らす

    以上4点を守れば、大幅な失敗はありません

    snow peak(スノーピーク)のソロセット焚のおすすめレシピ

    手の込んだ美味しい料理もいいですが、少しでも軽いクッカーを選び、登山の荷物を減らしたのに、食材で重くしたら本末転倒です。
    なのでソロセット焚のおすすめレシピは、カップでご飯を炊き、ポットでできる簡単な料理がおすすめです。
    ご飯を蒸らしている時間に、ポットでラーメンやカレーのレトルト温めるそんな簡単な、でも美味しいレシピがおすすめです。

    snow peak(スノーピーク)のソロセット焚(アルミ)は初めてのクッカー候補に

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    クッカーが欲しいけど迷っているあなた。
    ポットでごはんを炊いてカップでおかずを作る…など様々な楽しみ方ができ、軽くてスタッキングもばっちり。
    ソロセット焚(アルミ)を検討してみてはいかがでしょうか。